2017GW南米詰め込み旅3　オリャンタイタンボ～チンチェーロ、クスコ近郊遺跡巡り

2017/04/29 - 2017/04/29

2017年GWのペルー（クスコ・マチュピチュ・ナスカ）とイースター島の旅行記です。
過去最大に長いかもしれない休みを取って行ってきました。計画はかなり念入りに。いつものように旅程を詰め込んだけどほぼ計画通りに行って、大満足の旅となりました。
4/26 成田⇒メキシコシティ⇒リマ⇨クスコ
4/27　クスコ⇒オリャンタイタンボ
4/28　マチュピチュ
4/29　オリャンタイタンボ⇒クスコ★今ココ
4/30　クスコ⇒サンチャゴ
5/1　サンチャゴ⇒イースター島
5/2　イースター島
5/3　イースター島
5/4 　イースター島⇒リマ⇒ナスカ
5/5　ナスカ
5/6　ナスカ⇒リマ⇒メキシコシティ⇒成田

エリア クスコ(ペルー)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 高速・路線バス 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

昨日マチュピチュを堪能したので、今日はクスコに戻ります。

クスコからマチュピチュに行くまでの道、観光しつつ来たように戻る道も同じく観光しつつ戻ります。効率よく観光がモットーなんで！

聖なる谷を見つつ帰り、クスコに戻ってからはクスコ近郊の遺跡巡りをしようという魂胆です。予定、パンパンです。

まずオリャンタインタンボの宿から歩いて朝イチのオリャンタイタンボ遺跡に
来てみました~　まだ誰もいませんねー。

朝もやに煙ってるオリャンタイタンボ遺跡。
全景を収めるには巨大すぎる。山の斜面にそって遺跡があるのと、地上にも遺跡が広がってるから隅々まで見てると結構時間が掛かる。

ここはささっと一通り見ていきましょう~

オリャンタイ タンボ遺跡 史跡・遺跡

こういう階段が左、中央、右に確か3つあって、左を登って、遺跡をたどりつつ一番右まで移動し、右側の階段を下りてくるようになってる。

そろそろこの程度の階段は慣れてきた。一気に登る！

カミソリの刃も通さないインカの技術がここにも。

一つ一つの石が巨大。でっぱりは何だったかな。。解説してくれている案内板とかが全くないのでよくわからん。。

数少ない案内板。

オリャンタイタンボのみどころ、「太陽の神殿」。
階段上り切ったところの割とすぐにある。

こんなの、昨日マチュピチュで見たような・・？
綺麗に石が積まれているのは、ここくらいかな。

あと、順路に沿って歩いて行くと、いろいろ横道とか小部屋みたいなのがあって何があるのか探検気分で見て回った。

そしたら、順路から外れたみたいで、間違って真ん中の階段を一旦下に降りてしまった。。

降りたところにはリャマだかアルパカだかが数匹いて。
赤ちゃんがめっちゃ可愛かった。
何だろねこの愛らしさ。

さて一旦降りてしまった真ん中の階段をもう一度上がって、山の斜面を右側に歩きます。突き当りに見張り小屋みたいのが見えるからそれを目印に。

見張り小屋の中。なんてことない感じ。
カップルの邪魔っぽかったんで早々に退散。

一番右の階段を下りて、今度は地上部分を見て回る。
主に用水路？噴水の跡のようなものがあって今でもちょろちょろ水が
流れてる。

敷地には馬とか放し飼いにされてて、結構な動物王国になっている。
田舎風景と相まってのどかでいいですなー。

帰り際、リャマのお尻の可愛さの胸キュン。。
このモフモフは・・触りたいっ。
触ったら蹴られるんだろうな。

一時間程度の観光を終え、出口を出ると広場にはみやげもの店がオープンしてました。観光地っぽい。

ホテルに戻ってきて、ご飯を食べます。
ここの宿一泊10ドルの割にはきちんとした朝食ですね。
フレッシュジュースと、ちゃんと焼いてくれるタマゴ料理がいい仕事してました。

ここの宿のオーナーカップルのめちゃ美人のお姉さんに、チンチェーロまでバスで戻る方法を聞いてみると、広場の南東の角っこで待つということだった。
そのすぐ隣にはバスターミナルがあるけど、そこからのバスはみんなウルバンバ経由らしい。

ホテルチェックアウトして、お姉さんの言う通りの場所でバスを待ってみる。
何台かコレクティーボっぽいのが来て、隣のバスターミナルに入っていた。
そこにいたコレクティーボに聞くとやっぱりウルバンバ行き。

元いた場所に戻ってゆっくり走ってた一台を止め、チェンチーロ？と聞くとシー。さっそく乗り込む。そのとき勢いよくドアを開けたらドアノブが取れた（笑
しばらくドアノブを手にしたまま助手席に座ってた。

ついでにバスターミナルのところにあった市場で見たことのないフルーツ買ってみた。これ、後で食べたらメロンみたいで激うまでしたよ。
値段は忘れたけど2個で30円くらい？

バスの中からの風景。ウルバンバの峡谷を来た道とは違う道を走る。

チンチェーロに着いた。
坂の入り口みたいなところで下ろされた。

ここをえっちらおっちら登って、遺跡までたどり着く。まあ5分程度。

チンチェーロ村 散歩・街歩き

教会前の広場。

土産物売りのお姉さんたち、やる気ない。
全然売りつけてこない。てか店番してる人がほとんどいなくて
マットに品物だけが置いてある状態のところばかり。昼ご飯にでも
行ってるのだろか。

土台部分のみ当時のままになっているという教会。

中にも入れる。どんなだったかあまり覚えてません。。

教会を取り巻くのは緑の段々畑。

ここチンチェーロ以外でも、ピサックでも、マチュピチュでも見ましたが、
ここは綺麗に手入れされてるかんじでした。空気が清々しくて気持ちいい！

放置される土産物たち（笑

さーてこのくらいにして帰りましょうかねー。見学時間30分もなかったなー。

私はピサックの街の方が好き。ここの町は観光客向けのカフェも安宿もないし、かなり寂しい感じ。でもこういうほんとにローカルな雰囲気のところが好きな人は、こちらのほうが気に入るんじゃないかな。

んで、さっきコレクティーボを降りたところで待ってると、茶色いセダンタイプの車がいて、コレクティーボだから乗りな、と。今までバンタイプのしか乗ってこなかったからほんとか？と思って少しバンタイプが来るのを待ってみた。でも来ない。
仕方ないんでこの車に乗り込む。近くにいた若いお兄ちゃんも乗ってきた。

まあれっきとしたコレクティーボらしい。途中で何人か乗ってきて後部座席（2列）に5人乗って狭い。これがほんとのローカルコレクティーボかも。今まで乗ってきたバンタイプが快適すぎたのかな。

バスはクスコの意味不明な場所に着いた。
下調べしていた所とは違ったようだ。

目の前でフルーツ売ってたのでオレンジみたいのを2種類買ってみた。
ペルーのフルーツはとにかくうまいので、新鮮なフルーツ売ってるのを見ると買わずにはいられなくなってた。

人にアルマス広場はどっち？聞きながら結局20分くらい歩いて、見覚えのある場所に着いた。そこから歩いて5分ほどの場所にある今日のお宿に着いた。

Hotel Teatro Inkaってとこ。

場所もいいし、ホテルの雰囲気もよく、ここはおすすめです。
Expediaで割引してて一泊20ドル。

ホテルチェックインで前払いした、してないというやり取りはあったけど
結局その場で銀行口座調べたら前払いしてなかったようなので、お支払いして無問題。

朝食はついてないけど、ペルーのフルーツ食べてたら幸せだし、
買いためたフルーツ食べないとなんでちょうどいい。

これからはさっそくクスコ近郊の遺跡巡りにチャレーンジ。
あと、周遊チケットには３つの博物館・美術館が含まれているけどこれらは日曜日がお休み。

今日は土曜なので今日中にすべてみなくてはならぬ。
これから博物館系と、遺跡4つをめぐってきます！

博物館系は、以下2つを巡ります。

コリカンチャ博物館 (Museo de Sitio del Qoricancha）
市立現代美術館 (Museo Municipal de Arte Contemporáneo)
地方歴史博物館 (Museo Histórico Regiona

まずは、地方歴史博物館。インカの遺跡の発掘物など多数展示あり。
この魚の置物？がお気に入り。

つぎにコリカンチャ博物館。

ここは半地下になっていて、入り口がひじょーにわかりづらい。
行ったり来たりしてもわからず、お店の人に聞いてようやく分かった。
見た目も博物館ぽくないし。

コリカンチャ博物館 博物館・美術館・ギャラリー

小学校の理科実験室を思い出すような、古臭い感じ。英語の説明も余りなく。
コリカンチャとは関係ないような展示物が多かったかも。
このようになぜかミイラたちがフィーチャーされてた。

この博物館から階段を上っていくと、コリカンチャの庭に出られる。誰も外にいなくて、どこまで行っていいもんなのかよくわからず、少しウロチョロして退散。

小雨降ってきたぁ~。それでは近郊遺跡巡りに入ります。

チケットで入れる4つの遺跡に以下の順番で入ります。

タンボマチャイ (Tambomachay)
プカ・プカラ (Puca Pucara)
ケンコー (Qenqo)
サクサイワマン (Sacsayhuaman)

まずはピサックに行ったときに向かったバス乗り場に向かう。
ピサック～ピサック～言ってるバスがいたので、また乗せてもらう。
すでに満席だったけど、おっちゃんが席譲ってくれた。やさしい。

15分くらいでタンボマチャイの入り口に着いた。

ここで流れている水はどこから来ているのわからないのだという。
調べればわかりそうな気もするんだけど。

早々に切り上げて、次。
ここの出口から歩いて5分のプカラ・プカラへ。

タンボマチャイ 史跡・遺跡

ここは遺跡が高台というか、開けたところにあって眺め抜群。遺跡の中よりも、遺跡の上から遠景を眺めるのがよかった。虹も出てて。ほかの人たちも遺跡そっちのけで虹を眺めてる人ばかり。
まあ２、３人しかいないんだけど。

で、近くを走っているHuertoバス（頻発してます）に乗ってクスコ方面へ。
サクサイワマン の看板を通り過ぎたので、一瞬焦ったけど、位置関係は
一旦行き過ぎて戻る感じになるのでこれでいいらしい、ケンコーで下ろしてもらう。

プカ プカラ 史跡・遺跡

遺跡を見てみましょうかね。
ちょっとカッパドキアチックな遺跡には小部屋がいくつか。

ケンコー モニュメント・記念碑

これは、、玉座？テーブル？なんだろう。

ここの遺跡は、ボコボコとした特異な外観が外から見れるのよね。
ここを出て、歩いて15分くらいでメインのサクサイワマン 遺跡がある。
まあ、迷うことはないかな。

その途中で、似たような外観のミニ・ケンコーがあって、こっちは無料で見られる。

サクサイワマンに着いた！
他の3つの遺跡とは違い、観光客だらけ。
遺跡の規模も全然違う。

日本人ツアー客おおし！ここに来て今がGWであることを実感。

サクサイワマン 史跡・遺跡

これはすごい迫力。
一つ一つの石もでかいし、これらを人の手で積み上げたとは。

敷地も広くて、ひとしきり巨岩を見て回っても
展望台とかあるので結構時間かかります。

奥に行ってすぐ見られる展望台がこちら。

ここを下ってさらに行くと、違う展望台がある。

こっちのが遮るものが無くていい眺め。

ここの展望台にはこの十字架がこさえてある。

クスコの町中から見上げると、この十字架と、サン・クリストバルの像が並んで見えます。これ、サクサイワマンの敷地内だったんですね。

すぐ隣にはサンクリストバルの像が。
もうこっちの展望台を見たので、あちらには行かなくてもいいかな。。

さーて見学も終わり、石畳の道を歩いてクスコへ戻ろう。

リャマ連れて営業してるおばちゃんたちの後姿をパチリ。

この石畳を一気に下ればクスコ市街！

・・と思ったが。

やっぱりこちらも登って見ちゃいました、サン・クリストバルの丘。
だって、、制覇したかったんですぅ。

ま、さっきの十字架の展望台と眺めは変わんない。

石畳は10分くらいかな。結構急でゴツゴツしてるんで足元気を付けて歩きます。赤ちゃんを抱っこしながら歩いているツーリストがいたが、相当危なっかしい感じでした。

石畳を抜けるとこのような急斜面に出た。
これを反対側からは歩きたくないもんですね。

途中でトウモロコシ買ってズンズン中心地まで。
眺めもいいし、サクサイワマンからのこの道はおすすめ。

えーと残りの博物館を見ないと。(もう義務になってますがな・・）
市立現代美術館。なんかイベントやってる。

まあなんだかよくわかりませんが、博物館系制覇（笑

これで、４つの聖なる谷の遺跡、４つのクスコ近郊遺跡、３つの美術館・博物館を見て回りました。お疲れさまでした～

これが周遊チケットの使用結果。
パンチが開いてる11か所を制覇、開いてない3つは、以下。

インカ皇帝パチャクテクの像 (Monumento Pachaquteq)
ティポン (Tipon)
ピキリャクタ (Pikillacta)

これらは後一日あれば行けただろうけど、そこまでして行くもんでも
無かろうとおもいますね。だいたい同じように見えてたし。

楽なツアーもあるけど、これらを使うとクスコに一旦戻らないといけない。時間に制約があるなか効率的に見るなら、マチュピチュ（オリャンタイタンボ）の往復の道すがらに観光するのがおすすめ。

明日来ようと思っていたサンペドロ市場。時間あったので来てみた。この時間帯、もう一般のお店はクローズ、食事処のみオープンしてた。

サンペドロ市場 市場

ウロウロしてると、白人のツーリストっぽい人が美味しそうなもの食べてる所を発見。店のお姉さんと目があい、後ろから指差してこれと同じものを、のジェスチャーで注文。

各屋台の前に椅子がならんでて、人気あるところとないところが一目瞭然。最初の客が来ると人が集まりだすようだった。おばちゃんたちは売り込みに必死。私が入ったところは、2列とも座ってる人がいてこのときは盛況だった。

ここで全部食べる気もしなく、宿に帰ってゆっくりと食べようと思ってお持ち帰りにしてもらった。こんな感じ。

後から調べると、これはキューバンライスというものだったらしい。それにトッピングでアボカド。全部で8ソルだったかな。超ズッシリ。味は美味しかった。ご飯に味が付いてて、揚げた麺みたいのがミックスされてる。これはペルーのお店の標準的ライスのようですね。

それにしてもこれはすごいカロリーだと思う・・
もちろん全部は食べれず。

んでオリャンタイタンボの道端のおばちゃんから買ったこの不思議フルーツ、ウマ～！殻を割るとふわふわタオルみたい生地が現れて、それを破るとパッションフルーツみたいな種混じりの果肉が出て来る。種も食べられる。

パッションフルーツみたいに酸味が強くなく、マイルド。これ、もっと買っておけば良かった。

夜のアルマス広場、街灯が石造りの建物に映えて雰囲気よし！
観光客も多かったし、危険な感じもしなかった。

アルマス広場 (クスコ) 広場・公園

マック。回りの雰囲気に合わせてあって格調高く見える。　

それでは忙しかった一日はこのへんで。
お疲れ様でした～。

次の旅行記：
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