2017/02/11 - 2017/02/11
2137位(同エリア5994件中)
nomadic dreamさん
- nomadic dreamさんTOP
- 旅行記136冊
- クチコミ119件
- Q&A回答1件
- 195,012アクセス
- フォロワー15人
奈良東大寺にある二月堂といえば、3月に行われる修二会(お水取り)で知られています。
修二会にはお松明となる真竹が用意されますが、その真竹は2月11日から二月堂に運び込まれます。
日本中が冷え切った建国記念日、いまにも雪が降り出しそうな曇天の下で、二月堂への竹送りが行われていました。
-
JR奈良駅に降り立ったときには朝日が気持ちよく顔をのぞかせていました。
JR 奈良駅 名所・史跡
-
旧奈良駅舎は保存されて、観光案内所として、残り半分はスタバとして利用されていました。
-
JR奈良駅から商店街を抜けて歩くこと10分。
興福寺に着きました。ここは五重の塔で知られています。 -
興福寺 寺・神社・教会
-
興福寺では今日一番の鹿。奈良駅からのお客さんをお出迎えしていました。
鹿は興福寺から若草山までを生活の場としています。 -
興福寺から東大寺にかけてゆるやかに枯野を登っていくと、そこかしこで鹿たちとの出会いが楽しめました。
-
歩みを進めるとぽーっと顔を上げてきます。
-
東大寺 中門 名所・史跡
-
-
-
町の案内所で、二月堂の竹送りというのぼりをようやく発見。
この頃には日が陰り始めて、寒さが身にしみてきました。 -
奈良の街中から二月堂に向けて歩き出すと突然長い列が目の前を横切りました。これだ。
-
何本も真竹が渡っていきました。
-
真竹が通り過ぎると、最後には生け贄された生き物が。と思いきや紐が短い竹にくくられて運ばれていました。
-
竹送りは大通りに向かったので、近道をして二月堂に向かうことにしました。
右は大仏殿の大通り、左は二月堂へのバイパスルートと示されています。 -
歩きながら、いにしえから培われてきた土木技術に感心。
土塀はこのように造られたのです。 -
-
-
-
二月堂へ向かって。
東大寺 寺・神社・教会
-
-
-
-
二月堂の入り口には真竹が既に何本か運び込まれていました。
-
-
-
-
二月堂の階段脇ではお水取りの準備が行われていました。ちなみにお水取りの起こりは大仏開眼の752年。それ以来1250年以上一度も途切れることなく行われて来ました。
-
ここから奈良の街が見下ろせます。
-
いにしえの人はここから奈良の街並みを眺めていたのでしょうか。
-
横には梅が咲き始めていました。
-
-
休憩所には歴史が刻まれています。
東大寺 寺・神社・教会
-
中に入ると火が灯されたストーブを囲みながら数人がお茶をすすっていました。
-
寒い一日でした。
お水取りが終わるころはもう春なのでしょう。
待ち遠しいです。 -
四月堂。
東大寺 寺・神社・教会
-
帰り際、奈良駅に向かってなだらかな道を下って行くと、鹿たちがこっちを向いてじっと寒さをこらえていました。
-
奈良駅ではどこかでみた古い電車に巡り会いました。JR奈良線です。
JR奈良線 乗り物
-
奈良と京都を結ぶ奈良線。
走るのはかつて都会で活躍していた国電。行き着いた先がいにしえの都とは、不思議な感じでした。
この旅行記のタグ
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
0
39