
2013/08/18 - 2013/08/18
13位(同エリア229件中)
ぺでぃまるさん
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時間のある時に自分のしたい事をできるって幸せだと、ふと思うことがある。したい事といってもなんでもできるわけではなく、先立つモノも考える必要がある。しかも金額の大小ではなくコストベネフィットまで考えると、そんなに高額でなくても短時間なら微妙かなって考えてしまう。しかしコストベネフィットを考えたら幸せなんかは得られない。幸い旅行以外の趣味への投資なんて微々たるもんだ。さあ進もう、倉吉への思いつきの旅へ…
前フリが長くなりましたが、もう彦根から姫路に到着したところでこの旅行記は始まります。私は絶対間違えませんが、取鳥なんて間違われたり島根と逆に憶えられたりすることもあるけど、鳥取いいトコでしたよ♪
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 高速・路線バス 新幹線 JR特急 徒歩
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思いつきとしては倉吉・鞆の浦・龍野が候補でして、わざわざ家族で行くことがなさそうな場所ということで米原駅で倉吉に決定するという思いつき具合です(^^;A
米原駅から新幹線で降り立ったのは姫路。朝の腹ごしらえで、姫路のご当地グルメのえきそばをいただきました。うどんのダシに中華麺という、何か懐かしい雰囲気のするB級グルメでした。 -
姫路で乗り込んだ特急スーパーはくとは、お盆後の日曜日で心配したものの車内はガラガラでした。コレが着いてもコストベネフィットと少し頭をよぎる私、ちっちぇえな〜って思います…
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この日はBLUE HEARTSのTRAIN TRAINがの脳内BGMでした。本当のことを教えておくれと唄っているけど、知らないことも幸せなんだと知っているアラフォーが車窓から眺めるのは湖山池という汽水湖。
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倉吉駅は想像以上にモダンな雰囲気でした。駅に併設された観光協会で地図をもらってから、路線バスに乗って向かうは白壁土蔵群です。バスに揺られながら、岡山県の蒜山の人は津山に行くより県越えて倉吉に行くんよって聞いたことを、何故か思い出した。
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直接バス停から白壁土蔵群にアプローチするのも何か勿体なく、一本横の筋から町歩きは開始しました。
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打吹山は天女伝説のある山で、倉吉の象徴となっている山です。その麓にあるのが重要伝統的建造物群保存地区として選定されている、倉吉市打吹玉川です。
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重伝建は赤褐色の石州瓦屋根の伝統的な町家が軒を連ねている本町通りと、造り酒屋や醤油醸造業の白壁漆喰塗りの土蔵群と石橋が連続する川端通りの大きく2つに分けられます。
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玉川を跨いで一枚岩の石橋が架かる、倉吉ならではの風景。その静かなせせらぎには鯉も泳いでいました。この町並みを活かそうと、中心市街地の活性化に成功した長浜の“黒壁”に倣っての町づくりが行われました。古い蔵などを改装して作られた施設は、その名も“赤瓦”です( ̄▽ ̄)
三朝温泉と併せての小旅行とかって、けっこう楽しいんかなと思いますね。 -
桔梗の涼しげな色がむかし町に彩りを添えていました。
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写真右は赤瓦七号館は嘉永年間(1848〜53年)創業の元帥酒造本店、写真左は防災センターの“くら用心”です。
格子が続く町並みは、和を感じて魅力的。 -
“くら用心”は平成15年に火災で焼失した建物の跡地に、市民などから寄せられた義援金で建てられました。明治時代の倉吉の町屋を参考に復元されています。
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倉吉は、旧市街地の西側約4?に国府跡や国分寺跡があった伯耆の中心地でした。地理的には国府川・小鴨川・竹田川が合流した天神川となる小盆地に位置し、山陰道・津山街道・勝山街道の分岐点でもある重要な地でした。
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江戸時代には、鳥取藩主・池田氏の外戚である荒尾氏が1万2000石をもって委任統治を認められたことで発展しました。鳥取藩は鳥取県に相当する因幡・伯耆の2か国を領し、今以上に交通の便が悪い江戸時代は家臣に治めさせるのが現実的だったんでしょうね(米子も他の荒尾氏が統治)。他には紀州藩の田辺・新宮なんかが近いイメージかな。
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倉吉は鳥取県におけるひょうたんないしメガネの中心のような場所で、ここで鳥取と米子のバランスを取っているような気もします。鳥取県もそうですが、静岡県とか福井県とか広島県とか旧〜国が複数で成り立つ県って、どうしても一体感が出ませんよね。
そういう意味でも道州制って地域のアイデンティティを奪ってしまいそうで否定的です。なんだかんだ都道府県ってみんな好きだと思うけどな。 -
本町通りの町並み。
赤瓦六号館・桑田醤油醸造場では、醤油のみならず醤油アイスクリームなんかも売られていました。醤油アイスクリームやわさびソフトクリームなんて独創的なものに挑戦できない保守的なワタクシ… -
本町通りのお店。
この町の雰囲気、かなり飛騨古川に似ているかも。 -
町屋を活かした、ポップなアメリカ・ヨーロッパのアンティーク雑貨屋のレトロミックス。
個人的にこういう感じはおしゃれで好みですが、汗だくのオジサン一人ではハードルが高すぎます… -
川端通りの町並み。
灼熱の太陽の下の町歩きは、キッツイわい(≧0≦) -
本町通りの町並みに、なぜかおじぃ自慢のオリオンビール♪
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こじゃれたアクセが売っている店もあれば…
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どこを目指しているか不明だが、ノスタルジックな雰囲気満点の民家も見ながら…
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赤瓦一号館は大正時代の醤油の仕込み蔵を改装したもので、土産物や飲食コーナーなど休憩するのにちょうどいい所です。
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倉吉は谷口ジロー氏の漫画“遥かな町へ”のモデル地とのことです。パンフレット兼初回読み切りが配布されていたが、ベタな設定ながら空気感が面白そうな雰囲気でした。ストーリーとしては、東京の48歳の中年男性が倉吉の中学生の自分にタイムスリップしてしまう話です(心40台・身体10代)。
リョコウキノタイトルニパクロウトシテシマイソウデシタ… -
漫画に出た風景を見返して散策するのも楽しそうだったりしますね。そういう観点から見た白壁土蔵群は、昭和30年からは大きくは変化していないんでしょうね。
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本町通りの町並み。
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本町通りの町並み。
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本町通りの町並み。
チョッコレート、チョッコレート、チョコレートは〜♪ -
本町通りにある、国登録有形文化財の豊田家住宅。
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本町通りの町並み。
時代に取り残されたような昭和ノスタルジックな風景、地方の悲哀を感じてしまいました。彦根や長浜もこういう感じあるもんな。 -
蔵をシンメトリカルに一枚。
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本町通りにある高田酒造は明治元年創業で、主屋は国登録有形文化財に指定されています。大山の伏流水などで仕込まれたお酒は、淡麗なお酒とのことです。
むかし町と酒蔵、切っても切り離せないナイスコンビ。 -
川端通りの町並み。
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バスのタイミングを逸してしまい、照りつける太陽の下で倉吉パークスクエアに歩きで向かいました(´Д`;)
倉吉パークスクエアはふれあい広場を中心として、鳥取二十世紀梨記念館、倉吉未来中心(文化ホール)、倉吉交流プラザ(図書館・生涯学習センター)、食彩館(飲食・物販施設)と温水プール等のアミューズメント施設などで構成されています。
鳥取二十世紀梨記念館、気になるが時間がないのだ… -
B級グルメの牛脂のスープの甘みと香ばしさが特徴の牛骨ラーメンにも心揺さぶられたが、アクセスの問題で断念せざるを得ませんでした。よって全国有数のカレールー消費地(かつて1位で近年2位)で推しているカレーを、食彩館のカレーショップ・てけてけでいただきました。
カレールーにまとわれたカツと一緒に飲むビールは、至福のヒトトキです♪ -
今年の地物の二十世紀梨には少し早かったので、JAで一箱予約をしてからスーパーはくと→新幹線とこの夏2度目の弾丸トラベルを楽しんだのでした。
後日の我が家のかいじゅうの二十世紀梨への食いつきを見ると、結局はコストベネフィット満たせたと思いました(^▽^)
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