2017/03/20 - 2017/03/22
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しんちゃんさん
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栗林公園から琴電に乗り、最後の観光となる高松城址へ。
高松駅からホテルへ向かう車中から見た、玉藻公園の大きな案内板を思い出し、
小一時間の余裕もあったので帰り際にちょっと寄ってみました。
桃山~江戸時代に高松藩主が居城とした高松城(玉藻城)は、三方の堀に瀬戸内の海水を引き入れて城の守りと水運を兼ねた水城(みずじろ)です。
水城は全国でも珍しく今治城、中津城と共に「日本三大水城」として名が挙がる高松城です。
何も調べもせずにちょっと様子を見るだけのつもりで高松城址を周りましたが、天守台展望デッキからの景色が良く、また、玉藻公園の美しい庭園など見どころも多くありました。
思いのほか楽しめ、寄って大正解で、すぐそこに高松駅、フェリー乗り場があるのに、そんな雰囲気がしないのも良かったです。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 交通手段
- 高速・路線バス 新幹線 JR特急 JRローカル 私鉄 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
高松築港駅
高松琴平電鉄(琴電)の、琴平線と長尾線の終点駅になります。
駅のホームから、高松城址の石垣が見えています。 -
高松築港駅
玉藻公園西入口まで、琴電築港駅から1分、JR高松駅から徒歩3分です。 -
玉藻公園・西入口
ここから入った所が二の丸跡になります。 -
大きな高松城跡・玉藻公園の案内板
玉藻公園は、高松藩主生駒・松平家の居城だった高松城跡を整備した公園です。
讃岐の国の枕詞「玉藻よし」に因んで、玉藻城とも呼ばれています。 -
高松城の入園料は200円ですが、65歳以上は無料です。
所持する免許証を見せ、すいすい通過(^'^) -
先ずは、高松城天守台展望デッキの方へ
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入ってすぐの二の丸跡になる場所に、切込はぎの石垣がありました。
その石垣を左にして進むと、屋根のある橋が現れます。 -
高松城は、天正16年(1588年)豊臣秀吉の家臣生駒親正によって築城され、瀬戸内海の海水を堀に直接引き込んだ特色ある水城です。
写真は、内堀と天守台です。 -
鞘橋(さやばし)は、天守閣へ通じる唯一の橋でした。
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天守台
生駒親正が高松城を築城した際に天守閣の石垣も造られたと言われています。
約420年が経過し、石材の風化や地震の影響などから平成17年から修復工事が行われ、平成25年に完了した天守台です。
今後は天守閣の復元が行われる予定だそうです。 -
では、階段を上り天守台展望デッキからの景色を見てみましょう。
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天守台を囲む切込はぎの石垣。
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天守台展望デッキから見る内堀、すぐその先には瀬戸内海が見える
美しい景観(^-^) -
この写真は、園内にある水門辺りです。
水城では、重要な役割を果たす水門。後から見に行きます。 -
展望デッキから本丸と二の丸を結んでいる、唯一の連絡橋の鞘橋がよく見えます。
戦があった時代は、本丸に近づいた敵に鉄砲や矢を射るために屋根がない構造でしたが、太平の世になり老朽化を防ぐため、江戸時代中期に屋根つきになったようです。 -
展望デッキに設置された案内板によると、生駒家の時代の天守閣は3重で、松平家により3重4階、地下1階に改修された高松城。規模は四国最大級だったようです。
天正16年から3年をかけて完成した城、この設計は黒田官兵衛が手掛けたとされています。 -
その天守閣も、老朽化のため明治17年に解体されてしまい、この天守台が現存するだけでしたが、イギリスで古い天守閣の写真が発見され、現在復元に向けて動いているような内容が書かれています。
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高松城の歴史・天守台石垣の修理工事の様子などが詳しく書いた説明文も。
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天守台を背にして、桜がちらほら咲き始めていました。
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水門
高松城は海と堀がつながっているため、潮の満ち干きの際に水位調整が必要です。
今も二の丸跡への入口に内堀に面して水門が設置されています。 -
水門付近
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瀬戸内海に面している平城。
堀の水は海水を利用し、海城としての機能を備えていました。 -
海水なので「鯛のエサやり」や、内堀を遊覧する城舟体験が出来るようです。
江戸時代の「高松城下図屏風」に描かれていた木造の舟を復元した「玉藻丸」に乗って城舟体験。
乗ってみようと思いましたが・・・ -
1時までは船頭さんの休憩時間でした。
観光客が少ないので仕方ないですね。 -
天守台に架かる鞘橋をもう1枚。
鯛がいないかと海面を見ますが、エサをやらないので、そう簡単には近づいて姿を見せてくれませんね。
観光客から与えられるエサで、どんなに大きいか見ようと思いましたが(笑) -
天守閣が復元されたら見てみたいなぁと思いながら・・・天守台をもう一枚撮る。
先が短いので早めにお願いしたい(笑) -
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披雲閣
近代和風建築として国重文に指定されている建物で、高松藩主が生活していた、貴重な文化財です。 -
披雲閣 庭園
ここは大正時代に造られた枯山水庭園です。
物凄く綺麗に手入れされています。 -
披雲閣 庭園
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披雲閣庭園
北之丸跡の方へ移動します。 -
月見櫓
海上を見張るために1676年に建てられた櫓。
本来の名称は、藩主が参勤交代から船で帰るのをこの櫓から望み見たという意味の、着見櫓(つきみやぐら)と、言われていました。 -
北之丸跡城内から見る、月見櫓
建物の構造は総塗籠造りの3重3階・入母屋造・本瓦葺きで、初重には切妻破風が見られ、その下部に石落としが設けられています。二重には唐破風と屋根の形を対象させています。
また、南面には続櫓と呼ばれる小規模な平櫓が付属しています。
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城外が見える一段高くなっている場所があるので、上がって見ます。
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左より月見櫓に連なる続櫓、水手御門、渡櫓です。(国の重要文化財)
一番低い水手御門は、海からそのまま入る門です。 -
後ろの景色は高松港、左側はJR高松駅方面。
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まつぼっくり収集ぼっくす。
?利用するようです。
環境にやさしいと思ったのですが、何に利用か忘れました(?_?) -
これで、高松城跡と玉藻公園の見学はおしまい。
高松城跡を出て、水城通り広場公園を右に見ながら高松駅へ向かいます。 -
高松駅前まで来て時計を見ると、帰りの電車時刻まで少しだけ時間の余裕が。
高~い、高松シンボルタワーが目の前にあったので、最後に高松の景色を上から眺めてみることに。
オフィス、商業施設、イベントホールなどの複合商業施設で、平成16年に完成した四国で一番高い建物です。 -
エレベターで、最上階の30階へ。
一部分が展望フロアになっていて、床から天上まで総ガラス張りで開放感抜群!
瀬戸内海から高松市内まで見渡せます。
景色をしっかり目に焼き付けてエレベターを降ります。入館は無料。 -
いよいよ高松を離れる時間。
14:10発のマリンライナーに乗り岡山へ。その先は、新幹線ひかりで新大阪駅へ。
そして北陸線に乗り換え帰宅しました。
振り返ると・・計画を詰め込み過ぎて(いつも)ダンナさんの苦情が聞こえそうな気がする旅が多いなか(~_~;)今回は温泉に浸かりのんびり過ごした3日間でした。(笑)
*****最後までご覧いただきありがとうございました。
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