中津川旅行記(ブログ) 一覧に戻る
古くは飛騨と美濃、二つの国に分かれていた岐阜県。<br />これまでは飛騨エリアを観光して来ましたが、この後は南へ移動して美濃エリアを観光しながら帰途に着きます。<br /><br />まずは飛騨エリアと美濃エリアの境である舞台峠で昼食です。<br />昨日の飛騨牛に続いて楽しみにしていたのが、ここで食べる「銀の朏(みかづき)」というブランド米。コンテストで連続日本一を取っているのだそうです。<br /><br />午後は中津川にある「常盤座(ときわざ)」で明治時代にできた芝居小屋を見学。そして、私の「憧れ地図」にある「馬籠宿」を訪れます。なぜ憧れだったかと言うと、以前、馬籠宿のジグソーパズルを持っていたからです。<br /><br />一度は行ってみたかった馬籠宿。ぜひ、ジグソーパズルのあの場面を見つけたいと思います。<br /><br /><br /><br />~*~*~*~*~*~*~*~*~*~<br /><br /><br />旅のスケジュール(★印は本旅行記で取り上げた場所)<br /><br />1日目  白川郷<br />     飛騨の里ライトアップ<br />     ホテルアソシア高山リゾート宿泊<br /><br />2日目  飛騨高山<br />    ★常盤座<br />    ★馬籠宿

こんなに安くていいの? 白川郷・飛騨高山バスツアー<3> 「常盤座」と「馬籠宿」

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2016/12/27 - 2016/12/28

128位(同エリア470件中)

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ニッキー

ニッキーさん

古くは飛騨と美濃、二つの国に分かれていた岐阜県。
これまでは飛騨エリアを観光して来ましたが、この後は南へ移動して美濃エリアを観光しながら帰途に着きます。

まずは飛騨エリアと美濃エリアの境である舞台峠で昼食です。
昨日の飛騨牛に続いて楽しみにしていたのが、ここで食べる「銀の朏(みかづき)」というブランド米。コンテストで連続日本一を取っているのだそうです。

午後は中津川にある「常盤座(ときわざ)」で明治時代にできた芝居小屋を見学。そして、私の「憧れ地図」にある「馬籠宿」を訪れます。なぜ憧れだったかと言うと、以前、馬籠宿のジグソーパズルを持っていたからです。

一度は行ってみたかった馬籠宿。ぜひ、ジグソーパズルのあの場面を見つけたいと思います。



~*~*~*~*~*~*~*~*~*~


旅のスケジュール(★印は本旅行記で取り上げた場所)

1日目  白川郷
     飛騨の里ライトアップ
     ホテルアソシア高山リゾート宿泊

2日目  飛騨高山
    ★常盤座
    ★馬籠宿

旅行の満足度
4.0

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  • JR高山本線の久々野(くぐの)駅から再びバスに乗りました。

    JR高山本線の久々野(くぐの)駅から再びバスに乗りました。

  • バスの中からは、高山本線の列車の中から見えた景色に勝るとも劣らない眺めが見えました。

    バスの中からは、高山本線の列車の中から見えた景色に勝るとも劣らない眺めが見えました。

  • 下呂温泉を過ぎて、私たちは飛騨エリアと美濃エリアの境、舞台峠へ。

    下呂温泉を過ぎて、私たちは飛騨エリアと美濃エリアの境、舞台峠へ。

  • 12時前、舞台峠の観光センターに着きました。<br /><br />ここで昼食になります。

    12時前、舞台峠の観光センターに着きました。

    ここで昼食になります。

    舞台峠観光センター グルメ・レストラン

  • 卵かけご飯の昼食。<br /><br />おかずはシンプルですが、ここの売り物はこのご飯なんです。<br />

    卵かけご飯の昼食。

    おかずはシンプルですが、ここの売り物はこのご飯なんです。

  • 飛騨産の「銀の朏(みかづき)」というお米。<br /><br />先にご飯を口に入れたメンバーが「美味しい、美味しい。食べた瞬間に違いがわかりますよ」と。<br /><br />私もさっそく食べてみました。<br />なるほど、コンテストで連続日本一を取っているというだけあって、大粒のご飯は甘みがあってしっとり美味しい。<br /><br />お箸が進みました。

    飛騨産の「銀の朏(みかづき)」というお米。

    先にご飯を口に入れたメンバーが「美味しい、美味しい。食べた瞬間に違いがわかりますよ」と。

    私もさっそく食べてみました。
    なるほど、コンテストで連続日本一を取っているというだけあって、大粒のご飯は甘みがあってしっとり美味しい。

    お箸が進みました。

  • 昼食後はいよいよ美濃エリアへ入り、中津川にある「常盤座(ときわざ)」を見学します。<br /><br />当初、近くにある別の芝居小屋「かしも明治座」を見学する予定でした。<br />ところが、年末休館でそちらは見学不可ということになり、代替で急きょ決まったのが「常盤座」でした。<br /><br />「常盤座」ではバス4台が来るということで大歓迎してくださり、朝からおばちゃんたちが五平餅を焼いて待っていてくださいました。<br /><br />「今日は御嶽山がよく見えますよ」と言うので、どれが御嶽山かと思ったら、山の向こうに見える白い峰が御嶽山でした。<br />わかりますか?<br />写真左の方に見える白いとんがりです。<br /><br />私が家から富士山が見えたと大喜びするのと同じ。<br />この辺りでは御嶽山はやはり特別な山なのでしょう。

    昼食後はいよいよ美濃エリアへ入り、中津川にある「常盤座(ときわざ)」を見学します。

    当初、近くにある別の芝居小屋「かしも明治座」を見学する予定でした。
    ところが、年末休館でそちらは見学不可ということになり、代替で急きょ決まったのが「常盤座」でした。

    「常盤座」ではバス4台が来るということで大歓迎してくださり、朝からおばちゃんたちが五平餅を焼いて待っていてくださいました。

    「今日は御嶽山がよく見えますよ」と言うので、どれが御嶽山かと思ったら、山の向こうに見える白い峰が御嶽山でした。
    わかりますか?
    写真左の方に見える白いとんがりです。

    私が家から富士山が見えたと大喜びするのと同じ。
    この辺りでは御嶽山はやはり特別な山なのでしょう。

  • 「常盤座」は明治時代に造られた芝居小屋です。<br /><br />中に入ってみると、舞台に照明が入っていました。<br /><br />お芝居のセット、これを見ただけでわくわくします~。<br /><br />着物の打ち掛けが3点置いてありました。<br />羽織って写真を撮ってもらいました。

    「常盤座」は明治時代に造られた芝居小屋です。

    中に入ってみると、舞台に照明が入っていました。

    お芝居のセット、これを見ただけでわくわくします~。

    着物の打ち掛けが3点置いてありました。
    羽織って写真を撮ってもらいました。

    常盤座 名所・史跡

  • 客席を眺めます。<br /><br />2階にもコの字型の客席があり、木の階段で上るようになっています。

    客席を眺めます。

    2階にもコの字型の客席があり、木の階段で上るようになっています。

  • 2階客席からの眺め。<br /><br />スタッフの方が説明をしてくださいました。<br /><br />下手(舞台に向かって左手)に本花道、上手(右手)に仮花道がありました。<br />今でも地元の歌舞伎保存会により歌舞伎が上演されています。<br />説明してくださっている方も役者さんだということでした。<br /><br />他にコンサートや落語などにも使われているそうです。

    2階客席からの眺め。

    スタッフの方が説明をしてくださいました。

    下手(舞台に向かって左手)に本花道、上手(右手)に仮花道がありました。
    今でも地元の歌舞伎保存会により歌舞伎が上演されています。
    説明してくださっている方も役者さんだということでした。

    他にコンサートや落語などにも使われているそうです。

  • 2階客席の壁には、ここを訪れた有名人たちのサインが飾られていました。<br /><br />映画のロケで役所広司さんもみえたそうですよ。

    2階客席の壁には、ここを訪れた有名人たちのサインが飾られていました。

    映画のロケで役所広司さんもみえたそうですよ。

  • 舞台は回り舞台になっています。<br /><br />回り舞台は場面転換のすばらしい仕掛けですよね。

    舞台は回り舞台になっています。

    回り舞台は場面転換のすばらしい仕掛けですよね。

  • 本来、舞台裏は撮影禁止なのですが、この日は写真を撮っていいですよと言っていただけたので、遠慮なく。<br /><br />舞台下の奈落(ならく)も見せてもらいました。<br />これは舞台を回す装置。<br />4人がかりの人力で回します。<br /><br />装置そのものは平成8年に、少ない人数で回せるように工夫がなされたそうです。

    本来、舞台裏は撮影禁止なのですが、この日は写真を撮っていいですよと言っていただけたので、遠慮なく。

    舞台下の奈落(ならく)も見せてもらいました。
    これは舞台を回す装置。
    4人がかりの人力で回します。

    装置そのものは平成8年に、少ない人数で回せるように工夫がなされたそうです。

  • 舞台裏には小道具も置いてありました。<br /><br />人間の首です~。<br /><br />これが使われるのは深刻なシーンなのでしょうが、こうやって見るとユーモラスに見えてしまいます。

    舞台裏には小道具も置いてありました。

    人間の首です~。

    これが使われるのは深刻なシーンなのでしょうが、こうやって見るとユーモラスに見えてしまいます。

  • 朝からおばちゃん達が作って待ってくれていたという五平餅。<br /><br />ここの五平餅はわらじ型ではなく団子型でした。

    朝からおばちゃん達が作って待ってくれていたという五平餅。

    ここの五平餅はわらじ型ではなく団子型でした。

  • 常盤座の見学を終えて、外へ出ると、すぐ向かいに神社がありました。<br /><br />こちらは常磐(ときわ)神社。<br />常盤座とは字が違います。<br /><br />常盤座ができる前は常磐神社の境内でお芝居を上演していたそうです。

    常盤座の見学を終えて、外へ出ると、すぐ向かいに神社がありました。

    こちらは常磐(ときわ)神社。
    常盤座とは字が違います。

    常盤座ができる前は常磐神社の境内でお芝居を上演していたそうです。

  • 常盤座を後にします。<br />写真は常盤座の外観。<br />側面から見たところです。<br /><br />スタッフが手を振って見送ってくれました。<br /><br />突然来ることになったバスツアーを迎えるため、皆さん張り切って準備してくださった様子が伝わって来た訪問でした。<br /><br />大切な文化財である常盤座を守って行こうという皆さんの熱意も伝わりましたよ。

    常盤座を後にします。
    写真は常盤座の外観。
    側面から見たところです。

    スタッフが手を振って見送ってくれました。

    突然来ることになったバスツアーを迎えるため、皆さん張り切って準備してくださった様子が伝わって来た訪問でした。

    大切な文化財である常盤座を守って行こうという皆さんの熱意も伝わりましたよ。

  • 30分ほどバスに乗ってやって来たのが、最後の訪問地、中山道「馬籠宿」です。<br /><br />中山道は江戸時代の五街道の一つ。<br />江戸と京を結ぶ道です。<br /><br />馬籠はかつて中山道の、江戸日本橋から43番目の宿場として賑わった街。<br />全国でも珍しい坂道にひらけた宿場町です。<br /><br />ここの道しるべには、「京に52里半、江戸に80里半」の文字があります。<br />ここではすでに、江戸より京都の方が近いのですね。<br /><br />添乗員さんが「皆さんにはここから坂道を下りながら自由に散策していただきますが、その前に坂を少し上がった所に『高札場』があるので、ぜひご覧ください」と。<br /><br />この写真にも写っていますね。<br />屋根がついた掲示板みたいなものが「高札場」です。

    30分ほどバスに乗ってやって来たのが、最後の訪問地、中山道「馬籠宿」です。

    中山道は江戸時代の五街道の一つ。
    江戸と京を結ぶ道です。

    馬籠はかつて中山道の、江戸日本橋から43番目の宿場として賑わった街。
    全国でも珍しい坂道にひらけた宿場町です。

    ここの道しるべには、「京に52里半、江戸に80里半」の文字があります。
    ここではすでに、江戸より京都の方が近いのですね。

    添乗員さんが「皆さんにはここから坂道を下りながら自由に散策していただきますが、その前に坂を少し上がった所に『高札場』があるので、ぜひご覧ください」と。

    この写真にも写っていますね。
    屋根がついた掲示板みたいなものが「高札場」です。

    馬籠宿 名所・史跡

  • こちらが復元された高札場です。<br /><br />高札場は、庶民に法令を周知させるため、掟・定めなどを木の板に記して掲げた場所で、江戸時代には全国の村々に設置されていたそうです。

    こちらが復元された高札場です。

    高札場は、庶民に法令を周知させるため、掟・定めなどを木の板に記して掲げた場所で、江戸時代には全国の村々に設置されていたそうです。

  • 馬籠宿の上入口の角にあったとても雰囲気のある建物。<br /><br />お蕎麦屋さんのようです。<br />

    馬籠宿の上入口の角にあったとても雰囲気のある建物。

    お蕎麦屋さんのようです。

  • ここから約50分の自由散策になります。<br /><br />馬籠宿は一直線の街道沿いにあります。<br />私は坂道を下りながら、ジグソーパズルに写っていた場面を探してみたいと思います。

    ここから約50分の自由散策になります。

    馬籠宿は一直線の街道沿いにあります。
    私は坂道を下りながら、ジグソーパズルに写っていた場面を探してみたいと思います。

  • 家並みが途切れたところから、山や茶畑が見えました。<br />この辺り、標高は約600メートルなのだそうです。<br /><br />馬籠は島崎藤村の生誕地としても知られています。<br /><br />「木曽路はすべて山の中である」で始まる藤村の長編小説「夜明け前」は馬籠を舞台に描かれた作品です。

    家並みが途切れたところから、山や茶畑が見えました。
    この辺り、標高は約600メートルなのだそうです。

    馬籠は島崎藤村の生誕地としても知られています。

    「木曽路はすべて山の中である」で始まる藤村の長編小説「夜明け前」は馬籠を舞台に描かれた作品です。

  • この日のお天気のせいもあるでしょうが、「木曽路はすべて山の中」の文とは裏腹に、馬籠宿は明るい宿場町でした。<br />

    この日のお天気のせいもあるでしょうが、「木曽路はすべて山の中」の文とは裏腹に、馬籠宿は明るい宿場町でした。

  • これは坂の下方向へ向けて撮った写真です。<br /><br />ぎらぎらとした陽射しに目が眩みそうです。<br /><br />坂の下方向へ向けて写真を撮ろうとすると、このとおり、強烈な逆光になります。

    これは坂の下方向へ向けて撮った写真です。

    ぎらぎらとした陽射しに目が眩みそうです。

    坂の下方向へ向けて写真を撮ろうとすると、このとおり、強烈な逆光になります。

  • 仕方がないので、坂道を下りながら、振り返っては写真を撮りました。<br /><br />ジグソーパズルの風景を探しますが、ここではありません。<br />石畳の模様からして違います。

    仕方がないので、坂道を下りながら、振り返っては写真を撮りました。

    ジグソーパズルの風景を探しますが、ここではありません。
    石畳の模様からして違います。

  • 馬籠脇本陣資料館。<br /><br />脇本陣は宿場町に大名など大勢の一行が泊まる際、本陣に次ぐ格式の宿として使用されました。<br /><br />馬籠の脇本陣は昔の建物ではありませんが、復元され、今は資料館となっていました。<br /><br />私たちは資料館へは入らず、お土産の小物類を見て回りました。

    馬籠脇本陣資料館。

    脇本陣は宿場町に大名など大勢の一行が泊まる際、本陣に次ぐ格式の宿として使用されました。

    馬籠の脇本陣は昔の建物ではありませんが、復元され、今は資料館となっていました。

    私たちは資料館へは入らず、お土産の小物類を見て回りました。

  • こちらは島崎藤村の生家跡に建つ藤村記念館。<br />島崎家は江戸時代、本陣、庄屋も務めた旧家でした。<br /><br />藤村が晩年を過ごした書斎もここに復元されているというのですが、この日は休館でした。<br /><br />「夜明け前」は読んだことがないので、島崎藤村と言うと私には「椰子の実」の作詞者としての方がなじみがあります。<br /><br />1.名も知らぬ 遠き島より 流れ寄る やしの実一つ<br />  故郷(ふるさと)の岸を 離れて<br />  汝(なれ)はそも 波に幾月<br /><br />2.もとの木は 生(お)いや茂れる<br />  枝はなお 影をやなせる<br />  我もまた 渚を枕<br />  ひとり身の 浮き寝の旅ぞ<br /><br />3.実をとりて 胸にあつれば<br />  新たなり 流離の憂(うれい)<br />  海の日の 沈むを見れば<br />  たぎり落つ 異郷の涙<br /><br />  思いやる 八重の汐々(しおじお)<br />  いずれの日にか 国に帰らん

    こちらは島崎藤村の生家跡に建つ藤村記念館。
    島崎家は江戸時代、本陣、庄屋も務めた旧家でした。

    藤村が晩年を過ごした書斎もここに復元されているというのですが、この日は休館でした。

    「夜明け前」は読んだことがないので、島崎藤村と言うと私には「椰子の実」の作詞者としての方がなじみがあります。

    1.名も知らぬ 遠き島より 流れ寄る やしの実一つ
      故郷(ふるさと)の岸を 離れて
      汝(なれ)はそも 波に幾月

    2.もとの木は 生(お)いや茂れる
      枝はなお 影をやなせる
      我もまた 渚を枕
      ひとり身の 浮き寝の旅ぞ

    3.実をとりて 胸にあつれば
      新たなり 流離の憂(うれい)
      海の日の 沈むを見れば
      たぎり落つ 異郷の涙

      思いやる 八重の汐々(しおじお)
      いずれの日にか 国に帰らん

  • またまた振り向いてパチリ。<br /><br />水車があるお店は食事処「馬籠茶屋です」。<br />向かいに同じ名前の民宿もあり、英語でも看板が出ていました。<br />外国人の宿泊客もいるのでしょうね。

    またまた振り向いてパチリ。

    水車があるお店は食事処「馬籠茶屋です」。
    向かいに同じ名前の民宿もあり、英語でも看板が出ていました。
    外国人の宿泊客もいるのでしょうね。

  • あ、石畳の模様がなんだかジグソーパズルの中で記憶にある模様になって来ました。<br /><br />目指す眺めは近いかも。

    あ、石畳の模様がなんだかジグソーパズルの中で記憶にある模様になって来ました。

    目指す眺めは近いかも。

  • ありました~。<br />ジグソーパズルの絵柄。<br />この眺めです。<br /><br />石畳の模様は遠くへ行くほど細かく見えるため、パズルピースをはめる手掛かりにしたものです。<br /><br />馬籠宿を代表する眺め。<br />私の憧れ地図がまた一つ埋まりました。

    イチオシ

    ありました~。
    ジグソーパズルの絵柄。
    この眺めです。

    石畳の模様は遠くへ行くほど細かく見えるため、パズルピースをはめる手掛かりにしたものです。

    馬籠宿を代表する眺め。
    私の憧れ地図がまた一つ埋まりました。

  • ジグソーパズルの絵柄の中の宿、「但馬屋」さん。<br /><br />荷車が飾られて宿場町の旅籠らしい雰囲気を出しています。<br /><br />馬籠に泊まるんだったら、こんな所がいいな~。

    ジグソーパズルの絵柄の中の宿、「但馬屋」さん。

    荷車が飾られて宿場町の旅籠らしい雰囲気を出しています。

    馬籠に泊まるんだったら、こんな所がいいな~。

  • 美しい石畳はそれだけで絵になります。<br /><br />ただ、この石畳は近年敷かれたもので、昔は雨が降ると歩きにくい土の道だったそうです。<br />

    美しい石畳はそれだけで絵になります。

    ただ、この石畳は近年敷かれたもので、昔は雨が降ると歩きにくい土の道だったそうです。

  • 清水屋(しみずや)資料館。<br /><br />島崎家とも親交が深かった清水屋・原家。<br />島崎藤村の小説「嵐」には、ここの8代目当主が森さんとして登場するそうです。

    清水屋(しみずや)資料館。

    島崎家とも親交が深かった清水屋・原家。
    島崎藤村の小説「嵐」には、ここの8代目当主が森さんとして登場するそうです。

  • 土産物店をのぞいたりしながら下まで下りて来ました。<br /><br />宿場町の下の方まで来ると、道が大きく曲がっていました。

    土産物店をのぞいたりしながら下まで下りて来ました。

    宿場町の下の方まで来ると、道が大きく曲がっていました。

  • 坂の隣りにやはり90度に折れ曲がった階段がありました。<br />江戸時代、宿場町の入口に設けられた「枡形(ますがた)」の名残りです。<br />馬籠では傾斜が急なため、石段になっていたのです。<br /><br />こういったものはお城の門にも見られますよね。<br />有事の際、敵の侵入を阻むためのスペースだということです。<br />

    坂の隣りにやはり90度に折れ曲がった階段がありました。
    江戸時代、宿場町の入口に設けられた「枡形(ますがた)」の名残りです。
    馬籠では傾斜が急なため、石段になっていたのです。

    こういったものはお城の門にも見られますよね。
    有事の際、敵の侵入を阻むためのスペースだということです。

  • いい眺め。<br />恵那山(2191メートル)が正面に見えます。<br /><br />馬籠宿の坂道の街道約600メートルを下ってきました。<br />ちょうどいい散歩になりました。<br /><br />馬籠宿から江戸方向へ歩くと、妻籠(つまご)宿があります。<br />ハイキング気分で歩ける距離なんだそうです。<br />いつか、妻籠へも行ってみたいです。<br /><br />これですべての観光を終えました。<br /><br />午後3時、坂下の駐車場に先回りしていたバスに乗り、帰途に着きます。

    いい眺め。
    恵那山(2191メートル)が正面に見えます。

    馬籠宿の坂道の街道約600メートルを下ってきました。
    ちょうどいい散歩になりました。

    馬籠宿から江戸方向へ歩くと、妻籠(つまご)宿があります。
    ハイキング気分で歩ける距離なんだそうです。
    いつか、妻籠へも行ってみたいです。

    これですべての観光を終えました。

    午後3時、坂下の駐車場に先回りしていたバスに乗り、帰途に着きます。

  • 一時間ほどバスに乗った後、飯田のドライブイン「山都飯田」で休憩です。

    一時間ほどバスに乗った後、飯田のドライブイン「山都飯田」で休憩です。

  • このドライブインは見学無料の水引博物館を併設しています。<br /><br />水引細工は信州飯田の伝統工芸です。<br />祝儀袋や結納品でよく見ますよね。<br /><br />色とりどりの水引で作った巨大な作品が展示されていました。<br /><br />この宝船も高さ1メートルぐらいあるんですよ。

    このドライブインは見学無料の水引博物館を併設しています。

    水引細工は信州飯田の伝統工芸です。
    祝儀袋や結納品でよく見ますよね。

    色とりどりの水引で作った巨大な作品が展示されていました。

    この宝船も高さ1メートルぐらいあるんですよ。

  • 飯田のドライブインでおみくじを引きました。<br />おみくじもツアーの内容に含まれていたのです。<br /><br />私はなんと「大吉」でした。<br /><br />「ときくれば 枯木とみえし やまかげの<br /> さくらも 花の 咲きにおいつつ」<br /><br />意味は・・・<br /><br />「始めは冬の枯れ木の葉落ちて、花もなく寂しく、この末いかがなろうかと気遣うも、そのうちに春となって花咲くごとく、末よき運なり。<br />何事も慎み、退屈せず時を待てば、必ず良し」<br /><br />2017年は末良き運勢みたいです。

    飯田のドライブインでおみくじを引きました。
    おみくじもツアーの内容に含まれていたのです。

    私はなんと「大吉」でした。

    「ときくれば 枯木とみえし やまかげの
     さくらも 花の 咲きにおいつつ」

    意味は・・・

    「始めは冬の枯れ木の葉落ちて、花もなく寂しく、この末いかがなろうかと気遣うも、そのうちに春となって花咲くごとく、末よき運なり。
    何事も慎み、退屈せず時を待てば、必ず良し」

    2017年は末良き運勢みたいです。

  • 夕日に染まる南アルプスの山を見ながら、帰ります。

    夕日に染まる南アルプスの山を見ながら、帰ります。

  • 夕食はバスの中でお弁当を食べました。<br /><br />前日のうちに、添乗員さんに注文しておきました。<br />海の幸、山の幸、ローストビーフから卵焼き、野沢菜までぎっしりいろいろ乗ったこんなお弁当です。<br /><br />バスツアーは楽です。<br />家の比較的近くまでバスで送ってもらえるので、家に着いたのは余裕の、夜9時半頃でした。

    夕食はバスの中でお弁当を食べました。

    前日のうちに、添乗員さんに注文しておきました。
    海の幸、山の幸、ローストビーフから卵焼き、野沢菜までぎっしりいろいろ乗ったこんなお弁当です。

    バスツアーは楽です。
    家の比較的近くまでバスで送ってもらえるので、家に着いたのは余裕の、夜9時半頃でした。

  • 今回の旅行で買ったもの。<br /><br />飛騨高山のお菓子「かたりべ」。<br />とても小さいのですが、お洒落な箱に入っているのでお土産にぴったりです。

    今回の旅行で買ったもの。

    飛騨高山のお菓子「かたりべ」。
    とても小さいのですが、お洒落な箱に入っているのでお土産にぴったりです。

  • 朴葉みそセットに高山ラーメン。<br /><br />高山ラーメンは細麺で食べやすかったです。<br /><br />その他に信州そばも買いました。<br />年越しそばとして食べました。<br /><br /><br />年末ぎりぎりに行った一泊2日のバスツアー。<br />一カ所での観光時間は少なかったけれど、あっちこっち見られて飛騨牛食べ放題、5つ星ホテル宿泊が付いて19,900円は本当にお得。<br />こんなに安くていいの?というぐらい満足できるものでした。<br /><br />バスツアーは思い立ったら申し込むだけ。<br />気楽に行けるので、またいずれ他のツアーにも参加したいと思います。<br /><br /><br />(こんなに安くていいの? バスツアー「飛騨冬物語・白川郷と飛騨高山 憧れの5つ星の宿」終わり)

    朴葉みそセットに高山ラーメン。

    高山ラーメンは細麺で食べやすかったです。

    その他に信州そばも買いました。
    年越しそばとして食べました。


    年末ぎりぎりに行った一泊2日のバスツアー。
    一カ所での観光時間は少なかったけれど、あっちこっち見られて飛騨牛食べ放題、5つ星ホテル宿泊が付いて19,900円は本当にお得。
    こんなに安くていいの?というぐらい満足できるものでした。

    バスツアーは思い立ったら申し込むだけ。
    気楽に行けるので、またいずれ他のツアーにも参加したいと思います。


    (こんなに安くていいの? バスツアー「飛騨冬物語・白川郷と飛騨高山 憧れの5つ星の宿」終わり)

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  • 桜子さん 2017/05/27 01:37:38
    同じツアーに参加しました!
    ニッキーさん、初めまして!

    「飛騨冬物語」とても興味深く拝見させていただきました。
    私もほぼ同じコースのツアーに今年1月参加したんです!

    ニッキーさんとの違いは、私が行ったときは大雪だったこと。
    というかバス移動中は猛吹雪!!
    ユーミンの「ブリザード」って曲が頭の中を流れ続けるほどの、
    スキー場でも味わったことないくらいの大雪でした!(@@)

    ニッキーさんの白川郷や飛騨の里の写真を別の場所?って
    感じるほどまったく印象が違います。

    普段見慣れない真っ白な銀世界に初めこそ大はしゃぎしたのですが
    足元も悪く、スケジュールも遅れがちで
    (ご存知のとおり、もともと慌だしい日程だし)、
    夜には「もう雪はうんざり〜」って感じになっておりました(笑)


    飛騨牛食べ放題! そうそう!生卵追加1個50円でしたね!
    「ケチ臭い〜」と思ったことを覚えています。
    かに雑炊も出たのですか?私たちは白いご飯だけでしたよ。

    あと、馬籠宿でなく私たちは妻籠宿に行きました。
    こちらは雪は溶けていて少なかったんですが、
    あいにくの雨・・・トホホ。

    旅行記、超手抜きでほぼ写真だけですがアップしておりますので
    良かったら違いをご覧ください↓

    http://4travel.jp/travelogue/11246083


    では〜また楽しい旅行記楽しみにしております♪


    桜子より






    ニッキー

    ニッキーさん からの返信 2017/05/27 15:33:47
    RE: 同じツアーだったのですね(驚)!
    桜子さん、こんにちは。
    コメントとたくさんの投票をありがとうございます。

    同じツアーに月違いで参加されたと聞いて、私も興味津々。
    さっそく桜子さんの旅行記を見て来ました。

    雪の白川郷、飛騨の里・・・それもすごい豪雪!
    ほんと、雪が降るとここまで眺めが変わるのですね。
    スキー場でも経験したことのないほどのブリザードってすごいです。
    とてもおもしろく拝見しました。

    本当は私も雪の白川郷が見たくて、
    出発までの毎日現地のライブカメラを見ながら「降れ〜降れ〜」と願ったのですが、
    願いむなしく昨年の12月末は雪のかけらもありませんでした。

    あのツアーは値段の割に食事もホテルも良かったですね。
    そう、飛騨牛食べ放題では、私たちの時はカニ雑炊とご飯の両方が食べられましたよ。
    私たちが行ったのが雪のない年末で、ある意味オフシーズンだったからかもしれませんね。
    ホテルのお風呂も朝食会場も、そんなに混んでいませんでした。

    白川郷へはまた季節を変えて行ってみたいと思っています。
    見損ねた雪の白川郷はもちろん、田植えの頃のみずみずしい白川郷が見てみたいです。
    あと、富山県の五箇山にも関心があります。
    できれば村の民宿に一泊してゆっくりしたいなーとも思います。

    ところで、桜子さんのブログにお邪魔したら、
    はとバスでネモフィラを見に行かれた旅行記があったので驚きました。
    実は私も、5月2日にクラブツーリズムの日帰りバス旅行で
    ひたち海浜公園とあしかがフラワーパークへ行って来たばかりなんです。
    それぞれの場所で120分ずつ観光できた代わり、食事は移動バスの中でのお弁当。
    豪華海鮮丼もイチゴ摘みも付いていないコースでした。

    菜の花とネモフィラの写真、私も撮りました〜。
    菜の花越しに見るネモフィラの丘は、
    人々が海原に漂っているような不思議な眺めでしたよね。
    今、のんびりと旅行記を書き始めたところです。
    1週間ぐらい先になると思いますが、そのうちアップしますので、
    よろしかったらまた見にいらしてください。

    ニッキー

    桜子

    桜子さん からの返信 2017/05/27 22:18:12
    ネモフィラのバスツアーも?(笑)


    ニッキーさん、お返事ありがとうございます!

    ひたちなか海浜公園のバスツアーも行かれたんですね〜!
    5月2日なら満開でキレイだったことでしょう。
    きっと人もいっぱい!!?(@@)
    120分あればゆっくり見学できますね、私たちは80分。
    ネモフィラとチューリップの写真を撮るのが
    せいいっぱいでした。

    私も普段クラブツーリズムのバスツアーを使うことが
    多いのですが、このとき初めて「はとバス」を利用しました。
    クラブ〜との違いは添乗員さんとバスガイドさん2人いること。
    バスの中で入れたてのお茶のサービスがあったり、ソフト面で
    違うなぁという印象でした。その分、お値段も高いですが、
    バスガイドさんは、はとバスの顔ですもんね!
    絶対はずせない存在なんだと思います。


    ニッキーさんの「はじめての箱根」もとても興味深く
    拝見しました。
    私は箱根の隣町に実家があって箱根はとても身近な存在。
    観光スポットも若いときに行ったきりで、
    この20年まともに観光したことはなく温泉旅館に
    泊まるのみ。
    初めて箱根を訪れたニッキーさんの旅行記の視線というか
    目のつけどころをとても新鮮に感じました!

    この前たまたま「ブラタモリ」で箱根の関所をやっていて
    初めて知ることもいっぱい!
    今一度箱根の歴史をなぞりながら観光をしてみようかな?と
    いう気持ちになりました。

    フォローさせていただきますので、これからもどうぞよろしく
    お願いいたします♪


    桜子より


    ニッキー

    ニッキーさん からの返信 2017/05/29 14:43:06
    RE: 感激です〜!
    桜子さん、感激です〜。

    ホテルライフや温泉滞在を楽しんでいらっしゃる様子の桜子さんが
    私のブログをフォローしてくださるなんて、とても光栄です。
    4トラは以前はかなり入れ込んでいたのですが、
    時間を取られ日々の生活が振り回されるようになったため、
    今はぼちぼちマイペースでやっています。
    どうぞよろしくお願いします。


    5月2日でもネモフィラは桜子さんが行かれた時と
    そんなに変わりませんでしたよ。
    はげてる所がちょっと少なかったかな?
    逆に菜の花はもう終わりかけでした。

    一番の違いは私が行った時の方が人が多かったことでしょう。
    トイレは場所によって15分待ちでした。
    みはらしの鐘もすごい行列だったので、
    鐘を鳴らすのはおろか写真を撮るのも諦めたぐらいです。

    空と海とネモフィラの写真、私も狙ってみましたよ。
    でも、あそこの海は工場やクレーンがあって殺風景で、
    雰囲気のいい海を入れた写真は難しかったですよね。
    なんとか海を入れた写真をアップしますので、
    お楽しみに〜。
    海、笑っちゃうぐらい小さいですけどね。

    さて、箱根の話。
    ご実家が近く、桜子さんにとっては馴染みの場所なんですね。
    箱根はいい所だよ〜と聞いてはいたのですが、
    初めて行って、箱根ってこんな所だったのかと驚きました。
    標高の高低差がある、火山地帯なのに緑豊かで湖がある、
    鉄道やバス、ケーブルカー、ロープウェイ、船で自由に回れる、
    洗練された美術館がたくさんある、もちろん温泉も、など。
    歴史の中でも東西の交通の要所として大切な場所だったんですよね。
    東京から行きやすいのも魅力ですね。

    近すぎると良さに気づかないということもありますね。
    私は京都出身なんですが、離れて千葉へ来て
    初めて京都の良さに気づきました。
    もっと堪能しておけば良かった。

    ブログを拝見し、ひょっとして
    桜子さんはアメリカにお住まいなのかなと思いました。
    短期間の帰国中に日本を満喫すべく、
    あちこちへ行っていらっしゃるのでしょうか?
    違っていたら、すみません。

    では、今後ともよろしくお願いします。
    私の次の旅行は6月中旬。
    妹と、阪急交通社の2泊3日の四国ツアーに参加します。

    ニッキー

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