2015/11/03 - 2015/11/03
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Keiさん
あわただしいオヤジ一人旅シリーズ。華やかさやおしゃれ感は全くありませんが、イタリアの歴史や素晴らしさを街を歩きながら味わいたい。
今回はリミニ1日、ミラノ2日で行ってまいりました。
その4はミラノ2日目、最終です。
ミラノ2日目は初めてミラノを訪れた時に観光した場所を中心にチェントロを歩き回りました。カミッロ・プロカッチーニとレオナルデスキのベルナルド・ルイーニの作品を多く見て、マリアの夫ヨセフに改めて親近感を感じた一日となりました
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- 同行者
- 一人旅
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
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朝一番、ロレート近くのホテルからドゥオモまでやってきました。
ミラノはドゥオモ地区を中心に放射状に造られている都市ですので、まずはドゥオモに挨拶をして今日の観光スタートです。
写真はペックですが意図はありません。クラッコ ペック イタリアン
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トリノ通りです。ドゥオモ広場から続いていて、若者向きのショップが充実しており買い物客でにぎやかな通りです。
オヤジはヤングではありませんのでショップにはあまり興味がありません、この通りに点在している教会を見て回ります -
まずはサンタ・マリア・プレッソ・サン・サティロ教会から
この教会の前には、いつ行っても花屋さんが出店を開いていますサンタ マリア プレッソ サン サティロ教会 寺院・教会
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1482年完成でファサードは1871年に改築されています。
ブラマンテのだまし絵で有名ですので行かれた方も多いと思います -
入口から撮った写真です
後陣の奥行きがあるように見えますね -
後陣横から撮りました。実際は全然奥行ありません。本来ラテン十字型なのですが、道路の関係で奥行きが取れず、ほとんどT字型になっています。
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ブラマンテはウルビーノ近くで生まれ、あのラファエロの遠い親戚だそうです
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更にトリノ通りを歩いていくと、歩道に随分とはみ出した建物がありますが、サン・セバスティアーノ教会です
サン セバスティアーノ教会 寺院・教会
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変わったファサードです、1577創建、1600年代前半完成ですのでマニエリスム様式ですが、バロック移行前の独自性ということなのでしょうか、良くわかりません。
建築家ペッレグリーノ・ティバルディの設計ですが、基礎部分だけで、上部のドームはその後1617年にファビオ・マンゴーネによって追加されました。
全体としてパンテオンをイメージして創られているようです。 -
主祭壇
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この教会は円形の集中プランです。
小さい写真しかありませんが、写真中央にあるピエタの彫刻は結構良いと思います。18-19世紀の彫刻家ベネデット・カッチャトーリの作品です -
クーポラはアゴスティーノ・コメリオ作
この画家はパヴィア修道院の絵画修復にも参加していたようです -
更にトリノ通りを南東に下っていくとサン・ジョルジョ・アル・パラッツォ教会があります。
元は751年創建でその後ロマネスク様式に建て替えられましたが、17世紀になってまた建て替えが始まり、1778年にようやくバロック様式として完成しました。サン ジョルジオ教会 寺院・教会
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三廊式のラテン十字の堂内
19世紀にも改築がなされているようです -
この教会の見どころはベルナルド・ルイーニが描いた「キリスト受難の物語」だと思います。
磔刑、鞭打ち、ピエタ、この人を見よ 等の場面が描かれていてレベルが高いと思います -
ピエタの場面です。ベルナルド・ルイーニはレオナルド・ダ・ヴィンチの影響を受けており、所謂レオナルデスキとしても有名です。
なるほど、人物の顔が綺麗に描かれています。
この教会にはガウデンツィオ・フェラーリの「聖ヒエロニムス」もありますが、暗くて写真が撮れませんでした。
メジャーな教会ではありませんが、ミラノのルネサンスを代表する画家の作品があるので行かれてみては如何でしょうか -
続いてはトリノ通りから少し外れたところにあるサンタレッサンドロ・イン・ゼベディア教会
1601年から建設が始まり18世紀になって完成したバロック様式の教会ですサンタレッサンドロ教会 寺院・教会
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ミラノの教会はオヤジの好きなロマネスク様式はあまりなく、バロック様式が多いです。
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この教会で目についたのはミラノで活躍したプロカッチーニ一族の雄、カミッロ・プロカッチーニの作品でした。
これは「聖母被昇天」(1612年作) -
カミッロ・プロカッチーニはボローニャ出身で、この時代の有名画家です。親兄弟全員ミラノで活躍している画家一族です。
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十字架礼拝堂にある、同じくカミッロ・プロカッチーニの「キリストの磔刑」
これは1619年の作品です
聖母マリアと洗礼者ヨハネ、イエスの足元にいるのはマグダラのマリアでおなじみの構図ですが質の高い出来だと思います -
この教会は初めて来たと思いますが、非常に暗い教会で他の作品がよく分かりませんでしたので、サラっと拝観しました。
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朝は晴れていましたが、曇ってきました。
パニーノ・ジュストの前を通りティチネーゼ門通りを南へ進みます。
通り過ぎるだけです、中に入ってパニーノを食べたりしてません! -
ティチネーゼ門通りを南へ下るとローマ時代のコリント式列柱が並んでいます。
真横をトラムが走っているのが粋ですね -
その列柱の真ん前の広場にコンスタンティヌス帝のブロンズ像があり、サン・ロレンツォ・マッジョーレ聖堂があります。
元は4~5世紀にローマ皇帝テオドシウス一世が建てたと言われているギリシャ十字の聖堂です
今回は入りませんでしたが、サンタクィリーノ礼拝堂のモザイクは必見、とても素晴らしいです。サン ロレンツォ マッジョーレ教会 寺院・教会
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ティチネーゼ門をくぐり、更に進みます
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門から歩いて5~6分でしょうか、サン・テウストルジョ教会があります。
4世紀に元々あった教会の跡地に建てられ、12世紀にはロマネスク様式に改築、その後も改築が行われ、現在の姿は19世紀に改築されたものです。
ミラノ第9代司教聖エウストルギウス1世にちなんで建てられました。
三王の棺があるので、三賢者を表す星が鐘楼の先端に取り付けられています・・・って写真切れてるじゃんサンテウストルジョ教会 寺院・教会
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この写真は隣の教区博物館から撮った写真ですが、これもヒドイですね
鐘楼の先端は星形です。因みに鐘楼の時計はミラノでは一番古い時計だそうです -
以前の遺構が残ってます
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昼前なので焦って見学しています
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石棺等
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聖具室にもお宝が一杯
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天井フレスコ画「天上に運ばれる聖パウロ」
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この教会にもカミッロ・プロカッチーニの作品がありました
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ポルティナーリ礼拝堂にある彫刻「殉教者ピエトロの記念墓碑」は必見です
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ピサの彫刻家ジョヴァンニ・ディ・バルドゥッチョの作品です
彼はピサを中心に活躍した大彫刻家ジョヴァンニ・ピサーノの弟子です -
細かい装飾は「聖ピエトロの死」や「列聖される聖ピエトロ」等の場面
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大理石の石棺の中にはピエトロの遺骨は入っていないそうです
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聖ピエトロにひざまづくポルティナーリ
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受胎告知ですね、礼拝堂の中のフレスコ画も素晴らしい
ヴィンチェンツォ・フォッパのフレスコ画「殉教者ピエトロの物語」です。 -
見所多い聖堂ですが、お昼になってしまい追い出されました
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教会裏手には公園が広がっています
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教会に隣り合う教区博物館の入り口は公園側にあるので、道路からぐるっと回り込みます。
ミラノの美術館ではマイナーな部類に入るので、殆ど来館者がいません。司教区博物館 博物館・美術館・ギャラリー
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お昼で教会に入れない時はこういう場所を見学しています
トラムを使ってサン・テウストルジョ聖堂と教区博物館に来られる方は
3番か9番が宜しいかと思います -
ボローニャの大家グイド・レーニの「聖ヨセフと子供のイエス」
この旅行でリミニの市立美術館でも同じ作品がありました。ヨセフはマリアの夫でありながらなかなか脚光を浴びません。会社で疎まれて窓際にいるオヤジとしては親近感があるので好きです。
勿論オヤジの好きなグイド・レーニの確かな実力があってこそですが・・・ -
カミッロ・プロカッチーニの「ラザロの蘇生」
モノクロです -
アーニョロ・ガッディ「聖母子と聖ジュリアーノとアレクサンドリアの聖カテリーナ」
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レンニャニーノ「アレクサンドリアの聖カテリーナ」
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とびぬけた傑作はありませんが、各地にある教区美術館としては収蔵数は多いと思います。他にもベルナルド・ダッディやサーノ・ディ・ピエトロ他14世紀から18世紀位までの作品があります。
さあ、ここまで来るとナヴィリオ地区が目と鼻の先なのでオシャレなトラットリアでお食事・・・・・ -
っていう事にはなりません。日中は食欲よりも鑑賞欲の方が勝るようです
お腹を空かせながらチェントロに戻りブレラ絵画館にやってきました。ここはミラノに来たら絶対に来たいイタリア屈指の美術館です。
元は教会だった敷地に16世紀にパラッツォが建てられ、17世紀に改築されました。
教会は現在では美術学校になっています。
入口をはいると中庭にナポレオン1世の銅像があり、ガイドブックではカノーヴァ作と紹介されていますが、これはコピーです。本物は石像で個人所有でイギリスにある筈です。ブレラ絵画館 博物館・美術館・ギャラリー
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チーマ・ダ・コネリアーノ「玉座の聖ピエトロと洗礼者ヨハネと聖パオロ」
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ヴィットーレ・カルパッチョ「聖母の結婚」
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ジョヴァンニ・ベッリーニ「ピエタ」
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アンドレア・マンテーニャ「死せるキリスト」
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ミラノの教会にあるフレスコ画を切り取って展示してあるコーナーがありました。
作者はレオナルデスキのベルナルド・ルイーニです -
教会から切り取って丸ごと持ってくるってすごいですね
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中央の写真はマリアとオヤジの仲間である?ヨセフです。よく見ると手をつないでいます。
新婚ホヤホヤの頃でしょうか?珍しい構図だと思います。
ヨセフ「今夜は寝かさないぞぉ」
マリア「ウッフン、あなたったらぁ」・・・・微笑ましいですね -
シモーネ・ペテルツァーノはカラヴァッジォのミラノ時代の師匠です
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秀作揃いでキリがありません
ミラノに来たらこの絵画館は絶対に見学するべきです -
「蝋燭の聖母」
カルロ・クリヴェッリは好きです -
派手さの中にも凛とした気品を感じます
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紹介する必要もない程有名ですね
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ドナート・ブラマンテ「荊刑のキリスト」
今の時代でもモデルで通用しそうです -
ピエロ・デッラ・フランチェスカの作品は
相変わらず感情が読めません -
最後はこの作品で。
日本でご覧になった方も多いと思います -
外に出たらもう15時過ぎていました
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ブレラ絵画館から歩いてサン・シンプリチャーノ教会へ
San Simpliciano 寺院・教会
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元は4世紀後半にサンタンブロージョによって建てられたロマネスク様式の教会です
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その後改築されていますので
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ロマネスク様式の面影はファサード扉付近にわずかに残るだけです
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少し暗い堂内の見どころは
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後陣の「聖母戴冠」です
ベルゴニョーネの作品です。色鮮やかで秀作だと思いますが、スポレートのドゥオモにあるフィリッポ・リッピの作品の方が個人的には素晴らしいと思います -
古い礼拝堂の遺構もあります
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チェントロに戻ってきました。ゆっくり食べている時間ないので軽く食べました。
日本のpizza H○tのパンピザは生地が好きですが、それよりもフカフカです -
ついでに観光客らしくこちらにもハシゴしました。
少し油がしつこいと思いましたパンツェロッティ ルイーニ 地元の料理
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かつてナポレオン家のマリア・テレーザが住居としていた王宮の裏手を通り
パラッツォ レアーレ 城・宮殿
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サント・ステファノ教会を拝観
サン ステファノ教会 寺院・教会
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ミラノ大学を通り過ぎました
ここは旧マッジョ―レ病院として1939年まで使われていました。その後大学施設になっていますミラノ大学 建造物
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サン・ナザロ・マッジョーレ教会を拝観し
サンティ アポストリ エ サン ナザロ マッジョーレ教会 寺院・教会
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少しお土産を購入しました
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漸く本日の予定最後の教会、昨日閉まっていて見れなかったサン・マウリツィオ教会です。正式名称はサン・マウリツィオ・アル・モナステーロ・マッジョーレ教会と長いのですが、修道院を併設しているからです。
1518年完成のロンバルディアルネサンス様式、その後一部はバロック様式で改築されています。サン マウリッツィオ教会 寺院・教会
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入るとビックリしますよ
主祭壇までの距離は短く単廊式で「エっこんなに小さいの?」と思ってしまいます。しかも左右の礼拝堂含めそこらじゅうフレスコ画だらけ
まさに、耳なし芳一状態の教会なのであります -
しかもこの祭壇後ろの壁は単なる仕切りで裏側に身廊のような空間が広がっているのです。
フレスコ制作者は今日さんざん紹介したレオナルデスキのベルナルディーノ・ルイーニを中心としたルイーニ一族とアントニオ・カンピ、そしてカラヴァッジョのミラノでの師匠であるシモーネ・ペテルツァーノです -
ベルナルド・ルイーニ
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ベルナルド・ルイーニ
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ベルナルド・ルイーニ
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シモーネ・ペテルツァーノ
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アントニオ・カンピ
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仕切り壁の向こう側には左礼拝堂脇から裏側へ抜けます
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なんか普通に身廊がある感じですね
この部屋もビッシリと絵画で埋め尽くされています -
Aula delle Monache
訳せば「修道女の講堂」とでもいうのでしょうか -
「最後の晩餐」、有名な教会からも近い場所にあるので、予約できなかった方はこちらを拝観するのも良いのでは?
インパクトでは負けてないと思いますが。 -
こちらが入口の祭壇裏手
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どこまで写真撮ったかわからなくなってきます
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とても紹介しきれません。追い出されるまでここで眺めていました
スタッフは観光客にも優しいし、この教会もオススメですよ
このあとホテルに戻り食事に出かけしましたがカメラを忘れ撮っていません。
もちろんワインはノルマのボトル1本忘れません。ホテルに戻ってバタンキューッ -
翌朝8時過ぎにはバスに乗って午前中に機上の人となりました。
2015年秋の旅もこれで終わりです。つまらない写真の連続ですが最後までご覧頂きありがとうございました。
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この旅行記へのコメント (7)
-
- ドロミティさん 2017/05/22 21:36:21
- Oh〜~!
- Keiさん、こんばんは^^
表紙のグイド・レーニの「聖ヨセフと子供のイエス」、
ヨゼフの優しい眼差しが何とも表現しがたい優しさを
感じます。
この表紙もとても好きです☆
そしてカラヴァッジョにここで会えるとは〜〜ヽ(^o^)丿
絵はモチロン、芸術にもまったく縁も知識ものない私ですが、
彼の衝撃的な生涯のせいか、カラヴァッジョ好きなのです!
ミラノに数回行っておりますが、まだブレーラ美術館には
行ったことがないので、是非行きたいと思います。
ドロミティ
- Keiさん からの返信 2017/05/23 21:16:49
- カラヴァッジョ
- ドロミティさん、こんばんは
コメントありがとうございます。
このヨセフはオヤジも好きです。グイド・レーニはボローニャ中心に
結構作品を残しています、今後ともグイド・レーニを宜しくお願いします(笑)
ドロミティさんもカラヴァッジョお好きですか?波乱に満ちた人生の粗暴な天才画家、
絵画だけでなく色んな意味で魅力的な人物ですよね
ドロミティさん、ご存知とは思いますがイタリアにほど近いマルタ島のヴァレッタにも
大聖堂の中に彼の作品があります。
オヤジは南イタリアは行ったことがありませんので、いつかはカラヴァッジョの
軌跡を辿る旅などもしてみたいと思っていて、その際はマルタも同時に攻めたい
とひそかにかんがえていますが、御存じの通りグズでノロマですので辿り着くのは
いつになるやら・・・ガンバラッジョ!(がんばるぞ)
お後が宜しいようで・・・
Kei
- ドロミティさん からの返信 2017/05/23 23:09:33
- RE: カラヴァッジョ
- Keiさんへ
ご返信ありがとうございました!
また貴重な情報をありがとうございます_(._.)_
いつかカラバッジョのマタイ三部作を始め、ローマの
教会巡りをしたいなぁ。。と漠然と考えているので、
その際にマルタ攻略も視野にガンバラッジョ〜(^_-)☆
ドロミティ
-
- rinnmamaさん 2017/01/29 15:48:45
- ミラノも見だすと止まらない街ですね!
- keiさん、こんにちは
まだまだお忙しいのでしようか?
東京はインフルエンザが蔓延仕出しているようですが・・お気をつけてくださいね!
私は宗教画に詳しくありませんので、わざわざ写しませんが、keiさんの詳しい講義のお蔭で入口に入りつつの状態に変化しています。
ただ、キリストの磔の図は駄目なんです・・・
カミッロ・プロカッチーニ・・好きな画風です^^ムリーリョの雰囲気に似てる。。
見れたら良いな〜
聖ヨゼフと子供のイエスのヨゼフは・・自愛に満ちていていいですね!
(ボローニャのグイド・レーニですか・・)
最後のサン・マウリッツィオ教会・・ここ行きたいです。
フレスコ画が好きなんです〜〜(^^)
スタッフさんも優しいなら嬉しいです。
以前、(一人旅)フランスの教会で、写真を写すのに夢中になっていた時に、男性が入ってきて不安な思いをしてから、寂しい教会には入らないようにしているんです。。
何事もなかったかもしれませんが、祭壇ちかくだったので逃げ出せなくなると嫌だな〜と、気配を感じた時に見まがえて、結構直ぐに飛び出しました。
年寄りとはいえ怖いものは怖いですからね〜
秋のチケットを特典で確保致しました。
一応3週間ですが、直通が駄目だったので即諦めて、ドイツから列車でコトコトと(笑)
まあ、嫌いではないシチュエーションですが( ^ω^)・・・
とんでもないコースになるかもです。。
立春も近いですが、まだまだ寒さ厳しい折です。
お仕事も大変ですが、お身体ご自愛くださいませ。
rinnmama
- Keiさん からの返信 2017/01/30 15:12:01
- 旅行楽しみですね
- rinnmamaさん、こんにちは
温かいお言葉ありがとうございます。今日あたりは結構暖かいですが、まだまだ寒い日が続きますので、rinnmamaさんもお体お大事になさってくださいね。
ムリーリョ、イイですね 思い浮かぶのは「無原罪の御宿り」(プラドでしたっけね)ですが、女性や子供を大変かわいらしく描ける画家というイメージがあります。
カミッロ・プロカッチーニはマニエリスム期が中心で、バロック期のムリーリョよりは半世紀以上前に生まれています。ボローニャ出身の画家一家で活躍が主にミラノでした。
ミラノはバロック期の教会が多いので割とプロカッチーニの絵はあちこちあります。
グイド・レーニはボローニャ出身で当時は「ラファエロの再来」などと言われたこともあるそうで、実力のあるボローニャ派の画家だと思います。
当然ボローニャの国立絵画館中心に作品が多いですが、フィレンツェやローマ等でも作品は多いです。
> 最後のサン・マウリッツィオ教会・・ここ行きたいです。
> フレスコ画が好きなんです〜〜(^^)
> スタッフさんも優しいなら嬉しいです。
→フレスコ画お好きなんですね? この教会はお勧めですよ。
この教会、観光にも割と力を入れていて、多分ボランティアの方だと思いますが、パンフ レット等も使って個別に説明してくれたりもします。
オヤジは3回ほど行ったことがありますが、いつも夕方だったのでボランティアの方が毎日いるのか、朝から晩までいるのかまでは分かりませんが。
美術関連でオススメはこのサン・マウリツィオ教会と以前紹介したサンタンブロージョ聖堂とブレラ絵画館。その他「最後の晩餐」お好みで。ミラノのドゥオモは内部より外観と屋上がお勧めです。・・・まあ観光するのはオヤジではないので余計なお世話でした・・・
> 以前、(一人旅)フランスの教会で、写真を写すのに夢中になっていた時に、男性が入ってきて不安な思いをしてから、寂しい教会には入らないようにしているんです。。
>
→寂しい、暗い教会で一人でそのシチュエーションだと不安で観光どころではなくなりますよね。サン・マウリツィオ教会は割と観光客いますので心配ないと思います。
> 秋のチケットを特典で確保致しました。
> 一応3週間ですが、直通が駄目だったので即諦めて、ドイツから列車でコトコトと(笑)
> まあ、嫌いではないシチュエーションですが( ^ω^)・・・
> とんでもないコースになるかもです。。
→ 3週間ですかぁ、羨ましいな!ドイツから列車でとなると、フランクフルト辺りからチューリッヒ経由でミラノ、なんてパターンでしょうか?
とんでもないコースなどと言いながら、旅慣れたrinnmamaさんの事ですから、地元の方との温かい触れ合いも含めてセンスのある素晴らしい旅になること間違いないでしょう、楽しみですね
Kei
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- tadさん 2017/01/28 21:28:53
- 参りました。。。
- ミラノのブレラはこういうのがあるんですね!イタリアはきりがないところです。。。やはり、もっとゆったりペースで見ないとだめですね。Keiさんの旅行記を読むと、恥じ入るばかりです。
もっとも、なんですか!!!あの、ヨセフとマリアの会話は!!!椅子からころげ落ちそうになりました!!ちょいわるオヤジそのものですよ!!!
- Keiさん からの返信 2017/01/30 11:53:22
- ちょっと度が過ぎましたか
- tadさん、こんにちは コメントありがとうございます
ブレラ絵画館はお勧めですよ。見どころが沢山あり過ぎて、オヤジのようなsmall tripではゆっくり見れません。教会拝観は午前中が勝負だし、その上魅力的な美術館も多いのでお昼を抜いたりして観光していますが、それでも全く時間が足りません。
沢山の観光客がイタリアの街を楽しそうに観光している中、オヤジだけが早歩きで目的地に向かってまっしぐら。まるで一人ツアーみたいで、自分でも時々何やってんだかわからなくなります。美術館や教会のオススメはできても、観光のスタイルは全くオススメできませんね。
ヨセフとマリアの会話は少し行きすぎでしたかね?
結構宗教画を見てきましたが、当然ながら主役は聖母子で、脇を固める聖人も扱いの差を感じます。ヨセフなどはマリアの夫でありながら、脇役どころかその他大勢の一人みたいな扱いが多いです。
「ヨセフの地位向上委員会」としては(どんな委員会だ?)紹介させていただいたような画を見ると嬉しくなってしまい、少し調子に乗ってしまいました。
今後ともヨセフを宜しくお願いします(笑)
Kei
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