衝動?衝撃のハルビン（１日目）

2017/03/16 - 2017/03/19

春秋航空の500円セール、片道だけだけど取れちゃいましたので、行ってきました(^o^;

ハルビン
2017.03.16(木)(1日目) 歩いた歩数＝15302歩

エリア 哈爾濱(中国)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0
• ホテル: 3.5
• グルメ: 3.5
• ショッピング: 3.0
• 交通: 3.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 3万円 - 5万円
• 交通手段: 徒歩
• 航空会社: 春秋航空
• 旅行の手配内容: 個別手配

ある日の朝、会社に行く前にネットをチェックしていると、こんな情報が目に飛び込んできて、目を疑いました。

国際線で片道500円です！！！
こんな値段、今まで見たことがありません！！！
かなりの衝撃を受けました。

春秋航空：http://jp.ch.com/

中国は特に行きたいと思ってはいなかったのですが、ハルビンを見るとロシアのような街並みで惹かれるものがありました。
これは行くしかないかも？！と思い、私にしてはかなり衝動的にハルビン行きを決めてしまいました。

出社前だったので、あまり時間がなかったのですが、取り敢えず取ってみようかと思って、スケジュールを検索しました。
本当は金曜日発の日曜日着が良かったのですが、なかなか500円では見当たりません。

仕方が無いので、3/16木曜日発の3/19日曜日着の便を申し込みました。
この時はダメでもキャンセルすればいいかな。。。ぐらいの勢いでした。
また、帰りは500円が取れなかったので、結局いろいろ込々で10,840円になってしまいました。
それでも、1万円で海外旅行できるなんて安いと思います。

ただ、この格安航空券には罠が潜んでおりました。

手荷物は全部合わせて5kgまでなのです！！！
23kgだって重量オーバーした私には絶望的な数値です(>o<)
気持ちがちょっとブルーになりました。

追加すればもっと持ち込めますが、追加料金は6000円です。これでは500円の価値が無くなってしまうと思い、今回は頑張って5kgのミニマムの旅を目指す事にしました。

さて、前回の旅で買ったスケールで入念に重量の調整を行い、総重量4.5kgの手荷物で出発しました。

前回買ったスケールはこちら↓↓↓
http://4travel.jp/travelogue/11145960

私の旅ではお馴染み、水戸大洗インター発6:44→成田第三ターミナル8:33着の高速バスです。

ちなみに写真から見える湖は霞ヶ浦です。

AM8:55
バスはちょっと遅れて成田第３ターミナルに到着しました。

もともと10分遅れでしたが、なんか運転手さんがゆったりした人で、あまり時間にこだわっていなかったような。。。

第３ターミナル、初めて利用しますが、やはり第１と第２とは全然雰囲気が違いますね！

空港内までの廊下も吹きさらしで、簡易な造りです。

AM8:57
春秋空港のチェックインカウンターに到着しました。ほどほどに混んでおります。

チェックイン時に私の姓と名前が逆に登録してあることが発覚しました！！！
『しまった、これは乗れないか？！』と思いましたが、ちゃんと修正して下さいました。
助かった。。。

AM9：28
チェックイン手続き完了して、両替しました。
１元＝18.44円でした。取り敢えずここでは１万円分だけ両替です。

さて、次は出国手続きです。

途中、こんな感じのSHOPが結構ありました。
到着時に知りましたが、こちらは発着両方の空港内SHOPのようです。

AM9:28
少し進むとこの看板が出てきますので、右側に進んで手荷物検査です。

ペットボトルの持ち込み禁止の案内があったので、馬鹿正直に捨ててから入ったら、結構みんな持ち込んでいました。
もったいなかったなあ～。
係員の人も教えてくれれば良かったのに。建前とは違うのかな？

でも、空港によっては厳密に禁止されるところもあるようなので、
決まり事は守った方が良さそうです。

手荷物検査を終わって、出国審査に向かいました。

混んでると思いきや、１人～２人ぐらいしか並んでなくて、ちょっと肩透かしです。

AM9:45
搭乗口に到着です。
チェックイン時に、AM10:00までに搭乗口に集まるように言われましたが、私の後ろにも結構な列ができていましたので、絶対にAM10:00までには間に合わない人がいたと思います。

格安航空は、兎に角時間に厳しいという話をよく聞きますので、私も早め早めの行動を心がけました。

こうやって見ると、牢屋のような（笑）

天井も、カーゴ感満載で、なんか私が知っている空港の素敵なイメージが微塵もありません。

しかし、ここは500円ですから仕方がありませんね！

AM10:05
バスに乗って、第１ターミナルや第２ターミナルを通りぬけて沖止めの飛行機に向かいます。

AM10:26
やっと飛行機に到着です。
飛行機は10:50発で、私たちは第一弾のバスですから、結構時間はぎりぎりです。

機内の様子です。

スチュワーデスさんの制服も可愛いし、シートも大手航空会社のエコノミーのシートと遜色はありません。

違うのは機内食や飲み物が有料という事だけですね。

行きの飛行機はほぼ満員でしたが、非常口付近の座席だけ空いていたので、途中少し移動して休んでおりましたが、スチュワーデスさんに注意されちゃいました（^^;
非常口付近はダメのようです。

途中、入出国カードが配られました。
こちらは地球の歩き方に載っていた例を参考に書きましたが、それほど難しくはないと思います。

泊まるホテルを書く欄があります。
それ以外はパスポート番号などの、基本情報だけです。

PM12:57(ここからハルビン時間)
約３時間のフライトを終えて、ハルビンに到着しました。

実は下調べでは、ハルビンは最低気温が－10度ぐらいでした。
ですので、かなり防寒対策を頑張ったのですが、降りたとたん、あまりにも温かくびっくりしました。

5kg対策として、洋服は一番厚手のものを着込んで、カイロも２枚貼っていた私は、まずは入国のサーモグラフィーのチェックで止められました。
全部で５人ぐらいかと思います。

最初はなんで止められたかわからず、かなりびっくりしたのですが、悪い事は何もしていないので、まずは冷静に待つことにしました。

混雑が終わってから、一人一人ゲートを通るように言われて、OKが出たのでほっとしました。

入国審査はスムーズに終わり、出発ロビーに行って、お金を両替しました。
到着ロビーを出て、左に曲がると出発ロビーがあります。

本当は国際キャッシュカードで現金を降ろそうと思ったのですが、空港のATMにも関わらず、英語表記がなく、適当にやっても降ろせなかったので、諦めて両替窓口で１万円両替しました。

1元=17.09円でしたから、成田よりはレートが良いです。

次にネットで調べた通り、まずは国内線へのバスに乗ります。

国内線に到着すると、左側に到着口が見えますので、そこで中央大街までの空港バスの切符を買いました。

”機場三線，一枚”（←実際は簡体字）と書いた紙を見せて買えました。
値段は20元。かなり安いです。


バスはリムジンバスなので、綺麗なバスです。

バスに乗り込むと、中央大街で降ろして下さいという中国語の紙を持った方がいたので、思い切って声を掛けてみると、やはり日本の方でした。

同じ所で降りる日本の方と出会えて、とても心強く思っていたのですが、
検札の時にこの方の切符が違うと言われ、運転手さんに連れていかれました（涙）
確かに私の切符とは違いました。
切符を買われた方はこの写真の切符と同じかどうか、ご確認下さい。

聞くと同じ売り場で買ったようですが、違う切符を買わされてしまったようでした。

そうこうしているうちに、私の隣には中国の男の方が来たので、
”你到了　中央大街　請給”（中央大街に着いたら教えて下さい）という紙を見せて、お願いしました。

出発間際には、先ほどの日本人の方が無事帰って来られて、運転手さんが中央大街で降ろしてくれると連絡してくれました。

これで安心して中央大街までは行けそうです。

PM1:45
バスに乗って、ようやく空港を出発です。

中央大街までは約50分との事前情報を得てましたので、しばらくは気持ちをゆっくりもって乗ります。

事前調査では、空港バス3番線は空港->歯輪路-新陽路->中央大街で、中央大街は三つ目の停車駅なのですが、この情報は果たしてあっているでしょうか？

途中、MAPS.MEのソフトで現在位置を確認しながらバスに乗っていました。
http://4travel.jp/travelogue/11009141

結論から言うと、３つ目の駅で合ってました。
MAPS.MEもかなり正確です。本当にお勧めです。Oさん、教えて下さってありがとう！！！

ちなみに、最初に頼んだ中国人のおじさんには途中で見捨てられました。
多分、変な日本人に捕まったな。。。とか思われたのか、それともこの方もハルビンが初めてだったのかわかりません。
途中、席が空くと別の席に移動していきました。
いざという時に頼りになるのは自分だけです（笑）

中央大街のバス停から５分ほどして、今回の宿に向かいました。
Vienna Hotel Harbin Central Street Branch
大好きなViennaですし、値段の割にはとても綺麗なホテルです。

ホテルにチェックインすれば、本日のミッションは終了ですが、ここでとても大きな試練が待ち受けていました。

普段であれば、日本でも、海外でも、名前を告げればすんなりチェックインが可能なのですが、今回は違いました。

パスポートを見せて、チェックインしようとしたら、何か持っていないかと聞いているようでした。
全て中国語なので、最初は？？？だったのですが、予約確認票かなと思い、携帯で中国語の予約確認票を見せました。

従業員の方達は何やらずーっと喋って揉めています。
なんでこんなに時間がかかるか？？？の状態だったのですが、最後にキャンセルという言葉が飛び出てきました。

どうやら私の予約はキャンセルされているらしいのです！！！
心の中では『おのれ、Booking.com～！！！』と思いながらも、
予約はキャンセルされているが、部屋は取れると言ってくれたので、お願いしました。

また、予約サイトではVISAカードが使えるとの事だったので、
VISAで払おうとしたら、現金のみでした。

予約では朝食を3日分入れても843元だったし、従業員の人も843元を指指したので、900元を渡したら、お釣りは交渉してももらえませんでした。
※言葉が通じていなかったせいもありますが。
中国の若い方は英語ができると聞いてましたが、会話はほとんど中国語でした。

憮然とした気持ちになりながら、部屋に入りましたが、ここからもいろいろと課題が山盛りの状態でした。

部屋に入って、まずは携帯の電波と充電の確認です。
ホテル無料のWIFIは無事に確認できました。

次は充電です。これが出来なければまたもやアウトです。
一応、海外対応の電源コンセントを持って行ったので、挿してみると充電しません！（＞＜）
次にCタイプのプラグ経由で挿してみると今度は充電しました。
これで第二関門もクリアです。

次に現金の問題です。
手元には約1000元ありましたが、900元取られたので、約100元＝約2000円しかありませんでした。
幾ら節約旅行にしても、これで４日間は流石にきついです。

どこかでお金を降ろさなければなりません。
先ほど、空港でキャッシングを失敗しているので、まずは『中国　ATM　キャッシング』でYahoo!検索しました。

後からネットの問題がまた出てきますが、Yahoo!は孫さんの御かげか、ちゃんとネットが使えて良かったです。
ホテルの前にあった、こちらの銀行に行きました。
ハルビンは大きな銀行がたくさんあったので、お金を降ろす分には困らないと思います。

簡体字が使えなかったので、取り敢えず画像で説明です。

カードを挿入してから、この手順でやればお金が降ろせると思います。

最後に、すぐ取り出すとあるのは、そうしないとお金やカードがすぐ飲み込まれるらしいのです。
また、カードが飲み込まれることは良くあるようなので、あまり大きな金額が入ったカードは使わない方が良いと思います。

幾ら降ろすか迷いましたが、ホテルでの事があったので、多めに1000元降ろすことにしました。

お金を降ろして、やっとひと安心できたたので、取り敢えず街に出ることにしました。
とは言っても、実は課題は全てクリアできていたわけではありません。
しかし、それは夜に延ばす事としました。

PM3:30
まずは今回の観光のメインである、中央大街に繰り出します。

従業員の方が客寄せのために踊ってました。

後から確認したら、貴金属のお店のようでした。
お疲れ様です（^^;

暫くあるくと、ハルビン防洪記念塔が見えてきました。

ホテルの件やお金の件でかなり動揺していたので、しばし凍った川を眺めて少し心を落ち着けました。

川は凍ってますが、気温はかなり温かいです。
ダウンコートを着ていったのですが、この時はコート無で歩いてました。

トリップアドバイザーによると、兆麟公园でまだ氷祭りがやっていると出ていたので、ダメ元で行ってみましたが、やっていませんでした。
こんなに温かいのですから、無理もありません。

PM17:47
さて、お昼も食べずにここまで来てしまったので、夕食も兼ねての食事です。

ハルビンでは餃子を食べると決めていましたので、チェーン店ですが、入りやすかったのでこちらの喜家徳というお店でエビ餃子(35元)を頼みました。

最初にまずこの飲み物が出されました。

おかゆを薄くしたような飲み物なのですが、最初飲んだ時に味が何もしないので、『もしかしてこれは飲み物じゃなくて、フィンガーボールのようなものなのか？！』とかなり焦りましたが、隣の方も飲んでいたので、飲み物で合っているようです。

どなたか、なんと呼ぶか教えて下さい。

こちらのエビ餃子、ぷりぷりしていて本当に美味しかったです。

ハルビンに来て、最初の食事が一番おいしい食事となりました。

食事が終わって、中央大街のデパートに寄ってみました。

さすが、中国！こんな蛹が売ってました。
おしゃれデパートなのに。。。

一番上まで登って、中の様子です。

地下の食品売り場が気に入ったので、お土産はこのデパートで買うことに決めました。

こちらがホテルのお部屋です。

ほんと、このお値段だったら、すご～く良いと思います。

ちょっと残念なのはバスタブが無いこと。

シャワーだけだおと旅の疲れが取れません。

そして、この夜またもや悲劇が私を襲いました。

なんとトイレが詰まったのです！（＞＜）
トイレが詰まるなんて、生まれて初めての出来事です。

あまり綺麗な状態でもなく、かなり悩んだのですが、仕方がなく、フロントに行き、中国語でトイレが詰まりましたと見せて、わかってもらえました。

しばらくすると、従業員の方が来て、所謂スッポンを持って直してくれました。

後から知った事ですが、中国のトイレ事情は非常に悪く、紙は流さない方が良いとの情報を知りました。
こんな綺麗な洋式トイレでさえ、詰まったのですから、流さない方が無難なのかもしれません。

また、トイレットペーパーなのですが、普通に使っていたら、夜中に無くなり、またもやフロントに行く羽目になりました。

もう、フロントで私はかなりのクレーマーになっているかと思うと悲しくなりましたが、こちらも背に腹は代えられません。

実はこれも後から知ったのですが、中国ではトイレットペーパーがかなり少ない量しかもらえないようです。

最初はケチって、使いかけのトイレットペーパーが置いてあったのかと、かなり憤慨していたのですが、新品のトイレットペーパーの量でこの量でした。

次の日からはかなり節約して使うようにしました。
トイレが近い方は日本から持参した方が無難かも？！

いろんな意味で中国の洗礼を受けた１日でした。