2015/06/15 - 2015/06/17
137位(同エリア1249件中)
クッキーさん
アントワープからブルージュへ移動。
マルクト広場に近いホテルに2泊し、ブルージュの街歩きを堪能。
あまりの魅力にカメラを押す手が止まらず、ブルージュ三部作となってしまいました。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 鉄道 高速・路線バス 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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アントワープ10:06発、ブルージュ11:34着。
9:37発の予定でしたが、少しゆっくりしすぎました。 -
ゲントを経由して行きます。
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車窓からの田園風景。
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運河沿いの家々。
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電光掲示板があるので、自分の位置が把握しやすいですね。
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牛の放牧。
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ブルージュ駅。
アントワープで買ったDe Lijinを使ってバスに乗り、マルクト広場へ。
観光客で賑わう広場を横目に、まずは石畳のシント・ヤコブス通りを歩いて ホテルに向かいました。 -
マルクト広場の端から数分のところにあるホテル・ボターフイス。
まだ昼前でしたが、部屋に入れていただけました。
広い部屋に広いベッドです。 -
シャワールームも 無駄に広い感じ。
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シャワーブースの反対側がトイレです。
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1階の部屋です。
予約ではシングルルームだったはずですが、余裕の広さです。
2泊で150ユーロ。
ブルージュとゲントで1泊ずつにするかどうか迷ったのですが、翌日のコルトレイク行きを考えて、結局ブルージュ2泊にしました。 -
中庭への出口。
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中庭の奥。
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そんなに広くはありませんが 寛げる空間です。
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中庭の手前にあるダイニングルーム。
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身軽になってマルクト広場へ。
観光馬車も走っています。 -
マルクト広場。
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マルクト広場。
切妻屋根が可愛らしいギルドハウスが並ぶマルクト広場の華やかさと 観光客の多さで、テンションが上がります。 -
マルクト広場。
かつては北海と水路で結ばれ、中世ヨーロッパの商業の中心地として繁栄したブルージュは、15世紀に沈泥によって水路が閉ざされたために都市としての機能を失いました。 -
世紀を超え、奇跡的に中世の景観が残されたブルージュの街は 「屋根のない美術館」とも評されています。
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「ベルギーとフランスの鐘楼群」として世界遺産に登録されている鐘楼が 青空に映えています。
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鐘楼塔を前にして左側には、ネオゴシック様式の白い州庁舎があります。
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マルクト広場は もう 観光客がわんさかあふれていますよ。
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鐘楼の反対側には、広場を囲むように昔のギルドハウスを利用した華やかなレンガ造りのレストランが並んでいます。
階段状の切妻屋根を持つギルドハウスは、北海交易で財を築いたハンザ商人たちによる富の象徴。
中世に国際商業都市として大いに栄えたブルージュの繁栄を偲ばせます。 -
街歩きの前に、何はともあれ 鐘楼へ上っておきます。
ここまでで、一体いくつの塔に上ったんだろう? -
狭い階段を上がるせいか、チケットブースで人数調整をしているみたいで、10分余り 待ちました。
待つ列の後ろで 写真のようなフラッシュビデオが映し出されていました。 -
ブルージュの歴史ですね。
町の中心であるマルクト広場にある鐘楼は、中世フラマンの人々が「自由と権力のシンボル」として建てられたもので、13世紀から基礎部分の建設が始まり、完成したのは15世紀のことでした。
高さ83mを誇る鐘楼には、47個のカリヨン(組み鐘)があり、ヨーロッパでも音色の美しさで有名です。 -
画面が目まぐるしく変わっていくので、なかなか上手く撮れないのですが、何度も繰り返されるので、うまく撮れたものを並べ替えています。
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最新バージョンは さほど面白味はありませんが、折角ですから一枚。
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チケットブースで8ユーロ支払います。
一人が下りてくると次の一人が入場できる仕組みのようでした。 -
塔を上がりながら。
過去にブルージュの資金に関する重要資料が秘蔵されていた 鉄製の宝箱だそうです。 -
塔の天井。
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天井はとても高いです。
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途中にある休憩スペースの展示物を眺めつつ 一息ついて。
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年季の入っていそうなレンガ造り。
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鐘楼ですから もちろん鐘もあります。
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現役。
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カリヨンの音色は ここから生まれるんですね。
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複雑な仕組み。
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366段の階段を上り終えた先に待っていた眺望。
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ブルージュの街並みを一望。
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塔からの眺望。
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ブルク広場に立つ市庁舎。
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塔からの眺望。
まさに「屋根のない美術館」。 -
上を見上げると、
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いろいろな塔で見かける いくつもの鐘。
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これらは時を告げる鐘でしょうか。
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苦労して上ってきたんですから そう簡単には下りられません。
デルフトで見られたような運河の流れは見られませんね。 -
デルフトのように運河が見えないのは、家並みがぎっしり連なっているせいでしょうかしら。
赤いレンガの屋根が広がるブルージュの街並み。 -
塔からの眺望。
どちらの方向か 全くわかりませんが、 -
もう本当に ぎっしりの家並み。
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全方位に広がる眺望。
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塔からの眺望を堪能したので、塔を下りましょう。
最上部の階段は こんな感じ。
手摺があるのは一部で、大半はロープが手摺代わりです。 -
中庭です。
塔の待ち時間や上り下りを含め、1時間ほどかかりました。 -
鐘楼の中庭から 先程上がってきた塔を見上げます。
屋根のある回廊の右側の階段を上ると、その奥がチケットブースになっています。 -
2時過ぎに ようやく昼食。
トマト風味のスープと二切れのパンに ビールがあれば十分です。 -
こちらの その名の通り、Soupというお店です。
お腹も満たされたので、早速街歩きです。 -
まだマルクト広場あたりをウロウロしています。
ここはどこでしょう? -
どこかの建物の中に入ったようです。
中世の展示物? -
天井のシャンデリアの様子は覚えているのにね。
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まだマルクト広場周辺。
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一つ一つの建物に眼を奪われます。
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屋根のギザギザはフランドル地方独特のものですね。
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建物ウォッチング。
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中世以来ブルージュの特産品になっているボビンレース。
ウインドウショッピングで目を楽しませます。 -
Cambrinusというレストランです。
ここで夕食をとるつもりなので、予約をしてから街歩き。 -
近場をウロウロして ブルグ広場に来たみたいです。こちらの広場も観光客がわんさか群れています。
1375年に建立のゴシック様式の市庁舎は、ネーデルランドで最も古い市庁舎のひとつ。
白いファサードにはブルージュにまつわる歴史的人物などの彫像があるのだとか。 -
市庁舎の右奥に位置する聖血礼拝堂。
ここから見る外観は あまり目立たない地味な印象でしたから、もう少しでスルーしてしまうところでした。 -
その並びには 緑の屋根のオープンカフェ。
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近づいて見ると、聖血礼拝堂のファサードは古色蒼然とした中にも 華やかさが見てとれます。
12世紀に十字軍に参加したフランドル伯のティエリー・ダルザスが持ち帰ったといわれる「聖血(キリストの血)の遺物」が祭壇に納められていることから、この名で呼ばれています。 -
入り口がふたつの二重構造になっているようで、そのうちの一つの入口から中に入った時には 実は、聖血礼拝堂だとは知らないまま。
階段を上がっていきます。天井も味があります。 -
階段の途中のステンドグラス。
礼拝堂は、12世紀頃に建築されたもので、1、2階に礼拝堂を持つ2重構造となっています。
1階は、ロマネスク様式で、聖バシリウスに献納された納骨堂、2階は、15世紀末から16世紀にゴシック様式に改築された礼拝堂となっています。 -
薄暗い内部ですが、
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2階にある礼拝堂です。
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奥に見える装飾の 煌びやかなこと!!
木組みの天井がユニーク。 -
近づいてみます。
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ズーム。
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その上方にはキリスト像。
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球形の鍋のような物は、「講壇」。説教を行う場所です。
この講壇も含めて、全体的に造形がユニークです。 -
祭壇の両側にはステンドグラスが並んでいますが、天井辺りまでは光が届きかねるのでしょうか。
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聖書物語を描いたものというより、王様っぽく見えます。
と思っていたら、これらのステンドグラスは19世紀半ばに作られたもので歴代のブルゴーニュ公とその奥方やハプスブルグ家の人々が描かれたものだそうです。
こちらは マリア・テレジアとフランツ・シュテファン。
女帝マリア・テレジアは5歳のときに知り合った初恋の相手と結ばれました。 -
最下部には紋章も描かれています。
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ステンドグラス。
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ステンドグラス。
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礼拝堂の右にあるアーチ型の列柱。
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柱の向こう側は さらに薄暗く、白い階段の上に司祭らしい人がいて、順番待ちの人が並んでいます。
神妙な趣で何かを拝んでいる様子が見て取れます。 -
列柱を目にして、イスタンブールのブルーモスクを思い出しました。
この列柱の色彩が 一番印象に残りました。 -
でもキリスト教会です。
この奥の空間は 観光客が多いにも関わらす、厳かな雰囲気が感じられました。 -
バシリカの奧の部屋では、毎日決められた時間に「聖血の遺物」が開帳されるそうで、聖遺物を見せて頂けるのだとか。
この時には 司祭から「神のご加護を」とか祈られているかと思ったのですが、今にして思うと、司祭の見守る中、信者の人たちが「聖血の遺物」を拝見していたんでしょうね。 -
入口辺りの上に見えたパイプオルガン。
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ステンドグラスからこぼれた光のパステルカラー。
もともとはフランドル伯家の個人礼拝堂として城に隣接して建てられたものとされているそうですから、本当にこじんまりとした礼拝堂でしかありませんが、忘れ難い礼拝堂でした。 -
十分堪能したつもりで出ようとしていたら、スタッフの方に声をかけられ、聖血博物館に招き入れられました。
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博物館内には、聖遺物箱や礼拝用の衣装など、数々のお宝が展示されています。
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どういう訳か、ほとんど観光客がいませんでした。
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ステンドグラスも目の前に。
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「聖血の行列」の様子を納めたビデオも見られました。
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ブルージュでは、毎年キリスト昇天祭が開催されており、その中で「聖血の行列」が行われます。
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「聖血の行列」はブルージュ最大の伝統行事であり、メインは ブルージュの宝であるキリストの血とされる聖遺物なんだそうです。
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司祭を先頭に、聖なる血を納めた聖櫃がブルージュの街を一巡します。
そういう事情を知っていれば、折角のチャンスを不意にしたことが悔やまれる・・と言いたいところですが、「聖血の遺物」を拝見したところで改宗するわけでもなく、黒ずんでいるはずの血が まだ生々しく赤いのだと聞くと、さらにツッコミたくなりますから・・・ -
参加する人々は福音書に関する様々なテーマで行列に加わります。
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華やかではありますが、宗教的雰囲気に包まれた荘厳なものですだそうです。
その時期に訪れることができない観光客にとっては うれしいビデオ放映です。 -
礼拝堂の地下部分にある、12世紀に建築の 聖バジリウスを奉ったロマネスク様式の教会。
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牢獄に繋がれたキリスト像。
この後は、運河クルーズへ。
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