2016/12/08 - 2016/12/14
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ミズ旅撮る人さん
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1週間で、4か国・10か所のクリスマスマーケットを訪れるという無謀なツアーに参加しました。
訪問国は、クロアチア・スロヴェニア・オーストリア・イタリアです。
第14回目は、イタリアのメラーノです。前回のボルツァーノと同じトレンティーノ・アルト・アディジェ州で、アルト・アディジェ地域に属しています。南チロルの温泉保養地として1800年代から整備されて来ました。
市内には温泉施設が多くあります。街にはアールヌーボー様式の建物が立ち並び、美しい山々の景観と相まって、人気の避暑地ともなっています。
パッシリオ川に沿って展開するクリスマスマーケットを見学しながら、14世のゴシック様式で建てられた大聖堂にも立ち寄りました。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.0
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 観光バス 徒歩
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行あり)
- 利用旅行会社
- クラブツーリズム
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メラーノに到着です。テルメ・メラーノの傍の駐車場にバスは停まり、パッシリオ川に架かるテアター橋を渡ります。
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対岸にずらっと並んだ小屋がクリスマスマーケットです。
イタリア語では「メルカティーノ・ディ・ナターレ(Mercatino di Natale)」と呼びます。 -
アルプスの山々が、すぐそばに迫っています。
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こんなにも町に近いんですね。
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だんだんと日が傾いて、山の上にしか日が当たらなくなりました。明るいうちにしっかり見て歩かなくちゃ。
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クリスマスマーケットの地図です。左下の緑色の場所(BUSとあります)が駐車場。一番左の橋を渡りました。
川に沿ってマーケットがあり、中ほどのインフォメーションセンターから北上して繁華街のボルティチ通りを歩きます。
聖ニコラス寺院を見学して、再びクリスマスマーケットを歩いて戻ります。 -
右側がパッシリオ川です。クリスマスマーケットの小屋は、この道の両側にずっと並んでいます。
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クリスマスマーケットは、意外にちょっとつまらなそう。
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お菓子の家がいっぱい。
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プレッツェルの店。
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インフォメーションセンター(Azienda di Soggiorno di Merano)です。
ここで、河岸から離れて内陸の繁華街に向かいます。 -
コルソ・デッラ・リベルタ通り(Corso Della Liberta)を横目で見ながら真っすぐ進みます。
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カッサ・ディ・リスパルミオ通り(Cassa di Risparmio)を、繁華街のポルティチ通り(Via dei Portici)に向かって歩いて行きます。
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いっぱいあり過ぎて、何があるのかわからない店。力入ってるなあ。
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七夕のように、願い事を書いた紙が、たくさん吊り下げられているツリー。
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ポルティチ通り(Via dei Portici)に合流。東に向かって歩いて行きます。
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その前に、西を向くとこんな素晴らしい景色がありました。
少しずつ点き出したイルミネーションの向こうにみごとな雪山が顔を覗かせています。 -
イチオシ
なんて迫力なんでしょう!すごい眺め。
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TONIと書かれた男の子の銅像。なぜここにあるの?
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少し上り坂になっているポルティチ通りを進みます。
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ポルティコ(柱廊)と呼ばれるアーケードの中の店。白いアマリリスを贅沢に使った花瓶が目を引きます。
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その店のすぐ隣にレッドカーペットの敷かれた路地がありました。これは行ってみなければ。
ところが、謎のレッドカーペットは、突き当りの花屋のような店で終わってしまいました。まさか花屋で敷いたとは思えないのですが。
しかも、裏手の斜面に見えるロープウェイの支柱のようなものも気になります。
調べてみると、この斜面のずっと上に「Hotel Restaurant Panorama」があって、そこに向かうものらしいのです。おもしろそう!行ってみたかったな。 -
レッドカーペットの小道の途中には、こんなレストランがありました。
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入り口付近は、あまり色気のない場所でした。カーペットがなかったら、奥までは行かなかったかも。
でも、前方を歩いて行く人たちが何人もいて、何があるのかとても気になったのです。 -
よく脇道にそれますが、ポルティチ通りを進みます。
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帽子屋さん。
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聖ニコラス寺院(Parrocchia San Nicolo')別名ドゥオーモに到着。
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ドゥオーモ広場(Piazza Duomo)
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1367年完成のゴシック様式。
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内部は修復がされているらしく、とても綺麗です。
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主祭壇。聖母の絵に当たっているライトのために、背後に不気味な影が出来ているのが残念。
ライトをもう少し小さいものにすればいいのに。 -
ステンドグラスがたいへん綺麗です。正面が「聖母の戴冠」で、イエスと神様が描かれています。右がピエタ。
今度の旅行で、「聖母の戴冠」は、だいぶ見慣れました。 -
菊の鉢植えが祭壇を飾っている寺院は、初めて見ました。ユリとかバラとかなら、よくあるけれど・・・
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ステンドグラス
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大写し
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この寺院は、ステンドグラスだけでも、見に来る価値があります。
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まだ明るくて本当に良かった。
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磔刑像
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床のタイルも独特の色と模様。
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そして、極め付きが、このバラ窓。まるで手毬みたい。パイプオルガンも、なかなか立派。
この窓のレプリカでコースターなんかあったら、絶対に買って帰ると思います。 -
ドゥオーモからパッシリオ川に向かう道は、なんとレオナルドダヴィンチ通り(Leonardo da Vinci Str)と言います。
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ショッピングアーケード・カフェと書いた横断幕もあるし、レッドカーペットまであるけれど、もう時間がなさそう。
なにしろメラーノの自由行動は1時間ないんですから。今、一番遠い所に来ていて、集合時間までかっきり30分しかありません。 -
あれ?城壁があったの?いえいえ、ここは門だけ。
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元守衛の小屋?なんだか、ドイツ・ローテンブルクの城壁巡りを思い出すなあ。
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レオナルドダヴィンチ通りの先はローマ通りで、橋向こうに教会(Parrocchia Di S.Spirito)が見えます。
ここを右に曲がって、パッシリオ川に沿って西に向かいます。 -
イチオシ
コルソ・デッラ・リベルタ通り(Corso Liberta)。ここを歩いて行くのもいいのですが、せっかくクリスマスマーケットの時期に来ているので、もう一段上の河岸にあるマーケットを見ながら行きましょう。
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階段の途中に、なぜか聖家族?
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だいぶ、イルミネーションが目立つようになって来ました。
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クリスマスマーケットは、やはり日暮れて来るといい感じ。
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遠き山に日は落ちて、飛行機雲は飛び去りぬ。
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メラーノのクリスマスマーケットは、随分とドイツ色が強くて、今朝のトレントのようなウキウキした気分にはなれません。
あくまでも個人的意見ではありますが、ドゥオーモを除けば、わざわざ1時間見学するために、メラーノまで来る必要があったのか、疑問です。
イタリア人にとっては有名リゾートで、夏は避暑、冬はウィンタースポーツで賑わうようです。 -
イチオシ
リゾートらしく、小ぎれいな建物が並んでいます。
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メラーノ・クアハウス(Kurhaus Meran)。
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ドイツ・ローテンブルクに本店のあるクリスマスグッズ屋さん「ケーテヴォールハールト」が、ここにも出店していました。
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吊るし雛ならぬ、吊るしサンタ。
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テルメン橋の上からクリスマスマーケットを望む。
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反対側は、クアハウス。
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この辺りは、グリューワインを売る店があるので、こうした樽テーブルが置かれています。これって、「伝統」ですね。
グリューワインはドイツ語で、イタリア語ではヴァンブリュレ(Vin brule)と言います。 -
ここにも、ドイツ・ローテンブルクのクリスマス菓子、シュネーバルが売られていました。シュトーレンもどこかで売っていたのかな?
オーストリア・ザルツブルクで売っていたのは、全然違ったので、イタリアでも期待できないなあ。でも、食べて見ないことには何とも言えないですね。
特にイタリアは食にうるさい国だし。 -
どこでも、青春だなあ。
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ホテル・メラネルホフ(Hotel Meranerhof)のイルミネーションがきれい。夜は一層、高級感が出ますね。
クラシック ホテル メラネルホフ ホテル
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来た時はまだ、山に日が当たっていたのに、すっかりイルミネーションになっちゃった。1時間だけど早いなあ。
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あの山の上の小屋に行けば、ハイジの気分になれるのかな?あれは、スイスの話だけど、同じアルプスだもんね。
さあ、バスに乗ってメラーノを出発です。 -
「月の出」です。満月だと喜んで車窓から眺めていたら、山の陰に隠れてしまい、また、別の山から顔を出すという「かくれんぼ」をしてくれました。
それに気づいたバスの中は、「出た」「隠れた」で、大騒ぎ。
クリスマスマーケット3か所目終了ですが、まだまだ皆さん元気です。
メラーノにいるうちに、すごく強い南風が入って来て、春のような空気に変わりました。
これが、次の訪問地ヴェローナにどんな影響を与えたかは、次回のお楽しみ。
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