日本で唯一の飛び地の村・北山村にある『雷の滝』◆2016年3月・熊野＆南紀の滝めぐり《その１２・最終章》

2016/03/20 - 2016/03/20

今回の旅行の最後の目的地は、日本で唯一の飛び地の村・和歌山県東牟婁郡北山村にある『雷の滝（いかずちのたき）』です。
“飛び地の村”とは、すなわち和歌山県でありながら境界を接しているのは奈良県と三重県だけで、和歌山県のどの市町村とも接していないということです。現在では、日本ではここだけなのだそうです。

エリア 新宮(和歌山)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0

• 同行者: カップル・夫婦
• 交通手段: 自家用車

国道169号線を北上すると「小松トンネル」があって、この先が和歌山県北山村です。

Photo by wife

トンネルを抜けて2～3kmほど走ると、道路沿いに「雷の滝」の標識がありました。
滝も道路のすぐ脇にかかっています。

早速、wifeが写真を撮っています。
事前に調べたところ“国道からすぐ”とありましたが、こんなに道路脇にあるんですね～（驚）。

『雷の滝』は、小森ダムの下流右岸にかかる落差30mの直瀑です。
水量はさほど多くありませんが、道路脇でこんなに素晴らしい滝を見られるなんてイイなぁ…

滝の上の方をよく見ると、上にもう一段あることがわかります。

滝口をズーム！

「雷の滝」の流身。
水量は少な目とはいえ、けっこう迫力があります。
この滝の滝音が雷の音のようだということから名付けられたそうですが、かつてはもっと豊富な水量の滝だったのでしょうね。

「雷の滝」の流身上部。

「雷の滝」の流身下部。

滝の落下点と滝壺。

滝壺は小さめです。
滝を形成する岩盤が脆くて、崩れ落ちた岩石が滝壺を埋めてしまうのかもしれません。

空は晴れ渡っています。
この旅行で、2日目と3日目はずっと晴れてくれていました。

Photo by wife

Photo by wife

「雷の滝」が流れ落ちる北山川の風景。

Photo by wife

滝を後にして、国道169号線を進むと、道の駅がありました。
「おくとろ」という名前の道の駅でした。
“おくとろ”という平仮名は、一瞬漢字変換ができませんでしたが、“奥瀞（瀞峡の奥）”なのでしょう。

全国でここだけだというので、「飛び地村」を猛プッシュ！！

Photo by wife

道の駅にあった広域観光案内板。

ここにも「さん・けん・きょう（三県境）」の案内がありました。
飛び地の村があるため、「三県境」がこの付近には５ヶ所もあるんです！
驚きですね～！

Photo by wife

道の駅の建物。
ここで少し休憩したら、一路国道169号線を帰りましょう。

道の駅 おくとろ 道の駅

奈良県下北山村に入りました。
下北山村～上北山村～川上村～吉野町等を経て、橿原市に向かいます。

Photo by wife

奈良県橿原市辺りでちょうど夕食の時間になったので、イオンモール橿原に入り、フードコート内のサブウェイで夕食をとりました。

サブウェイのサンドは美味しいですよね。
JOECOOL夫婦にとっては“安心のできる味”です。

2泊3日の南紀の旅でしたが、2日目・3日目はずっと良いお天気に恵まれ、たくさんの滝に訪れることができたし、素敵な風景もいっぱい見ることができました！♪

『2016年3月・熊野＆南紀の滝めぐり』旅行記を最後まで見ていただいてありがとうございます☆

"The End"