ベネルクスを垣間見る旅（４：SK983便で帰国編）

2014/04/25 - 2014/04/26

ベネルクス3ヶ国制覇という裏ミッションを終え、ようやく迎えた帰国の日。乗り継ぎ地のコペンハーゲンでは4時間近くあるので、人魚姫を見に行って『世界3大ガッカリ制覇』という裏裏ミッションなんかも考えてみたりして。しかし世の中そんなに上手くはいかないんだなぁ…

【今回の行程】
　4/20（日）：東京⇒（航空機）コペンハーゲン⇒（航空機）ブリュッセル
　4/21（月）：ルクセンブルク往復
　4/22（火）：ブリュッセルで仕事
　4/23（水）：ブリュッセルで仕事
　4/24（木）：ブリュッセルで仕事、バールレ＝ナッサウ往復
●4/25（金）：ブリュッセル⇒（航空機）コペンハーゲン⇒（航空機）
●4/26（土）：東京着

エリア ブリュッセル(ベルギー)

• 旅行の満足度: 4.0
• ホテル: 4.0
• グルメ: 4.0
• ショッピング: 3.5
• 交通: 4.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 25万円 - 30万円
• 交通手段: 鉄道 高速・路線バス 徒歩 飛行機
• 航空会社: スカンジナビア航空
• 旅行の手配内容: 個別手配

飛行機に乗り遅れまいと5時に起床して、06:50チェックアウト。空港行きの急行バス12系統が出るリュクサンブール駅前はまだまだ閑散としていた。次はいつこの街に来られるだろうか。

平日20時までは急行12系統、平日20時以降と休日は鈍行21系統。同じバス停から出る。

チケットは前もって券売機でお買い上げ。空港路線だけ高い4ユーロだ。

07:37発の空港バスは20分近く前にバス停に到着。『出発まで20分』って前面に表示されるのは親切で有難い。

リュクサンブール駅を出た時点では空いていたバスも、SchumanやDiamantでお客がどっさり乗ってきてあっという間に超満員に。一部はNATOで下車したけど、残りはみんな空港へ。もし可能ならリュクサンブールから乗ることをオススメしたい。

バスは時刻通りに空港着。フロアを上がって出発階へ。コペンハーゲン行きSK594便の表示もちゃんと出ている。

それより興味をひくのは、ブジュンブラだのドゥアラだのバンジュールだのというマニアックな行き先だ。

ブリュッセル空港 (BRU) 空港

チェックインカウンターへ行ってその列の長さにビックリ。SKのカウンターは3つで、そのうちエコノミー用は1つだけ。残念ながら復路は無印エコなので、おとなしく並ぶしかない。

まずは自動チェックイン機でペラペラのボーディングパスをゲットして、20分列に並んでようやく荷物を預けることができた。

ブリュッセル空港 (BRU) 空港

迷路のような通路を抜けて搭乗口へ向かう。

途中で見かけたブリュッセル航空の機体。日本に乗り入れていないのでなかなか乗る機会がない。

ブリュッセル空港 (BRU) 空港

おベンツの車もターミナルのあちこちに飾られている。ブリュッセル航空よりはなじみがあるかも知れないけど、とても買えるようなシロモノではない。

ブリュッセル空港 (BRU) 空港

で、SK594便が出発するA53番ゲートに行ってみると、20分遅延のお知らせ。

がーん。

コペンハーゲンの人魚姫訪問計画がちょっぴりあやしくなってきた。

ブリュッセル空港 (BRU) 空港

10:20、本来ならば搭乗開始しているはずの時刻にようやく機材が到着。10:35にようやくボーディングが始まり、プッシュバックされたのは11時。30分の遅れだ。

機長のアナウンスによれば、朝の濃霧で離着陸制限があったとのこと。ふむ、どうりで今朝はやたら外が暗かったわけだ。

遅れを挽回するわーと機長は息巻いてたけど、短距離フライトなのでロスを縮めるのは難しく、結局コペンハーゲン到着も30分遅れの12:30だった。

仕方ない、人魚姫はお預けだ。

それ以上に重要なミッション。朝から何も食べていないので食事をせねば！

ターミナル内のショップでお買い物。サーモンの切り身やらでっかい瓶入りのイクラやらキャビアやら。おいしそうだけど税関で怒られそうだからやめとく（それ以前に高いし…）。

カストルップ国際空港 (CPH) 空港

パスタサラダとポテチ、そしてお水で62.40DKK。1200円くらいか。北欧価格。しかし美味しかったには美味しかった。

カストルップ国際空港 (CPH) 空港

デンマークと言えばレゴ。たまたまレゴショップを見つけたのでしばし見入ってしまった。

小さい頃はよくレゴで遊んでいたけど、今は映画シリーズやら建築物シリーズやら、大人でも楽しめるシリーズが増えているようだ。ううん、欲しいぞ…

カストルップ国際空港 (CPH) 空港

誘惑を振り切って東京行きが出るターミナルへゆっくりと歩いてゆく。

カストルップ国際空港 (CPH) 空港

東京行きSK983便が出発するのはパスポートコントロールの向こう側、C32番ゲートだ。14時半にゲートが開いて待合室で搭乗開始を待つ。日本人の姿はここでもあまり多くない。今回はあまり日本人を見かけない旅になった。

カストルップ国際空港 (CPH) 空港

15:15、搭乗開始。前面が壁のバルクヘッド席は足元が思ったほど広くなくて善し悪しだ。

16:00、定刻よりちょっと遅れてプッシュバック、16:10には離陸した。コペンハーゲン空港はゲートを離れてから離陸までが早いのがとてもよい。なんかもうここまで来たらすでに帰国してしまったような気分だ。

17:30、1回目の食事はチキン。

このフライトでは隣席のノルウェー人との会話が楽しかった。その隣のコスタリカ人と2人で初めての日本旅行だそうで、あいさつやらマナーやら食事やら見どころやら、いろいろと聞かれた。『桜が見たいんだ』と言われ、東京ではもう散ったと言うと、ジャパンレイルパスがあるから青森まで行って見てくるという。そのフットワークの軽さが驚きだ。1週間の日本滞在、楽しんでほしい。

（ここから日本時間）7:40、起床時間。08:00には2度目の食事が配られた。

前回もそうだったけど、SKの東京行きの2度目の食事の少なさには多少びっくりする。けど、寝起きに大量に食えというのもキビシイ話で、実はこれくらいがちょうどいいのかも知れない。パンは2個ほしいけど。

09:30、ほぼ定刻に成田に到着して31番にゲートイン。たくさん喋った2人に別れを告げ、成田エクスプレス14号を捕まえた。

そうか日本ではゴールデンウィーク初日で出国する人ばかり、だから入国審査はガラガラだったんだ。でも帰国後に休みがあるって有難い。ゆっくり休もう。

成田国際空港 空港