2017/04/01 - 2017/04/01
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koumeさん
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1206年(建永元年)12月、後鳥羽上皇の熊野詣の留守中に院の女房松虫・鈴虫が、法然上人が弟子の安楽、住蓮とともに鹿ケ谷の現在の法然院のある地に結んだ草庵において突然出家し、女房と弟子たちの密通を疑う上皇が激怒するという事件が起こりました。
結果、法然上人は讃岐国に流罪、弟子の2人は死罪となり、草庵は長く荒廃することになりました。
ようやく江戸時代初期の1680年(延宝8年)、知恩院の第38世萬無和尚発願により法然上人ゆかりのこの地に念仏道場が建立されることになり、現在の法然院の伽藍の基礎が出来上がることになりました。
そんな、法然院に出かけてきました。
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これは、この日お寺でいただいたリーフレットの表紙の写真、椿の参道です。
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銀閣寺の門のすぐ前の道を南に10~15分ほど歩くと法然院に到着したことを知らせてくれる石の案内板。
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案内板の下には赤い椿に飾られた草花で造られた人形などが置かれていました。
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この日は自転車で来たものですから、ここから坂道を上って山門には向かわず、もう少し南に行くと駐輪スペースのある正式な?入口から参道に上ることにしました。
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そしてこれがこの日の参道。
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椿の花はずいぶん少なかった。
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訪れた時期が遅かったように思うのですが。
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おなじみの山門。
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時期を問わず、訪問するといつも法然院では本格的なカメラを手したカメラマンの方と出会います。
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山門の上から見たおなじみの眺め。
この日から一週間、伽藍内特別公開が行われるので、人出も多かったです。 -
石の手水鉢。
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落椿が瑞々しい姿を見せてくれます。
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伽藍内に入りました。
内部は撮影禁止となっていましたので写真はありませんが、次の言葉が廊下の白壁に吊り下げられた白布に書かれてありました。
本当の自分なんて
全部本当の自分だから
いやになるほど
本当の自分だから
うそのひとつも
つきたくなるよ
誰の言葉なのか知りませんが、平易な表現ながら哲学的な内容で心に残りました。
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こちらは東側にある方丈庭園。
中央奥に鹿威しが見えます。
かなり大きなもので、大変大きな音を響かせておりました。 -
庭園のはずれに、僅かに花が残る椿がありました。
鹿威しの音に震える椿かな。 -
鹿威しの音に震えて落ちた椿…かな?
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中庭です。
法然院の伽藍内に入るのは初めてのことですが、予想外に広い立派な中庭でした。 -
そして中庭の一画にある金製の手水鉢。
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椿と獅子の像が手水鉢を飾り立てているおなじみの光景です。
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怖い顔をしておりますが、猫ほどの大きさで親しみを感じます。
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微妙な色の違いが自然の奥深さを感じさせてくれます。
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手水鉢のある場所から中庭に沿って半周。
茶室の中から見た中庭。
中央奥やや左上に先ほどの手水鉢が置かれています。 -
初めての法然院の伽藍訪問を楽しませていただいてお寺を後にします。
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帰りは入口に石の看板があった坂道を下りました。
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最盛期には板塀の向こうにある椿の花がたくさん坂道に落ちているのですが、この日は姿を見ることはありませんでした。
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その代わり、坂道の出口、石の看板の反対側にもこんな飾りつけがされていました。
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椿の花が飾り付けられた石垣に沿って駐輪場所に向かいました。
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