2016/12/08 - 2016/12/14
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ミズ旅撮る人さん
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1週間で、4か国・10か所のクリスマスマーケットを訪れるという無謀なツアーに参加しました。
訪問国は、クロアチア・スロヴェニア・オーストリア・イタリアです。
第2回目は、クロアチアの首都ザグレブの旧市街の観光です。前回、前振りだけで姿を見せなかった「世界一短い公共交通機関」に乗って、丘の上に上ります。
ここには聖カトリーヌ教会や、聖マルコ教会、石の門、などがあります。石の門をくぐって坂道を下ると、ドラツ市場に出ます。広い敷地いっぱいに広がった青空青果市場は、とても楽しそうです。お土産を売る店もあるので、観光客でも必見。
その後、大聖堂を見て、再びトラムヴァイでイェラチッチ広場に戻りました。代表的な観光ルートだと思います。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 徒歩
- 航空会社
- ターキッシュ エアラインズ
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行あり)
- 利用旅行会社
- クラブツーリズム
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メインストリートのilica通りから曲がると、目の前にケーブルカーが見えます。
これが「世界一短い公共交通機関」です。 -
ウスピニャチャと呼ばれるこれは、1890年に創業した当時は電気ではなく、蒸気機関で動かしていたそうな。
この当時、麓を走るトラムヴァイは馬が路面電車を曳いていました。ウスピニャチャ その他の交通機関
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全長わずか66m、乗車時間30秒のウスピニャチャは4クーナですが、一日券を持っているので、それを提示すればOKでした。
ケーブルカー その他の交通機関
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車内は木のベンチです。窓の外に、黄色い切符の刻印機が見えます。1回券の場合は、これで日時を刻印します。
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降りて来る車両を見ると、予想以上の急勾配と、面白い形の車両を実感します。これは乗ってみなければ。
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あっという間に着いてしまうので、座る暇もありませんでした。短い距離なのに、景色がガラッと変わります。
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上の駅付近は、ビューポイントです。
ウスピニャチャを利用しない観光客たちも、大勢見に来ていました。 -
駅を出て左、西方向に行くと、公園沿いの小道があります。
こちらは観光コースではなく、デートコースのようです。 -
一人歩きの私は、右手にある「ロトルシュチャック塔(Kula Lotrscak)」の下を曲がります。
「ロトルシュチャック塔」に登るとザグレブの町を特等席で見渡すことが出来るそうです。入場料は20クーナ。
この塔には大砲が設置されていて、毎日正午に空砲が撃たれます。塔の中の大砲も見ることが出来るそうです。
開館時間:11:00~19:00(※月曜日は休館日) -
「ロトルシュチャック塔」の下を曲がると、正面に聖マルコ教会の目立つ屋根が見えます。
この辺は観光客がいっぱいです。 -
聖マルコ教会に行く前に手前の広場の奥にある聖カタリーナ教会(Saint Catherine Church)へ行ってみます。
と言っても、中に入るのではなく、右側面を通って、その先に向かいます。 -
ここからの眺めがいいらしいと知っていたので来たのですが、なんとクリスマスマーケットもやっていました。
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こんな大きなスノードーム、初めて見ました。
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これは、イェラチッチ広場のステージでも見た、ザグレブのクリスマスマーケットのモチーフですね。
これを見たら、ミニチュアを欲しくなります。しかもこれ、中の雪が動くんです。 -
左の2本の塔が大聖堂、1本の塔がカトリック教会(Church Svete Marije - Dolac)です。
右端にイェラチッチ広場のシンボル「P」の看板が見えています。 -
イチオシ
これだけの展望を誇りながら、まだその上に、こんな仕掛けまで。
午前中なので空いていてよかった。 -
聖カタリーナ教会(Saint Catherine Church)の正面です。
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玄関を入ってみたら、なんとその内部には入れず、格子の隙間から覗き見るだけです。
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ロトルシュチャック塔から聖マルコ教会に向かうチリロメトドゥ通り(Cirilometodska ulica)は、かつて「貴族の実が通れる道」と呼ばれ、バロック様式の宮殿などが建ち並んでいます。
通りには、伝道者兄弟の名前が付けられており、この道にあるギリシャ正教会にも同じ名前が付いています。
「ナイーブアート博物館」や「失恋博物館」などの変わった博物館があります。 -
聖マルコ教会(St. Mark’s Church)です。クリスマスツリーが立っています。
屋根の紋章は、右がザグレブ市、左はクロアチア王国・ダルマチア地方・スラヴォニア地方のものです。
右上がダルマチア地方の紋章ですが、3つの顔はライオンです。
下部のスラヴォニア地方の紋章には黒い「テン」が描かれています。
「テン」はクロアチア語で「クーナ」。これは現在の通貨のことです。
かつて、テンの皮がお金の代用品として使われた名残だそうです。聖マルコ教会 寺院・教会
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こちらがグラデッツの紋章です。グラデッツはザグレブの前身である2つの町のうち、この場所にあった方です。
イェラチッチ広場の電光掲示板にあったザグレブ市の紋章は、赤い背景を青に換えたものです。 -
聖マルコ教会も、内部は立入禁止で、小さなガラス越しに見るだけです。
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聖マルコ教会は、13世紀中ごろに創建され、19世紀末の大火災で焼失したため、ヘルマン・ボレーによってネオ・ゴシック様式により修復されました。
イヴァン・メシュトロヴィッチが手掛けたキリストの磔刑像や銀の十字架、農民の格好をした聖母マリア像などが祀られています。 -
壁画を見ると、割と新しいものであることがわかります。
聖マルコ教会の前の広場には、政治の中枢機関が集まっています。
教会に向かって右に国会議事堂、左が首相官邸があります。 -
聖マルコ教会を出て、広場の南端の道を東に向かいます。
こちら側から下に降りられる道があると調べてあったからなのですが、この先の赤い屋根の下におもしろい場所がありました。 -
坂道の先が建物の下をくぐっています。左には木のベンチが並び、正面には何かあります。
石の門 史跡・遺跡
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聖母子の絵(イコン)があるのですが、失敗しました。
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ここが観光ポイント「石の門」です。
丘の上はかつてグラデツという町でした。町を囲む外壁には4つの門がありました。ここがその名残です。
1731年にザグレブは大火に見舞われましたが、ここにある聖母マリアのイコンは奇跡的に残りました。聖母マリアはザグレブの守護神です。
中世の人々は、ここから外壁の外にある農地に向かう際、祈りを捧げて毎日を過ごしたそうです。 -
「石の門」を通って、坂を下ると、騎馬像があります。「Habdeliceva」と地図には載っていますが、詳細は分かりません。
騎馬像ですが、騎士は兜を脱ぎ、首を垂れていて、馬もうなだれています。足元には、大トカゲ?
どんな物語があるのか、気になる像です。 -
ラディツェヴァ通り(Radiceva ul)です。この坂道をずっと下って行くと、イェラチッチ広場に着きます。
この坂を上って来るのはたいへんなので、ウスピニャチャで上って来て良かったです。 -
地元の人がひょっこり脇道から現れました。すると私も、その道を行ってみたくなります。レッツゴー!
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階段を降りた先には、出窓がいっぱいの不思議な家がありました。
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おっ!右手に歩いて行く女性が。これは、おもしろそう。あの先にも路地があるらしい。
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あの女性がいなかったら、ここが道だなんてわからなかったなあ。
これだから、街歩きは楽しい♪ -
トカルチチェバ通り(Ul. Ivana Tkalcica)に出ました。
この道は、ドラツ市場とイェラチッチ広場の間に挟まれた緩くカーブを描いた道です。
ザグレブの表参道と呼ばれる道で、カフェやレストラン・パブなどが並んでいます。
この道の場所には昔「メドヴェシュチャック」と呼ばれる小川が流れていましたが、19世紀末に埋め立てられました。
ザグレブの前身である、大聖堂を中心とした「カプトル」と、聖マルコ教会を中心にした丘の上の「グラデッツ」の2つの町は、この川を境に分かれていました。 -
おもしろい卵があったので撮ったのですが、よく見ると背後にナイーブアートギャラリー(Galerija Ulupuh)と書いてありますね。
クロアチアの伝統美術なのでしょうか。 -
卵の裏側は、冬の景色なんです。よく描かれているなあ。
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聖カタリーナ教会から見た金と緑の玉ねぎのついた塔の持ち主の聖マリア教会(Crkva svete Marije, Dolac)です。
大した写真ではないのですが、教会の手前にいるカップルの間になぜか赤いハートマークが。
たまたま壁に描かれていた絵が、二人の間に上手く収まったらしいのですが、偶然にしてもハマり過ぎ。お幸せに。聖マリア教会 寺院・教会
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ここで、またもや真っすぐに歩きたくない私は、教会の脇の階段を上ってみました。
すると、見るからに買い物帰りのご婦人が、よっこら歩いて来るではありませんか。
よし!この先がドラツ市場に違いない。適当に歩いて、目的地に着くと気分がいいです。 -
ドラツ市場に到着です。大聖堂が見えると絵になりますね。
青果市場 (ドラツ市場) 市場
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この広い広場に、ずらっと八百屋さんが並んでいるんだからすごいです。
売っているものはほとんどが野菜・果物です。 -
所々に、こうしたハチミツなどを売る店があります。ここで450gの瓶に入ったハチミツを2種類買いました。
アカシアが25クーナ、栗が32クーナです。う~ん、安い。
今回のターキッシュエアラインズは、預け荷物の個数制限がないので、こうした重たいものも、ニッコリ買うことが出来ます。 -
広場の一角にあるこの白い建物の中は、魚市場です。
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生臭さが充満していて、買うものもないので、すぐに出ました。
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市場の北側には、こうしたお土産物を売る店が集まっています。
クロアチアの商店では、値切り交渉はメジャーではないそうなので、
アジアの市場でのような値下げ交渉はしない方がいいでしょう。 -
赤いハートは、クロアチアのモチーフなので、土産物にはハートがいっぱい。
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ドラツ市場で、このランチョンマットを買いました。
クロアチアは数時間しか滞在しないので、現地通貨のクーナをあまり持っていません。
残りのクーナで何を買うか考える時が来ました。
一旦見て、躊躇して、再び店に戻ったら、店の女性が「戻って来たの?」と声を掛けてくれました。
ランチョンマットを3枚欲しいんだけど、現金がこれだけしかないのと相談したら、快く交渉に応じてくれて、1枚25クーナのマットを3枚60クーナにしてくれました。
クロアチアらしいお土産が買えて良かったです。 -
正面の聖マリア教会の塔の下、建物の壁にも赤いハートで、両脇にザグレブ・クロアチアと書かれています。
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少し、市場の中に入ってみましょう。
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マスクメロンのように葉脈が浮き上がったキャベツが売られていました。白菜とキャベツのあいのこ?
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赤かぶかな?ドイツなどでは、酢漬けになってます。
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ざくろ・リンゴ・オレンジ。ヨーロッパのリンゴってどうして小さくて堅そうなんでしょう。
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赤いジャガイモも売ってます。こういうのを見ると南米原産という感じがします。
野菜の他に、ラベンダー製品を売る店も少しありました。ナッツや、ドライフルーツを売る店も。 -
市場の南の端では、ショーケースに自家製チーズを入れて販売していました。
その奥では、卵を売る人もいました。買う人は、試食してから決めていました。どんな味なんだろう。
買えないのに味見だけするなんて出来ないしなあ。
オランダではチーズを買って帰ったけれど、生のままのチーズを1週間持って歩くなんて、考えたくないし、残念。 -
この階段を降りて真っすぐ行くと、イェラチッチ広場です。
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階段の降り口には、行商のおばさんの銅像が立っています。
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階段を降りて、ドラツ市場を振り返ります。両側には花屋さんが並んでいます。
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旅行の最終日だったら買ったかも。
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ちょっとお正月飾りみたい。
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センスがいいなあ。
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さて、今回で終わるはずだったクロアチア編。まだ大聖堂が丸々残っています。
これまでの教会は立入禁止だったので、写真は数枚だけだったのですが、大聖堂はさすがに入ることが出来て、もちろん撮りまくりました。
そのため、第3回もクロアチア編となります。
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