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長く憧れだった飯豊の山々を歩きました。飯豊連峰は、福島・山形・新潟3県境にある東北一大きな山です。<br />8月3日 梶川尾根を登り門内小屋<br />  4日 主稜線を縦走し御西小屋泊(大日岳往復)<br />  5日 本山・三国岳などをたどり川入に下山 民宿泊<br />  6日 会津若松を観光して帰宅<br /><br />北側の天狗平から入山しました。滑落のリスクがないとは言えない石転び沢雪渓は避けて、梶川尾根を登りましたが、急登、暑さ、重荷に寝不足の4重苦で死にそう、小屋まで行き着けずに今夜は野宿かとさえ思いました。<br />(山の)師匠が冷たい水を汲んでくれたりして温かく励ましてくれたおかげで、予定より2時間近く遅れましたが、何とか急登をクリア。梶川峰からは傾斜が緩やかになって花も多く、元気回復。<br />早速咲いていました、世界で飯豊にしかないと言われるイイデリンドウが! 他にヒメサユリやマツムシソウもきれいです。師匠も大喜び。やれやれ、苦闘は報われました。<br /><br />2日目の稜線漫歩が今回のハイライトです。<br />まず北股岳に登ります。今回初めての2,000m峰。正面には飯豊本山やこれから歩く稜線、遠く佐渡や北アルプス北部も見えます。振り返ると憎っくき(笑)梶川尾根。その向こうには朝日連峰でしょうか。<br />烏帽子岳を越えて御西小屋までは細かなアップダウンがあるものの、高山植物が本当にきれいで楽しい道です。飯豊の宝石・イイデリンドウもあちこちに咲いています。まだ雪田が多く、その脇にはチングルマが真っ盛り。雪田では雪をほじくって冷たい水を飲みました。<br />御西小屋には昼すぎに到着。昼食の後、重荷を置いて、最高峰の大日岳(2,128m)を往復しました。最後の登りはちょっと大変でしたが、空身なのであとはルンルン気分です。この道もマツムシソウ、イイデリンドウ、ニッコウキスゲなどが多く、感激でした。<br />あたりの山がみんな見えそうです。特に磐梯山が存在感抜群。師匠が持ってきてくれたうるめ鰯を焼いて乾杯しました(^o^)<br /><br />最終日も晴天です。前日登った大日岳を背に、飯豊本山目指して歩きます。歩きやすい登山道にニッコウキスゲが海のよう!<br />飯豊本山(2,105m)からは前日歩いた飯豊の主稜線が見事。下山にかかりますが、この辺から暑くなって、また下山なのに登りも結構あってちょっとお疲れ気味。登ってくる人はもっと大変だったでしょう、「今日は修行だ」と(笑)<br />三国岳の前後は岩稜や鎖場が結構あります。北アルプスに比べればどうってことないですが、本山までの穏やかな感じとは別の山という印象を受けました。<br />ここを抜け稜線を離れると峰秀水。冷たくて美味しい水を1リットル近くがぶ飲みしました。あとはたんたんと山道を下って3時半、御沢の飯豊山表登山口に着きました。<br /><br />飯豊の山小屋は自炊・寝袋持参が原則ですが、どこでも小屋番が私たち登山者に親切で優しいのにも驚きました。きっとそれだけ地元の山・飯豊を愛しておられるのでしょう。<br />翌日、会津若松の鶴ヶ城に登ると、飯豊の山並みが大日岳から本山までくっきり見えて、あそこを歩いてきたんだと喜びもひとしおでした。<br />暑さだけは少し辛かったですが、花も山も最高。毎日9時間前後歩きました。生涯ベスト3くらいの素晴らしい山旅!

飯豊連峰・盛夏

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2012/08/03 - 2012/08/06

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ねも

ねもさん

長く憧れだった飯豊の山々を歩きました。飯豊連峰は、福島・山形・新潟3県境にある東北一大きな山です。
8月3日 梶川尾根を登り門内小屋
  4日 主稜線を縦走し御西小屋泊(大日岳往復)
  5日 本山・三国岳などをたどり川入に下山 民宿泊
  6日 会津若松を観光して帰宅

北側の天狗平から入山しました。滑落のリスクがないとは言えない石転び沢雪渓は避けて、梶川尾根を登りましたが、急登、暑さ、重荷に寝不足の4重苦で死にそう、小屋まで行き着けずに今夜は野宿かとさえ思いました。
(山の)師匠が冷たい水を汲んでくれたりして温かく励ましてくれたおかげで、予定より2時間近く遅れましたが、何とか急登をクリア。梶川峰からは傾斜が緩やかになって花も多く、元気回復。
早速咲いていました、世界で飯豊にしかないと言われるイイデリンドウが! 他にヒメサユリやマツムシソウもきれいです。師匠も大喜び。やれやれ、苦闘は報われました。

2日目の稜線漫歩が今回のハイライトです。
まず北股岳に登ります。今回初めての2,000m峰。正面には飯豊本山やこれから歩く稜線、遠く佐渡や北アルプス北部も見えます。振り返ると憎っくき(笑)梶川尾根。その向こうには朝日連峰でしょうか。
烏帽子岳を越えて御西小屋までは細かなアップダウンがあるものの、高山植物が本当にきれいで楽しい道です。飯豊の宝石・イイデリンドウもあちこちに咲いています。まだ雪田が多く、その脇にはチングルマが真っ盛り。雪田では雪をほじくって冷たい水を飲みました。
御西小屋には昼すぎに到着。昼食の後、重荷を置いて、最高峰の大日岳(2,128m)を往復しました。最後の登りはちょっと大変でしたが、空身なのであとはルンルン気分です。この道もマツムシソウ、イイデリンドウ、ニッコウキスゲなどが多く、感激でした。
あたりの山がみんな見えそうです。特に磐梯山が存在感抜群。師匠が持ってきてくれたうるめ鰯を焼いて乾杯しました(^o^)

最終日も晴天です。前日登った大日岳を背に、飯豊本山目指して歩きます。歩きやすい登山道にニッコウキスゲが海のよう!
飯豊本山(2,105m)からは前日歩いた飯豊の主稜線が見事。下山にかかりますが、この辺から暑くなって、また下山なのに登りも結構あってちょっとお疲れ気味。登ってくる人はもっと大変だったでしょう、「今日は修行だ」と(笑)
三国岳の前後は岩稜や鎖場が結構あります。北アルプスに比べればどうってことないですが、本山までの穏やかな感じとは別の山という印象を受けました。
ここを抜け稜線を離れると峰秀水。冷たくて美味しい水を1リットル近くがぶ飲みしました。あとはたんたんと山道を下って3時半、御沢の飯豊山表登山口に着きました。

飯豊の山小屋は自炊・寝袋持参が原則ですが、どこでも小屋番が私たち登山者に親切で優しいのにも驚きました。きっとそれだけ地元の山・飯豊を愛しておられるのでしょう。
翌日、会津若松の鶴ヶ城に登ると、飯豊の山並みが大日岳から本山までくっきり見えて、あそこを歩いてきたんだと喜びもひとしおでした。
暑さだけは少し辛かったですが、花も山も最高。毎日9時間前後歩きました。生涯ベスト3くらいの素晴らしい山旅!

旅行の満足度
5.0
同行者
友人
一人あたり費用
3万円 - 5万円
交通手段
高速・路線バス 新幹線 徒歩
旅行の手配内容
個別手配
  • 石転び沢雪渓、危険ありということで回避し尾根道に

    石転び沢雪渓、危険ありということで回避し尾根道に

  • 梶川尾根からの北股岳、翌朝登りました<br />この辺ではまだ写真を撮る余裕があったのですね(苦笑)

    梶川尾根からの北股岳、翌朝登りました
    この辺ではまだ写真を撮る余裕があったのですね(苦笑)

  • 気持ち良い尾根道、ここまで来るのが大変でした

    気持ち良い尾根道、ここまで来るのが大変でした

  • ヒメサユリ

    ヒメサユリ

  • ここから2日目、門内岳山頂

    ここから2日目、門内岳山頂

  • 北股岳、左奥に烏帽子岳

    北股岳、左奥に烏帽子岳

  • 大日岳、飯豊連峰の最高峰です

    大日岳、飯豊連峰の最高峰です

  • 飯豊の山並み、奥が飯豊本山

    飯豊の山並み、奥が飯豊本山

  • 振り返ってみた門内岳、中央の避難小屋左のなだらかなピークです

    振り返ってみた門内岳、中央の避難小屋左のなだらかなピークです

  • 飯豊の宝石・イイデリンドウ

    飯豊の宝石・イイデリンドウ

  • 振り返ってみた北股岳

    振り返ってみた北股岳

  • 雪田で冷たい水、よく見るとこんな雪をよく口にしたと思います(笑)

    雪田で冷たい水、よく見るとこんな雪をよく口にしたと思います(笑)

  • 御西小屋に荷物を置いて、大日岳(奥)に登ります

    御西小屋に荷物を置いて、大日岳(奥)に登ります

  • ようやく着きました、案外元気そう!?

    ようやく着きました、案外元気そう!?

  • チングルマ

    チングルマ

  • 途中の文平ノ池

    途中の文平ノ池

  • マツムシソウ

    マツムシソウ

  • 今日歩いてきた北俣岳と烏帽子岳

    今日歩いてきた北俣岳と烏帽子岳

  • ここから3日目<br />やはり早朝のほうがきれいですね

    ここから3日目
    やはり早朝のほうがきれいですね

  • 御西岳とニッコウキスゲ

    御西岳とニッコウキスゲ

  • 振り返ってみた大日岳

    振り返ってみた大日岳

  • 飯豊本山に向かいます

    飯豊本山に向かいます

  • 飯豊連峰は一般人には厳しすぎるので、福島県側から飯豊本山まで往復という方も多いようです

    飯豊連峰は一般人には厳しすぎるので、福島県側から飯豊本山まで往復という方も多いようです

    飯豊山 自然・景勝地

  • 途中「修行」の道を下りてきたのですが、画像がなくてすみません<br />御沢に下山しました

    途中「修行」の道を下りてきたのですが、画像がなくてすみません
    御沢に下山しました

    御沢野営場 キャンプ場

  • 案内図です

    案内図です

  • 翌日、会津若松の鶴ヶ城からみた飯豊連峰<br />左側のピークが最高峰の大日岳です

    翌日、会津若松の鶴ヶ城からみた飯豊連峰
    左側のピークが最高峰の大日岳です

    鶴ヶ城 (若松城、鶴ヶ城城址公園) 名所・史跡

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この旅行記へのコメント (9)

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  • エヌエヌさん 2024/05/20 11:03:52
    おはようございます。
    ねもさん

    エヌエヌです。
    週が明けましたが具体的な退院の日は決まりましたか?

    入院時の旅行記も読んでみたいです。

    ねも

    ねもさん からの返信 2024/05/20 14:19:51
    Re: おはようございます。
    エヌエヌさん 最後まで(笑)ありがとうございます。
    退院して秋田新幹線に乗っています✌️

    入院時のって、ヘリで運ばれたアレしかありません。ひょっとして、手術の傷跡が残る足首なんか見たい⁉️

    エヌエヌ

    エヌエヌさん からの返信 2024/05/20 15:18:07
    Re: おはようございます。
    わっ!!

    退院おめでとうございます。
    まさか週明け初日に 驚

    いえいえ傷跡なんかは見たくはないです。(;'∀')
    日々日常な入院生活の記録的なものがあればと思っただけです。

    後数時間で久々の我が家ですね。

    ねも

    ねもさん からの返信 2024/05/20 18:03:16
    Re: おはようございます。
    エヌエヌさん
    ホントは昨日退院しようかと思いましたが、事務がお休みの日の退院は面倒らしく今日に。

    分かりました。考えてみますが、面白くないかも?(笑)
    医療費は総額150万円以上かかりましたが、国民健康保険のおかげで、自己負担は17万円くらいでした。凄いぞ、日本の健康保険!👍

    エヌエヌ

    エヌエヌさん からの返信 2024/05/20 18:14:37
    Re: おはようございます。
    マジっすか!

    それでも高いですね。
    入院旅行記の件は無理をなさらず
    個人的興味として病院の食事などが知りたかったので
  • rokoさん 2020/04/07 21:07:26
    花も山も最高!
    ねもさん  こんばんは~♪

    飯豊連峰・盛夏、拝見しました。
    素晴らしい山旅~~(*^^)v
    お天気に恵まれて、難コースも制覇
    羨ましいです。

    以前、白神岳を歩いたとき、現地ガイドさんに聞いたことがあります。
    好きな山は飯豊山だと、言われてました。
    なかなか一般には近寄れないコースですね。
    その分、充実感、達成感はすごいんでしょうね、

    お花もいっぱい
    ここでしか見られない、イイデリンドウを表紙にされてますね、
    ねもさんもお花好き(^^♪

    素晴らしい山旅、見せていただけてありがとうです。

      roko

    ねも

    ねもさん からの返信 2020/04/08 09:47:08
    Re: 花も山も最高!
    rokoさん こちらにもコメント&ご投票ありがとうございます。
    私も飯豊連峰はなかなか手が出なくて、このときが初飯豊でした。でも一発でハマり(笑) 今年も行こうかなと思っています。
    こんなにきれいな花がいっぱいもうれしい驚きでした。やはり残雪が多いおかげでしょうか⁉
    2年前の山の日に飯豊北部の頼母木小屋で、地元登山者の飯豊自慢で盛り上がってました。私もほぼ同意見でしたが、彼らが北アルプスも白馬岳も目じゃないという言うに及んでは、そこだけはちょっと違う!!と釘を刺しておきました。

    余計なお世話ですが、最も手軽で最も見返りが多い花の山として秋田駒ヶ岳をお薦めします。八合目までバスで行けるので、山慣れた人にはやや物足りないかもしれませんが、高山植物はバッチリ(^^) https://4travel.jp/travelogue/11509114
  • ももであさん 2018/07/02 19:31:31
    飯豊/朝日
    ねもさん こんばんは♪

    ねもさんも精力的に海外を旅されているようですが、
    その元気の源は、山登りでしょうか?

    随分と以前に飯豊/朝日を1度だけ登ったことがあります。
    日本アルプスと違って、アプローチが長いですよね。
    行けども行けども見通しの利かない中を延々歩いて、
    やーっと開けたような記憶があります。
    東北の人たちの我慢強さに合わせたのでしょうか?

    本格的夏山シーズンの到来ですね。
    またいろんなピークをお元気で制覇して下さい♪

    ももであ

    ねも

    ねもさん からの返信 2018/07/03 00:03:12
    Re: 飯豊/朝日
    ももであさん コメント&ご投票ありがとうございます。
    お爺さんに励ましうれしいです。そんなハードな山を歩いてこられたももであさんなら百もご承知でしょうが、飯豊はお爺さんが登る山じゃない(笑)
    それでもつい行っちゃうのは、おおらかな山と地元の山を愛する人の温かさだと思います。今夏の訪ねるつもりです。

    クロアチアの結婚パーティーに引っ張り込まれたお話、またウルウルしました。もちろんももであさんたちの人徳の成せる業と思いますが、忘れられませんね。
    飯豊をはじめ日本の田舎もまだこういう温かさが残っていると思います。バス停で路線バスを待っていると、家にあがってお茶飲んでいきなさいと。

    私の密かな自慢に気づいてくださりありがとうございます。私は臆病なので、槍・穂高より飯豊や南アルプス南部のような体力さえあればのんびり歩ける山が好みなのですが、このときの前穂ー奥穂縦走は素晴らしい秋山でした。
    この画像は偶然私たちを撮影したある山ブログから頂戴したのですが、私たち3人からは岳人オーラが出ていたそう。ホント!?
    ももであさんも年一度でよいから山に復帰してください。お待ちしてます。

    ももであさんたちの旅は広くて深いですね。あちこち出没決定です。
    旅行記から推測するに、ももであさんは文筆業なのですか? 興味津々!
    あとお連れ合いがチャーミングで驚嘆しました(@_@)

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