2016/07/16 - 2016/07/16
562位(同エリア4555件中)
玄白さん
ザルツカンマーグート、チロルで2週間ハイキングを楽しみ、ウィーンで1週間の街歩きをたっぷり堪能した3年ぶりのヨーロッパ1ヶ月滞在旅行も残すところ6日。最終盤は、これまたホリデイアパートを借りての自炊しながらのプラハ滞在で、旧市街やフラッチャニ地区の散策やら、オペラ鑑賞、さらには遠出してスロバキア国境近くのモラビアへの撮影エクスカーション、ピルスナービール発祥の地プルゼニュでビール工場を見学したりと、充実したプラハ滞在だった。
まずは、ウィーンからプラハへの移動編から。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 交通手段
- 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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8:30、ウィーンのホリデイアパートメント「Sky9 Penthouse」を引き払い、中央駅へ。アパートのチェックイン、チェックアウトはすべて無人なので、チェックアウトと言っても、鍵をリビングのテーブルの上に置いて、そのまま退出するだけ。
ウィーン中央駅は、2015年に新装開業したばかり。ヨーロッパの大きな町の駅のようなターミナル駅ではなく、通過式ホームの駅になっている。 -
プラハへは、9:09発のRailjetで移動する。プラハまで4時間の列車旅だ。
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Attnang-PuchheimからInnsbruckへ、InsbruckからWienへのRailJetは、どれもガラガラだったので、プラハ行きのRailJetも空いているだろうと、タカをくくり指定席券は購入しなかった。
ところが、プラハ行きは激込み! かろうじて席は確保できたが、下手をすると立ったまま国境を越えることになったかもしれない。
もう一つ不満な点は、大きな荷物を置く場所がない。幸い、車両の端の座席だったので、座席の後ろに押し込んだが、中央の座席では、本当に置く場所に困る。 -
車窓からの眺めは、 Attnang-Puchheim~Innsbruck間の方が良かったが、ところどころ、こんな長閑な風景が見られるところもある。
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イチオシ
なにかの作物が白い花を咲かせている。じゃがいもかな? 遠目ではよく分からない。
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なじみがない町を次々と通過していく。
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パルドビツェ(Pardubice)という駅で、しばし停車。この町、チェコでは近代工業都市として名を馳せているようだが、観光とはあまり縁がなさそうである。
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ほぼ定刻どおり、プラハ中央駅に到着。ホームは工事中で狭く、降りた客でごった返しているし、屋根からは水が滴り落ちている。
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プラハのタクシーはぼったくりで有名らしいが、ネットの書き込みではプラハ中央駅最上階のバスターミナル横のタクシーだけは良心的という書き込みがあったので、そこでタクシーを利用するつもりでいた。しかし、実際には、どこのタクシー乗り場のタクシーも変わらず、ひどいぼったくり料金! やむを得ず重い荷物を引きずって、地下鉄で移動することに。
ようやく探し当てたホリデイアパート「「U Cerneho Medveda at the Black Bear」
たが、一階は土産物の店ばかりで、アパートのレセプションが見当たらない。レセプションに電話をかけて、現在位置を知らせレセプションはどこか聞くと、迎えに行くから待っていろという。 -
なんと、レセプションはこの建物の角を回ったところにある「Indiann Jewel」というインド料理レストランの支払いカウンターだった。
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やっとの思いで部屋に入り、一休み。広いのだが、リビングの家具など、どことなくあか抜けていない。天井のシャンデリアだけが妙に豪華な感じがする。
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寝室も室内装飾はそっけない感じ。
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キッチンも調理道具や食器など、最低限のものしかなく、とても料理を楽しむというものではない。基本は外食で、格安ホテル替わりの宿泊施設といった感じである。
洗面台の照明は片方は切れたままになっている。シャワーヘッドがガタついていて固定できない・・・社会主義時代のサービスの悪さが、そのまま残っているのかと勘繰りたくなってしまう。
まあ、それでも2日に一回は外出中にリネン類は取り換えられていた。 -
アパートの部屋からの眺め。部屋は2階である。
このホリデイアパートの唯一といってもよいメリットはロケーションの良さ。旧市街広場に面するティーン教会の裏手にあるウンゲルト広場という建物に囲まれた小さな広場に面している。 -
中世には、外国人商人の居留地で、安全確保のため、領主に回りを建物や塀で囲ってもらい、その代り、居留地に出入りするたびに手数料を払っていたのだそうだ。それはいつしか、関税という形で強制徴取されるようになっていった。この手数料のことを古いドイツ語でウンゲルトといったそうだ。
写真は、旧市街広場からティーン教会横の路地を通ってウンゲルト広場に入るゲート。 -
アパートの角に黒熊の像が嵌め込まれている。アパートの長ったらしい名前「「U Cerneho Medveda at the Black Bear」のBklack Bearとは、このことだったのかと納得。
正しくは「熊使いに連れられてきた黒熊」というのだそうだ。一種の観光スポットにもなっているらしい。 -
黒熊の横の部屋の窓から手を振る連れ合い。
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聖人の像も壁に埋め込まれている。たぶん、カレル橋の彫像でも人気の聖ヤン・ネポムツキーだろうか。
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このオブジェの横の建物に、チェコの世界的に有名はナチュラルスキンケアの店、ボタニクスが入っている。実は、この狭い広場の中にボタニクスの店が2軒入っている。もう一軒は、くだんのインド料理レストランの向かいにある。
こちらの方は、中国人専用ではないかと思われるほど中国人観光客でにぎわっているが、もう一方は空いていて、そちらには日本人店員もいる。
連れ合いは、後日たっぷり時間を使って品定めをしていたようだが、玄白は入っていない。 -
反対側にももう一つの出入り口がある。こちらからは共和国広場、火薬塔や市民会館に行くのに便利。
一息ついたところで、まずは、スーパーで買い出しだ。共和国広場に面してスーパーBILLAがあるので、例によって、パン、牛乳、野菜、ワインなどを買い込む。ただし、チェコはオーストリアに比べると物価が安く、外食でもふところはそれほど傷まない。ビールの本場に来ているので、夕食はホズボダ通いになりそうなので、朝食用の食材が中心だ。 -
買い出しを済ませ、初日はアパートで夕食を済ます。8時過ぎになって、日が傾いてきたところで、旧市街広場に行ってみた。アパートからは2、3分で行ける。大勢の観光客でにぎわっている。
写真の高い塔の建物は旧市庁舎。 -
旧市庁舎
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イチオシ
旧市庁舎の入口側。旧市庁舎の一番の見どころ、天文時計。
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イチオシ
この天文時計(チェコ語でオルロイというそうだ)が作られたのは定かではないようだが、1490年頃に時計作り職人ミクラーシュが作った、あるいは15世紀のプラハの天文学者ハヌシュという人物が作ったという説があるようだ。今なお、現役で動いているのが凄い。
上の文字盤が時刻だけでなく、天動説に基づいて月と太陽、星の動きを示し、下は黄道12星座と四季の農作業が描かれている一種のカレンダーの役割をしている。
毎時ちょうどの時刻になると、時計文字盤の上の窓が開き、からくり人形が動き出す。これを見るために大勢の観光客で天文時計の前がごった返すのである。 -
この旧市庁舎は、増改築を繰り返し、隣接する建物を買い取ったりしているので、建物全体に統一感はない。
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このスグラフィット装飾が施された建物までが市庁舎なのだそうだ。
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ティーン教会が夕日に照らされて、オレンジ色に染まってきた。
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イチオシ
ティーンとは税関という意味で、この裏にあるウンゲルト広場の外国商人たちの居留地の中で関税を取り立てていた。それでティーン教会と言われてるのだが、正式名称は「ティーン(税関)の前の聖母マリア教会」。1135年に創建され、1365年に改築。ゴシック様式で建て替えられたものが現在まで残っている。
15世紀初めまでプロテスタントのフス派の教会だったが、その後の宗教戦争でカトリック教会となった。フス派の反撃を恐れたカトリック側が、防御の意味で教会の前に別の建物を立ててしまったのだそうだ。その建物は今はレストランになっている。 -
天文時計とティーン教会
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ティーン教会と広場を挟んで反対側にある聖ミクラーシュ教会。こちらの外観はバロック様式である。こちらは今でもプロテスタント、フス派の教会である。
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間もなく日没だが、人波が減ることはまったくない。
一旦、アパートに戻る。連れ合いは、アパートで休んでいるというので、一人で三脚を持ち出して、プラハの夜景撮影に出かけることにした。都市夜景は、ウィーンよりプラハの方が断然きれいなのである。
以下、「百塔の街プラハ滞在記(2) プラハの夜景散歩」に続く。
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