島根・鳥取ぶらり旅．３．三朝・倉吉・玉造 編

2017/02/16 - 2017/02/18

　前から行きたかった石見銀山と三徳山三佛寺を一度に行こうと計画。
１日目は、出雲空港、出雲大社、日御碕神社、石見銀山、温泉津温泉、西出雲泊。
２日目は、韓竈神社、八重垣神社、松江城、境港、皆生温泉泊

３日目は、5日前に降った大雪のため三朝・倉吉の観光はできないと思っていましたが、なんとか観光ができました。まず、皆生温泉から三徳山三佛寺に行き、そして三朝温泉で湯につかり、倉吉で昼食・観光。次にコナンの町北栄町、米子城、玉造温泉で入浴・散策し、出雲空港から羽田に帰ってきました。

エリア 倉吉(鳥取)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5
• ホテル: 4.5
• グルメ: 4.5
• ショッピング: 4.0
• 交通: 4.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 3万円 - 5万円
• 交通手段: レンタカー JALグループ 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

　３日目は、5:40に起きて朝風呂です。さすがにこの時間では全く人の気配がなく、お風呂は私だけでした。　なお、お風呂は日替わりで、男女が入れ替わっていました。

皆生温泉　東光園 宿・ホテル

　今日の男湯は「雲ヶ湯」になります。
　内湯は、どっしりと構える柱木と敷き詰められた割れ肌の石床に、あふれる食塩泉の名湯です。荒々しくも繊細な自然を大胆に取り込み、独特の風格を醸し出していました。
　誰もいないので、童心に返って平泳ぎ！

皆生温泉　東光園 宿・ホテル

　露天は「里の湯」になり、原石をわったままの割れ肌の大きな岩の浴槽で、美肌効果を持つ弱アルカリ泉です。女性にはゆっくりと浸かっていただきたいお湯です。
　ほんのちょっと入るだけのつもりでしたが、朝から長湯になってしまいました。2月の6時頃はまだ暗いですね。

皆生温泉　東光園 宿・ホテル

　朝食は7:00からで、椅子テーブル席が150席の広いバイキング会場になります。
バイキングは、種類も豊富(約35種類)で地元の料理もあり、とても良かったです。

皆生温泉　東光園 宿・ホテル

　今日は間違いなく食べすぎなのに、これ以外でもデザ－ト(果物とヨ-グルト)をいただきました。明日からダイエットです。

皆生温泉　東光園 宿・ホテル

　窓からは日本海を見ることができ、夏ならば海水浴も可能ですね。

皆生温泉　東光園 宿・ホテル

　部屋に戻って外を見ると「天台の庭」が少し見えました。
観光旅館に１人で泊まり、朝食込みで5500円＋150円(入湯税)で、オーシャンビュー側や天台の庭側は無理ですよね。でもこれだけでも見えたので私は大満足でした。

皆生温泉　東光園 宿・ホテル

　フロント前のラウンジからの「天台の庭」は素晴らしく、それと同じくらいフロントの女性も親切で素晴らしかったです。
　ここなら一人でもリ－ズナブルに泊まることができ、心付けも気にする必要もなくのんびり泊まれるので、またゆっくり泊まりに来たいですね。

皆生温泉　東光園 宿・ホテル

　ホテルから約3分の皆生温泉海水浴場の入口です。日本海は、冬場は鉛色の海ですが夏場は太平洋側と違い水はきれいです。ただ岸線の浸食を防ぐため、テトラポッド(波消しブロック)で海水浴場を守っていますが、浸食で海水浴ができなくなるのでは、と心配です。

皆生温泉海遊ビーチ ビーチ

　約１時間で、ソフトバンクのＣＭ(トリンドル玲奈)で有名になった「はわい・東郷温泉」に到着。写真には写ってませんが、写真の東郷湖の左側が羽合(はわい)温泉で、写真真ん中が日本最大級の中国庭園がある「燕趙園」で東郷温泉になります。
　「日本のハワイ」には、豊かな温泉と自然がありました。

めぐみのゆ公園 公園・植物園

　東郷湖から約10分で、県道21号の真ん中に石造りの三徳山三佛寺の鳥居があらわれます。いよいよここから三徳山に入り、約3分で三徳山三佛寺参道入口に到着です。

三佛寺 寺・神社・教会

　参道は 1m程の雪で入れません。もともと12月～3月は入山禁止のため投入堂参拝受付所や本堂までしか入れないのですが、そこまでも入ることができませんでした。
　なお平成29年は、4月18日から入山可能となりました。ただ入山料が、投入堂参拝までは 800円、本堂まで 400円（大人）に変更になりました。

三佛寺 寺・神社・教会

　断崖の岩山に立つ神秘的な姿の投入堂は、参道入口から県道21号線を500m程上った所にある投入堂遥拝所附近でしか見ることはできません。投入堂はかなり山の上にあるのでよく見ないと見つけることはできません(真ん中上部)。
　なお、地震や雪のため壊れることはなかったようです。

三佛寺 寺・神社・教会

　建物らしいものを見つけてしまえば、投入堂の形は見ることはできますが、できれば望遠鏡かカメラをズ－ムアップして見て下さい。
　参拝登山の注意事項は、①必ず２人以上で上る　②滑りにくい靴と動きやすい服装　③荷物で両手をふさがない　④手袋をはめる　⑤飲み物を用意する　以上が条件のようです。
　いつ誰が、どのように建てたか不明な投入堂は、いつかは参拝登山をしてみたいですね。

三佛寺 寺・神社・教会

　三徳山三佛寺から13分で三朝温泉に到着。
　三朝名物「河原風呂」は、三朝橋のたもとから石段を下りた三朝川の河岸にある、無料で24時間入浴可能の混浴共同温泉です。でもこちらは足湯です。　

河原風呂 / 足湯 河原の湯 温泉

　雑誌などで紹介されているのは足湯の裏側で、こちらも写真からわかるように橋の上からほぼ丸見えです。さすがに昼間から入っている人はいないと思っていましたが勇気ある人がいて、顔を写さなければ写真はOKでした。気持ちよさそうでしたが、残念ながら恥ずかしいので私は遠慮しました。

河原風呂 / 足湯 河原の湯 温泉

　まだ雪が残っている三朝川湖畔に、旅館を連ねる開湯 853年の三朝温泉は、素敵な眺めが心をいやしてくれます。体には、世界屈指のラジウム含有量を誇る温泉が免疫力を高め細胞を活性化してくれるため、老化や生活習慣病などに効能があるようです。年配者にはいいですね。

三朝橋 名所・史跡

　三朝大橋のたもとのバス停留所の目前には、観光案内所(ほっとプラ座)があります。ここが観光の中心地で、すぐ隣には公衆浴場の「たまわりの湯」があり、斜め前には三朝小唄映画記念モニュメントもあり、さらに素敵な店が並ぶ温泉本通りもすぐそばです。

　観光案内所の休憩室は広く、温泉マップに施設のパンフレット、イベント案内、バスの時刻表なども揃えてあります。椅子も沢山あるので、気軽に休憩もでき、季節によって素敵な展示もあります。また時期によっては、太鼓･三味線などの生演奏による郷土芸能で､三朝の夜が楽しめます。

　また観光案内所には 2009年12月に誕生した、世界有数のラドン含有量を誇る三朝温泉をＰＲするキャラクター、有袋怪獣 の「湯けむり怪獣　ミササラドン」が迎えてくれます。ポケットには良質の温泉ですくすくと育つ「ちびラドン」も顔を出して迎えてくれました。

　ゆるキャラで気がついたことは、全国で1400体以上もゆるキャラあることに驚きました。

　案内所の隣には「ショップぼちゃぼちゃ」があり、三朝温泉の源泉100％の化粧水や入浴剤、お土産品などを買うことができます。その隣には、菩薩様からたまわった湯として名付けられた、公衆浴場のたまわりの湯があります。料金は 大人500円です。　それ以外でも日帰り入浴のできる旅館が19館あり、11時から入浴できるのは8館、15時頃から入浴できるのが11館で、料金は500円～1500円になります。

たまわりの湯 温泉

　温泉街巡りも楽しく、そしてなつかしく、温泉本通りを散歩してみて下さい。
　駄菓子屋のてりふり屋、蔵を改装しレトロな雰囲気の茶房木木など、昭和レトロの風情が漂います。できれば夕方以降の方が風情はぐっと増すでしょう。

湯の村通り グルメ・レストラン

　昔は温泉街以外でも縁日の花形であった、コルク玉を飛ばす射的やスマ－トボ－ルの泉娯楽場です。なつかしいですね。
　ところが、日本ではあまり見かけなくなった射的、投げ輪、スマ－トボ－ルなどは、今でも台湾の夜市ではみんなに愛されています。

湯の村通り グルメ・レストラン

　通りの中央付近には、足湯と飲泉場がある薬師の湯があります。温泉に入らなくても高濃度のラドン含有量を誇る温泉を楽しむことができます。なおここは混浴で無料です。

薬師の湯 温泉

　私は案内所から500ｍ程離れた、「公衆浴場・株湯」に入浴です。ここは三朝温泉がここから始まったとされる元湯で、最近リニュ－アルしたためか歴史感はあまりありません。

株湯 温泉

　脱衣場も普通の感じでした。湯船はラドンを含む蒸気で満ちており、少し熱めの湯は源泉かけ流しで良かったです。また地元の人と話ができて良かったのですが、伝説に登場する温泉の割には雰囲気は普通でした。
　入浴料は300円と安かったのですが、ロッカ－が有料と、これも今一つ中途半端に感じました。

株湯 温泉

　現在の株湯の手前横には木製の旧株湯があり、現在は足湯になっていました。湯船が小さいのに驚きましたが歴史が感じられ良かったです。
　地元の人の話では、旧株湯には気づかない人が多いようです。

株湯 温泉

　三朝温泉をあとに約15分で倉吉へ。
　白壁土蔵と赤瓦のレトロの町は、城下町の面影を残す魅力的な町並みです。
ただ城下町といいますが、城は 1615年の一国一城令で打吹城は廃城となり、その後城は造られず、打吹山麓に陣屋（倉吉陣屋）が置かれて明治維新まで続きました。現在は山頂部と中腹に曲輪跡が残り、越中丸展望所には模擬櫓が建ているだけです。

倉吉白壁土蔵群 名所・史跡

　代表的な建物の１つの、旧国立第三銀行倉吉支店で、現在は地産地消にこだわった白壁倶楽部(レストラン＆カフェ)になっています。
　ただ2017.10の地震で被災したため、2018.2.19時点では修復工事中でしたが、修復工事が終わり 2018.4.1からこの場所でまた営業が始まったようです。

赤瓦十三号館 レストラン白壁倶楽部(旧国立第三銀行倉吉支店) 名所・史跡

　2018.2.19時点では、白壁倶楽部は 50m程離れた「はこた人形工房・夢倉(むそう)」を一部 間借りして営業をしていました。
　黄色い旗の「鳥取県立倉吉農業高等学校・猪カレ－」に気をとられ、お店を通り過ぎました。

　はこた人形は、江戸時代から伝わる郷土玩具で、素朴であたたかみのある優しい顔が特徴です。夢倉でその素敵な人形を見るのもいいですが、ここでは人形に自分で顔を描ける顔描き体験もできます。
　
　2018.4.1以降はどうなっているのでしょうか？

　店内は古民家風で、素敵な感じでした。でもこれから行く人はこの雰囲気は味わえませんが、かわりにモダンな洋風建築で食事を楽しんで下さい。

白壁倶楽部 グルメ・レストラン

　店内の奥では畳の部屋を洋風にして使用していました。素敵なお部屋なので白壁倶楽部が戻ったあとどうなるか楽しみです。

白壁倶楽部 グルメ・レストラン

　昼食は、地元の食材を中心にした白壁ランチプレ－ト(1200円)で、メインは4種類(ハンバ－グ、鮮魚料理など)の中から１つを選び、あとはス-プとデザ－ト、ライス(パン)にコ－ヒ－(紅茶)です。お店の人はみなさん親切で、料理は美味しかったです(ただ猪カレ－は気になります)。
　シ－ズン中は混み合うようなので、予約をしていった方が良いと思います。

白壁倶楽部 グルメ・レストラン

　食後は、打吹地区の白壁土蔵群の散策です。
　はこた人形工房・夢倉から1～2分で、交差点の横にある「赤瓦七号館：元帥酒造本店」です。創業160年余の蔵元で、店の前の木彫りの福の神と杉玉がポイントです。今朝しぼり立ての純米吟醸酒があったので酒好きにはたまらないでしょう。

元帥酒造 専門店

　すぐそばの赤瓦二号館にある「倉吉絣手織り工房」は、倉吉絣の技術保存と後継者育成を目的に創設された鳥取短期大学・絣研究室のOB等が運営しています。建物は、元は倉吉絣の工場であった所で、うなぎの寝床のような奥行きがとても長い構造です。店内には、作品の展示のほか、実際に制作している姿を見学したり織物を体験することもできるようです。
　倉吉絣は、絵をそのまま織り込んだような、複雑で精巧な模様が特徴です。

赤瓦二号館 お土産屋・直売所・特産品

　また、赤瓦二号館には国産ワイン(特に西日本産)を集めたショップや、仏師 山本竜門師のギャラリーを併設しており、大きな布袋さんが2号館のシンボルとして展示されていました。そしてギャラリーを通り抜けると、白壁土蔵が建ち並ぶ玉川沿いに出ることができます。

ワイン蔵 グルメ・レストラン

　またすぐ横には「赤瓦六号館：桑田醤油醸造所」があります。明治10年の創業の京風建築で、今も木樽を使って醤油を手作りしています。その醤油を使ったアイスクリ－ムや飴、羊羹などの甘味を販売しているので、不思議な味を楽しむのもいいのでは。

桑田醤油醸造場 グルメ・レストラン

　1～2分で高田酒造です。本町通りには 1843年に建てられた主屋と仕込蔵が建っていて、敷地には中庭、茶室、新蔵など酒造業の施設が残っています。そして裏の玉川沿いには、明治時代後期の建築で、国の登録有形文化財になっている蔵が並んでいます。
　玉川と本町通りに挟まれた広大な敷地にあり、江戸時代後期に建てられた典型的な赤瓦葺きの商家で保存状態もよく、倉吉の町屋の特徴をよく表しているのに、なぜか旅行ガイドには載っていません？
　狸の像が印象的なここは、倉吉のお薦めスポットの１つです。

高田酒造 名所・史跡

　倉吉橋の近くには、珍しい木造三階建て家屋の倉吉絣展示即売所(加納家)が、地震にも負けず建っていました。他にも赤瓦六号館と七号館の中間の向かい側に、木造三階建ての「やぶき漆器店」があるようです。昔はどの町にも数軒はあったのですが今はほとんど見ることはありませんね。

　赤瓦一号館です。大正時代に建てられた醤油の仕込み蔵を改装した、多彩なお土産品がそろっているお店です。天井の梁と東柱を格子状に組み合わせた五重構造の小屋組が見応えがあります。

赤瓦一号館～十八号館 市場・商店街

　この周辺が「男はつらいよ：第44話」のロケ地で、川には鯉が泳いでいました。映画のシ－ンは、手前からこちらにむかい、白壁土蔵の赤瓦と打吹山を撮ったようです。映画を見てから来た方がいいかな。

　白壁土蔵の町並みから少し外れ、白壁倶楽部(旧国立第三銀行)の道を倉吉銀座通り方向に向かうと左側に「米澤たい焼き店」があります。昭和23年創業で、倉吉では知らない人がいないほどのお店のようです。

米澤たい焼店 グルメ・レストラン

　薄くて白くもちもちした皮に、甘みを抑えた餡が尾っぽまでびっしり入っていました。１匹ずつ手焼きをしているのでとても美味しかったです。
　ただ、たい焼きには目がない私としては、2010年に亡くなった東京麻布十番の浪花家総本店の神戸守一さんが作ったパリッとした薄皮のたい焼きが一番ですね。

米澤たい焼店 グルメ・レストラン

　倉吉の所々に、「応急危険度判定結果」の危険(使用禁止)の赤い紙や、調査済み使用可の緑色の紙が貼ってある家、一部家に青いビニ－ルがかかっている家もあり、地震の傷跡が見られました。
　でもほとんど地震前と同じようになってきているので、皆さんも三朝・倉吉に観光に来てください。本当に素敵な町です。

　倉吉を出発し約20分で「名探偵コナン」の作者(青山剛昌)の故郷、北栄町に到着。この町の駅名は本来は由良駅なのですが、コナン駅になっていました。
　駅から道の駅・大栄の横にある青山剛昌ふるさと館までの約1.4km(コナン通り)には、コナンに関係するオブジェ、レリ－フ、看板などがいっぱいあります。
　まずは駅前のロ－タ－リに１体(かっこいいコナン)あります。

由良駅 駅

　駅から約400ｍの北栄町役場では、特産品の大栄スイカを食べているコナンの人形や、コナンマンホ－ルもあります。

　役場から約200ｍのコナン大橋には、橋の親柱や照明灯などにスケボ－に乗るコナンや色々なポ－ズのコナンがいます。また橋の高欄にもコナンのレリ－フがありました。さらに少し先のバス停には、「眠りの小五郎」こと毛利 小五郎とコナンのツ－ショットもあります。

コナン通り 名所・史跡

　図書館前には等身大の工藤新一があり、出会いの広場でもコナンなどのオブジェに出会えます。　
　そして青山剛昌ふるさと館の玄関前には、少年探偵団が集合しています。

青山剛昌ふるさと館 美術館・博物館

　青山剛昌ふるさと館は、右側が原画や蝶ネクタイ型変声機等が展示されている記念館で、左側がミュ－ジアムショップになっています。
　行くと阿笠博士の愛車の黄色のフォルクスワーゲンが迎えてくれます。
　コナンファンなら必ず来なければならない所ですね

青山剛昌ふるさと館 美術館・博物館

　青山剛昌ふるさと館から約55分で、二度目の米子城跡に到着。あいにくの雨でしたが、前回の印象が非常によっかったのでウキウキしながら登城口へ。ところが残念ながら、地震と雪の影響で倒木があり立ち入り禁止でした。一瞬それでも上ろうと思いましたが、泣く泣く断念。
　現在は石垣だけの城でガイドブックにもあまり紹介されていませんが、頂上からの米子市内と美保湾の景色は素敵ですよ。

米子城跡 (湊山公園) 公園・植物園

　急な土砂降りのため米子城跡から約50分かかって、日本屈指の美肌の温泉と縁結びのパワ－スポットが多い玉造温泉に到着。どちらも必要はないのですが3度目の訪問です。本音は空港までの時間調整で、予定通りにいったら入浴できると考えていました。
　まずは玉作湯神社の前にある宮橋(恋叶橋)で、この橋の上で写真を撮った時に神社の鳥居が写っていると恋が叶うらしいです。写ってました！！

宮橋 (恋叶橋) 名所・史跡

　玉作湯神社は、まがたま作りの神と国作りと温泉の神を祀っていて、神社の横の「願い石」がパワ－スポットとして有名です。
　まず社務所で「叶い石：お守りに入れる石」セット(叶い石、巾着袋、願い紙)を入手。神社を参拝し、願い石へ移動。叶い石は御神水で清めたあと願い石にくっつけ祈願する(パワ－が叶い石に注入)。最後に拝殿で、願い紙にお願い事、住所、名前を書いて１枚は神社の箱に入れ、もう１枚は叶い石とともに巾着袋へ。これで自分専用のお守りができあがります。
　

玉作湯神社 寺・神社・教会

　玉湯川には、恋の縁結びに効くと言われる場所が２つあり、１つは宮橋(恋叶橋)でもう１つが「湯閼伽の井戸」です。井戸から「恋叶の素：鯉の餌」を川にまき、鯉が寄ってきたら素敵な人が現れるらしいです。鯉が現れたので……ＯＫ。

湯閼伽の井戸 (恋来井戸) 名所・史跡

　すぐそばには「湯薬師広場」があり、玉造温泉の源泉が湧き出しています。美肌にいい源泉を、写真右の神社風木箱に入っている美肌温泉ボトル(200円)か持参の容器で持ち帰る(5日間OK)こともできます。注意は、一応飲泉は可能のようですが、ここは「手湯」です。もし飲んだなら、鉱物やミネラルがいっぱい溶け込んでいるでので多く飲むと下痢になり、源泉を直接飲まないと雑菌の影響もでる可能性もあります。私はちょっとだけなめましたが苦くてしょっぱく美味しくなかったのでやめた方が良いと思います。

湯薬師広場 たらい湯 温泉

　歩くこと1～2分、前回日帰り温泉でお世話になった「松乃湯」です。ほぼ温泉街の真ん中で、バス停(前回は松江からバス)が近く、「日帰り温泉可」の看板があったので利用しました。約3年前の情報ですが、大浴場は綺麗で良いお湯でした。露天風呂は小さかく塀に囲まれていましたが、のんびり落ち着いて入ることができました。館内は少し古かったのですが綺麗でした。問題はくつろげるスペ－スが少ないことですね。
　いただいた名前入りのフェ－スタオル(手拭い)は記念に使わず今も持っています。

松乃湯 宿・ホテル

　今回は時間に余裕がないため、ほぼ松乃湯の正面にあり、宍道湖・玉造温泉地域で唯一の日帰り入浴専門施設の「玉造温泉ゆ～ゆ」にお世話になりました。
　男女とも露天風呂、打たせ湯、サウナが併設され、駐車場もあって料金は410円です。安い！
　外見はホテルのように立派な、５階建ての温泉です。

玉造温泉ゆ～ゆ 温泉

　１階は、地元の野菜や果物、近海の海産物や加工品などの食材がいっぱいあり、他にも玉湯町の特産である布志名焼や地域の伝統工芸品も販売していて、土産に最適です。
　２階は、おんせん卓球(卓球場)で１台30分500円
　３階は、安来節ショ－(どじょうすくい)、500円
　４階は、休憩室とマッサ－ジ室
　５階は、受付・大浴場　　　になっています。　

玉造温泉ゆ～ゆ 温泉

　内湯は、勾玉の形をした大きな湯船で、外には横長の露天風呂とかなり強烈な打たせ湯があります。ただ露天風呂は露天のお風呂という感じですね。その他には普通のサウナとミストサウナもありました。お湯(泉質)も最高です。
　なお、湯上り後は4階に畳敷きの広い休憩室がありますが食堂や売店はありません。
　ここは手軽に玉造温泉の湯が楽しめ、混んでいますが最高ですね。

玉造温泉ゆ～ゆ 温泉

　湯上がりに夕方の温泉街を少し散歩して、浴衣姿の素敵な女性達をあとに空港に向けて出発です。これで予定した観光は無事終了です。

玉湯川 自然・景勝地

　空港近くにガソリンスタンドがなく若干あせりましたが、18:40にレンタカ－店に到着。18:50には空港に到着し、19:25発羽田行きに無事チェックイン。

出雲空港（出雲縁結び空港） 空港

　20:43、東京湾の海ほたるが見えてきました。もうすぐ着陸です。搭乗率は約80%で、早朝便と違いますね。

東京湾アクアライン 名所・史跡

　予定時間(20:50)より数分遅れて無事到着。荷物は手荷物だけなので21:03には到着出口です。今回も愛車マッハ号(125CC)でないので、電車で帰宅です。

　今回は、鳥取地震の影響を見てくる事も目的でしたが、皆さん頑張っていました。鳥取地方の人達を応援する意味でも、島根・鳥取は素敵な観光地なので、皆さん足を運んで下さい。お願いします。

羽田空港 第1旅客ターミナル 空港