2017/05/04 - 2017/05/04
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薔薇の咲く庭さん
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戦いの北ドイツ、芸術の南ドイツ」とラジオのドイツ語講座で紹介されていたのを聞き、南ドイツに興味をもちました。4年前に北ドイツを旅行し、戦争の爪痕を残したままの教会を見て絶句した記憶が残っていたからです。ロマンチック街道は10年ほど前にツアーで来ています。これが3回目のドイツ。
今回の南ドイツ旅行のスケジュール
第一日 ケルン ボン
第二日 ヴェルツブルク
第三日 バンベルグ クルムバッハ
第四日 ニュルンベルグ レーゲンスブルク
第五日 ミュンヘン(コブレンツ)
かなり濃密なスケジュールですが、時間が取れないためこのような予定になりました。
この旅行記は第二目のヴェルツブルクの総集編の旅行記です。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- グルメ
- 4.0
- 交通
- 3.0
- 同行者
- 家族旅行
- 交通手段
- 高速・路線バス タクシー 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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南ドイツ旅行3日目。まずは朝食を食べて。フルーツ中心の食事です。フランクフルト中央駅のすぐ近くのホテル。
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出発予定時刻まで少し時間があるので、ユーロの中央銀行とヨーロッパ中央銀行を見に行くことにしました。よくテレビで見る建物なので一度は本物を見ておこうと思いました。
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すぐ近くでしたが、トラムに乗ることにしました。トラムの路線はたくさんあります。さすがフランクフルト。大きな都市です。
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うーん、見たことがある!ユーロの台所。
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ヨーロッパ中央銀行です。人の出入りが少なく、質素な感じを受けました。
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ホテルに戻り、チエックアウトをして、
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ICEに乗りました。空いていますが、かなりの席は予約が入っています。座席の上に文字が入っている席は予約されていて座れません。
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ヴェルツブルクに着いて、プラットホーム下の通路を歩いていくと左手にありました。スーツケースが入る大きさのロッカーです。4トラベルの旅行記を書かれた方に感謝しました。書かれていた通りの大きさのロッカーです。すっぽり荷物が入りました。旅行前に調べておくと苦労をせずに済みます。100Lは大丈夫だと思います。
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ヴェルツブルク中央駅の正面です。すぐ近くまで葡萄畑が広がっています。
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最初の目的地のマリエンブルク要塞は駅からは見えませんでした。トラムで近くまで行くことは出来ますが、急坂を上るのは避けたいので、タクシーで行くことにしていました。
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シュレンベルク門です。要塞の中にありますが、ここから城が始まる感じはします。
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深さ104mある井戸です。使われているようには見えません。隣のマリエン教会は工事中でした。
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2階にある領主館博物館に入ることにしました。自由に見学することが出来ました。
ツアーがありましたが、ドイツ語で時間が合わないので個人で見ることにしました。 -
中の部屋の一つです。豪華ではありません。司教が住んでいたのでもっともだと思います。
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窓側は木製のアーチがあってお洒落です。
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ガラスケースの中に装飾品が飾られていました。
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1945年にヴァンベルクは空爆を受けています。その時の街の様子を再現したミニチュアがありました。要塞は空爆する必要がなかったのでしょう。空爆を受けていません。
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歴代の領主の肖像画が並べて壁に掛けてありました。
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ステキな家具が展示してありました。これはその一部です。
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飾り棚でしょう。なかなか凝っています。
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戦時中の写真が展示されていました。たくさんの書物や衣類等が広場で燃やされるのかと思います。ユダヤ人への迫害かと思います。
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外には領主の庭園がありました。しかし、何も植えてないので閑散としています。
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この庭園からの眺めは素晴らしいです。すぐ手元の所までブドウ畑が広がっています。さすがフランケンワインで有名なヴェルツブルクです。眼下の川はマイン川。静かな流れです。
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街が見渡せます。
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大聖堂が見えます。
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ずっと向こうまで、見渡せます。
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次にマインフランケン博物館に行きました。かって武器庫として使われていたそうです。
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さすが中は広いです。
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進んでいくと、ありました。「リーメンシュナイダーコーナー」ここを見るのを楽しみにしていました。
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代表作のアダムと
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イブ。ここに本物があります。レプリカはマリエンカペレにあります。
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悲しみのマリアだと思います。
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同じく悲しみのマリア
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この像を見た時、マリアさまの眼光があまりにも鋭く私の目に刺さってきて、まるで生きているかのように見えました。さすがリーメンシュナイダー。巨匠です。
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生きているみたい?動き出しそう。
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ノイトーア門と思われます。ここを出てすぐ右側に下に降りる道があったのですが、
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その道を下りずに、道路沿いに下ったのが大きなミス。アルテマイン橋へ行く方向を見失いました。丘の上からはすぐ近くに見えますが、かなりの距離。
犬を連れた散歩中のおじさんはこの道路を下りていくとアルテマインに出ると教えてくれましたが、 -
なかなか出ません。ここはビール工場。
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聞ける人もいなく、歩いてくるのはツアーの観光客で聞いても無理です。
日本で見た旅行記では「とても分かり難い」と書いてありましたので、グーグルマップで最短の道を調べておきました。しかし、印刷して持って来なかっために、分からずマイン川までたどり着けないのです。 -
結局1時間ほどあっちへ行ったり戻ったりして、やっとアルテマイン橋へたどり着きました。今日一日分のエネルギーをここで使い果たした感じがしました。今回の旅の一番の失策です。
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アルテマイン橋の上にある聖キリアン(ヴェルツブルクの守護聖人)の像です。丘の上にマリエンブルク要塞が見えます。眼下に見えたのにここまでの遠いこと・・・
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全部で12体ありました。石橋で真ん中は自転車が通れます。
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先の方に大聖堂が見えてきました。別名キリアン大聖堂ともいわれるようです。
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橋のすぐ脇には市庁舎がありました。工事中です。工事中が多いこと・・・。
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しかし、市庁舎地下のレストラン、ラースケラーはやっていました。やれやれやっとお昼にありつけそう・・・。
アルテ・マインミューレという水車小屋を改造したレストランもありましたが、お腹が空いていたので、とりあえず見えるここで。 -
某旅行案内書に紹介されているレストランです。
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珍しいメニューがありました。ワインクリームスープです。
味の方はワインの香りが少しするスープでした。アルコールは入っていません。 -
鶏肉のメイン。
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サラダがついてきました。
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空腹が満たされたところで、マルクト広場のマリエンカペレへ。赤と白という奇抜な色の教会です。
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うーん。近づいて見てもその奇抜さは変わらない。
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入り口かと思って写真を撮りました。
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どう見てもそう思えたので。
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しかし、ここは入り口ではなく、右に回るとリーメンシュナイダーのレプリカがある入り口に出ました。
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大聖堂に向かって歩いていると、ノイミュンスター教会のファサードに出ました。
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通り過ぎて、やっと大聖堂につきました。横の建物と教会が続いている面白い構造です。
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中はいたって普通の教会ですが、
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祭壇に向かって左側、前から4番目の柱にシェーレンベルク大司教の墓碑がありました。
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これはリーメンシュナイダーが作った傑作です。迫力がありました。
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教会を出て、
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レジデンツに向かいました。大きな通りの向こうに見えてきました。
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ドイツ・バロック時代の代表的な建物だそうで、大司教の宮殿として建てられています。13世紀にはマリエンブルク要塞に住んでいましたが、戦乱の世が収まって18世紀に情勢が安定したので、町の中に造ったそうです。
正面にあるフランコニアの泉です。 -
女神フランコニアの下で彫刻をしているのは、そう、リーメンシュナイダーです。
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若いころの像でしょうか。凛々しい青年です。
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この後、レジデンスに入りますが、撮影禁止でした。
世界で一番大きいフラスコ画のある階段の間、壁面と天井に漆喰飾りがされている白一色の白の間、毎年春夏にモーツアルト音楽祭が催される豪華絢爛の皇帝の間がありました。 -
写真撮影が出来たのはホーフ教会だけ。記録が残らなくてとても残念です。訪れた人は皆さんそう思われることでしょう。紹介もできません。
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教会は赤、紫、灰色の大理石、そして金細工で飾られて柱など、ここも豪華絢爛でした。
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正面の2階に見えた像です。白の大理石でしょう。
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庭に出てみると建物は損傷がなかったことが分かりました。建物の中は3つの間を残して、空爆を受けて破壊されていました。修復中でした。
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3つの間は幸運に残ったのです。外から見ると無傷のように見えますが、建物の中は戦争の凄まじさを物語っています。3つの部屋だけで世界遺産に登録されるのですから、もし、全部が残っていたらもっと著名になっていることでしょうね。
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レジデンツの前でバスはないかと時刻表を見ていたら、ちょうど良いタイミングでバスがきました。タクシーは期待できません。全く見当たりませんでした。人がそれほど来ないのです。
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ヴェルツブルクに5,6分で到着。頑張れば歩ける距離ですが、一日の終わりの夕方はきついです。日本で見た旅行記の中には仕方なく歩いた人がいました。交通の便はいまいちです。
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ヴェルツブルク中央駅です。
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荷物をロッカーから出して、ニュルンベルクに向かいました。
電車の中で韓国から来て旅をしている青年と話をしました。
「日本が大好きで20回も日本へ行っている。北朝鮮がまた打ち上げをしたが、気にならない。」と話していたことが印象的です。 -
ニュルンベルク中央駅です。今日はここに宿泊。明日はバンベルクとクルムバッハに行く予定です。日本から持ってきた足のマッサージ器が役に立ちそうです。
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