2017/05/01 - 2017/05/04
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TX-1000さん
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ゴールデンウィークは1泊4日でトルコのイスタンブールに行ってきました。
理由は
①ターキッシュエアラインズに乗ってみたかった。
②オリエント急行の終点であるイスタンブールに興味を持ち、機会があれば行ってみたかった。
③安いチケットが見つかった。航空券は往復総額115132円。ゴールデンウィークの真っ只中でヨーロッパへ往復するには悪くないと思いました。
1泊4日って謎の日程なのは、そのタイミングのチケットが安かった&あんまり長く居ると疲れてしまうからです。でも、2日間あれば、だいたい有名なトコは行けますね。
今回は中2日しかないので、乗り鉄ではなくイスタンブールを街歩きです。
このページは、イスタンブール2日目から日本帰国までです。
日本を出発して1日目までは、こちら
https://4travel.jp/travelogue/11238487
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午前4時50分、夜明け前のイスタンブールでは、お祈りの声が響き渡ります。
人影は少ないので、さすがにこの時間にお祈りに行く人は少ないようですね。
イスラム教徒では無い私は、もう一眠りします。 -
目が覚めたので、朝食を食べに街へ出ます。
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対岸の旧市街地には、昨日行ったアヤソフィアが見えます。
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牛の内臓スープを注文しました。
朝から食べるには少しクセがありますね。 -
今日は新市街側を散策します。
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ケーブルカーに乗車して
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タクスィム広場に出ました。
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広場の中央には独立記念モニュメントがあります。一番前にいる人物は、オスマン帝国を滅ぼしてトルコの初代大統領となったムスタファ・ケマルのようです。
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日本の銀座のような繁華街のイスティクラル通りを歩きます。
路面電車があったようですが、廃止されてしまったようで、軌道を撤去する工事をしてました。 -
トルコアイスを食べます。
10トルコリラでした。ん?ぼったくられた? -
トルコって肉料理のイメージがありましたが、海産物も豊富なんですね。
確かに地中海と黒海に挟まれた地形ですもんね。 -
イスタンブールの町並みを一望できるガラタ塔に登ってみます。
「あの展望台まで階段で登るのかぁー」って思っていたら、しっかりエレベーターがありました。日本で言えば、お城の天守閣にエレベーターで登るような不思議な感じですね。ガラタ塔 建造物
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エレベーターのお陰であっさり展望台に出ました。
ボスポラス海峡の黒海側を見ています。海峡を挟んで向こう側はアジアです。 -
金角湾の奥がイスタンブールの旧市街地で、中央にかかる橋がガラタ橋、手前が新市街地です。
今回の旅は主に、この写真に写ってる範囲を行動してました。 -
金角湾の奥側を見ています。
見渡す限り広がっていて、大きな街であると実感しました。 -
ガタラ塔は丘の上に立っています。
坂道を下り、ガタラ橋を目指します。 -
ちょっと早めのランチをします。
トルコの郷土料理なのですが、名前を忘れてしまいました。
レバーなどの内臓系の肉とジャガイモが煮込んであって、下にあるバターご飯が美味しかったです。 -
徒歩でガタラ橋を渡ります。
釣りをしてる人が多く居ます。 -
ガタラ橋の旧市街地側にあるエジプシャンバザールににやってきました。
こちらの店で、お菓子を食べながらチャイします。エジプシャンバザール 市場
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トゥルンバと言うドーナツのような甘いお菓子とチャイです。
1人で食べると甘過ぎて飽きてしまいました。 -
バザールから出てきたら、モスクのスピーカーから大音量でお祈りの声が聞こえてきました。
お祈りの時間のようで、多くの人が続々とモスクに入っていきます。 -
地下宮殿にやってきました。ここは東ローマ帝国時代に貯水槽として作られた場所です。
地下に入ると、「あれ?水が無い。。」
どうやら清掃中の模様です。
普段は魚も泳いてるようなのですが、奥にある小さな池にかき集められてました。
水はありませんでしたが、1500年近く前に、このような大規模な水道設備を建設する東ローマ帝国の国力の一端を感じました。 -
1番奥まで行くと、逆向きメドゥーサと、
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横向きメドゥーサが居ます。
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次にトプカプ宮殿にやってきました。
トプカプ宮殿 城・宮殿
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宮殿のバルコニーからはボスポラス海峡が一望できます。
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宮殿内は青を基調とした美しい部屋がいくつもあります。
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歩き疲れたので宮殿の中庭で休憩します。
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オスマン帝国時代のアラビア語が残ってますね。
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街中をかすめるように路面電車が走ります。
そして写真左側にある銀行で両替したのですが、超レートが悪くて最悪でした。 -
シルゲシ駅より地下鉄でアジア側に渡ります。
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この駅、めちゃくちゃ深いです。
海峡部分のトンネルは水面下約60メートルで、駅の出入り口の目の前が海峡なので、それに近い深さがあるようです。
将来に備えてなのか10両分のホームが用意されてますが、電車は5両編成なのでホームの前の方にポツンと停車します。 -
アジア側に到着しました。
電車は韓国の現代ロテム製のようです。 -
同じイスタンブールの街なのに、ヨーロッパ側とは少し雰囲気が違います。
なんだか中東に一歩近づいたような気がします。 -
やってきたのはハイダルパシャ駅です。この駅は、イスタンブールのアジア側に位置する駅です。
ハイダルパシャ駅 駅
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「これ?動くのかよ?」って車両が置かれていて廃墟みたいにらなってます。
一応、駅としては機能してるようですが。。 -
ハイダルパシャ駅は海に突き出ていて、目の前がフェリー乗り場になっていました。
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フェリーでヨーロッパ側へ戻ります。
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先ほどまで居たハイダルパシャ駅です。まるで宮殿のような立派な駅舎ですね。
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アジアとヨーロッパの間をフェリーで渡っています。
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乙女の塔ことクズ塔がスターボード側に見えてきました。
乙女の塔 建造物
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ポートサイド側には、ブルーモスクの6本のミナレットと大ドームのシルエットが夕焼けに浮かんでました。
この旅の中で一番美しいと思った瞬間でした。 -
ヨーロッパ側に戻ってきました。
空港に向かう前に夕食を食べたいと思い、店を探します。 -
夕食はラム肉です。
ちなみにパンは食事をすると勝手についてきます。 -
「さて、帰るか。」
路面電車を待つ間、夕焼けに染まるイスタンブールの町並みを見て、「異邦人の世界観だなぁ~」って思ってました。
石畳みの街角をゆらゆらと彷徨う
祈りの声
蹄の音
歌うようなざわめき
さすがに蹄の音はありませんが、車のクラクションの音があります
ちなみに私はZARDの曲だとばっかり思ってましたが、カバーなんですね。 -
路面電車の中からですが、コンスタンチノープルを守った城壁を一瞬だけ見る事ができました。
帰宅ラッシュに揉まれながら激混みの路面電車で空港を目指しています。
やはり路面電車のようなオシャレな乗り物は、大都市の通勤輸送には耐えられないですね。
都市部の大量輸送には地下鉄が威力を発揮するトコですが、イスタンブールでは地下鉄整備が遅れていて、まだ一部の区間しか開業してません。歴史ある街なので、掘ると遺跡が出てきてしまうのも進まない要因の一つのようです。 -
空港に戻ってきました。
チェックインの時に窓際を希望したのですが取れず。。何でみんなこんなに早くチェックインしてるの?って思ったのですが、ヨーロッパ各地からの乗り継ぎ客が多いので、最初の出発地でチェックインしてきちゃうんですね。アタテュルク国際空港 (IST) 空港
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トルコを出国しました。
ヨーロッパの空港にありがちなコトなのですが、なかなか出発ゲートが表示されません。すぐにゲートに向かわせないで免税店で買い物させる施策の模様です。
特に欲しい物はなかったのですが、座る場所も少ないので免税店をフラフラ
それにしても「安いなぁ~。」って思っていたら、よく見ると通過単位がユーロでした。トルコリラの表示はありません。
トルコは、いつからEUに入ったんだよ。 -
座る場所も少ないので、スタバでお茶します。
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ようやく発表されました。
TK52便、東京・成田行きは700番だそうです。
すごく嫌な予感がする。。 -
嫌な予感は的中しました。
搭乗ゲートが超遠いです。徒歩12分程かかるそうです。 -
そして10分以上歩かせた挙句の果てにバスですよ。。超冷遇です。
ヨーロッパ時間の深夜は日本時間の早朝に差し掛かるので、猛烈に眠いです。 -
搭乗します。
今回は通路側なので、ロビーでゆっくりしてたらファイナルコールになってました。 -
バスが離陸するんじゃないかと思う程、思いっきり空港内を走って空港の外れまでやってきました。
シップの反対側では、荷物を積み込んでる真っ最中です。 -
ウトウトしてる中で離陸しました。
そしてすぐに機内食が配られます。トルコ時間でも深夜なので、軽食かと思いきや、以外としっかりした食事です。
猛烈に眠い中でも、きちんと頂きます。
ハーブ入りヨーグルト
羊飼いのサラダ
ローズマリーのリガトーニパスタ
ワイルドベリーのゼリー
ハーブ入りヨーグルトは口に合わず。。それ以外は美味しくいただきました。 -
目を覚ましたのは、カザフスタン上空でした。
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カザフスタン上空です。
山と沼地が入り混じってるように見えました。 -
飲み物とサワーチェリーケーキ(パンケーキ)です。パンケーキを甘酸っぱいて美味しかったです。
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こちらはトルコベーグルと水です。
水は小さめのペットホテルに入ってますが、シートポケットに入れても邪魔にならず、ちょうどいいサイズです。 -
続いて目を覚ましたのは、中国の奥地、新疆ウイグル自治区の上空でした。
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窓を開けると、眼下には雪を被った天山山脈が広がってました。
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下を見下ろすと、うっすら道路や工場と思われる建物が見えます。
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続いてゴビ砂漠上空を飛行します。
日本では見れない雄大な景色に見とれてしまいました。 -
この頃、なぜか機内の照明の色を何度も変化させてました。
先ずは緑色。 -
紫色
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赤色
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そして黄色。
これも何度も繰り返してたんです。どうした? -
北京、天津の上空を抜けて黄海上空を飛行中です。まもなく2度目の食事の時間のようなので、大人しく着席してます。
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黄海上空でミールサービスが始まりました。シートベルト着用サインが点灯し、揺れる中での食事です。
季節のサラダ
ひよこ豆のペースト
マンゴームース
バターライスとナスの煮込み料理
左上にあるポテトサラダみたいなのが、ひよこ豆のムースです。
味がしっかりしてて美味しいかったです -
食べ終わって食器が回収される頃には、朝鮮半島を抜けていました。
日本まであと少しですね。 -
日本列島を突っ切って、太平洋側に出ました。
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眼下には、夕暮れの日本の景色が見えてきました。
この旅も、まもなく終わるんだと実感します。 -
16Lに着陸しました。
どのタイミングで接地したのか分からない程、見事な着陸でした。
今回の旅では、イスラム社会であるトルコを訪れて、宗教が生活の一部となっているのを肌で感じてきました。たった2日しか居ませんでしたが、2日目の夕方には市場の雑踏に紛れ込み、行き交う人々の声やモスクからの祈りの声を聞いてると、まるで高原のそよ風に吹かれてるように心地よいと感じるようになってました。
イスラム圏の旅は中毒性があると聞いた事がありますが、それの意味が分かった気がしました。成田空港第1ターミナル 空港
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