2016/11/08 - 2016/11/16
76位(同エリア1217件中)
ままさん
「暮らすように旅をしたい」というのがベティーままの理想旅行だけど…
私には、まだまだ観たいものが世界中に多すぎて「暮らすように旅をする」
には時間が掛かりそうです。
早い話が貧乏症なんです!旅行地に来た以上は世界遺産を観たい!
本で見た場所に行ってみたい!などなど。。。。
それともう一つ、観たいものに美術館の絵画があります。
絵心のない私にとって、せめて名画を実際に観たい!画家の人生を知りたい!
そしてその画家の名画に隠された心を想像したい。.。o○*
絵画に関しては…そんな単純な好奇心がいっぱいなんです。。。。
。.。o○*。.。o○*。.。o○*。.。o○*。.。o○*。.。o○*。.。o○*
さて、今日はアメリカの首都に建つ世界を魅了する白亜の殿堂、国立
ワシントン美術館でダ・ヴィンチ、ラファエロ、フェルメール、レン
ブラント、etc…の世界的名画を観ます。
その前に、私がどれだけ絵画を知らなかったか…
去年、プラド美術館に行ってベラスケスの「宮廷の待女たち」について
調べた時、世界三大名画の一つと云われる画家レンブラントの「夜警」
を初めて知りました。
世界の美術館名画をご存知の方なら、常識らしいのに…
ルーヴル美術館を訪れた時も、そんなこと知らず観賞していました。。
いつか…アムステルダム国立美術館に行ってレンブラントの夜警を観
たいと思っています。
●ベラスケス:「ラス・メニナス(官女たち)」プラド美術館
残り2つは以下3つから:
●エル・グレコ:「オルガス伯の埋葬」サント・トメ教会
●レンブラント:「夜警」アムステルダム国立西洋美術館
●ダ・ヴィンチ:「モナ・リザ」ルーブル美術館
プラド美術館のベラスケス「ラス・メニーナス 」編
https://ssl.4travel.jp/tcs/t/editalbum/edit/11196805/
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
PR
-
パリのルーヴル美術館にも匹敵すると言われているナショナルギャラリー。
ここには、イタリア国外では最高と言われるイタリア美術が在るんです!! -
入口のインフォメーションデスクで日本語のパンフをもらって
いつものように いざ! 出陣! -
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西館2階中央に広がる円形大広場!
この中央のブロンズ像は、神と地球を結ぶメッセンジャー「マーキュリー」です。
この迫力は写真では…うーん? 伝わりませんなぁ・・・。 -
さて、ワシントン美術館が凄いのは ラファエロ、ダ・ヴィンチ、
ルーベンス、ボッティチェリ・・・etc…
購入するには高額な絵画のetc…に驚くばかりです。ヽ( ゜ 3゜)ノわぁお… -
【獅子の洞窟のダニエル】1614-16年 ピーテル・パウル・ルーベンス
フランダースの偉大な画家ルーベンスのこの絵は、カンバスの大きさに
かなりのインパクトがあります。
ライオンの表情と怯えているダニエルの表情が強烈でした。 -
ピーテル・パウル・ルーベンス(1577-1640 ドイツ)
フランドルの画家。宗教画、肖像画、神話画など多彩で精力的な活動を
示し、バロック絵画最大の巨匠といわれています。 -
ピーテル・パウル・ルーベンス
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ピーテル・パウル・ルーベンス
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【聖母子像】1470年 ボッティチェッリ(1444-1510イタリア)
ルネサンス期の代表的な画家。15-16世紀にイタリアのフィレンツェで
メディチ家の保護を受けながら活躍し哀愁を称えた女性像に特徴のある
画家です。
ボッティチェリの傑作はウフィツィ美術館所有の「春」です -
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【アルバの聖母】1510年 ラファエロ
ラファエロがろーまのヴァティカン宮殿の装飾に携わって間もない頃の作品
で「小椅子の聖母」とともに、円形画面に描かれた数少ない作品です。
風景の中の聖母子と聖ヨハネ。フィレンツェ時代のテーマで聖母が野原に腰
をおろし、左脚を前に投げ出すという大胆な構図です。 -
【カウバーの小聖母】1505年 ラファエロ
ラファエロがフィレンツェに移り住んだ20代前半の作品。
母子らしい親密な雰囲気の表現が表れています。 -
【ニッコリーニ・カウパーの聖母】1508年 ラファエロ
-
【ビンド・アルティヴィティ】1515年 ラファエロ
この絵は本当にラファエロの自筆か問題になりました。が、化学分析の
結果ラファエロの自作とされました。
また、この絵はビンド・アルティヴィティではなく、現在では若き頃の
ラファエロの肖像と推測されています。
ラファエロ、やっぱりイケメン!!(*´0`*) -
【聖ジョージとドラゴン】1506年 ラファエル
ラファエロが活躍したルネッサンス時代は、絵画に風俗画・風景画
静物画・肖像画などジャンルが定着していませんでした。
肖像画家は、モデルの内面まで描けてこそ一流でした。
その点、ラファエロは肖像画家として超一流でした。モデルの外見
でなく、その人物の身分・立場に相応しい理想化を図ることができ
る画家でした。 -
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【ジネヴラ・デ・ベンチの肖像】1474年 レオナルド・ダ・ヴィンチ
ダ・ヴィンチが20代前半に描いた作品です。
モデルはアメリーゴ・デ・ジョバンニ・ベンチの娘でジネヴラとみられいます。
アメリーゴはダ・ヴィンチの「東方三博士の礼拝」(ウフィツィ美術館所有)を
一時所有しており、息子のジョバンニもダ・ヴィンチと親しい間柄でした。
。゚☆。゚ ここで余談 。゚☆。゚
レオナルド・ダ・ヴィンチはやっぱり「すごい!」と言われる画家です!
例えばその1、顔の左右を微妙に描き分けて、一枚の絵の中に多面的な
表情を出しています。
その2、「人体比列図」で理想とされた比率を顔にも計算して描いていま
す。その他にも、この絵に描かれている髪の1本1本の流れは、自然の水
の流れを研究して描かれています。やっぱりレオナルド・ダ・ヴィンチは
ルネッサンス最大の巨匠の一人なんですね。 -
【ジネヴラ・デ・ベンチの肖像の裏】1474年 レオナルド・ダ・ヴィンチ
裏には「礼儀は徳を作る」という銘があることから、この肖像画は
ジネヴラ・デ・ベンチが17歳で結婚した折の記念日に制作されたの
ではないかといわれています。 -
【ルクレチアの自害】1737年 レンブラント
頭上を見上げ、自らの胸に短剣を突き刺すルクレチア。
節操を守った節度ある女性を描いています。 -
【ポテパルの妻に非難されるヨセフ】1665年 レンブラント
エジプト王の待従長ポテパルの妻が、若いヨセフに言い寄るという
「旧約聖書」の逸話を描いた作品です。
暗い室内の光を巧みに用いて、3人の心理を描き分けています。 -
【天秤を持つ女】1664年 フェルメール
フェルメール30代初めの作品。
手先に全神経を集中させる女性の姿や、光を受けた衣服や貴金属の描写に
フェルメールの技量がうかがえます。背後の絵画の主題は「最後の審判」です。
。゚☆。゚ ここで余談 。゚☆。゚
この作品名は、かつては「金貨を秤る女」と呼ばれていましたが、天秤の皿に
もともと何も載っていないことが明らかになり「天秤を持つ女」になりました。 -
【赤い帽子の女】1665~67年 フェルメール
フェルメールは19世紀半ばに「再発見」されて以来、時と共にその魅力が
明らかになりました。。。が、依然として謎の多い画家です。
その43年の生涯で、真筆と認められているのは三十数点にすぎず、この作品も
フェルメールの真筆かどうか意見が分かれているそうです。 -
フェルメール
フェルメールの作品は本物か?ニセモノか?意見が分かれます。
真作かどうか…?? その調査の段階として、
①顔料分析をします。フェルメールは下地に特別な「青」ウルトラマリン
という高価な顔料を好んで使いました。
②作品にX線をかけ、絵の具の重ね方やキャンパスの細かい状態を調べます。
当時、画家はキャンバスを自分で作っていたため、キャンバスの一致は間違い
なくフェルメールの作品である証とのこと。。。 -
【プラム酒】1877年 マネ (1832-83 フランス)
パリの市民生活を題材に数々の作品を制作しました。
父は高級官僚、母は外交官の娘という恵まれた環境に生まれたマネは
生粋のパリジャンでした。
愛するパリの人々などを描いていたマネにいつしか病魔が襲い、足が
動かなくなり医者の勧めでマネはパリ郊外に移り住みました。
が、パリをこよなく愛していたマネはパリが恋しくて医者の反対を押し
切って一年後にパリに戻りました。
それから一年も経たない51歳、静かに生涯を閉じました。。。
この絵の女性は娼婦です。 -
【サンラザール駅】1873年 マネ
煙を上げて走り出す汽車を鉄柵越に眺める少女と、母親らしい女性。
モデルは、マネの初期作品からしばしば登場するヴィクトリーヌ・ムーラン。
1830年に年代に建設が始まったパリの鉄道は、新時代の象徴として多くの
画家の関心を引きました。 -
【書斎の皇帝ナポレオン】1812年 ダビッド・テュルリー
-
ゴヤ?
サバサ・ガルシアの肖像だと思いますが…? -
【ポンテーホス侯爵夫人】1786年 ゴヤ
ゴヤが40歳頃に描いた作品。
この肖像画は伯爵夫人が再婚の記念に注文したと考えられています。 -
【読書する娘】1776年 フラゴナール
豊かな色彩と素早く大きなタッチが、読書に熱中する少女を生き生きと
再現しています。
フランスのロココ美術に最後の輝きをもたらした画家フラゴナール。
40歳を過ぎ、円熟味を増した頃の作品です。
モデルは義妹、マルグリット・ジェラール -
【東方三博士の礼拝】1445年 フラ・アンジェリコとフィリッポ・リッヒ
画家として活躍した二人の修道士の作品。
フラ・アンジェリコが未完で残し、フィリッポ・リッヒが残りの大半を
仕上げたとされています。 -
ジョヴァンニ・バッティスタ・ティエポロ
-
ラトゥール「悔い改めるマグダラのマリア」
暗闇の中、蝋燭と鏡に映り込む炎による光によって悔悛するマグダラの
マリアが照らされ闇の中に浮かび上がり、光と影の深い世界が優雅さを
増しています。 -
自然光が降り注ぐ西館の中庭…ここでちょっと休憩。.。o○*
緑に囲まれた安らぐ空間でした。
さぁ、一息ついたので
今日最後の観賞は私の一番好きな女流画家ルブラン を
ゆっくり たっぷり 観たいと思います。.。o○* -
【シュミーズ・ドレスを着たマリーアントワネット】1783年
エリザベート・ヴィジェ=ルブラン
心を通わしたルブランは飾らない王妃マリー・アントワネットを描き
この肖像画は王妃もことのほか気に入りサロンに出品されました。
しかし、この絵は「王妃が下着姿をさらしてる」とスキャンダルを
巻き起こし結局、リボンとフリルの贅沢なドレスを着た絵に描き直さ
れました。その絵はヴェルサイユ宮殿美術館にあります。 -
エリザベート・ヴィジェ=ルブラン
フランス王室には伝統的に「公妾」が存在しました。王妃にとっては
面白くない存在でしたが、公妾は外国から嫁いできて、何かと国民の
増悪の対象となりがちだった王妃たちの身代わりになっていました。
でも、ルイ16世は公妾を置かなかったため、マリー・アントワネット
は、彼女の目立つ性格も拍車をかけ、国民からの増悪が集中するよう
になりました。。。。
ルブランが見た王妃は、その美しさとは裏腹に、どこか寂しげだった
そうです。。。そんなアントワネットに、同じ年ということもあって、
ありのままの心を語る王妃に、ルブランは深い共感を感じ、32年間
にわたって友情を育んだ美しい女流画家です。
o○*。.。o○*。.。o○*。.。o○*。.。o○*。.。o○*。.。o○*
アメリカで5か所の美術館を訪問して、ここ最後のナショナルギャラ
リーで、一番好きな画家エリザベート・ヴィジェ=ルブランの絵画を
近くでたっぷり観れて良かった~♪
ルブランの描く女性画は、やっぱり優しいお顔でした (*´?`*)
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この旅行記へのコメント (1)
-
- trat baldさん 2017/09/08 06:10:30
- 閉館時間で追い出され涙を流した女性がいます!
- 勿論4traのブロガーさんですが、、、、、、
本当にアメリカの価値観の多様性や深さを感じます、騒がしいだけの印象を持っていた僕にはショックです、こんな素敵な絵画がアメリカに渡っているんですね!
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