2017/05/04 - 2017/05/04
8位(同エリア96件中)
aquamarine_324さん
- aquamarine_324さんTOP
- 旅行記139冊
- クチコミ586件
- Q&A回答69件
- 401,075アクセス
- フォロワー70人
多忙につき更新がすっかり途絶えてしまいましたが、再開します!
17年GWのイラン陸路一周旅、シーラーズから夜行バスでヤズドへ入りました。
イスファハーン、シーラーズと比較すると地味で見所も多いとはいえず、スキップする旅行者もいるようで、私も迷いましたが、マシュハドへ陸路で抜ける中継地点として組み込むことにしました。
その結果は…。
イスファハーンで仲良くなった香港ボーイと、ペルセポリスに次いで2度目の再会、そして突然の雨がもたらしたゾロアスター教徒との出会い。
決して派手さはないけれど、決して忘れることのできない、今回のイラン旅で一番思い出深い1日が始まりました。
□4/28 羽田→バンコク→テヘラン
□4/29 テヘラン→イスファハーン
□4/30 イスファハーン
□5/1 イスファハーン→シーラーズ
□5/2 ペルセポリス→シーラーズ郊外の村→シーラーズ
□5/3 シーラーズ→… ※夜行バス移動
■5/4 ヤズド→… ※夜行バス移動
□5/5 マシュハド
□5/6 カング村→マシュハド→… ※夜行列車移動
□5/7 …→テヘラン→…
□5/8 …→(バンコク)→羽田
--------------------------------------------
《ここはアジアか、それともヨーロッパか? ~陸路でイランを周遊するGW'17~ 目次》
#0 パスポート紛失で強制送還の危機から…まだ見ぬカオサン通りへ @バンコク
https://4travel.jp/travelogue/11241797
#1 道も食事も宮殿も…洗練された大都会、雨のテヘラン(前編)
https://4travel.jp/travelogue/11241802
#2 「イランの人々は日本人を家に招待したがる」のは本当だった! @イスファハーン(前編)
https://4travel.jp/travelogue/11241806
#3 バザールは続くよどこまでも @イスファハーン(後編)
https://4travel.jp/travelogue/11241810
#4 シーラーズから日帰りhalf day trip ペルセポリスとナグシェ・ロスタム
https://4travel.jp/travelogue/11241819
#5 Lonely Planetにも未掲載!イラン人と行く謎の村 @シーラーズ(前編)
https://4travel.jp/travelogue/11241825
#6 アイドル扱いされたい日本人はサアディー廟へ行こう! @シーラーズ(後編)
https://4travel.jp/travelogue/11241843
#7 ゾロアスター教徒との出会いは突然に @ヤズド
https://4travel.jp/travelogue/11241848
#8 遂にボッタクられた!シーア派総本山の大都会 @マシュハド(前編)
https://4travel.jp/travelogue/11328104
#9 山あいにひっそりと佇むsmall village、そしてチャイハネ @カング村&マシュハド(後編)
https://4travel.jp/travelogue/11241862
#10 平和な世界に思いを馳せて…快晴のテヘラン(後編)
https://4travel.jp/travelogue/11241866
【参考書籍】
○深夜特急〈4〉シルクロード (著)沢木耕太郎
○イラン人は面白すぎる! (著)エマミ・シュン・サラミ
○イランはこれからどうなるのか―「イスラム大国」の真実 (著)春日孝之
○イラン~世界の火薬庫~ (著)宮田律
○地政学リスク―歴史をつくり相場と経済を攪乱する震源の正体 (著)倉都康行
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- グルメ
- 4.5
- 交通
- 4.0
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 高速・路線バス タクシー 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
【旅行7日目:5/4(木)】
シーラーズを真夜中に出発したバスは、ほぼ定刻で朝6時ぐらいにヤズドへ到着。6時間ぐらいですね。
思ったよりよく眠れたかなという感じ。
夜のマシュハド行きのバスチケットを買うため窓口で係員と話していると、後ろから声を掛けられた。
イスファハーンで一緒だった香港ボーイとここで再会!
タクシーをシェアすることにしました。 -
私の希望で、まず「沈黙の塔」へ行ってもらうことに。
ここはバスターミナルとヤズド市街の中間に位置するうえ、観光バスの大群が押し寄せる時間帯を外した方が良いと聞いていたので、最初からそのつもりでした。
タクシー代も浮いて、一緒に観光する仲間もできて、ラッキーです。
香港ボーイのほか、マレー系シンガポール人の姉妹も一緒でした。
シーラーズから同じバスだったようです。 -
この写真だけ見ていると、先の見えない砂漠を歩いているかのよう。。
ヤズドは歴史的にゾロアスター教の影響が強い町で、ゾロアスター教は火葬や土葬を嫌うため、20世紀前半までは遺体をここに葬って鳥葬としていました。 -
最後は岩場を登っていくような感じでした。
スリル満点とまではいかないけれど、スニーカーのような靴でないとちょっと大変かも。 -
頂上からの眺め。
少しだけ朝の霧が掛かった、人里離れた荒野という感じが伝わるでしょうか。
地球の歩き方によれば、実際にはすぐ近くまで民家が建てられており、人里離れたというほどではないみたいですが。 -
頂上付近で撮影
-
どこがメインなのか分からなくなるぐらい、見るからに「アート!」という感じの場所が点在しています。
-
こういう岩場って登るのはいいけど、降りるのはちょっと怖い。
-
涼しい空気を吸いながらのんびりしていたら、朝日が登って明るくなってきた。
-
丘の麓周辺にも、亡くなったゾロアスター教徒を葬る際に使われたと思われる施設の跡が整備されて残っています。
-
同じイランでも、イスファハーンやシーラーズとは全然違う場所に来たかのよう。
この青空が素晴らしい。気分も晴れる。 -
歩き方に写真が載っている、貯水池。
一通り見て満足したので、ヤズド市街へ向かってもらいます。
そういえばタクシーの運ちゃんも「待ってても暇だ」と言って一緒に歩いて簡単にガイドしてくれました。
別にチップをせがむわけでもなく(少額だけ渡しましたが)。
やっぱりイランの人々は親切だなぁ。 -
狭い路地をつたって行った先にあるホステルの入り口。
私は泊まらないのでどこでも良かったのですが、皆このホステルを最初から知っていたようで、狙い打ちで来たみたいでした。 -
そこそこ広い中庭には、食事ができるテーブルと、ペルシア絨毯が敷かれた小上がりがありました。
飾らない感じでとても良い。
右から2番目の彼は韓国人で、仕事を辞めて2年ぐらい掛けて世界を一周する途中だと言っていました。
たまたまここで会い、半日は行動を共にすることになります。 -
ここから飲むお茶は無料でした。
泊まらない客にも分け隔てなく接してくれるのは有り難いです。 -
香港ボーイの彼は、トルコから香港まで陸路で縦断して帰国する途中。
旅程をびっしり作っていて凄い。スイスの大学院で統計学を専攻していたと言ってたけど、何となくわかる気がする。
イランのあとはパキスタンへ抜けると言ってました。
後から聞いた話ですが、パキスタンでは警察が常に3人ぐらい警護で付いて、おちおち自由行動もできなかったとか。中国人旅行者のカップルが殺される事件が直前にあったのだそうです。 -
とりあえず、すぐ近くにあるマスジェデ・ジャーメへ。
ヤズドでの滞在時間が一番短いのが私だったので、どこへ行きたいか決めていいよと言われていました。
正直、ただ町をブラブラしようとしか考えていなかったのですが。。 -
パッと見た感じ、ごく普通のモスクという感じかなぁ。
それでもヤズドでは一番大きな、シンボル的な位置付けのようです。 -
イスラム教徒以外も入れました。
ペルシャ絨毯が敷かれているのがイランっぽくていいです。 -
イスファハーンやシーラーズと比べると、地味かも。
ヤズドは街全体がそんな感じ。
でも、その素朴さが良かったです。 -
歩き方にこのアングルの写真が載ってたので撮っただけ。
-
バザール(?)らしきアーケードが見えたので、あてもなく散策開始。
香港ボーイ、マレー系シンガポール人姉妹、韓国ボーイと一緒です。 -
地図を見る限りはここがヤズド市内中心部ですが、イスファハーンやシーラーズとは雰囲気が全然違います。
-
イランで甘いものって食べた記憶がない…
-
気付いたら店もなくなり、周囲が土で塗り固められた小道になっていました。
-
旧市街はずっとこんな感じ。
まぁ何もないと言えば何もないのですが…イスファハーン、シーラーズの喧騒とは違ったこの雰囲気も、悪くない。 -
この写真だけ見たら、砂漠にでも来たのかなという感じ。
あの有名なマルコ・ポーロもヤズドを訪れたことがあり(西洋で最初)、「学識が高く優秀な人々が住む美しい町」と讃えたそうです。 -
なぜか場違いな感じで滑り台がありました。
香港ボーイと姉妹のお姉さんの方がはしゃぎながらトライ。
無駄に盛り上がった。笑 -
これは地元民の女の子。
-
なんとなく気になったので入ってみる。
-
雑貨屋さんでした。
-
バックパックだと、こういうのを途中で買うと重いし、割れるのが心配で、良いものがあってもなかなか買えませんね。
-
雑貨屋の奥は中庭になっていて、たぶんカフェスペースとして使われている感じ。
ずっと歩いてきたし、ここらでゆっくり座ってお茶を飲むのも良いのでは…と思いましたが、誰一人としてそんな感じではありませんでした。
バックパックスタイルで、夜行バスで移動するような人たちは、みんな元気ですね。
私は若干体力の衰えを感じ始めています(苦笑) -
旧市街にはこんな場所がたくさん。
早朝に行った「沈黙の塔」にもこんな場所があった。
ということはゾロアスター教に関連があるものなのだろうな、と想像。 -
一つひとつの建物(?)に意味があるのだろうけど、ひとりの単なるトラベラーとしては、同じものにしか見えない。。
-
KOHAN HOTEL
KOHANって湖畔のことか…?と思いましたが、たぶん違うよね。
この辺には湖は無いはずなので。 -
「静かで安いドミトリーです」と日本語で書かれています。
ホステルの人が見よう見まねで書いたのか、宿泊した日本人が推薦文を残したのか。
いずれにせよ、場所的に静かであるのは間違いないと思います。
夜とか真っ暗じゃないのかな。 -
で、このホステルにわざわざ来たのは、別にここに泊まるためではありません。
Roof Top、すなわち屋上に上がるためです。 -
しかし思ったより高くないし、見晴らしが良いわけでもありませんでした。
なぜここに登ろうということになったのだろうか。。 -
むしろこの中庭の方が味があって好きでした。
-
再び、土が塗り固められたヤズド旧市街の散策へ。
-
ヤズドの町は観光客を意識したような感じはなくて、英語表記もほとんど見ませんでした。
人々は英語を話せますが、書いてある文字はことごとくペルシャ文字。 -
ようやく、ちょっと観光地っぽい雰囲気のある写真。
このあたりが旧市街の中心部だったと思います。 -
広々としたおみやげ屋さんも。
-
大量のマグネット。
これだけたくさん売られている店は、世界中いろいろ行ってきたけれど初めて見た。
荷物にならないので、毎回どこかで1枚だけお土産に買って帰るのが定番になっていますが、ヤズドで買うのもなぁ~と思って見送ってしまいました。
結果的にこの後訪れるマシュハド、テヘランの大都会で意外とこういうものは売っておらず、最後はテヘランの空港でギリギリ購入できたという状況だったので、ここで買っておけば良かった。。 -
興味本位で旅行代理店に入ったら、なぜかデカデカとマッサージの案内がある。
ペルシャマッサージも興味はあるが…。 -
オランダ製のノンアルコールビール、Bavariaを売っていました。
イランではお酒は禁止ですが、ノンアルコールビールは良いんですね。
このBavariaもいろいろ味の種類があるそうです。 -
微妙にカメラ目線の、イラン人の女の子。
-
繊維工場(?)の開放部分を見学。
手前に座っているのは、マレー系シンガポール人姉妹のお姉さんのほう。
もともとムスリムなのでヒジャヴも違和感がないし、一見するとイラン人のようにも見えるw -
素朴な感じでした。
こういうのを見ると、まだ発展途上のアジアっぽい雰囲気が無いわけでもないですが、中東エリアというのはなかなか不思議に満ちたイメージが未だに強いと感じます。 -
同じ敷地内にて。
-
珍しく英語表記を発見。
traditional hallとはどんな場所? -
これがtraditional hall?
亀の甲羅みたいなヤツが何なのかが気になる笑 -
良さげな雰囲気のカフェ。
こんなところで美味しいお茶を飲みながら、読みたい本を気が済むまで読んでくつろぐ。
贅沢な休日の過ごし方! -
土をうまく使ったレストランの場所案内。
センスがいいですね^^ -
遠くから見ると「なんだこれ?」という感じですが…
-
近づいて見たら、こういうものでした。
こういう色の使い方は、やっぱりアジアじゃなくてヨーロッパだよな~というイメージがあります。個人的に。
アジアでこういうのはあまり見ない気がするので。 -
朝ごはんも食べてないし、そろそろランチとします。
これまた、誰かが美味しい店をどこかで聞いていたようで、ただ付いて行ったら知らないうちにこのレストランへ案内されました。
初めてこの町を訪れた西洋人であるマルコ・ポーロをあしらった、シンプルな名前のレストラン。 -
階段を登った高台の、このドームみたいな中で食べました。
-
ベジとノンベジの両方のメニューがありました。
健康志向でベジで行こうかなと思うこともありますが、毎回、食べ始めて後悔します。やはり肉がないと味気ないと感じてしまいます。
イランはケバブしか置いていないレストランも結構多いですが、このレストランは煮込み料理もありました。
野菜も取れて、別に辛いわけでもなく、日本人好みの味なので、煮込み料理があるときは必ずそれを選ぶようにしていました。
ケバブも毎日食べていると速攻で飽きますしね。。 -
レモン味のノンアルコールビールを注文。
今度はHeyDayというブランドでした。 -
ここに写っていない韓国人ボーイを合わせて、全部で5人。
楽しいランチでした。
みんな日本のアニメに詳しくて、こちらが知らないものばかりでタジタジでした。
「文化を知るのがいかに大切ということかだよ」と、一番左の香港ボーイに諭されました。ホントその通り。 -
ホステルに戻って、預かってもらっていた荷物を受け取って、再びヤズド市内の散策に出発。
まずはアミール・チャグバーグ広場へ歩いていきました。
イスファハーンやシーラーズと比べると規模は比較にならないけれど、素朴でこういう場所も好きですよ。 -
広場の片隅で発見して思わず撮影。
これはなんだろう -
そうこうしているうちに、急に雲行きが怪しくなってきた…。
このあと1分も経たないうちに、東南アジアのスコールのような、バケツの水を引っ繰り返したような雨が降ってきて、たまらず近くへ避難。
そこにたまたま座っていたのが、この近所に住んでいるゾロアスター教徒でした。
英語も話せる人だったので、雨宿りがてら、しばし話をしました。 -
良かったらウチまで来ないか?と誘ってくれたので、雨が止むのを待って、有難く付いていくことに。
広場に面して立っているミナレットの奥側は、バザールになっていました。
といってもあまりお店は開いていないようだけど。 -
この写真の左、クロスバイクを転がしている方が、そのゾロアスター教徒。
-
広場から住宅街の方へ抜け、観光客が歩かないようなエリアに入ると、途端にこんな感じに。
-
「この店のスープが美味しいんだ、あとで来よう」と言われたものの、この日の夜にバスでマシュハドへ向かう予定にしていた私は食べられなかったのが残念!
-
道すがら話をして、この方は彫刻家であることがわかりました。
ずいぶん奥まったところに工房があり、このゲートがその入口。 -
これ、全部一人でイチから作っていて、まだ途中なんだとか。
普通にスゴい。(驚) -
ロシアの文豪、ドストエフスキーの彫刻だそうです。
ついさっきそこで知り合ったばかりの外国人を、何の見返りも求めずに工房へ案内してくれたおじさん。感謝の一言に尽きます。
イランの人々の親切心、優しさに触れるたびに、日本では忘れてしまったものを思い出すような感覚になりますね。 -
近くにゾロアスター教寺院があるから行ってみようと言われ、再び歩いていきます。
私にとっては、帰りのバスの時間が刻々と迫ってきます。
ヤズドにいられるのもあと少し…。 -
荒野みたいな雰囲気が漂ってるが…。
観光地から一歩外れればこんなものか -
アーテシュキャデ
地元民のゾロアスター教とのための小さな寺院かと思いきや、連れて行ってくれたのは、地球の歩き方にも載っているような、有名なゾロアスター教寺院でした。 -
ゾロアスター教は、火を神聖なものとしています。
その火が、炎が消えることなく燃え続けているのが博物館内で見学できます。 -
一つひとつ、どんな意味があるのかを説明してくれたけれど、もう忘れてしまったなぁ…。
-
1年に一度、全世界からゾロアスター教徒が集まってくる祝祭があるのだとか。
開催場所は、もちろんヤズドです。 -
地下室もあり、怪しげにライトアップされたこの階段を下っていくと見学できます。
-
ゾロアスター教は水も神聖なものとしていて、これはその水に関連するものだ、ということだけは理解できました。
-
ついに、お別れの時間に。
ヤズドはちょっと寄ってみよう、でも大して見るべき場所もなさそうだから1日でいいやと思っていた程度でしたが、一緒に行動を共にしてくれたバックパッカー、そしてゾロアスター教とのおじさんのおかげで、素晴らしい1日になりました。
今回のイラン旅の中で、派手さは全く無いけれど、一番思い出深かったのがこのヤズドでした。
別れを惜しんでいては先には進めない。
寺院の正面で写真を撮って、バスターミナルへと向かいました。 -
朝6時に到着したばかりのバスターミナルへ戻ってきてしまいました。
タクシーの運ちゃんとの価格交渉も、ゾロアスター教徒のおじさんがやってくれました。改めて感謝しかありません。 -
表示も何も無いし、定刻を待たずに勝手に出発してしまう可能性もあるので、バスに乗り込むときは毎回ドキドキです。
バスを1つずつ見て回って、マシュハド行きだと言われるまで同じことを続けます。
このバスはシーラーズへ行くと言ってました。 -
マシュハド行きはこのバスでした。
気のせいでしょうが、1つ前のバスよりも一回り大きいような気も。
何しろ、マシュハドまでは砂漠を越えて14時間掛かりますから…。。 -
毎度のことながら全く読めないペルシャ語のチケット。
確か2,000円ぐらいだったと思います。
ここまでと比べると少し高いですが、それもそのはず、マシュハドまでは14時間の道のりです! -
バスが出発したのは18:30過ぎ。
しばらく経つと日は暮れてしまい、真っ暗闇の中を走り始めました。
途中でトイレ休憩が何度かあります。
バスの中は電灯が点いていたので、ここで沢木耕太郎の「深夜特急」のイラン編を読みました。
まだ見ぬマシュハド、既に行ってきたイスファハーンやシーラーズについても書かれていました。
最初読んだときは、全然イメージもつかない場所でしたが、こうやって最低限の地理を押さえた上で実際に旅をしていると、手に取るようにそのイメージが湧いてきます! -
毎度のことながら、何の店だか全くわからない。
英語表記のない日本の田舎を旅する外国人も、同じようなことを思っているような気がする。 -
同じバスで、日本人だとわかるや否やすごく丁寧に接してくれたイラン人の青年。
仕事でマシュハドへ行く途中だと言ってました。だからワイシャツ姿。
仕事なのに夜行バス14時間かよ。。というツッコミは不可避。 -
【旅行8日目:5/5(金)】
夜が明けても、まだ砂漠越え?
車窓にもVIPと書いてあることにようやく気付きました。 -
砂漠を越えている間は電波が入らず位置情報取得不可能でしたが、ふと気がつくと、マシュハド近辺まで来ていることが判明。
14時間、短かったのか長かったのか…。
3列シートで前後の間隔も広いので、想像していたほどキツくはなかったです。 -
しかし、もうすぐ着くと思ってからが意外と長かった。
途中で「実はヤズド→マシュハドは12時間で着く」というデマ情報を聞きましたが、実際に到着したのは9:00過ぎ。
14時間30分掛かってるやん。まぁ休憩も込みだけど。
とにかく、無事にマシュハドまで到着できてめでたし!
タクシーを拾って市街地へと移動します。
--------------------------
#8 遂にボッタクられた!シーア派総本山の大都会 @マシュハド(前編)
へ続きます。
https://4travel.jp/travelogue/11328104
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
aquamarine_324さんの関連旅行記
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
0
91