2015/06/17 - 2015/06/18
513位(同エリア2953件中)
クッキーさん
ブリュッセルで一番楽しみにしていたグランプラスの夜景ですが、時期が早すぎたのか財政事情からなのか 残念ながら肩透かし。
夕刻と早朝の街歩きは 旅の終盤の疲れから ただ歩いただけに終わった感あり。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 同行者
- 一人旅
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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通りのずっと先に見えるのは教会っぽいのですが、地図で見る限りでは どうも違うようです。
この坂道を歩いていく気力もないのでズームのみ。 -
でも街を戻らないといけません。来た道とは違う 美術館沿いの坂道を下った所に見えてきた教会は、
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ノートルダム・デュ・サブロン教会。
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ゴシック・フランボワイヤン建築の美しい教会。
ファサードは気品に満ちています。 -
ファサードの彫刻は素敵ですが 私には猫に小判。
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少しだけお邪魔しました。
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見事な彫刻。
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説教壇。
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パイプオルガンが後光を浴びています。
絶品と云われるステンドグラスは 見逃したようです。 -
教会の前は サブロン通り。
通り沿いの建物のテラスの手摺の模様が素敵です。 -
サブロン通り。
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グラン・サブロン広場から。
この辺りにあるチョコレートショップもチェックしていたのですが、探して歩く気力はもう全くありません。 -
広場沿いに素敵な脇道を見かけました。
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この像があるところがグラン・サブロン広場。
2つの通りに挟まれた細長い広場です。サブロンとは砂、あるいは砂地という意味で、昔ここが湿地の中の砂州だったことに由来しているそうです。 -
広場から。
レンガのストライプの建物が素敵。 -
ノイハウスも店を構えています。
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広場の端。
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ルボー通り。
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グラン・プラスに立ち並ぶギルドハウスのような華やかさはありませんが、素敵な街角の風景です。
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40分余りの街歩き。
中央駅を越えて、ようやく駅の前の広場に戻ってきました。時刻は4時半ごろです。
やっと一息つきます。 -
広場は観光客であふれています。
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ホテルに戻ってきました。
アルマグランプラスホテルです。
荷物を預けたままなので、チェックインを済ませます。 -
お部屋のある階。
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部屋の窓から。
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ツインの部屋ですが、ベッドメイクは一つだけ。
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十分な広さです。
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バスルーム。
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シャワーブース。
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時刻は夕刻の5時。
体力もだいぶ回復したので 再び街歩きです。 -
ホテルを出て再びグランプラスへ。市庁舎が見える通り。
朝方とは違って オープンテラスで食事をする人たちも見られます。
この界隈は 中東系のレストランが多く立ち並んでいます。
この先の、グランプラスに繋がっているのがシャブリエ通りで、こちらにはパブのようなお店が多く見られました。 -
グランプラスの向こう、聖カトリーヌ教会方面へ足を延ばします。
チェックしていたお店が目に留まりました。
海鮮惣菜のお店です。 -
教会の鐘楼っぽいのですが、教会の本体そのものは見当たりません。
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黒い塔。
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黒い塔の裏側は こんな感じ。
これは12世紀、ブリュッセルに最初に造られた城塞の名残だそう。 -
聖カトリーヌ教会。
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こちら側から見る教会は古色蒼然としています。
本当に同じ教会だったのかしら? -
聖カトリーヌ教会の前には サン・カトリーヌ広場の水辺。
昔は この辺りまで運河がきていたそうですが、今は埋め立てられて 噴水のある池になっています。 -
そろそろ戻りましょう。
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気になっていたMer du Nord。
もう店仕舞いのようです。夕食用に 指さし注文で何点か買い求めました。 -
帰り道。
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街角。
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1時間ほど歩いてホテルへ戻る途中、やっぱり こちらのお菓子屋さんが気になります。
レジの前は多くの客で混雑気味。 -
メレンゲを手で丸めて、トッピングを付けてできたお菓子でした。
たくさん買い求める人が多い中で、2個だけ買いました。 -
今夜の部屋食です。
人気のお店なのも納得の、美味しい味でした。
メレンゲのお菓子は・・・若干甘過ぎかな?一度にひとつしか食べられませんでした。 -
11:23。
ライトアップには程遠い光景です。待ちくたびれてオープンカフェの椅子に腰かけていたら、隣に座ったおじさまに話しかけられ ひとしきり話が弾みました。 -
ドイツ、フランス、オランダを結ぶ要衝にあるブリュッセルは、10世紀頃から発展をはじめ、商業の急成長によって繁栄しました。繁栄を支えていたのが「ギルド」と呼ばれる職業別に集まった組織組合です。
たとえば商人や貿易業者が商人ギルドという組織を作り、商業を独占することで価格や流通量を自在に操り、王や都市にさえ特権的な身分を要求しました。貿易都市・ブリュッセルが繁栄したのは、こうした商人ギルドや、それによって集まってきた手工業者のギルドのおかげでもあったのです。 -
ベルギーの歴史は薄っぺらいと揶揄されるそうですが、ドイツやベルギーでは国家としてまとまることがあまりなかった代わりに、都市がそれぞれの特色を活かして産業を育み、発展したのです。
12~13世紀にはグランプラスの辺りに市庁舎が造られ、ギルドが続々とその周辺に集結しました。現在残っているグランプラス周辺の建物は、それぞれの職業の組合員が集まるギルドハウスだったのです。ブリュッセルは14世紀にブラバント公国に組み込まれると、宮廷がブリュッセルに移され、フランドル(フランダース)地方の中心地として栄えていきました。 -
15世紀には「太陽の沈まぬ帝国」を築き上げた カトリックの盟主・ハプスブルク家の領地になります。当時ブリュッセルはプロテスタントが優勢で、ハプスブルク帝国(スペインやオーストリア)はこれを弾圧し、やがて宗教革命へと通じる激しい対立に巻き込まれてしまうのです。
これ以後ブリュッセルは、ネーデルランド(オランダ)の一部になったり、ハプスブルク帝国に組み込まれたり、フランスの支配下に入ったりと、混迷の時代を迎えます。 -
特に1695年のフランス王ルイ14世による侵略は徹底したもので、このときの砲撃で市庁舎以外のほぼすべての建物が焼失しました。しかし5年後には、ギルドを中心として都市は再興され、二度と燃えないようにとギルドハウスは石によって再建されました。
その後も宗主国は二転三転しますが、ブリュッセルはその伝統を守り、中世の形をそのままとどめていまに至ります。1830年のベルギー独立に際して、ブリュッセルはベルギーの首都となったのです。 -
翌朝7時過ぎにホテルを出て、観光客のいないグランプレスを見に行きました。
その後の都市開発などによって、グランプラス周辺は何度も消滅・改築の危機にさらされたそうです。ギルドはすでに消滅していましたが、街を守ろうという人々の熱意、合意が実を結んだのですね。 -
王の家。
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観光客はいませんが、代わりに レストランやショップの お仕事の車両がそこかしこに。
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市庁舎の中庭をのぞいてみました。
ここでも清掃の方がお仕事中。 -
市庁舎は外側だけでなく、中庭も素敵です。
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こういったものをアールヌーヴォー様式というのでしょうか。
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手入れが行き届いた中庭。
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中庭から。
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中庭の石畳。
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お仕事中。
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市庁舎脇の通りに見える街角。
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街角。
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パトカーが待機中。
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この風景ともお別れ。
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グラン・プラス。
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白い壁面に金色が映えるギルドハウス。
観光客というより ビジネスマン風の姿。 -
グランプラス点描。
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グランプラス点描。
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グランプラス点描。
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数回通っただけなのに すっかりなじんできた通り。右を行くとグランプラスで、左の奥が中央駅です。
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オープンカフェの準備も整いつつあります。
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ギャルリー・サン・チュベール。
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まだ8時前なのに営業中です。
こんなカフェで朝食を!
ささやかではあるけれど なかなか叶わない夢。 -
チョコレートショップはまだ閉店中。
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ウィンドウの中のディスプレイが素敵。
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昨日賑わっていたイロ・サクレ地区も 早朝には静まり返っています。
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歩き回るには時間が気になります。
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8時52分。
チェックアウトをして駅へ向かいます。 -
子供たちの遠足?
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ホームの表示が出るまで待機。
30分余り待ちました。時間の余裕があり過ぎました。 -
動くスロープは楽ですが、傾斜があるのでスーツケースが転がりそうです。
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パリ行は10:13発。
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ナミュールで買った10回使用のトレイン・パスもうまく使い切りました。
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6/18利用の このチケットは、2ユーロとありますが、どこで使ったのかな?
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