2017中国旅行と愛知県：１　上海編　初EGOBUS乗車と人民広場周辺で湯包づくし

2017/04/21 - 2017/04/22

春秋航空のセールでチケットを買おうと思ったが、ふとパスポートの出入国印が浦東ばかりなのもつまらないな…と思い、マイナーな所はと見ると常州と言うのがあったので、羽田→浦東、常州→名古屋の便を取ることにした。名古屋は愛・地球博の時に万博しか行かなかったので、敢えて目的地にした。なおチケット代は約14500円（往復：諸経費込）。
今回は（今回も？）移動メインの旅行。

○１上海編　羽田→浦東空港～虹橋火車駅
　２丹陽・常州編　高鉄車両～常州空港
　３愛知編　セントレア～東京

エリア 上海(中国)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.5
• グルメ: 4.5
• 交通: 3.5

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 3万円 - 5万円
• 交通手段: 鉄道 高速・路線バス タクシー 徒歩
• 航空会社: 春秋航空
• 旅行の手配内容: 個別手配

羽田国際空港には22時半に到着、春秋空港のカウンターには既に30人ほど並んでいた。昨年の同じ便では22時に並んで10番目だった。23時にチェックインが始まった。今回はザックを持参した(グレゴリーのＪ38)が、重さも量られず機内に持ち込むことが出来た。

セキュリティ通過に20分要した。出国審査（自動化ゲート）は誰も並んでいなかった。通過後にスカイラウンジアネックスへ。シャワーを使えるか聞くと有料と言われ、構わないと答えるが40分待ちと言われガッカリ。搭乗開始が45分後なのでシャワーは諦めることにし、スマホの充電をしたりソフトドリンクを飲みながら搭乗開始時間になるのを待つ。時間のせいか場所のせいか、ラウンジ自体はとても空いていた。
ラウンジに入る前にレートを確認。買い1元＝17.73円、売り13.88円。

定刻3:40に上海浦東空港に到着。今回も春秋の機内でやっていると噂の体操にはお目にかかれなかった。寝ていたうちに行われていたのかもしれない。
入国審査もすぐ通過。前回は手荷物の27番辺りにチャイナユニコムのＳＩＭカード売りがいたが、今回はいなかった。携帯機器等を売るようなカウンターがあったのでSIMカードがあるか聞いてみたが、没有！と言われた。ないと言われては仕方がない。
制限エリアを出ると、白タクらしい人が待ち構えていたがそこをすり抜けてエスカレーターで出発階へ行ってみた。空港に入る際に手荷物検査が必要になったようだ。以前はなかったと思ったが。

上海浦東国際空港 (PVG) 空港

端からぶらぶら歩いてみた。この時間でやっている店がどれがあるだろう？
出発階は空港入り口の付近にあるコンビニと、Ｍカウンターの方にある永和大王という中華レストラン、しかないようだ。
到着階はバーガーキングとスターバックスが開いていた。
バーガーキングの近くには、世界の空港滑走路の鳥瞰写真がいくつかあった。

出発階にある永和大王のメニューは、空港内の店舗にしてはなかなかリーズナブルだ。

上海モーターショー開催中だからか、それとも常時？
自動車が展示されていた。

空港のWi-Fiが使えないかと、パスワードを教えてくれそうな人に聞いてみるが、３人に聞いてダメと言われた。みんな何かを言っているがよくわからず、３人目にしてやっと一つの電話番号に一つのパスワードが振られる、ということが聞き取れた。そこでようやく自分の番号で試してみたところ、なんと繋がるじゃないか！今までは送信失敗になっていたと思ったが…。
スクリーンショットを取り忘れたので、一応こんな感じと言うことで作成してみた。手順３の？？？？は、送信するような意味の中国語４文字だったと思ったが失念。

ネットに繋がり、なんとなく安心感。
さて、次はEGOBUSだ。４トラの質問に心惹かれ購入してみた。
http://4travel.jp/os_qa_each-58124.html
EGOBUSは主要ホテルに連れて行ってくれるシャトルバスで片道６８元。
出発階の真中にカウンターがあるが、深夜だからか誰もいない。
止むを得ず到着階に降りてみる。乗り場は出口２７を出たところにあるようだが、深夜だからかドアが閉め切られている。
そのため、やや中央に近い出口２５から外に出たところ、EGOBUSへの表示があった。

矢印に従い右に進むと、どうもここがEGOBUS待合室のようだ。
しかしドアに鍵が掛かっている…誰もいないし…
更に不安を募らせる表示が。私は朝６時の便を購入したが、
表示板には空港→人民広場　６:４５～などと書いてあるのである。
６時になり、カウンターにもしかしたら人がいるかも、聞いてみようかとか、カウンターに行っているうちにバスが来たらとか、でもここ６時４５分～と書いてあるし！と悩む…
６時１０分になってもバスが来ないのが更に不安を煽る。
待っているうちに白タクらしき人に５人ぐらいは呼びかけられた。
巳経買票了！（チケット購入済み！）と言うと去っていくが面倒だ。

６時２０分にやっとバスが来た。スマホでe-チケットであるQRコードを運転手に見せると、スキャンして手続きが完了、ということらしい。
客は自分だけだった。
１０人乗りのハイエースのような車で、快適そうだ。

充電もできる。
私は運転手の真後ろに座ったが、後席に座っても前の席の下部分にコンセントがあるので電源を使うことが可能だ。

左側に地下鉄２銭延伸を見かけたので撮影してみた。

人民広場駅近くにある、
JWマリオット上海トゥモロースクエアに到着。
時間は７時１０分。早い！

本当は黄河路にある佳家湯包→小楊生煎と行くつもりだったが、またも道を間違えた。新昌路から鳳陽路を右折するところ、間違えて左折したようだ。
まっすぐ進むと、すごい人が並んでいる店があった。肉まんを売っているようで、売るスピードも速いが人の並ぶ勢いもすごい。自分と反対側から来る人が急いでいて、何かと思ったら列に並ぶためだったようだ。まとめ買いしている人も結構いる。
これは、買うべきかなと思った。
お店の名前は八（七七）双皮湯包と言うところ。

メニューはカウンターの所に立てかけてあった。色々あったが、自分でも発音できそうで一番安い鮮肉湯包を１個購入（1.5元）。
包子じゃなくて湯包なのかぁと思いながら食べると…スープが入っていた！
感動的に美味い。
なんだこれ…1.5元でこんなに幸せな気持ちになっていいの？
と思うぐらいのうまさだ。ここは本当にお勧めだ。

で、道を間違えていたことに気付いたので戻って佳家湯包到着。
蟹の入っている方にするか迷うが、結局普通の純鮮肉湯包（15元）とショウガ（2元）を注文。コーラ（3元）も頼むことにした。
最初に会計を済ませてから席に着く。

佳家湯包 (黄河路店) 中華

到着。これまた美味しそうだ。
コーラにストローがあるのが、なんかいい。

生姜を少し乗せて、皮を破いてスープが出ないようにいただく。
ここもなかなかの美味しさだった。
私のお隣の中国人女性も一つをつまんでもう片方の手で写真を撮っていた。
売り場の女性も優しい感じで、雰囲気的にも気に入った。

さすがに小楊生煎は厳しくなったので、時間をおいてから行くことにし、先に博物館に行くことにした。
人民公園の中をくぐり抜けられるかな？と思い、中に入ってみる。
天気は良いはずなのに、傘がいっぱい置いてある。
さては傘売りか、それとも日傘か？

上海人民公園 広場・公園

見ると、どうも釣り書きのようなものが書いてある。
そして対象者本人はどうもいないようで、その親たちが話をしていた。
年齢や職業、身長が書いてある。
これを見て婚姻がまとまったりするのだろうか…？
本人たちはどう思っているのだろうか？
いろいろ気になってしまった。

朝だから太極拳。自分のイメージしている中国の朝だ。
剣をもっている人もいた。

この歩数目安はいいね。

9時前に上海博物館到着。
少し並んでいたので列の後ろに着く。
乞食のおじさんが回って来たので、コインを2枚入れた。
1.1元だったようだ。まぁ喜んでいたようだし良しとする。

上海博物館 博物館・美術館・ギャラリー

建物に入る（入場無料）と右側に音声ガイド貸出チケットのカウンターがある。
ちょっとこれが面倒で、まず一旦荷物検査をして内部に入る。飲み物を持っていたので一口飲まされる。その後、脇から外に出てカウンターへ行く。ここで40元払いチケットを入手。
再度手荷物検査（また並びなおしではなく、係員によってすぐ列には入れてもらえる）を終えた後、ガイド機貸出のカウンターに行く。
デポジットはパスポートを選んだ。

電話の受話器が大きくなったようなガイド機だ。
一番見たいのは少数民族関連なので、エスカレーターで4階に上った。

写真はフラッシュを焚かないなら、撮るのは構わないようだ。
各々の少数民族に伝わる伝承などから色々なものが作成されている。

織物の絵柄の細やかさには脱帽だ。

民族衣装も展示されていた。

分布図。

1階にあった像。

10時半見学終了の予定だったが、15分だけ延ばした。
見つくせなかったので、また上海に行くときには再訪したい。

日差しが強く暑くなってきたので、地下通路に入ると通路が先まで続いており、
人民公園の入口にまで到達した。
そして小楊生煎に到着！
中のスープが熱いから注意が必要だ！
これは2種類が入っている「双餅生煎」（12元）。

小楊生煎 (黄河路店) 中華

牛肉湯（9元）も注文。なんか加糸（4元）と言うのも入っていた。
一口食べて失敗したと思った。
何で気が付かなかったのか…。パクチーはどうも苦手。
今度頼むときは不要香菜と言うことにしよう。

12時20分頃、威寧路駅に行く。日本語対応のチャイナユニコムがあり、担当の人はいい人だった。SIMカードをここで購入。
次に銀行に行き口座の電話番号変更をしたが、人が多く待ち時間が40分と言われかなり焦る。結局出たのは14時。本当は14時に上海虹橋駅にいるはずだったのに大誤算だ。火車のチケット交換もあるのに乗れなかったら大変だ。

待っている間、中国元を引き出した。
3000元＝47923（利息込）＋216（手数料）で16.05円/元。

火車駅には14時30分に着いた。窓口はすぐ見つけたが、どれが交換してくれる窓口なのかわからない。
壁の表示を見る限りではスペースを挟んで左側が購入窓口で右側が取票の筈だが、右側は全部チケット変更になっており一瞬迷う。とりあえず聞いてみることにし、「取票！」と言って予約表とパスポートを出すと、チケットとすぐ交換してくれた。

折角の商務座購入、ラウンジにも行ってみたかったが時間もあまりないし、何より時刻表購入の方が優先だ。書店を探す。これについては質問を投げていた。
http://4travel.jp/os_qa_each-58275.html
真ん中あたりを探すと、乗る22番ホームの1-8車両改札と9-15改札の間ぐらいに書店があった！
しかし…肝心の時刻表が見当たらない。店員に聞くと「没有！」と言われた。
残念、今回もダメだった。でもまた次回中国に行くときに探す楽しみが残った。
今度は大きい書店を探してみよう…。

人波が動いたので改札を通る。

上海虹橋駅 駅

ホームに入ると車両がすでに待機していた。一気にテンションが上がった。
初めて座る商務座も楽しみだ。

※丹陽・常州編に続く

この旅行記へのコメント （2）

• 外さん 2025/11/12 21:46:43

  14500日元！

  EGOBUSってまだあります？（しらんがなｗ
  
  メイリンさん、晩上好！
  
  来週末に上海なので、
  中国大好き芸人のメイリンさんの過去旅行記を
  ストーキングしています( ´艸｀)
  
  それにしても春秋さん、往復14500円！！
  最高な時代です( ﾉД`)ｼｸｼｸ…
  
  明け方到着して、EGOBUSして、湯包して
  生煎して、観光して、高鉄乗っていいすねっ
  
  紙の高鉄切符
  もう全部モバイル切符になった？？
  だとしたら貴重！
  
  その後の時刻表購入譚もあるのかな？

  メイリンさん からの返信 2025/11/13 00:20:42

  Re: 14500日元！

  外先生，晚上好ー
  こんな過去の旅行記、見てくれてアリガトです☺️
  スゴイよね、2万円かからず中国行けちゃってたのよね。
  
  EGOBUSどうだろ～なくなったのではと思います^_^;
  紙の切符は2月に窓口で購入したときはレシート紙でした。
  最初に西安に行った時の切符は大事に取ってます😁
  
  冊子の時刻表は2016年版の発行が最後だったみたいで、神保町の中国書店で取り寄せて購入しました😄
  今でも冊子見て仮想中国旅行の妄想にふけってます（笑）
  
  楽しい上海旅になりますように!