2017/05/01 - 2017/05/04
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TX-1000さん
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ゴールデンウィークは1泊4日でトルコのイスタンブールに行ってきました。
理由は
①ターキッシュエアラインズに乗ってみたかった。
②オリエント急行の終点であるイスタンブールに興味を持ち、機会があれば行ってみたかった。
③安いチケットが見つかった。航空券は往復総額115132円。ゴールデンウィークの真っ只中でヨーロッパへ往復するには悪くないと思いました。
1泊4日って謎の日程なのは、そのタイミングのチケットが安かった&あんまり長く居ると疲れてしまうからです。でも、2日間あれば、だいたい有名なトコは行けますね。
今回は中2日しかないので、乗り鉄ではなくイスタンブールを街歩きです。
このページは、日本を出発してイスタンブール1日目の夜までです。
2日目以降は、その2へ続きます。
https://4travel.jp/travelogue/11238181
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京成線に乗って成田空港にやってきました。
今回のフライトでは、数日前に窓際に座席指定しようとしたのですが、満席の為か全席ブロックされていてできませんでした。
当日、自動チェックイン機で一席だけ空いてたスターボード側の窓際をゲット。預け荷物は無いので、手荷物検査に向かおうとしたところ、カウンターの中から係員が走ってき呼び止められました。作業の為に解放した席を、私がゲットしてしまったようで、反対側のポートサイド側へ変更されました。 -
シップはボーイング777-300ERです。最近、長距離国際線はこればっかりですね。
搭乗券に記載されたグループ毎に呼ばれて搭乗が始まります。後方窓際席の私は、エコノミーでは一番最初のグループでした。成田空港第1ターミナル 空港
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ポートサイド側に着席しました。シートナンバーは51Aで後方の2列になってる席です。
隣は一見するとANA便に見えますが、エアージャパンのホノルル行きです。 -
34Lから、かなり長めに走って離陸しました。
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この日は昼間に嵐が吹き荒れてました。また影響が残っているのか、揺れながら上昇していきます。
写真中央、夜空に浮かぶ三日月の月明りが美しかったです。 -
北側から東京~千葉の町並みを見ています。
写真の右側が都心で、中央付近にある荒川を境に左側が千葉県です。
東京湾に突き出てるオレンジ色の部分が東京ディズニーリゾートですね。 -
右側が浅草、左側の光り輝いてる街が新小岩です。中央下のV字形に分かれている柱が四ツ木橋と新四ツ木橋(国道6号線)ですね。
スカイツリーも、まるで模型みたいに見えます。 -
池袋、新宿、渋谷など光り輝いてる一方、代々木公園や皇居は暗くなっているので一目でわかります。
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徐々に東京から離れていきます。
そういえばターキッシュでは、搭乗するとクロムと呼ばれるお菓子が配ららると聞いていたのですが、往復とも姿を見ませんでした。ちょっと残念です。 -
越前岬から日本海に抜けました。
ところで、この日本地図、なんだか突っ込みどこ満載です。
長野県の諏訪湖の西側に「Honshu」と書いてあります。そんなトコにホンシュなんて地名あったかなぁーって考えてしまいましたが、本州のコトでしょうか。
あと、富山県と岐阜県の県境付近に街の位置を示す○を置いてるのは「Komatsu」ってありますが、もしかして石川県の小松? -
山陰地方の沖合を飛行中です。
窓の外を見ると、漁船の集魚灯が並んでいます。 -
離陸してから1時間少々、韓国に入る前でミールサービスが始まりました。
トルコ人CA「would you like, chicken or fish?」
私「chicken please.」
トルコ人CA「チキンですね。飲み物は何にしますか?」
返しが日本語だとは思いませんでした(笑) -
スモークサーモンとセロリのサラダ
羊飼いのサラダ(ホワイトチーズ付き)
鶏もも肉のグリル(焼きトマト、ポテトピューレ、ブルグア付き)
パンです。
メインの鶏肉の右側にある茶色の物体は、コロッケかと思っていたら、ブルグアと言う粉状のパスタでトルコの郷土料理でした。
メニューには、豚肉は含まれてないとの注意書きがあったのがイスラム圏のエアラインらしいと感じます。日本で飛行機に乗った時から、その国の雰囲気が味わえるのが、外資系の魅力ではないかと思います。 -
目を覚ましたのはカザフスタン上空です。だいぶ進みました。
トイレに行きがてら、後方のギャレーに行くと、おにぎり(梅・鮭)やサンドイッチなど食事系が置いてあったので、鮭おにぎりを貰ってきました。
冷凍されてたようで、米がカチカチで美味しくなかったです。。 -
写真には写ってないですが、星空が美しいです。
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現地時間では深夜なので見えませんでしたが、カスピ海を横断しています。
まもなく朝食サービスが始まるようです。 -
到着前の朝食です。
果物
チーズの盛り合わせ
チーズとトマトのオムレツ
マッシュルーム、ポテトソテーグリル、トマト
パン
オムレツが濃厚で美味しかったです。 -
カスピ海を横断して、アゼルバイジャンからジョージア(グルジア)にかけて飛行中です。
ジョージアでは2008年8月7日、翌日に北京オリンピックの開会式を控え、世界の目が北京に注がれてる中、北部にある南オセチア自治州の帰属を巡りロシアと軍事衝突しました。いわゆる南オセチア紛争です。
ロシアの支援の元、グルジアから分離独立しようとしていた南オセチア自治州を、グルジアが抑え込もうとしたのです。
しかし、グルジアのような小国がロシア相手に戦いを挑んでも勝てるハズが無く、その戦闘に勝利したロシア側の意向により南オセチア共和国が建国されています。 -
黒海上空を飛行中です。
この黒海の北側にあるクリミア半島には、かつてウクライナのクリミア自治共和国がありました。しかし、2014年のウクライナ騒乱のどさくさに紛れて謎の武装勢力が暗躍し、クリミア共和国が成立しました。そして、その国はウクライナからは独立しロシアに編入されました。
クリミア半島にはロシアの黒海艦隊の拠点があり、その使用期限が迫る中での出来事だったのです。もちろんロシアは、関与を否定してますが。。
第二次世界大戦の終盤、ソ連の対日参戦を含む戦後秩序の構築としてヤルタ会談が行われたヤルタがあるのも、このクリミア半島ですね。 -
黒海を横断すると高度を下げ始めました。
いよいよイスタンブールに到着します。 -
イスタンブールのアジア側の町並みが見えてきました。
この後、一旦マルマラ海に出てアタテュルク国際空港に着陸しました。 -
バスで降機します。
後方のドアを開けてくれるので、エコノミークラスでも早く降りられるのは優しいですね。アタテュルク国際空港 (IST) 空港
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イミグレでは大して待つコト無く入国できました。多くの人は、ヨーロッパ各地へ乗り継ぐようです。
券売機でイスタンブール版Suicaのイスタンブールカードを購入し、街へ向かいます。 -
徐々に夜が明けてきました。
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途中駅で路面電車に乗り換えて市街地へ向かいます。
この路面電車は、旧市街地の一番を除いて道路の真ん中にある専用軌道を走ります。路面電車にしては、なかなか俊足です。 -
朝日に照らされるブルーモスクにやってきました。朝早いので、まだオープンしてないようです。
この時、「やぁ、どこから来たの?日本人?」って声をかけられました。
どうせ、めんどくさい事になるから最初は無視してたんですが、、スルタン アフメト モスク 寺院・教会
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いらないって言ってるのにガイドしてくれました。
そして案の定。。
「チャイでも飲みに行こうよ。」って始まりました。
内心「まぁこうなるだろうなぁー。」って思ってました。ついていくと高額な商品を買わされたりする、お茶お茶詐欺ってヤツですね。 -
そいつを適当に振り切って、朝食を食べにいきます。
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歩いていたら、パン屋さんを見つけたので入りました。
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まもなく8時半になるので、ブルーモスクの見学時間となります。
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モスクの中に入ると、数多くの窓から光が差し込む明るい空間が広がってました。
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窓に取り付けられたステンドグラスにより、いろんな色の光が差し込んできます。
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絨毯に施されたチューリップは、トルコを代表する花だからなのだそうです。
中央アジア原産のチューリップは、かつてのオスマン帝国からヨーロッパに伝わったんですね。 -
上を見上げると、ドームに施された装飾が美しいです。
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続いてブルーモスクの正面にあるアヤソフィアにやってきました。
こちらの建物はキリスト教の大聖堂として建てられた後に、イスラム教のモスクとして利用された建物です。アヤソフィア 寺院・教会
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中に入ると足場をかけて工事中でした。
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ここはキリスト教とイスラム教が同居してる不思議なモスクで、ドームの中央にはイエスキリスト、左右のアラビアン文字は「唯一神アッラー」と「預言者ムハンマド」と書かれてるそうです。
どちらも唯一の神を信じ、それぞれ神から言葉を託された人物が居る(キリスト教ではイエス、イスラム教ではムハンマド)と言う点では、キリスト教もイスラム教も同じですね。 -
聖母マリアに抱っこされてるのが、イエス・キリストです。
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筋になって光が差し込む感じが美しいです。
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天使の絵です。天使の中でも位があって、一番高い位の天使だそうです。
私は天使と言えば、聖母マリアに受胎告知しに来たガブリエルしか知りませんでした。 -
当初はキリスト教の大聖堂として建てられたアヤソフィアですが、イスラム教の礼拝堂となった時、このキリスト教の絵は漆喰で塗りつぶされていたそうです。
下側だけは剥がされているのを見ると、何とか下側は剥がしたけど、剥がすのに労力がかかり、めんどくさくて漆喰で塗ったのでしょうか。 -
近くで見ると、貼り方が立体的で、絵に奥行きを持たせてる
こういうのって、実際に見に来ないと分からないですよね。 -
この柱の穴に親指を突っ込んで回すと願いが叶うそうです。
神のお力を借りて願いを叶えようと思う心が清らかな私は、何度もやっていたら知らない人に笑われました(笑) -
アヤソフィアから出てくると大行列になってました。早めに来てよかったです。
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ブルーモスクやアヤソフィアがある旧市街地と呼ばれる地区では、路面電車は併用軌道となっています。
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歩いて坂道を下り、ボスポラス海峡を目指します。
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シルゲジ駅です。
ここはヨーロッパ側最後の駅であり、オリエント急行の終着駅でもありました。
今はアジア側とは地下鉄で結ばれてますが、かつては連絡船でボスポラス海峡を渡りました。 -
駅の正面はボスポラス海峡で、海峡の向こう側はアジアです。
ガイドブックによると、この付近からボスポラス海峡クルーズが出てるそうです。道路を渡ると、「ボスポールクルーズ」って船のスピーカーで連呼してるので、すぐに分かりました。2時間半で12トルコリラだそうです。
「何時に出発するの?」ってきいたのですが、はっきりしません。どうやら「そのうち」って言ってるみたいで、客が集まったら出発する模様です。
40分程待たされて、そこそこ客が集まったので出発します。 -
ドルマバフチェ宮殿が見えてきました。
トルコの初代大統領ムスタファ・ケマルが亡くなった場所ですね。 -
風が冷たくて客室に避難してきました。
温かいチャイが美味しいです。 -
第一ボスポラス大橋こと、7月15日殉教者の橋をくぐり抜けます。
2016年にあったクーデター未遂事件の犠牲者を記念してるそうです。そういえば、そんなコトもありましたね。 -
アジア側は別荘地になってるそうです。
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第二ボスポラス大橋が見えてきました。
この頃には、みんな寒くて客室に降りてきました。そしてチャイが飛ぶように売れてます。 -
ボスポラス海峡クルーズが終わりガラタ橋に戻ってきました。
ちょうど船を降りたトコが、イスタンブール名物のサバサンドを売ってるトコでした。 -
金角湾の奥に広がる新市街地を見ながらサバサンドをいただきます。
味は、とびきり美味しくもなく、かといって不味くもなく、バンにサバと玉ねぎを挟んだダケの見たまんまの味で、ちょっと拍子抜けしてしたいました。
期待値が高かったので残念です。 -
続いて、イスタンブールの街のいたるところで売ってる焼きトウモロコシを食べます。
甘みが無くて美味しくなかったです。完食できず。。 -
デザートに揚げドーナツみたいなのを食べます。
口に含んだ瞬間、中からハチミツのような甘いシロップがジュワーと口の中に広がります。 -
バザールにやってきました。
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店先に並ぶ金製品に釘付けになってました。
こんなに金を見たの、初めてです。 -
トルコ名物のランプも美しいです。
まっ、荷物になる&コンセントの形が違うので、日本では使えないから買いませんけど。 -
市場に来て何も買わないのも寂しいこで、フレッシュジュースを飲みました。
トルコ語が分からない私に、めんどくさそうに対応してくれて、ありがとう。 -
一旦、宿にやってきました。
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一泊7000円程、ガラタ橋にも近く、比較的便利な立地です。
少し休憩します。 -
目を覚ましたら10時になってました。
夕食を食べに街へ出ます。
やはり、この時間ではやってる店は少ないですね。 -
店が閉まってきてる中
橋の方はやってるみたいなので、そちらに向かいます。ガラタ橋 建造物
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店先でメニューを見ていたら「マイフレンド、ここで座ってメニューを見てよ」って言われて、この店に決めました。
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水タバコの香りが漂い、イスラム圏であるコトを実感します。
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まずはタコの酢の物、ピリ辛ひき肉、ムール貝を頂きます。
当初はソフトドリンクにしようと思ってたのですが「この料理には、このワインがお勧め」って何度も言われて、押し切られる形で注文しました。
確かにフルーティで美味しかったです。 -
魚料理がお勧めだと言うので、メインはサーモンのバター焼きです。
黒海と地中海に挟まれるトルコは、魚介類が豊富なんですね。 -
時刻は11時近くになってました。
誰も居ない道を、ビビりながらホテルに戻ります。
イスタンブール1日目が終了です。
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