2016/11/19 - 2016/11/26
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ミズ旅撮る人さん
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2016年11月、インド南西部のカルナータカ州のデカン高原を巡るツアーに参加しました。
18回もの長きに亘って書いて来たデカン高原の旅も、今回で終わりです。ホスペットから、空港のあるベンガルールに向かいます。
ホスペットのホテルから見る朝の様子は、本当に感動的です。周りに高い建物がないため、はるか彼方まで見渡せて、朝焼けから日の出までを毎日(3泊)見ていました。
最後の朝は、もう一度ホスペット駅まで散歩に行き、バスは一路、ベンガルールへ・・・の筈でしたが、途中で、予定のない場所で停まってしまいました。なんと何も予定のないこの日に、ガイドと添乗員の配慮で適当な村への訪問を設定してくれたのです。
村の前に突如現れた外国人グループに、村は騒然。ほとんど、その時村にいた人は、皆出て来たのではないかという、総勢監視状態で見学する羽目に。登校時間直前の子供たちは、制服を着た姿で私たちの周りを遠巻きにしながら、キャーキャー、ワーワーついて来ます。家の中にいた母親は、乳飲み子を抱えて出て来ます。
どちらがどちらを見学したのか、わからない状態で村を散策し、インドでの最後の思い出を終えました。村人たちの活気に包まれて、こちらも元気になりました。インドはいつも、私に元気をくれます。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- 交通手段
- 観光バス 徒歩 飛行機
- 航空会社
- キャセイパシフィック航空 キャセイドラゴン航空
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行あり)
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ホスペットの朝。上空にまだ三日月が残る早朝、地平が明るくなって来ました。
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朝焼けがどんどん広がって行きます。
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なんとも暖かい朝の光が、辺りを包み込んで行きます。
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出ました。朝日です。ヘマクータの丘で、夕日を鑑賞しましたが、あれと同じ太陽が今度は昇って行きます。
当たり前のことですが、ずいぶん長いこと、実際には見ていませんでした。 -
人間は太陽のお陰で健康な日々を送れているというのに、顔を背けた生活ばかりしていました。
「お天道様に顔向けできないことだけはするな。」古くからの教えですが、精神的な意味だけでなく、身体もこうして真っすぐに向き合うことが大切だなと感じます。 -
太陽が、地平を離れました。インドでは古くから、太陽神スーリヤが馬車を駆る姿で太陽を表して来ました。
インドの日の出は、心がとびっきり素直になる瞬間です。 -
太陽が、地表近くに漂う空気を脱ぎ捨て、単身、天空を目指す瞬間です。ここから上には、もう太陽を霞ませるものはありません。
さあ、一日の始まりです。美しい朝日で始まる一日。最高の一日が約束されている気がします。 -
ホスペットには計3泊したのですが、毎日のように朝晩出歩きました。お気に入りは、この炭アイロンと駅。
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子犬はまだ眠そう。
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朝食か、はたまたお弁当か。早朝から笑顔で揚げ物をする女性。ああ、この卵が何になるのか、とても気になる。
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ホスペット駅の前の広場で、豆類を売るおばあさん。彼女は目が見えません。早朝から、日が暮れて暗くなるまでここでこうして売り子をしています。隣の女性が補助をしてくれていました。
ここで、落花生を買いました。青いバケツに入った小袋がそうです。1つ10ルピー。日本の立派な落花生に比べるとかなり小さいですが、味はしっかりしているし、粗悪品は全くなかったです。
たくさん買って、ツアーの皆さんにお裾分けすれば良かったなと後で気づきました。ルピーの高額紙幣使用禁止令のせいで、買い物が出来ない中、私だけがルピーをわずかながら両替することが出来たのです。気の利かないことでした。 -
列車が着いたのでしょう、人がたくさん駅の出入り口にいます。
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前回に引き続きホスペット駅のホームに来ました。電光掲示板が多色の掲示になっていて、失礼ながらびっくり。
これから行くベンガルールや、少し北にあるハイデラバードは、IT産業の集積地です。インドのIT産業は、日本人の想像をはるかに超えて、進んでいます。
欧米の真裏に位置するため、欧米が夜の間にインドで作業を補完することが出来るのが強みなのだとか。「遠い」ということが武器になる。すごい発想です。 -
列車の停車時間は結構長いです。先頭に向かって行きます。
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SLEEPER CLASS。寝台車のブラインドはまだ一部閉められたままです。
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窓から覗いて、中を撮ってみました。
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こちらは寝台車ではないのですが、網(じゃないけど)棚の上に足が見えます。反対側の網棚にも誰か寝ています。網じゃだめですね。
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インド国鉄のステッカーが貼られていました。お土産に欲しかったな。
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変わった風体(ふうてい)の老人がデッキに座っていました。トゲトゲの杖を持ち、頭の上に自分の髪の毛なのか、編んで丸めたものを乗せています。
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この車両は女性専用の座席と、寝台車に別れています。
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荷物車があって、ようやく先頭車が見えて来ました。
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ラッパが2つもついています。ホテルにいても時折甲高い警笛が聞こえます。
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運転手さん、こっち向かないかな・・・
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あっ、出た。聞こえたように運転手さんの顔が窓から出ました。もちろん出発前の前方確認のためでしょうが。
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ウムム・・この目線。前方確認のためだけでは、なかったような。ちょっと可愛い運転手さんでした。
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こういう視線にもすっかり慣れて、むしろ快感?
電光掲示板に「SLR」とあるのは寝台車、「GEN」が男性専用車です。
チャイをポットに入れて売り歩くお兄さんもいます。 -
HUBLI発VIJAYAWADA行きのAMARAVATI EXPRESSが発車しました。行ってらっしゃい!
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ホスペットを後にして、バスが走り出します。こちらの男性もご出勤?あまりにカッコいい出で立ちです。
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イチオシ
大好きなこの風景ともお別れです。本来、朝のうちにもう一度ハンピの観光があったのですが、この日の移動が長いのと、何かあって飛行機に乗り遅れるとたいへんなので、観光を前倒しして、この日は終日移動日となりました。
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小学生たちが、学校へと歩いて行きます。
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バスが突然停まりました。トイレ休憩には早いし、周りにはこの村くらいしかありません。
観光の全くない最終日。それでは、ちょっと寂しかろうと、現地ガイドと添乗員で計画して、農村訪問の機会を設けてくれました。 -
トラクターで収穫物を売りに行く人たち。
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このでっかいトラックは、カーキャリーです。中に車が収納されています。
インドでは、新車は剥き出しで運ぶことはしません。側面の看板で、どこのディーラーのものを運んでいるのかがわかります。
意外と多いのがヒュンダイでした。インドで初めて合弁会社を作ったマルチスズキや、ホンダ、稀にトヨタを見掛けました。 -
ASHOK LEYLANDのトラック。先ほどのカーキャリーはTATAでした。
TATAはインド最大の財閥の一つです。昔からの三大財閥と言えば、ビルラとリライアンスでしたが、近年ムンバイなどの新興財閥の急速な成長と、三大財閥の後継争いなどによる弱体化により、格差が縮まっていると言います。とは言え、桁違いに巨大なTATAのグループ全体の売上高はインドのGDPの5%を越えると言います。 -
村の中から村人を満載したトラクターが出て来ました。これから畑に出勤なのでしょう。
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表紙の写真は、この時のものです。トラクターの後部には女性が満載。
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最後尾は男性席。行ってらっしゃい!
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牛を撮ろうとしていたら、奥の家から人が出て来ました。
私たちが、団体で村の中に入って行くと、あちこちの家や路地から人が集まって来て、騒然としてしまいました。 -
どうやら、表の騒ぎを聞きつけて家の中の人が総出で見に来たようです。お騒がせしました。
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村の入り口付近にある水汲み場の見学に来ました。ところが、外に水が漏れ出ているからなのか、中にはほとんど水がなく、しかもその状態がかなり長く続いたようで、コケや藻が生えています。
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たくさん壺が置いてあるけれど、とても汲むのは無理だと思います。どうしたんでしょうね。
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見事なブーゲンビレアの大木のそばに、ブーゲンビレア色のサリーを着た女性が立っていました。
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家の前で洗濯をする老女。その水は、さっきの水汲み場で汲んで来たの?
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家々は、想像していたより、小綺麗でしっかりしていました。
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学校に行く支度をしていたであろう子供たちがだんだんと集まって来ました。
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若い方の来ているサリーはちょっと中国っぽい柄。耳にはイヤーカフ、足首にはアンクレット。鼻には鼻ピアス。手首が見えないけれど、きっとブレスレットもしている筈。
インドの女性は、貧しくてもアクセサリーは欠かしません。 -
家の前で洗濯をするのは、目の前の溝が下水道の役目をしているため。
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制服を着た少女たちが、笑いさざめきながら駆け回ります。幼い子よりはちょっとだけしとやかに・・なってないよね。
カメラを向けると尚一層騒ぎながら走り回ります。そんなに早く動いたら、撮れないよ。 -
村にオートリキシャが入って来ました。この飾りも、力作だね。
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人間の視線の次は、牛!どうしてインドに生きる者たちは、目力が強いんだろう。
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耳を真横に精一杯広げて、そんなに期待されても困っちゃう。
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うわ、目が合っちゃった。引くに引けない目線対決。インドの神様に会った気がします。
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奥の路上に、スレンダーなサリーを着こなした女性がいました。難しい緑色と赤のサリーを細い体にキリッと巻き付けた彼女。チラッと見える黄色がとてもカッコいい。立ち姿がスラッとして羨ましい程自然で美しい。かなり距離があって日陰に立っていたので、これしか撮れなかったのが残念無念。
いつか、こうしたサリー美人をいっぱい撮りたいな。 -
「わしじゃ、不満かい!」「いえ、そういう訳では・・・」またしても、牛の目力に負けてしまった。
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村の中には資材があちこちに置かれていて、改築中の家がかなりあるようでした。暮らしぶりが上向いているということでしょうか。
ホスペットの近くには巨大な製鉄工場が稼働していて、相当な数の従業員がいることと思われます。 -
手を振っていただいて恐縮ではあるのですが、この人たちは働かないんですかね?若そうな男ばっかり。
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綺麗なメロン色に塗った、屋上への階段のある家。ひょっとして2階建ての予定?
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あれ?そのサリー、さっきの女性だ!なんと二人の子もちでしたか。インドの農村では、10代から子供を産むのは当たり前。それは寿命が短いからと思ったら、最近のインドは寿命がどんどん延びています。
1980年に53.87歳だった寿命が、2016年には68.3歳。なんと15歳も伸びているのです。人口13億のインドで平均寿命が70歳になったら、人口爆発は必至。これからどうなっていくんでしょう。 -
ツアーの女性が撮った写真を見せると、興味津々で覗き込む人々。
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最近ではサリーを着ない女性も増えています。やはり動き辛いのでしょう。
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こちらの家でも玄関先に家族総出・・・家は建設中?
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女の子が毛糸で編んだカーディガンを着ていたので、写真を撮ったら、あっという間に被写体が志願して来ました。
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ここでまた、女の子たちに追い付かれました。こうして立ち止まったのも一瞬。すぐに笑いながら駆け出して行きます。
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どの子供たちも、小綺麗にしていて、やはり生活水準が上がっているのが感じられます。
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村の中心にある祠。
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あんまり神様を写しちゃいけないかなと、遠慮しながら撮ったらずれちゃった。
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やっぱりサリーは素敵です。以前、着たことがありますが、サリーを着ると女性として美しくあらねばという心持ちに自然となります。指先にまで神経が届くようになり、自然と動作が美しくなります。
インドの女性の美しさは、こうした内面からにじみ出て来る女性本来の美しさなのだと思います。裸足で歩いているのに、そのつま先の美しさ。そこにアンクレットのシャンシャンという音が加わり、この上ない女性の美を引き出します。 -
そろそろ村を出るという時に、ショッキングな光景を見ました。牛の横で屈んでいる女性が両手ですくい取ったのはなんと牛の糞!今、落っことしたばかりの水も滴る地場産品。それを、美しいバラの模様のサリーを着て、すくい上げるのですね。
この後、乾かして燃料にするのでしょうか。アジアの農村では、乾かした牛糞を山積みにしている光景を見ることがありますが、この村では見掛けなかったので、最後の最後に衝撃を受けてしまいました。 -
村と道路を隔てたお向かいに小学校があります。そろそろ10時ですが、まだ朝礼をしています。
私たちが校門から鈴なりになって覗き込んでいるので、子供たちは気になってチラチラ見ています。先生に怒られないといいけれど。 -
学校は小中一貫校のようで、奥には青い制服の子たちがいました。
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ヨガのポーズをとっている間も、チラチラ。そろそろ先生の眉間にもしわが。潮時ですね。引き揚げます。
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バスが走り出してしばらくすると、また停車。今度は路傍で売っているバナナを買い込みました。
これは、昼食に供されました。輸入品のバナナと違い、今朝採ったばかりのバナナは完熟で、濃厚な甘さでした。 -
バスの中から車窓を撮っていたら、それに気づいたこの方は、その場でこのポーズ。さすがです。荷車の上だよねえ。
1週間、南インドをバスで周って、感心したのが、人々の感度のよさ。視力がいいのかもしれませんが、絶対にカメラを意識していると思われるポーズを何度も目にしました。それも、考えられないほどの距離でもやるのです。本能なのかしら。 -
山羊を売る市が立っていました。
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ベンガルールに向けて、高速道路を走ります。中央分離帯には、ブーゲンビレア。
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クリケットをやっています。クリケットはイギリスによってもたらされ、現在でも大変盛んです。
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ベンガルールの町に入りました。高架の地下鉄のレールの向こう側にまるでメキシコ中部の町グアナファトのようにカラフルな家並みが見えました。
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もう飛行機に遅れる心配は無くなったので、ゆっくりショッピングに専念することになりました。
このショッピングセンターなら、カードでの購入もOKです。 -
建物の中に入る前に、大きな荷物はここで預けなければなりません。
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エレベーターガールはなんと座っていました。
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さすがにベンガルール、立派なショッピングセンターです。7月にデリーで立ち寄ったものより立派です。
ベンガルールはインドで第3位の人口を擁し、IT産業の中心地です。 -
カルナータカ州政府は、イギリスによる植民地時代に付けられた「バンガロール」という名前を2006年にカンナダ語で「豆の町」を意味するベンガルールに変更しました。インド政府が承認したのは随分遅れて2014年でした。
まだ、知名度が低いベンガルール。ムンバイがボンベイより定着したように、やがては馴染んで行く事でしょう。 -
外に出ると既に真っ暗。ショッピングセンターは緑色の電飾に彩られていました。ZARAにGAP。お馴染みのブランドが並びます。
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インド・デカン高原の旅の最後は交通渋滞の写真となりました。空港に向かう道路は両方向が大渋滞。
大都市への集中のため、朝晩のラッシュはひどいのだとか。デリーなどは、空港まで3時間かかることも見込んでおかないとならないほどだとか。地下鉄は一部開業したとはいえ、増え続ける車の量を減らす決定打にはなりそうもありません。
この日の帰国便は、深夜1:30発のドラゴン航空香港行き。わずか50分の乗り継ぎで、日本を目指します。
しかし、ベンガルールの空港に着くと、ドラゴン航空は1時間遅れの告知があり、インドを出る前から香港発の便には乗れないことが判明しました。元々、あまり上手く行くとは期待していなかった乗り継ぎ。チェックインする時に、次のキャセイパシフィックに振り替えられていました。
成田到着は5時間遅れ。しかし関空行きはもっと悲惨で、さらに遅れたんだそうな。成田や関空から更に遠くへ帰る人たちは、空港近くのホテルに泊まることになりました。こんなことなら、最初から最後の香港に延泊すればよかった。香港でなかったら5時間のトランジットは辛いでしょう。
毎度、大変な目に遭わされるインド旅行。今回はこのくらいで済んで良かったと言うべきかもしれません。
そうは言っても、またきっと行くんです。それがいつになるかは、本人にもわかりませんが。
長旅にお付き合いくださいまして、ありがとうございました。
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