2017年6月4日：国立新美術館「開館10周年・チェコ文化年事業 ミュシャ展」～ビストロ「MOZU」でランチ

2017/06/04 - 2017/06/04

国立新美術館はコレクションを持たず国内最大級の展示スペース（14,000m2）を生かした多彩な展覧会の開催、美術に関する情報や資料の収集・公開・提供、教育普及など、アートセンターとしての役割を果たす、新しいタイプの美術館です。
（HPより）

なので時期によって様々な企画展が開催されます（と言うか企画展しかない）

今春より「国立新美術館開館10周年・チェコ文化年事業 ミュシャ展」が開催されており、ずっと行ってみたかったのですが、中々機会に恵まれないうちに、ついに最終日間近となってしまいました（日曜祝日では事実上の最終日）

まさに滑り込みでありますが何とか訪問する事が出来ました。
予想はしていましたが、最後の休日開館だけあって朝から大混雑。10:00開館の所を9:30頃到着しましたが、既に長蛇の列・・・。
開館を早めてくれた様ですが、それでも約1時間待ちとなりました。

でもスラブ叙事詩等これだけの大作を一度に見れる機会は中々無いので、混雑が凄くても来て良かったです。

大混雑の新美術館を楽しんだ後は、美術館通りにあるビストロ「MOZU」にてランチを頂いて帰りました
中々雰囲気のあるお店で美味しかったです


※つたない文章＆写真ではありますが、是非最後までお付き合いください

エリア 六本木(東京)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5
• グルメ: 4.5
• 交通: 4.5

• 同行者: 家族旅行
• 一人あたり費用: 1万円未満
• 交通手段: 私鉄

東京都の西部、多摩地区在住なので、国立新美術館へは
JR中央線で新宿に出て、都営大江戸線で六本木駅に出て向かうのが最短ルートとなります。

国立新美術館へのアクセスは東京メトロ乃木坂駅の方が近い（というか直結）ですが
六本木駅からも徒歩10分程度と好アクセスです。

国立新美術館 美術館・博物館

国立新美術館の正面側壁面はカーテンウォール構造で且つ波打っており
独特の外観を醸し出しています

ちなみに設計は黒川紀章です

国立新美術館 美術館・博物館

10:00開館の所を余裕を持って9:30頃到着しましたが、既に凄い人出です
的確な案内で混乱は全くありませんでしたが、既に長蛇の列でした

館内に入るまでに30分は待ちました

※列の途中でミネラルウォーターを無料配布していたりして大変助かりました

国立新美術館 美術館・博物館

列はまだまだ続きますが、ようやく館内へ

こういう吹き抜け構造の建物は大好きです♪

ちなみに国立新美術館は開館10周年だそうです

国立新美術館 美術館・博物館

今更ですが、今回はミュシャ展を見に来ました

アルフォンス・ミュシャは、アール・ヌーヴォーを代表する芸術家の一人です。優美で装飾的な作風は多くの人を魅了し、時代の寵児として活躍しました。

美しい女性像や流麗な植物文様など、華やかで洗練されたポスターや装飾パネルが有名ですが、故郷チェコや自身のルーツであるスラヴ民族のアイデンティティをテーマにした作品を数多く描きました。その集大成が「スラヴ叙事詩」です

今回は「スラヴ叙事詩」をチェコ国外では世界で初めて、全20点まとめて公開するそうです。

ミュシャの作品は私も好きですが、家内と長女は私以上に好きなので今回は私・家内・長女の三人で来場しました

国立新美術館 美術館・博物館

さてミュシャ好きの家内と結婚して20年になりますが、
結婚時の嫁入り道具の中にミュシャの「黄道十二宮」のリトグラフがありました。

ミュシャ作品にはリトグラフが多いので、「本物」と「模造品」との区別というか区分が難しいですが、この「黄道十二宮」はシリアルナンバー付の公式リトグラフです。

そういう意味では家内のミュシャ好きは直球勝負で筋金入り

対して変化球好きの（ひねくれもの）私のコレクションはこれ

さかのぼる事十数年・・・
2004年頃に伊藤園の缶コーヒーに「サロンドカフェ」シリーズがありました
覚えていますか？

そのパッケージがミュシャでした。私の記憶する限り全10種類ありました
全品未開封でコレクトしていますが賞味期限もとっくに切れているので勿論飲む事はできません。

アールヌーボー時代の秀作がパッケージングされた中々贅沢な缶コーヒーでした

並び始めてから約30分で館内に、更に30分程並んで、ようやく展示エリアに入場する事ができました。

勿論館内は基本的に撮影禁止です
しかし途中1部屋だけ写真撮影可能なエリアがありました

こちらは「イヴァンチツェの兄弟団学校」

国立新美術館 美術館・博物館

こちらは「ロシアの農奴制廃止」

国立新美術館 美術館・博物館

スラヴ叙事詩「スラヴ民族の賛歌」

どれも大きな絵で凄かったです

でも個人的にはアール・ヌーボー時代の絵が好きかなあ・・・

勿論、アール・ヌーボー時代の作品も写真撮影禁止エリアに沢山展示してありました。

先程見せた缶コーヒーにプリントされている絵も沢山展示してありました
勿論「黄道十二宮」も

国立新美術館 美術館・博物館

観覧を終わってホールを見てみると、相変わらずの長蛇の列・・・
間もなく12:00過ぎですが、この時点で150分待ちだそうです

国立新美術館 美術館・博物館

お腹も空いてきたので
美術館通りにあるビストロ「MOZU」にて昼食を頂く事にしました

店舗の新規登録が出来ないので
4トラベルと同じグループの食べログのリンクです
https://tabelog.com/tokyo/A1307/A130701/13176877/

肉がメインのビストロの様ですが生パスタも美味しそう・・・

なにより美術館の半券提示でデザートサービスとの事♪

メニューには肉がお勧めと書いてはありますがパスタランチを頂く事としました

メニューです
月替わりで変わるらしいので、仕方ないですが
若干見にくいメニューでした

高級料理店に慣れていない我が家は写真が無いと文字だけでは料理のイメージが付きません（笑）

前菜は
「本日の魚のマリネとラタトゥイユのガトー仕立て」

サラダは更に乗っている自家製の「ワイン塩」か「コーヒー塩」で頂きます
お好みでビネガーもついていました

これは私が頂いた生パスタ
「シラスの・・・」
ごめんなさい名前忘れちゃいました（汗）

美味しかったですよ

同じく家内の食べた生パスタ

これは長女のメイン

スミマセンメニューの写真がブレブレで名前が分かりません
でもどれも美味しかったです

そしてデザートのチーズケーキ

こちらはガトーショコラ

お支払いはテーブルで出来ますが
この箱の中に入れて運びます

お洒落と言えばお洒落・・・

店の外観です
六本木の美術館通りにあります

まだ営業開始から2～3年の様です

4トラベルさんへ
事情があるのは分かりますが
店舗の新規登録をボチボチ再開してほしいなぁ・・・

ゆっくりと食事を頂いてから外にでると
結構並んでいました

六本木とでこの価格（一人平均1,500-）で美味しくランチを頂けるので人気の様です

生パスタ美味しかったです


さてこの後は六本木駅から新宿経由で地元に帰り
地元で買い物をして帰宅しました

基本田舎者なので久々の都会に疲れちゃいましたが、
ミュシャ展はとても良かったです。楽しかったぁ・・・

私よりも何倍もミュシャ好きの家内と長女も大満足だったようです
但し私同様に田舎者なので人ごみに充てられて疲れ果ててはいましたが（笑）


※つたない文章＆写真に最後までお付き合い頂きましてありがとうございました

この旅行記へのコメント （2）

• OE-343さん 2017/06/10 13:37:10

  Mucha展

  ほんとにものすごく混んでいましたね。日曜日の方がそれでも60分待ちで済んだと言うのは以外に思います。私は翌日最終日に行きましたが80分待ちでした。日曜は混むので最終日でも午前に行けば空いていると思ってわざわざ最終日にしたのですが。。。以前チューリヒ美術館展に行った時はそれで大成功でした。
  
  私のイメージではミュシャと言うのは比較的マイナーめのチェコの20世紀前半の作家というイメージがあり、ここまで日本で人気があるとは知らなかったと言うのが正直なところです。(ごめんなさい) 同時代の他のヨーロッパの作品を集めた展覧会よりも明らかに人気でびっくりです。まだ比較的わかりやすい?ので人気があるのでしょうか。。。本当にいい絵です。ナショナリズム的なところの解説は少々気をつける必要があるのかな、と考えながら見ていました。
  
  
  六本木もランチも良さそうですね。あれで1500円はお得そう。私は乃木坂から歩いて10分のいつも行きつけのスリランカ料理店に行きました。http://4travel.jp/domestic/area/kanto/tokyo/shibuya/aoyama/restaurant/11218928-tips/

  kasakayu6149さん からの返信 2017/06/10 15:08:11

  RE: Mucha展

  OE-343 様
  
  書き込みありがとうございます
  美術館は仕事以外では十数年ぶりに行きましたが、今回のミュシャ展は凄い人気でびっくりしちゃいました。
  
  ミュシャは好きな画家なので人気があるのは嬉しいのですが、ここまで混んでしまうとゆっくり見る事が出来ないのが、やや残念な気がします
  
  もうかなり前ですが茨城の笠間美術館へミュシャの企画展を見に行ったときは空いていてとてもゆっくり見ることが出来ました。懐かしい思い出です。
  
  私の旅行記は備忘録の様な物で、面白みに欠けるとは思いますが
  時間があるときに拝見して頂けると嬉しく思います
  ありがとうございました。
  これからも宜しくお願いします
  
  　　　　　　　　　　kasakayu6149