2017/3月＊香川県・塩江温泉へ湯治旅☆ 1 その前に京都・二条城と見頃の梅を愛でる

2017/03/20 - 2017/03/22

3月20日（月）白梅・源平咲き分け・しだれ梅が見頃の二条城へ行ってきました。
これからの天候にもよりますが、３月中ならまだ７分咲きだった桃梅・紅梅はじめ、まだつぼみの城内梅林の多彩な梅を愛でるのに間に合うかも知れないと思い（？）拙い文章（いつものことですが(/ω＼)取り敢えず投稿しました。間に合えば良いのですが。また城内には約４００本もの桜が植えられていて、もうしばらくすると梅に変わり桜の花を観賞できます。

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温泉にハマっている夫婦。１月２８日～の秋田駒ヶ岳温泉郷から帰宅してひと月も過ぎると、また温泉が恋しくなる。
今迄は電車やバスの時刻表前に結構時間を掛けて旅行プランを練り、宿泊先なども色々調べて、好き勝手な場所に行く個人旅行を楽しんでいました。
しかし、前回旅行社サイトの「個人フリープラン宿+交通費」で安く旅行が出来て移動も楽だったこともあって、今回もお手軽に行ける「個人フリープラン２泊湯治＋交通費」を見つけて塩江温泉へ行ってきました。

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旅行７日前にJR切符が自宅に届きました。
旅行時に利用する新幹線の時間帯はいつも新大阪駅１０時前後。
しかし届いたのは１２時発になっています。
１０時頃の新幹線に乗れば目的地高松には昼過ぎに着くので観光も出来ると楽しみにしていましたが、切符の変更が出来ません。
それで、京都で途中下車して、二条城へ行ってきました。

エリア 二条・烏丸・河原町(京都)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 交通手段: JRローカル 私鉄 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

JR京都駅から地下鉄に乗り換え、東西線二条城前で下車。
二条城は、徒歩すぐ

工事中の東大手門。堀川通りに面しています。
屋根は本瓦葺で入母屋造り、棟には鯱が飾られています。
石垣と石垣の間が門になっています。

東大手門工事中の案内板

北大手門
開城時間は午前８時４５分～午後４時

只今８時１５分、まだ入れません。
　

梅開花状況
良し☆

開城時間になるまで、二条城の周りをぐるっと一周します。

外堀の内側は南門

南門

二条城・東南隅櫓

二条城・東南隅櫓

ぐるっと一周している間に
北大手門には３０人ぐらいの行列ができていました。

北大手門と外堀

では、入城します。

北大手門
妻は木連格子

正式名称は『元離宮二条城』

入城料：大人600円

一際目立つ

下向きに咲くカンヒサクラ

まず最初、二の丸御殿へ

二の丸御殿、団体専用入口

二の丸御殿
徳川家康が征夷大将軍に任命された将軍宣下と、
江戸幕府の終わりを告げる大政奉還を行った、歴史の場所です。

車寄（くるまよせ)

車寄は玄関にあたります。
屋根は桧皮葺(ひわだぶき)になっていて、床は牛車で中に入れるように四半敷になっています。

豪華に装飾された彫刻
鸞鳥が5羽、松、ボタンが彫られていて、上の部分には雲がたなびき、下の部分には笹が生い茂っている様を表しています。

天井の装飾も美しい

国宝になっている二の丸御殿内は撮影禁止。

内部は、車寄に続いて、遠侍、式台、大広間、蘇鉄の間、黒書院、白書院の
6棟が東南から北西にかけて建ち並んでいます。
武家風書院造の部屋が３３室あり、８００畳の広さです。
各部屋の襖絵は、狩野派の作品で欄間彫刻と共にとても見ごたえありました。
また、廊下がうぐいす張りになっていて、歩くとキュッキュッと音をたてます。

国宝に指定されているのは、二の丸御殿です。
１５代将軍・徳川慶喜が大政奉還をし、徳川幕府に終止符がうたれた後、1884年、明治１７年には宮内省の所管になりました。

廃城令があったにも関わらず、二条城が破却されなかったのは宮内省の所管になって、名前も二条城から『二条離宮』とされたためだという事です。

二の丸御殿は、建物だけでも1,000坪もあり、築地塀に囲まれています。

唐門

切妻造，桧皮葺の四脚門です。

彫刻がふんだんに使われています。

牡丹に蝶、龍虎、亀に乗る仙人など極彩色の彫刻

金具の装飾が見事。

唐門の奥に見える二の丸御殿

二の丸御殿から二の丸庭園に向かう途中ある、2つの釣鐘

この釣鐘は、京都所司代屋敷で火事等の緊急事態を周辺に知らせるために使われたものと・・・説明しています。

二の丸庭園
江戸時代につくられた二の丸庭園。
城内には明治時代の本丸庭園、昭和時代の清流園の3つの庭園があります。

二の丸庭園は、池泉回遊式庭園で特別名勝に指定されています。

二の丸庭園

少し離れた場所からでも目を引く植木は？

蘇鉄は暖かい国の植物なので、寒さに弱いので、幹にこもや藁をまいて、防寒養生をしているとのことです。

東橋を渡り本丸御殿へ

本丸御殿
本丸は、元々5層の天守閣でしたが、落雷・大火で消失し、現在の本丸は旧桂宮御殿を移築したものです。

本丸庭園
芝生を敷き詰めて曲線的な園路が造られ雄大な景色。

本丸楼門

城内の門
　

本丸天守閣跡
高さ２１メートルの天守台。
天守台にあった５層の天守は、寛永３年の落雷により焼失しました。

本丸の南西隅にある天守閣跡

やや急な階段を上り天守閣跡へ

天守閣跡から見た内堀と梅林

内堀に松並木が映えて美しい

内堀に架かる西橋

天守閣跡から見た内堀と梅林
ピンクに色づいた梅が見られます。

では、天守台から下りて梅林へ

二条城の梅はおおよそ130本ほどあり、そのほとんどが城内南西部の「梅林」に植えられています。

1本の木に紅白の花を咲き分ける源平咲き分け

旧二条城の石垣が見えます。

枝垂れ梅

枝垂れ梅

白梅も清楚で美しい

椿の花も梅に交じり咲いています。

梅林を周り北中仕切門を見ていたら・・・そろそろ電車に乗る時間に。
時間があればまだ見たいところもありますが(-_-;
慌てて地下鉄東西線二条城前駅に戻り、11時頃の電車に乗りました。
その後JR京都駅から新大阪駅へ。新大阪駅から12時の新幹線とマリンライナーを乗り継ぎ高松へ。いよいよ塩江温泉の湯治の旅スタート。

＊＊＊＊＊＊最後までお付き合いありがとうございました。