2015/10/31 - 2015/11/04
15位(同エリア55件中)
Keiさん
あわただしいオヤジ一人旅シリーズ。華やかさやおしゃれ感は全くありませんが、イタリアの歴史や素晴らしさを街を歩きながら味わいたい。
恒例秋の弾丸旅行、今回はリミニに1泊して観光してきました。
リミニの歴史は古く、ローマ時代からガリア遠征の集積地として栄えてきました。
ローマ時代の遺跡や中世の城等が残る歴史地区と、アドリア海に面したリゾート地として近代的なホテルが並び立つ新市街があり、見どころが多い街です。
また、サンマリノへの玄関口でもあります。
今回はリミニ1日、ミラノ2日で行ってまいりました。
その2は昼食後のリミニ観光です。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- 同行者
- 一人旅
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
昼食後、海を見ようと海岸に出ます。海岸沿いに大通りが延々と続いていて散歩コースにもなっています。通りから海側は、写真の様に海の家みたいな施設がびっしり並んでいて、子供が遊べる遊具が取り揃えてある所もあります。
写真ありませんが通りの反対側はホテルが立ち並んでいます。
夏は海岸沿いの道が大賑わいになるのでしょうね -
漸くアドリア海が見えました。シーズンオフなので砂浜や海には殆ど人がいません。
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アドリア海を見たからって特に感慨はありません。「ふーん、海か」みたいな感じですね。4トラの皆さんの旅行記ではアマルフィだのチンクエテッレ等海もきれいに紹介されていますが・・・オヤジが撮るとこんなもんでしょうか。海岸沿いのホテルからは海がきれいに見えるのでしょうかね。
それでも暫くボーッと海を眺めます。人間海を見ると何か考え事をしてしまいますね。
これまでの人生を回顧したりして・・・ -
「最近更に太ったかな?、風呂上りに鏡を見ると、鎖骨が全く見えない・・」とか
「そういえば宝くじって3,000円以上当たったことがないな・・・年末ジャンボよりもミニの方が確率高いかな?」
などと反省しつつ、オヤジは前向きに決意を固めて一歩ずつ歩き出します。 -
海岸沿いの道を2km位歩いたでしょうか、公園があったので寄ってみます
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フェデリコ・フェッリーニ公園です
イタリアが誇る映画監督の一人フェデリコ・フェッリーニはリミニ出身だそうです。カメラのモニュメントまであります。
オヤジは「甘い生活」位しか見たことありませんが。フェリーニ公園 広場・公園
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海岸沿いの道から一歩中に入ると閑静な通りが沢山あります。
ここら辺は別荘も沢山あるのでこの時期は人気が殆どありません。 -
駅周辺に戻ってきました。
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駅の傍にあるインフォは日曜日お休みですね。平日は8:15~18:00までとなっていました。
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旧市街のマラテスタ寺院に戻ってきました。
ここは15世紀にリミニはじめ州一帯を治めていたマラテスタ家、その中でも最強の人物であるシジスモンド・パンドルフォ・マラテスタの墓所として建てられました。
通称テンピオ・マラテスティアーノ(マラテスタ寺院・神殿とでも訳す?)
正式名称はバジリカ・カッテドラーレ・サンタ・コロンバです。マラテスタ神殿 寺院・教会
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もとは9世紀に建てられた小さな教会が12世紀に建て代えられ、14世紀からマラテスタ家の墓所として使われていましたが、15世紀半ばになってシジスモンド・パンドルフォが壮大な霊廟として建て替えるべく、当時の有名建築家であるレオン・バッティスタ・アルベルティに設計を依頼します。
レオン・バッティスタ・アルベルティといえばフィレンツェのサンタ・マリア・ノヴェッラ教会のファサードを設計した人です。 -
結局レオン・バッティスタ・アルベルティの設計したファサードは未完に終わりますが、大よそ教会っぽくないファサードは当代きっての有名建築家ということと、使用目的が霊廟であったことが、単純なファサードとは違う顔になったのでしょうね。
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そういう事情を知ると何となくアシンメトリーなファサードも趣を感じてしまうオヤジです
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ポータルに浅彫りの装飾がありますが、全体的に華美なものではありません。
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第二次大戦で破壊されたそうで内陣は新しくなっています
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大理石の装飾を支えているのは象です
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写真見切れていますが、墓を支えているのも象の彫刻。
上の方には象の鼻と牙をあしらった装飾も見えます
理由は分かりませんが、マラテスタ家と象はゆかりがあるようです -
これがこの教会の目玉。1451年、ピエロ・デッラ・フランチェスカ作のフレスコ画
「聖シジスモンドの前に跪くシジスモンド・パンドルフォ・マラテスタ」
聖シジスモンドなんて知りませんでした。オヤジが知っているのは「なかむら もんど」位なものです。 -
調べてみたら聖シギスムントという聖人がいました。(イタリア語読みでシジスモンドだと思います)
6世紀の聖人で、今のブルゴーニュ地方にあたるブルグントという国の国王。もとは異端のアリウス派でしたがキリスト教に改宗、その際に沢山の人々も改宗させた功績が認められ列聖されたと思われます。(蛮族出身としては初の列聖だとか)
524年に王妃や息子達と共に井戸に投げ込まれ溺死させられたそうで、遺骨はスイスのサン・モーリスにあるようで、アトリビュートは王冠を被り杖と宝珠を持っているとのこと -
色んな聖人がいますよね。
多すぎて覚えきれません -
金と青が綺麗です
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堂内の各礼拝堂は恐らくマラテスタ家の歴代当主の墓があると思われますが、
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誰がどこの礼拝堂なのかまではよくわかりませんでした。
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ドル表示のようなマークですが
シジスモンド・パンドルフォの3番目の妻であるイゾッタ・デッリ・アッティの名前のIとシジスモンドのSが組み合わされている紋との事です。 -
シジスモンドは地元では英雄なのですが、当時の法王ピオ2世(ピエンツァを作った人)と仲が悪く、マラテスタ家はロマーニャ州でも孤立無援になっていきます。
現金収入を得るためにもっぱらヴェネツィアの傭兵代わりにギリシャ遠征してトルコと闘う等そんなことをしていたようです。 -
1468年にノルチャで病気になり帰らぬ人となります。
その後マラテスタ家は孫の代で断絶、歴史から姿を消すことになります
ここを見学される方はマラテスタ家の事を少し予習してから行かれた方が良いかもしれません。 -
ルイジ・フェッラーリ広場にやってきました。
ここにはドムス・デル・キルルゴと呼ばれる遺跡がありますDomus del Chirurgo 博物館・美術館・ギャラリー
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キルルゴとはイタリア語で外科医のこと。
要するに 外科医さんのおうち ということです。
古代の医者の家が遺跡として発掘され見学が出来るようです -
ガラス張りになっており、外からでも覗けます。
遺跡といっても床のモザイクしか見えなかったので中には入りませんでした。
その遺跡の傍にある美術館に行きました。 -
サン・フランチェスコ・サヴェリオ教会です。
ファサード壁が全体的に突起のようなものが出ていてまるでおろし金みたいです。
大根おろしでも作れそうサン フランチェスコ サヴェリオ教会 寺院・教会
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休みの日だからか何やらイベントやっていて教会の拝観は諦めました
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教会の隣に市立美術館がありますのでそちらに入ります
チケット6ユーロとなっていましたが、この日は無料でした市立美術館 博物館・美術館・ギャラリー
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気に入った作品は
ジョヴァンニ・ベッリーニの「キリストの死」1475頃 -
グイド・レーニが描くサン・ジュゼッペ
ヨセフはマリアの旦那で、宗教画では主人公にならないことが多いですが、
とっても優しそうな眼差しです -
グエルチーノの「パドヴァの聖アントニオ」
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これもグエルチーノの作品です
「洗礼者ヨハネの頭を受け取るサロメ」 -
グエルチーノ「聖ヒエロニムス」
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ヒエロニムスとセット、おなじみのライオン君です
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グイド・カニャッチ「聖フランチェスコ」
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グイド・カニャッチ「クレオパトラ」
乳房を蛇に咬ませています
他にもいい作品が多い美術館だと思います。 -
町の西側にあるカステル・シスモンド(シスモンド城)にやってきました
シスモンド城 城・宮殿
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マラテスタ家の居城兼要塞だそうです。
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町の西側に残るモンターナラ門、別名サンタンドレア門
モンターナラ門 建造物
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前回紹介したアウグストゥス門に比べたら随分と小さくてただの積み石に見えます。
昔は建物の一部として町の防御のために利用されていたようです -
所々に城壁の名残が残っていました
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夕方になってきて散歩にくりだす人も多いようです
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聖バルトロメオ教会、遅い時間で閉まっています。
そろそろ教会拝観は難しい時間 -
最後にやってきたのは、駅の左側に行くと広がっている古代のローマ遺跡
円形闘技場との事ですが、全体像がよく分かりません。
おまけに幼稚園のような施設もあるので、観光として歩くことはできないようです。
遠目から写真を撮っておしまいとしました。ロマーノ円形闘技場 建造物
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夕食を食べて本日もノルマのワイン1本軽く空け、
千鳥足のオヤジはホテルに帰りバタンキュー
明日はミラノに移動です。本日も最後までご覧頂きありがとうございました。Card International Hotel ホテル
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