冬のほくほく線＆飯山線【その４】　飯山線に乗る（後半＋いろいろとおまけ編）

2017/02/24 - 2017/02/24

雪とあまり縁のない地域に住んでいる私ですが、久しぶりに雪が見たくなりました。
そこで、豪雪地帯を走るほくほく線と飯山線に乗ってきました。

－－－
十日町から飯山線に乗り、戸狩野沢温泉駅まで来ました。私が乗った列車は、ここで乗り換えとなります。
このあたりから、だんだん雪が少なくなり、長野市内まで来るとほとんど雪もなくなってしまいました。
もし大雪だったら、ということで余裕を持った行程にしたせいか時間が余ってしまい、いろいろと寄り道しながら帰宅していくのでした。

エリア 飯山・栄村(長野)

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: JRローカル 私鉄
• 旅行の手配内容: 個別手配

【その３】からのつづき

十日町から飯山線に乗ってやってきた戸狩野沢温泉駅。
乗ってきた列車は、ここで乗り換えとなる。

戸狩野沢温泉駅 駅

１.５ｍくらいは雪が積もってるかなあ。

戸狩野沢温泉駅を出発。

JR飯山線 乗り物

戸狩野沢温泉までの列車はワンマンだったが、この先の列車には車掌が乗っていた。

ここを境に、雪の量が減っていく。

でも一面雪景色なのは変わらない。

信濃平駅。

信濃平駅 駅

北飯山駅。

北飯山駅 駅

飯山駅の手前。
飯山駅は、新幹線の建設に合わせて３００ｍほど長野寄りに移設された。
その、元の駅があったあたり。

そして、その先にある現在の飯山駅。
上に覆い被さっているのが新幹線の駅。

新しくなった飯山駅の在来線ホーム。
車内の客がかなり入れ替わった。

飯山駅 駅

蓮（はちす）駅。

蓮駅 駅

蓮－替佐間。

蓮－替佐間。
飯山駅から乗ってきた、本格的なカメラを持った欧米系外国人のお兄さんが、バシバシ車窓を撮っていた。
たしかにいい景色がつづく。

替佐駅。

替佐駅 駅

上今井駅。

上今井駅。

上今井駅 駅

立ヶ花－信濃浅野間。

信濃浅野駅。

信濃浅野駅 駅

そしてその先で、しなの鉄道北しなの線（旧信越線）と合流。

豊野駅に到着。しなの鉄道管理の駅。
飯山線はここまでである。

豊野駅 駅

豊野から先は、信越線から第３セクター化されたしなの鉄道線を走る。
これのおかげで、十日町駅で買った切符がややこしいことになったわけである。

このまま長野駅まで行っても、ちょっと時間が余ってしまうので、一つ手前の北長野駅で降りた。

北長野駅 駅

構内が広い駅である。

北陸新幹線の高架と一体となった駅舎。

このあたりは長野市近郊の町である。

なんで、この駅で降りたかというと…

北長野駅から５分ほど歩いたところにある、長野電鉄の信濃吉田駅。
久しぶりに長電に乗ってみようと思ったのである。

信濃吉田駅 駅

駅自体は、隣のビルともつながっている、比較的新しい駅舎である。
改札口もコンパクトにできている。

この駅から、長電に乗って長野駅まで行ってみる。
電車の本数はそこそこあるが、間隔がバラバラ。

向かいのホームに信州中野行きの電車が到着。
東急田園都市線のどこかの駅のような景色。

ひきつづきこちら側のホームに長野行きの電車がやってくる。
これも田園都市線のお古電車。というか、そのまんま。

前回長野電鉄に乗ったのは、確かまだ屋代や木島に行く路線があった頃だったと思う。　っていつの話だよ^^;
今回みたいについでではなくて、今度は本格的に乗りに来なければ。

すでに沿線は長野の市街地である。

善光寺下駅から終点長野駅までの３駅区間は地下区間。

善光寺下駅 駅

終点、長野駅に到着。
ＪＲ長野駅の駅前ロータリー付近の地下にある駅。

駅は頭端式。この写真の後ろに上り階段があって、その先に改札口がある。

かつての成田エクスプレスだった車両が停まっていた。

スノーモンキー (長野電鉄2100系) 乗り物

基本的に湯田中までの運転だが、時々信州中野行きもある。

車両は「スノーモンキー」という愛称がついている。

長電長野駅の改札口。

長野駅 (長野電鉄) 駅

その横の切符売り場。

切符売り場の隅、定期券窓口の前には長電グッズの見本が置いてある。
「長電ネクタイ」３０００円也を衝動的に購入。
仕事の時に締めて行こうっと。

地上に出たところがＪＲの長野駅。
善光寺に近いことから、それをイメージしたような外見。

長野駅 (JR東日本) 駅

ここから帰宅するわけだが、
関東方面なら軽井沢方向に向かうところだろうが、中央線沿線に住んでる人間としては、松本回りのほうが楽。
ということで、うちの近所でも時折見かける長野色の２１１系電車に乗る。

今度の電車は、長躯、東京近郊とも言える大月まで行く電車。
これで大月まで行ってしまうことも考えたが、ロングシート車だったので即却下（爆）
これだから２１１系はいやだ。

川中島駅。

川中島駅 駅

篠ノ井駅。ここから単線の篠ノ井線。

篠ノ井駅 駅

どんどん標高が上がっていく。

途中、スイッチバックの桑ノ原信号場。長野行きの特急しなのとすれ違い。

日本三大車窓の一つ、善光寺平。

JR篠ノ井線 乗り物

これもスイッチバック駅の姨捨駅。

姨捨駅 駅

日も暮れて、まったりとした車内。
でもロングシートというところがちょっとなあ…

途中すれ違う予定の電車が遅延したため、５分遅れで松本着。

松本駅。
雪は全くないけど、気温はすでに－１℃。

松本駅 駅

そして、本日の夕食は駅ビル４階にあるこのお店。

県内の松本と上田に店舗がある、からあげセンター。
地元の人で超混雑。
ところが、カウンター席が１人単位で空くことがあり、数少ない１人客の私はあまり待たずに中に入れた。

松本からあげセンター グルメ・レストラン

店内は、この時間帯やはり飲み客が多いが、食事だけの客もそれなりにいる。
アルコールがダメな私は、当然食事客。
この店の２大名物の１つ、からあげ定食。

で、もう１つの名物が、松本のＢ級グルメ「山賊焼」。

「松本名物」山賊焼。これを食べるのが、この店に来た目的である。

「鶏肉を揚げる」→「とりあげる」→「物を『取り上げる』のは『山賊』」というのが名前の由来らしい。

山賊焼が出てくるのを待っている間に、カウンターに置いてある、もやしとガリを和えたものをつまむ。
これがやけにうまい。止まらなくなってしまう…

これが山賊焼。大きな鶏肉を揚げた唐揚げという感じ。
オプションでご飯に野沢菜漬けを乗せてもらう。付け合わせのキャベツは食べ放題。
結構大きいので、女性向けにハーフサイズもある。
カラッと揚がっていて、ご飯が進む進む。。。

ということで、満腹のお腹を抱えながら、松本駅の改札口へ。

そして、松本駅から乗るのは、

特急スーパーあずさ。本日の最終。

特急 あずさ(スーパーあずさ) 乗り物

うちの近所も走ってるし、通勤時もよく見かける車両。
すでに登場して２０年以上、よく見るとだいぶくたびれている。

行先表示も最近はＬＥＤ式が多くなり、このような字幕式は少なくなった。

新車の試作品も登場し、乗るたびに「これが最後かな？」とか思ってしまう。
なので、グリーン車にしてみた。
私が下車する駅までは松本から２００ｋｍ以内なので、実質＋１５４０円で乗ることができる。

満を持して、ゆっくり堪能しようと思っていた。
ところが腹が満ちていたためか、出発したとたん眠くなり、やがて爆睡…
ゆったりしているグリーン車が逆にあだになった。

いやぁよく寝た。それにしてもよく八王子の手前で目が覚めたなぁ。
新宿まで行っちゃったらまた通勤電車で戻って来なきゃならないし。
ということで、ここからオレンジ帯の中央線に乗りかえ、帰宅。

－おわり－

この旅行記へのコメント （2）

• BTSさん 2017/03/25 08:30:19

  首都圏と変わらない長野電鉄

  Tagucyanさまへ
  
  おはようございます。
  
  ようこそ長野へ！
  県民を代表してお礼を申し上げます。
  
  北長野駅で下車されたので何か見学でもするのかなと思いながら拝見していたら、長野電鉄に乗るとは…
  以前の長野電鉄は自社発注の車両が走っていましたが、今では東急8500系・東京メトロ3000系や小田急ロマンスカー・JR東の成田エクスプレスが走っており、車両だけでみると首都圏と変わりがないですね。
  
  長野駅でネクタイを購入されたそうで、あのネクタイは実際の制服と同じ物でロマンスカーや成田エクスプレスの車両がデザインされています。既に出勤時に着用されたのでしょうか〜
  
  長野発大月行は、211系のロングシートだったんですね〜あの車両で大月までは乗りたくないですよね。松本駅で途中下車されて正解ですね。
  
  私の出身地上田にも「からあげセンター」がオープンし気になっていたお店です。山賊焼きの由来は初めて知りました。
  もやしとガリの和え物は酒の肴に良さそうですね〜メインの山賊焼きが出来る前にお腹が一杯になりそうです。（笑）
  
  帰路は松本駅から特急あずさ（E351系）に乗り八王子駅までグリーン車の旅ですね〜この車両もデビューしてから既に20年が過ぎています。
  Tagucyanさまの仰る通り、LED化され方向幕は少なくなりましたね。
  
  長旅お疲れさまでした。
  
  BTS

  Tagucyanさん からの返信 2017/03/25 13:58:30

  「雪と鉄道」という趣旨からかなり外れましたが…

  
  ＢＴＳ様
  
  コメントありがとうございます。
  中央線沿線に住んでいると、長野県は意外と身近な存在です。といっても長野県も広くて、諏訪・松本地域限定になりますが。
  
  最後は最終の「スーパーあずさ」で帰ることをなんとなく決めていて、もし雪の影響もなく予定通り進むと時間が余ってしまうので、そのとき用に長野電鉄というオプションを用意しておりました（笑）
  いろいろ調べてみると北長野駅と信濃吉田駅が近いことがわかり、これは面白そうだと。信濃吉田駅、もっと鄙びた駅を想像していましたが、大都市近郊のような近代的な駅でしたね。元東急田園都市線の車両がやってきて、ホントに田園都市線のどこかの駅と錯覚してしまうようでした。
  長電ネクタイは赤と紺の２種類ありまして、紺色のものを買いました。長電の制服と同じものなんですねえ。私が普段通勤で使っているネクタイは、鹿児島中央駅で買った「つばめ号柄」とか、沖縄の美ら海水族館で買った「マンボ柄」とか、そんなのばっかりです…
  
  長野色の115系が211系に置き換わってしまい、ロングシート車が増えてしまって考え物ですね。３月の改正で高尾発長野行きという鈍行が復活して食指が動きましたが、ロングシート車の可能性があることを考えると、乗りに行くのを躊躇してしまいます。
  
  「松本からあげセンター」に行くのは３回目。「松本で夕飯」という時点でこの店しか眼中にありませんでした（笑）　ただし超混雑しています。着いて知りましたがWEB予約できるみたいです。でも、なぜかカウンター席が奇数分あり、２人連れ客が多いので１人分余ることがあって、１人客は意外と待たないで入ることができます。
  山賊焼きはボリュームありますよ〜　もやしとガリの和え物を食べすぎると、入らなくなりますよ。でも、飲める人はこの和え物だけで何杯でもいけますね。
  
  E351系ですが、それに代わる新車の試作車が登場しましたが、量産のめどが立っていないようで、まだしばらく現役のようですね。
  
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  Tagucyan