春だけど、まだ寒い川原湯温泉でぬくぬくと。

2017/04/01 - 2017/04/02

都内では、桜が咲き誇る４月初め、
まだ寒い群馬県は、川原湯温泉へ。
数年後には八ッ場ダムの底に沈むということで、
移転が進む温泉街。

客室が８室しかないので、
静かに過ごせる山木館さんで、
新年度に向けて、
元気を充電してきました♪

エリア 川原湯温泉(群馬)

• 一人あたり費用: 1万円 - 3万円
• 交通手段: 新幹線 JRローカル
• 旅行の手配内容: 個別手配

新幹線と鈍行を乗り継いで、川原湯温泉へ。
駅から送迎車で５分、山木館さんへ到着。　

暖簾の屋号が歴史を感じさせます。

水車の宿　山木館 宿・ホテル

お屋敷のような玄関を抜けると、
大きな水車が出迎えます。

館内に入り、フロントを抜けて、
お部屋へ向かう廊下には、
たくさんの絵画が飾られています。

泊まったのは、小真弓のお部屋。
ＨＰで見て、素敵な和洋室だったのですが、
実際はどんな感じなのでしょうか。

これこれ！
この、ゆったりとした椅子に腰かけて、
お庭と向こうの景色を眺める。
ゆっくりできそうです。

で、椅子に腰かけての景色。
あいにくこの日は、曇り空。
まけに、新緑でもなく、
紅葉でもなく、雪山でもない。
超絶オフシーズンの景色ですが、
まぁそれは判っていたことなので。

こちらは、ベッドルーム。
洋の部分はおしゃれで、
和の部分は、ほっと落ち着く感じがして、
両方感じることができるので、
和洋室はいいですね。

お茶菓子は、群馬の名産、
花豆の甘納豆♪

さてさて、
温泉宿に来ているんだから、
温泉に入らねば！

内風呂で、ぬくぬく温まってから、露天風呂へ。
肌寒い風が吹いても、
ぽかぽかの湯船につかっていればへっちゃらです。

湯上りに、お宿の散策。

ラウンジには、薪ストーブがあり、
ぱちぱちと燃える薪を見ながら、
サービスのコーヒーを飲んで、
ほっと一息ついてみます。

こちらは図書室。
お宿の中で、退屈しないように、
設けられたのでしょうか。

ロフトに上がって、上から眺めます。

小説、郷土史、漫画、絵本etcと、
膨大な量の本が並んでいました。

夕飯まで、まだ時間もあるので、
私も１冊手に取って、
ゆっくりとした時間を過ごしてみました。

お夕食の時間になりまして、
通されたのは、囲炉裏のある個室。

温泉宿で、囲炉裏の個室とか、
雰囲気良すぎてテンションが上がってしまいます。

雰囲気だけじゃなく、
量もいっぱい、
お味もおいしく、
最高です♪

上州牛の石焼、美味しすぎます！！

この辺りはまだ寒いけど、春なので、
彩り鮮やかなお料理が並びます。

こちらもピンクが鮮やかな、
道明寺が入った煮物です。

こちらは、炭蕎麦。
真っ黒ですが、苦々しいわけではなく、
コシがあって、おいしいお蕎麦でした。

いろりを囲んで、
食後のお茶をすすって、
まったり。

食事中にお風呂が男女入れ替えになるので、
再び温泉へ。

お風呂上りに、またまた館内の散策。

夜の闇に、大きな蔵が浮かび上がっていました。

で、散策で冷えた体を、三度温泉で温めます。
今度は貸切風呂へ。

この貸切風呂、空いていれば、
いつも入れるということですが、
８室しかないので、
基本、入りたいときに入れます。

とはいえ、
この日は、宿泊客が少なかったので、
貸切風呂じゃない方のお風呂も、
全然他のお客さんに出会わなかったので、
貸切みたいなものでしたが。

しずかに、ゆっくりと、
自分の時間を過ごしたいってときは、
やっぱり、こーゆー小さなお宿が最高ですね♪

翌朝。

まずは、温泉に直行です。

やっぱり貸し切り状態で、
朝日に照らされる山々を眺めながら、ゆっくり。

こちらは内風呂。
天井が結構高くて、
開放感があって、気持ちが良かったです。

朝食も囲炉裏のお部屋で。
いつもは、朝食を採らないのですが、
なぜだろう。

旅行に出ると、ぱくぱくと感触をしてしまう。

チェックアウトの前に、もう一度。

小さいお宿は、ゆっくりできて、
やっぱり最高だなぁ。

急きょ、温泉に行きたくなって予約した宿だけど、
結構なアタリを引いたかも♪
と思える良宿でした。

青空が広がり、今日はいいお天気です。

お部屋からは、ダムにかかる大きな橋も見えたんですね。

チェックアウト後は、そのまま帰路へ。
川原湯温泉駅からは、
工事が進むダムと、
付け替え前の鉄道用の橋（右下）が見えます。

奥の山々には、まだ雪が残る、
春にはちょっと早い時期でしたが、
温泉で、ゆっくり温まって、
さぁ、今年度もがんばるぞー！