2016/12/28 - 2017/01/08
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mikoyan358さん
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2016年12月28日~2017年1月8日に、「天空の鏡」と呼ばれるボリビアのウユニ塩湖、そしてその経由で立ち寄り存分に観光したニューヨークの旅行記です。
「天空の鏡」など本当にあるのか?と渡航前は懐疑的でしたが、地球の他の場所では味わえないような、自分の中での方向軸がわからなくなるような素晴らしい光景に出会うことができました。
また、ニューヨークはアメリカに何度も行っている割に初めてでしたが、著名観光地から映画のロケ地まで巡りたい場所を存分に楽しめ、好奇心を存分に満たす素晴らしい旅となりました。
豊富な写真で紹介しますので、お楽しみください!
1日目(16/12/28):成田→ニューヨーク
2日目(16/12/29):ニューヨーク→リマ
3日目(16/12/30):リマ→ラパス
4日目(16/12/31):ラパス→ウユニ
5日目(17/1/1):ウユニ
6日目(17/1/2):ウユニ→ラパス
7日目(17/1/3):ラパス→リマ→(機中泊)
8日目(17/1/4):→ニューヨーク
9日目(17/1/5):ニューヨーク
10日目(17/1/6):ニューヨーク
11日目(17/1/7):ニューヨーク→(機中泊)
12日目(17/1/8):→羽田
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- ホテル
- 5.0
- グルメ
- 4.5
- 交通
- 4.0
- 同行者
- カップル・夫婦
- 一人あたり費用
- 30万円 - 50万円
- 交通手段
- 鉄道 船 タクシー 徒歩 飛行機
- 航空会社
- ユナイテッド航空
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
前夜、日付が変わる直前くらいに乗り込んだリマ発ニューアーク行きのユナイテッド便。
7時間半ほどあって起きているのも手持無沙汰ですし、翌日は朝からそのまま活動の予定なので多少なりとも寝ておくべきと思い目をつぶって意識を失う時を待ちましたが、結局狭い席で寝られたと感じたのはごくわずか。
歳を重ねてくるとこういう行程は辛いですね。。
機内食もあまり特筆すべきものがなく、特に楽しみがないまま予定通り7時くらいにニューアークに到着しました。ニューアーク リバティ国際空港 (EWR) 空港
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ここから本格的にニューヨーク観光!と思い勝手に上がるテンションと、それとはまったく別個のところで全然動いてくれない身体とのギャップを嘆きつつ、かなりすいている入国審査へと向かいます。
旅行初日はESTA初回で延々待たされましたが、今回は2度目ということもありかなり手続き自体もシンプル、そして早朝ということもあって人も少ないため10分もかからないうちに通過することができました。
手続きをした係官が、我々が日本人ということで「マサヒロ・タナカはすげえな」、そしてもう一人「WWEのシンスケ・ナカムラがクールで本当にイイね!」と話しかけてきました。
マー君はお膝元のニューヨークなのでその知名度は抜群ですが、驚いたのが中邑真輔のほう。
それほどプロレスに興味はなく「WWEに日本人がいる」程度二しか知らなかったのですが、今回このニューヨークの係官のみならず、ウユニ塩湖を案内してくれたガイドのマテオ君も彼はクールで本当に好きだと言い、お気に入りだという入場のパフォーマンスをyoutubeで見せてくれたりしていました。
ボリビアとアメリカで共通するのがそこなのか!という驚きはありますが、それだけ本場のエンターテインメントの中で認知され頑張っている日本人がいるというのは本当に嬉しいものです。ニューアーク リバティ国際空港 (EWR) 空港
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タクシーもたくさん待っていたのでタイムロスは無し。
あまりに眠かったことに加えてニューヨークに着いたというテンション上昇の影響で(笑)、出口にあったスタバでコーヒーをテイクアウトしてタクシーに乗り込みました。
まずは南米への往路にも通ったフリーウェイからマンハッタンを目指します。 -
まだ通勤時間には早いので高速もすいており、20分ほどで対岸のニュージャージー側へと到着。
ハドソン川を見下ろす瀟洒な邸宅を横目に、川をくぐるリンカーントンネルへと入ります。 -
トンネルを5分ほどで抜けて少し走ると、もうマンハッタンのど真ん中。
やや早めの通勤、店舗の準備、街角の清掃といったニューヨークの朝の息吹が目と耳から聞こえてきます。 -
そのままエンパイアステートビルのすぐ脇あたりを横断して、マンハッタン東側を南北に貫くパークアヴェニューへ。
前方に見えてきたのは「グランドセントラル駅」。
正面の大時計は、旅行のつい2週間ほど前に放映された「世界!ふしぎ発見」でミステリーハンターが中に入っていたのを見ていたので、ある意味懐かしさがあります(笑)。 -
このあたりでさすがに渋滞が発生していましたが、そのグランドセントラルの建物をう回するように駅の北側へと入ると、ようやくニューヨークの滞在場所が見えてくるようになりました。
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今回の旅でニューヨーク滞在の拠点としたホテルは、こちらの「ウォルドルフ・アストリア」。
言わずと知れた、ニューヨークで最も有名といっても過言ではない歴史あるホテルです。
本来なら高すぎて泊まれないだろうなあと勝手に思っていたのですが、マンハッタンに高級ホテルが増えてきたこと、そしてこのホテル自体が施設の老朽化が激しいこと、それに起因した大改装工事が2017年の春から予定されている直前のタイミングということもあり「高すぎる」が「普通に高い」くらいになっていたので、何とか手が届きました(笑)。改装前に歴史あるホテルに泊まれた! by mikoyan358さんウォルドーフ アストリア ニューヨーク ホテル
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ウォルドルフ・アストリアといえば、今でこそ比較的カジュアルに我々のような旅行者が泊まれる宿になりましたが、かつては世界の要人などが泊まる超高級、そして超高格式のホテルでした。
数年前に中国資本に買収され、近々改装によって客室数を大胆に減らしてリニューアルされるそうなので、この「古き良きアメリカの顔」に泊まれるのはこのタイミングを置いて他にない、という事で飛びつきました。改装前に歴史あるホテルに泊まれた! by mikoyan358さんウォルドーフ アストリア ニューヨーク ホテル
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そして個人的にもうひとつ、ニューヨークに行くならこのホテルに絶対に泊まりたい!と思っていた理由が「数多くの映画のロケ地になった」ということです。
一番有名なのは、エディ・マーフィーがアフリカの国の王子を演じた「星の王子ニューヨークへ行く」で主人公の両親である国王夫妻が泊まったホテルとしての登場でしょうか。
劇中では王族の歩く先に花びらがまかれる演出があったので、今回我々も自前で花びらを用意しようかと(ほんの一瞬)思ったほどですww
それ以外にも、偶然の男女の出会いの妙が楽しい「セレンディピティ」など、個人的にも大好きな映画でこのホテルのエントランスなどを幾度となく観てきていて、気分はもうすっかり里帰り。改装前に歴史あるホテルに泊まれた! by mikoyan358さんウォルドーフ アストリア ニューヨーク ホテル
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到着したのがまだ7時台でアーリーチェックイン出来なかったのですが(仮に可能だとしてもその出費には耐えられない)、チェックイン手続きだけはできたのでひとまず済ませ、館内をざっと見てから街歩きへと繰り出すことにしました。
フロントの係員の物腰は非常に柔らかでさすがという感じです。
こちらはホテルのメインロビー。
調度の重厚さ、色合い、ライティング、すべてが生半可でないその歴史を物語るようで、小市民としては正直圧倒されます。改装前に歴史あるホテルに泊まれた! by mikoyan358さんウォルドーフ アストリア ニューヨーク ホテル
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この中央に立っている時計とかもう何年使っているんだろうという感じ。
驚くほどの格式に若干ビビるほどですが、周りをよく見ると宿泊客は結構カジュアルで「いかにも中国人」という一見してわかるファッションセンスと髪型の集団がいたりするので、必要以上に気負わなくてもよさそうです。改装前に歴史あるホテルに泊まれた! by mikoyan358さんウォルドーフ アストリア ニューヨーク ホテル
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ロビーに面したメインダイニングも朝食タイム。
優雅な時間が流れています。
ウォルドルフ・アストリアといえば、近年すっかり市民権を得た「エッグベネディクト」の発祥の地ということなので滞在中一度は食べてみたいと考えていましたが、ふと部屋でルームサービスのメニューを手に取った時に目にしたその金額(それ1個で普通に高めの飲み会に参加できるほどw)に躊躇し、結局機会のないままでした。改装前に歴史あるホテルに泊まれた! by mikoyan358さんウォルドーフ アストリア ニューヨーク ホテル
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とりあえずは(機内でもあまりまともに食べていなかったので)腹ごしらえに繰り出します。
目指すのは、ホテルからほど近いところにあり、事前に調べて絶対に行きたいと思っていたお店。
街角にはこんなふうに、ニューヨークのイメージ通りのフードトラックが並んでホットドッグ・ドーナツ・ベーグルなどを売っていますが、強固な意志で素通り(笑)。 -
ウォルドルフの2ブロックほど裏側のビジネス街にたたずむ、比較的地味な外観のこのお店。
ここが狙いすましてきた「エッサ・ベーグル」です。
ベーグルといえばニューヨークの朝食の定番で、マンハッタン界隈でもちょっと調べるだけで山のようにベーグル屋さんが出てきますが、こちらのお店はその中でも最高に近い評価を受けています。
事前に調べる前は、夜中の便で着いた後だから近場で適当に済ませられれば...くらいに思っていましたが、こんな名店が徒歩圏内にあるのなら行くしかないですよね。エッサベーグル パン屋
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朝8時過ぎ、お店の前の人通りはまだまばらでしたので「並ばなくても大丈夫なのかな?」と思っていましたが、店に入ると中で長い列が出来ていました。
なかなかいきなりこういう店に入ると「お作法」がわからないものですが、店員さんも初心者っぽい人には丁寧に説明していて、言葉さえ通じればそれほど困ることはありません。
その分1人ずつの回転がそれほどよくないので、合計20分くらいは待ったでしょうか。エッサベーグル パン屋
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ようやく我々の番になり、希望を伝えます。
他のベーグル屋さんと同様、ベーグルの種類、そしてこのようにケースの中にある様々な種類のフィリングを選ぶスタイル。
定番メニューもあるので初心者である我々はそれをベースに選びましたが、地元の人たちは細かく指定しているようでした。
トマトベース、クリームチーズベースなどの中で、注文時にいくつも単語が聞こえて来て人気あるんだなと感じたのが「TOFU」。
まあこういう所にしょっちゅう来る人はヘルシー志向ですから、当然といったところかもしれません。
ベーグルの種類(好みのセサミ)、焼き具合(軽くトーストする)、フィリングもちゃんと伝わったようでひと安心。
出来上がるまで5分ほど待ちます。エッサベーグル パン屋
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店の中にもいくつか席はありましたが全部埋まっていたので、お行儀悪く(笑)店の外を食べながら歩くことにしました。
濃厚+さわやか、というものが食べたかったので、今回はサーモンクリームチーズサンドに。
これで日本円で1000円くらいなのでけっこう高い方ではあるのですが...
まあまたこれが抜群に美味いので、1000円が全然惜しくないんです。
このお店の何よりの武器であるベーグル生地が、外が軽くトーストされていてカリッと、そしてその内側はもう餅かと思うようなもっちり度合い。
普通こういうのを食べる時には水をじゃんじゃん飲むほうで、この時も「街角で水とベーグル持つと大変そうだな」と思っていましたが、あまりの豊潤さに水を飲むのを忘れていました(笑)。
新鮮なサーモン、そしてほどよい酸味のチーズとの相性も抜群。
「ニューヨーク1の評価を受けるベーグル」の名に恥じない名品でした。
またニューヨークに行ったら何も迷いなくこのお店に行ってしまいそうだなあ。エッサベーグル パン屋
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朝からニューヨークの真髄を味わえた気がして、眠気がすっかり吹き飛びました。
非常に爽やかな気持ちで、街歩きの足取りも軽くなります。
翌日と翌々日で巡る場所の予定はだいたい立ててあったので、この日はミッドタウン界隈の「わかりやすい」名所を歩いて回ることにしました。
まずはホテルを背にしてパークアヴェニューを北上しますが、背後にはメットライフビルが番兵のように立ちはだかっているのが見えます。
メットライフビルといえば、かつてはアメリカ随一の航空会社の名をとって「パンナムビル」と呼ばれていた場所。
いつしか名前が変わりましたが、私の中ではパンナムビルのほうがしっくりきます。
少年時代に熱狂的に見て、大学に入ってからクイズを始める大きなきっかけともなった「アメリカ横断ウルトラクイズ」の決勝は、このパンナムビルの屋上で行なわれるのが定番でしたので、私にとってはある意味聖地巡礼でもあります(笑)。 -
碁盤の目状にひろがるマンハッタンの街並み。
細かく改行?を繰り返しながら、世界の中心のそのまた中心を目指します。 -
パークアヴェニューから2つ西側へ移動すると、このような荘厳なカテドラルが見えてきました。
5番街に面して立つ「セント・パトリック大聖堂」です。セント パトリック大聖堂 寺院・教会
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19世紀半ばから建設が始まった、ニューヨークそしてアメリカのカトリックを代表する教会。
19世紀のアメリカで流行した、中世のゴシック様式にならった「ネオゴシック様式」が特徴で、箱形ばかりの周囲の中ひときわ異彩を放っています。セント パトリック大聖堂 寺院・教会
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ただでさえ賑やかな5番街に面しているにも関わらず、この教会が持つ落ち着きは特筆に値します。
中に入ると、とたんに周囲の喧騒が消え、自分がニューヨークにいることをつい忘れてしまうほど。セント パトリック大聖堂 寺院・教会
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外にはアメリカの旗と並んでバチカンの旗が掲げられています。
ローマ法王が来る時などにこういう感じにしてあるのはテレビなどでよく見ますが、法王の訪問予定もなさそうだし何だったんだろう?セント パトリック大聖堂 寺院・教会
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大聖堂と5番街を挟んで向き合っているのが、こちらの「ロックフェラーセンター」。
ロックフェラー センター 建造物
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南北2ブロック分ある敷地に、70階建てのGEビルを中心とした複数のビルが建つ形で構成されています。
街のシンボルのひとつとなっているアトラス像は、5番街に面した側にありました。ロックフェラー センター 建造物
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ちょうど大聖堂の脇を通る51丁目からスタートし、セントラルパークまで5番街を北側にそぞろ歩くことにしました。
両脇には世界的な高級ブランドの派手な店が目立ちます。
日本だと青山界隈なんでしょうが、店の規模や装飾の派手さはこちらが数段上に見えます。 -
そんな中にさりげなく並んでいた、見慣れたロゴのこちらの看板。
2011年にオープンした、ユニクロのアメリカ展開の旗艦店とのことです。
日本だとショッピングモールに入っているカジュアルな店というイメージですが、こちらでは少なくとも外見はH&MやZARAを意識している感じですね。ユニクロ (5番街店) 専門店
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まあ、中に入るといつものユニクロなんですが(笑)。
品揃えやディスプレイの仕方もだいたい日本の店と同じような感じです。ユニクロ (5番街店) 専門店
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ペニンシュラ、セントレジスといった高級ホテルを眺めながらそのまま北へと進むと、バリケードが張られやたらと多い警官が周囲をうろうろしているのが目に入ってきます。
トランプ タワー 建造物
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今...はどうかわかりませんが、訪れた当時にはNYで最もアツい場所だった「トランプタワー」。
訪れた当時はまだ「次期」ではありましたが、アメリカ大統領になる人物の邸宅としては史上最もよく知られた場所でしょう。トランプ タワー 建造物
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上部が三角形の断面になっているその形状、一面黒塗りの異様ともいえる外観が、個性出しまくりのマンハッタンの建物の中でもひときわ異彩を放っています。
5番街に面した往来の激しい場所にありますが、このタワーの一角には厳重な通行規制がしかれ、5番街のタワー側を歩いてきた人はいったん逆側に渡る必要があります。
タワーのあるブロックに入るには身分証明(や、おそらく通行許可的な何か)が求められ、うかつに近寄れる場所ではなくなっていました。トランプ タワー 建造物
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同じブロックには「ティファニー」で最も有名な5番街店があるのですが、ここも制限地域で「ティファニーに行く人だけが通れる」状態になっていたため、表から見た限りでは開店休業状態に見えます。
(実際に最終日、この写真の左側奥にある入口から入りましたが、中では普通に営業が続けられていました)
正直店もいい迷惑だろうなあ。ティファニー (ニューヨーク5番街店) ブランドショップ
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タワーの対岸には、3大ネットワークをはじめとしたメディアがごっそりと集まりカメラを向けています。
通りかかった時もちょうどどこかのテレビ局がレポーターを立ててニュース映像を収録しているところでした。
おお、これぞテレビで見た光景!と思って立ち止まりたいところでしたが、実際にはその周囲は5番街の量岸の人の流れが凝縮した場所でしたので、立錐の余地はなし。トランプ タワー 建造物
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流れに押し出されるようにトランプタワーをあとにすると、ようやくセントラルパークの南端が見えてきました。
59丁目の通りを境にパークと対面して立つこちらの建物は「プラザホテル」。
ウォルドルフ・アストリアなんかを上回るニューヨークで1番の高級ホテルで、かつての為替レートの取り決め「プラザ合意」にも名を遺す場所です。ザ プラザ - フェアモント マネージド ホテル ホテル
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今回も興味はありましたが、軽く調べてその金額にクラクラしてすぐに退散(笑)。
表から眺めるだけにしましたが、ざわついた5番街からわずかの距離にありながらその落ち着きは別格に感じます。ザ プラザ - フェアモント マネージド ホテル ホテル
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ホテルの目の前の公園は、映画「セレンディピティ」にも登場した場所。
(主人公のジョン・キューザックと親友がここで会って話し、そして非常に印象的な主人公に関する「記事」を手渡された場所です) -
この界隈には、観光客向けの馬車が連なって人の訪れを待っていました。
(なのでプラザホテルが近づくにつれて若干馬糞の臭いもきつくなってきますがw)
乗ってみたい気持ちはありましたが、数十分乗って2人で1万円くらいかかるのでちょっと割高ですし、まだ元気もあって自分の足で回ってみたかったので今回はパス。 -
先ほどベーグルを食べたばかりでしたが、街歩きには欠かせないと思い目の前にあったホットドッグのトラックへ。
フードファイターの大食い選手権でおなじみの、アメリカではどこにでもある「ネイサンズ」です。
トラックの写真を撮ろうとしたら、陽気なあんちゃんが一緒にポーズを取ってくれました。
さすが慣れてますね。 -
いくつかあるメニューから、一番お腹にたまりそうなチリドックを選択。
ラスベガスとかでも食べたことはあったので特に珍しさはありませんが、安心して楽しめるクオリティです。 -
十分に腹ごしらえもできたところで、いよいよ本格的にセントラルパークの散策を開始。
イーストサイド側から徐々に西側へ進んでいくことにします。
最初に目に入ってきたのは、セントラルパーク動物園。
広大な公園の中にある小さな動物園で見世物小屋時代も含めると150年近くの歴史があります。セントラルパーク動物園 テーマパーク・動物園・水族館・植物園
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パークの一番南東側の端、5番街方面から入ってくると最初に見えるのがこの小さな岩山。
人が群がって登っているのが見えたので、我々も続きました。 -
思いのほか表面がつるつるで、朝の湿り気を帯びて少し危なっかしい感じでしたが、気をつけて歩を進め頂上へとたどり着きました。
この岩は「羊背岩(ようはいがん)」と呼ばれる種類の岩で、表面のつるつるは氷河によって削られたものなんだそう。
数万年前にこの一帯が分厚い氷河に覆われていたことの数少ない名残ですね。 -
おもに山地で見られる地形でもあり、こうしてビルと一緒に眺められる例はそう多くありません。
個人的には、この岩は映画「ものすごくうるさくて、ありえないほど近い」で主人公の少年がよく登っていた場所でしたので、映画の世界に浸りひとときを堪能しました。
どこかにパパが残したあれがあるのかな? -
その岩山の前には「The Pond」と呼ばれる池があります。
今度は妻のほうが、漫画「CIPHER」のロケ地?ということで場所を探し始めたので、一緒になって漫画のワンカットと全く同じ見た目の場所を探索。
とあるカットと正確に符合する池の一地点を見つけることができました。
漫画は読んだことありませんが、見る限りかなり忠実に再現してますね。 -
着飾って公園内を散策する老夫婦。
後ろから子どもたち(といってももうみんないい歳)と思われる集団が歩いていましたので、おそらく長寿のお祝いかな。
こうして歳を重ねて同じ時間を共有できるのって素晴らしいですね。
ああいう格好するかどうかはともかく(笑)、見習わないと。 -
パークの一番南東側から少しずつ北側へ歩いていくと、やがてこのようなスケートリンクが見えてきました。
映画好きならすぐに思い浮かぶかと思いますが、「ホーム・アローン2」にも出てきましたし、私の好きな映画「セレンディピティ」では話の重要なキーとなる場所として登場しました。
ふらっと寄って手袋のひとつでも落ちてないか探そうかと思いましたが、そんなものを探す前に人が多すぎて長い行列もできており、時間もないし疲れていることもあって断念。
またここは次回の宿題にします。ウルマン メモリアル スケートリンク 体験・アクティビティ
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いくらくらいなのかな?と思って看板を見たら、左上の文字が。
ここの入場料はあのヅ○の維持費とかに消えているのかwウルマン メモリアル スケートリンク 体験・アクティビティ
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スケートリンクからもう少し進むと、ようやく「見慣れているセントラルパークの姿」が目に飛び込んでくるようになりました。
このコロンブス像がその目印になります。 -
パークの南東側から、真ん中のベセスダの庭園に至る広々とした真っすぐな道。
「ザ・モール」と呼ばれるこの散歩道は、特にセントラルパークが映像としてとらえられる際には必ずと言っていいほど入る場所です。 -
そして何といっても、名画の舞台になっていたことを抜きにこの場所は語れません。
「クレイマー、クレイマー」で父と子が自転車を練習していたり、争っている母親と会うシーンなど、この光景を見た瞬間にそのシーンが甦ってきます。 -
事前に映画を観て立ち位置などを研究していたので、メリル・ストリープがいた正確な位置に立って映画の雰囲気を十二分に味わいました。
ニューヨークは本当に、ちょっと歩けばこういう「一方的に知っている場所」ばかりで、いくら時間があっても足りないですね。 -
「ザ・モール」を途中まで歩いて西側へ少し折れると、ここもセントラルパークのもう一つの顔である「シープ・メドウ」が顔を出します。
広大な芝生の空間と、その周囲を取り囲む高層ビル群。
もういろいろな映画に出過ぎてどれと限定するのが難しいくらいですが、一番忘れられないのは「ウォール街」でマイケル・ダグラスとチャーリー・シーンがクライマックスで激しい言葉を交わしているあたりでしょうか。セントラルパーク 散歩・街歩き
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どうやらここは冬場は芝生の養生中らしくぐるりとフェンスに取り囲まれており、入口も見当たらず中にも誰も人がいないので、フェンス越しに眺めて雰囲気だけ味わいました。
これぞニューヨーク、という景色を見ながら芝生で寝転がるのが夢だったんだけどなあ。
次は春から夏くらいに来ないといけないですね。シープ メドウ 広場・公園
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芝生で少し座るつもりがアテが外れてしまったので、近くにあるカフェで一息。
ちょうど目の前にあったのは、日本にも東京に何店舗かあるベルギー生まれのカフェ「ル・パン・コティディアン」。
今回このセントラルパークの店を筆頭に街なかで相当数見かけ、意外にもニューヨークにはかなり派手に進出してるんだなというのを知りました。 -
芯まで寒さに覆われた体を温かいコーヒーで癒していると、目の前を次々とウォーキングやランニングの人、そして犬の散歩をする人々が通過していきます。
この光景を眺めている自分にとっては「非日常」の極みのような光景なのですが、これを「日常」のものとしている人たちがこんなにも多いとは。
一度でいいから「もうセントラルパークは歩きすぎて飽きた」と言ってみたいところです(笑)。 -
疲れていた足も少し回復したので、また再び歩を進めることにしました。
南北に長い公園のちょうど真ん中、西側に近いあたりに、涙粒のような形をした一角があります。
看板にその名前がある通り、この一帯は「ストロベリー・フィールズ」。
1980年12月、ここからほど近い自宅の前で銃弾を受け亡くなったジョン・レノンをしのび、ジョンの45歳の誕生日だったはずの195年10月にこの一帯がビートルズの曲名にちなんだこの名前に改称されました。ストロベリー フィールズ モニュメント・記念碑
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長い辺は100メートル近くもある広いエリアですが、その中で観光客がぐっと集まっている箇所があります。
人の流れに沿って緩やかなスロープを登ると...ストロベリー フィールズ モニュメント・記念碑
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多くの人が取り囲み、その周囲にジョンの曲を演奏するミュージシャンが集まっている広場に至りました。
順番待ちをしながら、クリアになったタイミングで撮ったのがこの写真。
みんなが囲んでいる中心には、この「IMAGINE」のレリーフがあり、ジョンに捧げられた花が周囲にもちらほら見えます。
「生前にここで歌った」とか「歌詞にも取り上げられる舞台になった」という場所ではなく、あくまで記念碑的な位置づけのもの。
それでも、亡くなってもう35年、いまこの歳になった自分ですら暗殺の時のニュースの記憶が曖昧になるくらいの年月が経ってもまだこれだけの人を集めるだけの何かを世に残し続けているという点だけでも、彼の存在の大きさがよくわかります。ストロベリー フィールズ モニュメント・記念碑
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このメモリアルを背に西側を向くと、もう公園の西側の縁である8番街は目の前。
通りを挟んで向かい側に見えているのが、そのジョン・レノン夫妻が住んでいた「ダコタ・ハウス」です。
19世紀末に作られ、代々ニューヨークでも最高級の住宅として君臨し続けています。
審査が猛烈に厳しいというのが有名で、単に金持ちというだけでなく品格を兼ね備えてなくてはいけないそうですね。
横綱審議委員会か(笑)。ダコタ ハウス 建造物
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パークの前で8番街と丁字型にぶつかる西72丁目通りを20メートルほど進むと、ダコタハウスの正面入口へと至ります。
入口が厳重に警戒され門が閉まっていてやや見にくいですが、この門をくぐった先あたりでジョンが背後からマーク・チャップマンに銃撃されました。
銃声が響く事すら想像しづらい静かな高級住宅街の雰囲気ですが、自分が物心ついて洋楽に興味を持った時にはもうジョンの新曲を聞くことができなくなっていたことが、その銃声が事実であったことを物語っています。ダコタ ハウス 建造物
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8番街側へ戻り、この中にオノ・ヨーコが今も住んでるのか...とか考えながら北上。
そろそろ疲れてきたし腹も減ってきたので、軽くつまめるものを探して歩きます。ダコタ ハウス 建造物
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78丁目辺りまで歩くと、こちらも何だか個人的に見覚えある建物が見えてきます。
「アメリカ自然史博物館」。
有史以来のアメリカの動植物、そして人類の歴史を展示している、ニューヨークでも最も有名な博物館のひとつです。
地元の人にはもちろん親しまれていましたが、ここを一躍世界的に有名にしたのが、夜中に展示物が動き出す不思議な博物館を描いた映画「ナイト ミュージアム」でした。
今回は時間がなかったので、ここの中身は次回の宿題。
ベン・スティラーに似ている職員いないかな、とか探してましたが、さすがに見当たりませんでしたwアメリカ自然史博物館 博物館・美術館・ギャラリー
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ニューヨークに来たらまずは「シェイクシャック」に行ってみたい!と来る前からずっと楽しみにしていたのですが、ちょうど今日何となく散歩してきた方面に店があったので、張り切ってやってきました。
東京でも外苑前や恵比寿など店舗が増えてきたシェイクシャック。
最近になってようやく行列も落ち着いてきた感がありますが、ここに来る前の2016年末くらいだとまだかなり行列も長く、せっかく行くのならNYでデビューしようかと考えていました。
自然史博物館の裏手にあるこのお店に行った時、時間は昼の3時近くでしたが、それでも注文までに数人並んでおり、受け取り待ちはもっと多そう。
とても店内の席を確保できなさそうだったので、テイクアウトして外で歩きながら食べることにして、注文の列につきます。シェイク シャック (アッパーウエストサイド店) ファーストフード
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この後ディナーも控えているので、とりあえず2人でダブルのハンバーガーとクリンクルカットフライをオーダーし、この出来上がったらブルブル鳴るアレを渡されてしばし待ちます。
注文の時に気づき、またこの後のNY滞在で訪れたファストフードですべて共通していたのでさらに記憶に焼き付いたのですが、向こうでは取り違え防止のために注文時に必ず名前を聞くんですよね。シェイク シャック (アッパーウエストサイド店) ファーストフード
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15分ほど待って無事にブツをゲットし、道を渡った自然史博物館沿いのベンチに座っていただきました。
口に入れた瞬間にずしっとくるような重みを感じ、そしてひと噛みしたところで口の中にぱーっと広がっていく肉汁。
食べている方も多いのでもう細かい説明は必要ないと思いますが、その行列の長さにも納得の絶品でした。
※結局、翌日も寄ってしまい、日本に帰ってからも頻繁に通うようにwシェイク シャック (アッパーウエストサイド店) ファーストフード
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食べ終わったらもう15時半近く。
普通の日ならこれで何の問題もないのですが、今日は気合を入れてディナーを予約していたので急いで腹をすかせねばなりません(笑)。
しかし、さすがに昨晩機内で寝てないことで疲れもどっと吹き出してきたので、この辺でいったん宿にちゃんとチェックインすることにしました。
ブロードウェイの裏手まで地下鉄で移動し、そこから東西方向を徒歩で進みます。
こちらは、明日以降じっくり歩くことになるであろうブロードウェイ。 -
ニューヨークの街なかにあり、日本でも西新宿のアイランドタワーの前にあるものが有名な「LOVE」の彫刻。
最終日にでもそれを見に行こうと思っていたら、同じ人が作った「HOPE」の彫刻に偶然にも出会いました。 -
少し休みたかったので、速足でマンハッタンを左から右?へと移動し、朝荷物を預けていた「ウォルドルフ・アストリア」へ到着。
いよいよチェックイン!
今回は22階の部屋になりましたが、どんな眺望が待っているでしょうか。
フロントでキーを受け取り、このエレベーターホールまで昇ってきます。
ウォルドルフアストリアのエレベーターといえば、映画「セレンディピティ」で主人公の2人が「ここで別々のエレベーターで昇って同じ階にたどり着いたらそれは運命だ」という話をしていた(だがうざい他の客wが邪魔になってすれ違ってしまった)その舞台となった場所なので、ひとり興奮。
ただ、映画で観たのと実際のエレベーターの構造がちょっと違いますね...さすがにセットだったのかな。改装前に歴史あるホテルに泊まれた! by mikoyan358さんウォルドーフ アストリア ニューヨーク ホテル
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今回このホテルに泊まる際、さすがにニューヨーク最高級のホテルだから狭くても泊まれるだけ良いほうだしあまりに高いようなら諦めよう、と思ってWEBで探していたのですが...
ニューヨークに高級ホテルが次々と誕生したこと、そしてこのホテル自体がまもなく改装に入るということもあったのか、普通の部屋で1泊1.5~2万円(これならタイムズスクエアのマリオットの方が高い)で意外なほどに手が届きそうな感じ。
しかも、その1つ上のランクの「1ベッドルームキングスイート」という部屋でも普通の部屋にちょっと足す程度で泊まれる!
古きこのホテルに泊まれる最後の機会だし、ということで、今回は奮発してこのスイートルームを予約しました。
エレベーターロビーから部屋は「口」の字型の通路の外側にずらりと並んでいるのですが、このスイートルームはエレベーターのちょうど対角、通路から少し引っ込んだ場所に独立したエントランスがあります。
もうこの辺から特別感が満点。改装前に歴史あるホテルに泊まれた! by mikoyan358さんウォルドーフ アストリア ニューヨーク ホテル
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重々しい扉を開けて、ついに部屋の中へと入りました。
最初に見えてきたのはリビング。
ここだけで20畳くらいはあり、カバディくらいなら余裕でできそう(笑)。
さすがに設備はやや古めですが、それでも落ち着いたソファーやデスクなどの調度が「さあゆっくりしていけ」という空気を放っています。改装前に歴史あるホテルに泊まれた! by mikoyan358さんウォルドーフ アストリア ニューヨーク ホテル
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そのリビングから廊下をつたっていくと、だいたい10畳くらいのベッドルームへと至ります。
普通ならこの一部屋だけで「広いなあ」と思うところですが、いったんさっきのリビングを目にしてしまうと「スーツケース置くと狭いなあ」とか勝手な気持ちが沸いてきたりします(笑)。改装前に歴史あるホテルに泊まれた! by mikoyan358さんウォルドーフ アストリア ニューヨーク ホテル
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ベッドルームに隣接したバスルーム。
ここはまあいたって普通(笑)。
この部分が一番年代を感じたところでしょうか。
若干すきま風が吹いていて寒かったし。
とはいえ、3日間じっくり滞在するには何の問題もなさそうです。改装前に歴史あるホテルに泊まれた! by mikoyan358さんウォルドーフ アストリア ニューヨーク ホテル
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普段泊まる場所からすると場違いなほどにラグジュアリーな雰囲気漂う部屋を探検してまわり、荷物を解いて少しだけくつろいでいたら、もう夕食の時間が迫っていました。
ホテルのすぐ裏手にある51丁目駅からメトロに乗り、予約していたハドソン川沿いのレストランへと向かうべく移動します。 -
レストランはハドソン川の対岸、ニュージャージー側に位置していたので、せっかくの機会ということもありフェリーを使って行くことにしました。
慣れている人ならばタイムズスクエアあたりからのシャトルバスで行けるそうなのですが、乗り場の場所もよくわかっていなかったので「とりあえず地図で見て近そうなメトロの駅から歩く事を選択したのですが...
これがまた遠い(笑)。
7号線終点の34丁目駅からだと徒歩10分程度の距離ながら、間に何も表示などがなかったためしばらく迷い、運よく現れた数少ない地元民に行き方を聞いてようやくたどり着いた時には、もうレストランの予約時間の50分前でした。
こちらが、ちょうどリンカーントンネルの上あたりに位置するフェリー乗り場。
利用される方は、まずシャトルバスを使う事を第一にご検討ください。 -
幸いにして10分後くらいに、レストランのある対岸のウィホーケンへと向かう便があり、チケットも難なく手に入りました。
優雅な食事だったのでタクシー使おうかとも考えつつ、やはり高いし比較的時間に余裕があるのでフェリーを選択しましたが、手間取ったせいで慌ただしくなってしまいました。
でもまあこれでようやく一息つける。
と、このときは思ったのですが(笑)。 -
このフェリー乗り場には、ハドソン川を頻繁に横断するウォータータクシーがさまざまな行先へ向け出ています。
ちょうどウィホーケン行の乗船が始まっていたのですぐにその列に並びましたが、年初ながら帰宅時間とも重なってかなりの混雑を見せています。 -
フェリーは2層構造になっていて、1階は屋内、2階はオープンデッキに席が設けられている形。
地元の人たちは何の疑いもなく暖かい1階へと吸い込まれていきますが、ウォータータクシー初体験の我々はわずかな観光客以外誰もおらず広々とした2階へと移動します。
水の上、かつ遮るものがまったくない状況ですので極限に寒いのですが、まあ10分ちょいなら何とか我慢できるだろう(笑)。 -
乗り始めて5分もかからず、船は岸壁を離れました。
岸壁の先には、タイムズスクエア界隈の背の高いビル群が豪快に我々を見下ろしているのが見えます。
寒いけどこの景色は我慢するに値する素晴らしさ! -
ゆっくりと離れていく明るいマンハッタン、そして徐々に近づいてくる場所によっては真っ暗なニュージャージー、という景色を楽しみ、やがて対岸の岸壁が近づいて来たので降りる準備をしていたのですが...
スマホのマップの現在地を見ると、どうも意図していた場所と違う。
事前に、目的地のレストランのすぐ近くに船着き場があることを確認していて、確かにそこ行きのチケットは買ったはずでした。
しかし、慌てて調べたところどうやら以前に仕入れていた情報が古く、今回向かうウィホーケンの乗り場はレストランからは離れた今我々がいる場所になっているとのこと。ポート インペリアル フェリー ターミナル 船系
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Googleマップが教えてくれた現在地からレストランまでの所要時間、徒歩30分。
いま、予約時間の30分前。
15分すぎたら予約は取り消されると書いてあります。
ということで、ここから盛大なウォークラリーがスタートしました(笑)。
治安等も心配でしたが、幸いにして大通り沿いの見通しのよい一本道をずっと真っすぐ進む形で、特に怖い思いもしません。
何とか2人して頑張ったおかげで、予定時間からわずか1分遅れでお目当ての店へと到着しました。
それなりに着飾ってのんびり来るはずだったのに、何なんだこの慌ただしさはw。チャート ハウス (ウィーホーケン店) シーフード
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予約していたのは「チャートハウス」という、アメリカに何店舗かあるシーフードを主体としたレストランでした。
各地の眺めのよい場所に店を構えているのが特徴で、このウィホーケンにある店の最大の特徴は「食事しながらマンハッタンの夜景を対岸に眺められる」点。
妻がかなり前に来て眺めが素晴らしかったと聞いていたので、opentableで予約可能になった直後くらい(旅行の3か月前ほど)に予約を入れていました。チャート ハウス (ウィーホーケン店) シーフード
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中に入ると明るい感じのスタッフが出迎え、窓際の一番眺めのよさそうな席へ。
すかさず陽気なウェイターさんがやってきて、はるばるようこそ的な会話をしながらメニューの説明をしてくれます。
窓の外には、まったく遮るものが存在しないマンハッタンの夜景がダイナミックに広がります。
マンハッタンの中だとどうしても夜景を楽しめる場所が限られますが、こうして喧騒を逃れ外から眺めるのもまた格別。
せっかくの食事なのでシャンパンで乾杯します。チャート ハウス (ウィーホーケン店) シーフード
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シーフード自慢なのでその辺のメニューを中心にオーダー。
向こうに見えている幻想的な感じ(笑)のやつは、シュリンプカクテル。
ドライアイスの煙が噴き出て見た目にも高級感漂います。
手前はこの店の名物のひとつであるクラムチャウダー。
芯まで冷え切っていたので、この温かさと濃厚さ、優しいクリーミーな風味が身体中に染み渡ります。チャート ハウス (ウィーホーケン店) シーフード
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メインはロブスターをチョイス。
これもプリップリで噛もうとするところに反撃してくる感じ。
たしかにもっと抜群に美味しいレストランはここ以外にいくつも知ってはいますが、料理自体でも十分に印象に残りましたし、この夜景とあわせての「ここでしか体験できない味わい」は確かにここにあります。チャート ハウス (ウィーホーケン店) シーフード
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大満足の食事を終え、帰りのタクシー(さすがに行きにいろいろあったので帰りは日和りましたw)を待つ間、レストランを取り囲むデッキに出てみました。
うん、ここに来た甲斐があった!チャート ハウス (ウィーホーケン店) シーフード
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ちなみに、ちょうどこの写真に写っているハドソン川の中央部辺りは、まだ記憶に新しい2009年のUSエアウェイズ1549便の不時着水事故、あの映画にもなった「ハドソン川の奇跡」でまさに飛行機が着水し浮かんでいたあたりです。
今日乗ってきたウォータータクシーなどが着水後すぐに集まり、全員を無事に救助したことで「奇跡」と呼ばれたあの出来事。
いまは何もその痕跡を見せない静かな場所ですが...チャート ハウス (ウィーホーケン店) シーフード
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と、夜景を楽しんでいたらタクシーが到着。
もうかなり酒も回っていたし、これであとは帰って寝るだけ...
と思っていましたが、いざ来たタクシーに乗ってみたら思いっきり白タク(笑)。
最終的には普通のタクシーよりほんのちょっと高めくらいで済んだのでよかったですが、普通にイエローキャブが来ると思って特に気を払う所とも思っていなかったので、かなり焦りました。
ホテルへ帰ったら、着替えもそこそこに早々に倒れ込みました。
明日は朝から自由の女神観光ですが、ちゃんと起きられるかな...
(9日目へ続く)チャート ハウス (ウィーホーケン店) シーフード
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