2015/06/18 - 2015/06/20
25位(同エリア181件中)
クッキーさん
ブリュッセルからパリ北駅、サンラザール駅を経由してルーアンへ。
ルーアンでは2泊しますが、ルーアンの観光は初日の半日だけですからジャンヌ・ダルク教会からルーアン美術館、大時計へと急ぎました。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 同行者
- 一人旅
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
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サン・ラザール駅からルーアンへ向かいます。
12:50発。 -
サン・ラザール駅構内。
モネが描いたというだけで、特別な駅のように感じられます。 -
ブリュッセルからパリ、パリからルーアンへのチケット。
メインの移動のチケットは欧州エキスプレスで手配しました。 -
車内。
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車窓から。
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ルーアン駅。
駅のエントランスには、1967年にロベート・サバリが描いた、フラスコ画。ルーアンを描いたものでしょう。
ルーアンの町の起源は、中世時代にさかのぼります。北欧から温暖な気候と豊かな食料を求めて、毎年ヴァイキング船の船団を組んで略奪行為にやって来るノルマン人(北方のゲルマン民族)に手を焼いたフランス国王が、フランス国内に一定の領土を与えるのを条件に、略奪行為をやめさせるという妥協政策の結果、生まれたのがノルマンディー公国です。 -
その後、ノルマンディー地方の主要都市として発展し、セーヌ川の水運は、経済や物流の大動脈でした。
「ボヴァリー夫人」を書いた作家のフロベールを生んだ町であることは忘れられません。 -
雰囲気が素敵です。
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ホテルへの道すがら 見えたジャンヌ・ダルク塔。
この塔は、13世紀に造られたお城の一部でしたが、16世紀の宗教戦争の際に、壊されてしまったそうです。
フランスの救世主、祖国フランスを救った国民的英雄であり、火刑台に散った「悲劇の乙女」ジャンヌ・ダルクが、ここに監禁、拷問されたと言われているため、ジャンヌダルク塔と呼ばれています。
スーツケースを抱えているので、外観だけ一枚。時間が合えば後で訪れようと思っていたのですが、機会がありませんでした。 -
駅から延びているジャンヌ・ダルク通りを歩き、グーグルマップで予習していたので 苦も無くホテルに到着しました。
ホテル、レ・イニシエ。
ルーアン大聖堂に近く、木組みの外観に惹かれて決めたのですが、 -
こんな急こう配の階段を4階まで。
ブリュッセルで買ったお土産が ずっしりと重く、一度には運びきれません。 -
部屋の様子。
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バスルーム。
狭いですが、バスタブがあるのはうれしい。 -
部屋の窓から見えるのは 裁判所の建物です。
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この建物はフランボワイヤン・ゴシック様式で建てられました。
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第二次世界大戦で破壊され、戦後になって元通りに修復されたものだそうです。
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階段室から見える、ホテルの裏手。
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3時前です。さあ街歩きへ。
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ドーンと木組みの家が目の前に。
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訪れたい場所の入場時間を考慮して、まずはジャンヌ・ダルク教会のある旧市場広場へ。
広場の中心には中世時代の遺跡。 -
その遺跡の石組みの上では 子供たちが談笑中。
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こちらのLA COURONNEラ・クロンヌは、ジャンヌ時代から存在する建物だそう。
なんと1345年にできた、フランスで最も古いオーベルジュで、今では、ガストロノミーレストランになっています。 -
広場のまわりにはノルマンディーらしい建物が立ち並んでいます。
1階部分はレストランが多いようです。 -
ジャンヌ・ダルク教会な外観は とても教会とは思えないものです。
巨大なクジラの尾びれのようです。 -
こちらから見ると 天にそびえる三角形の屋根。
いよいよ教会の中へ。 -
外観から どのような教会かなあと思っていたのですが、想像を超えた姿です。
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壁面いっぱいのステンドグラスに圧倒されました。
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パイプオルガンを見つけました。
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木組みの天井は ひっくり返した船底のようで、北欧の船を連想しました。
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ジャンヌダルクの像。
ここでもロウソクを灯しました。 -
もちろん描かれているのは宗教画なのですが、
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それぞれに描かれた場面の描写よりも。
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壁一面のステンドグラスという構成にノックアウトです。
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これらのステンドグラスは1520年~1530年のルネサンス期のもので、もともとは空襲で崩壊した聖ヴァンサン教会の内部にあったものだそうです。
戦火を避けるために取り外され、保管されていたために爆撃を免れたのだとか。 -
ジャンヌダルクの石像。
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実は、ここがジャンヌ・ダルクが火刑に処されたところ。十字架付近で、火刑になったそうです。
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教会の外の屋根もこんな感じ。
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内部と同様 外観もユニーク。
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見る角度によって 全く別の建物のようです。
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グロ・オルロージュ(大時計)通りを戻ります。
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脇道でさえも、
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木組みの家が立ち並びます。
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ほとんどの建物の一階部分はショップやカフェになっているのですが、目が行くのは上の階ばかり。
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色合いや木組みの模様は様々です。
これらの家は4-500年前に建てられたものが多く、独特の街の雰囲気を創っています。 -
シックな色合い。
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店先に置かれた カラフルなマカロンタワーの荷車。
このお店の左端の柱は完全に傾いていますよ。 -
こんな細い脇路地側も木組みのお化粧。
梁がⅩのようにクロスしている木組みの形は「聖アンドレの十字」と呼ばれています。12使徒の1人聖アンドレがⅩ型の十字架で処刑されたことから、そうした呼び名が付けられているのだそうです。 -
木組みの家。
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木組みの家。
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木組みの家。
狭い通りなので 真正面から横一列にカメラに収めることはできません。 -
チョコレートショップのディスプレイ。
スパナやペンチをかたどったものもチョコレート製品。
目をつむって食べないと違和感がありそう。 -
木組みの家。
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ルーアン美術館まで歩きました。
15:47。 -
モネが描いた「ルーアン大聖堂」
1892年から93年にかけてモネはルーアン大聖堂を描き続けたそうです。大聖堂前の旧税務署の2階を借りて、朝、昼、夕と刻々と移り行く大聖堂ファザードの模様を30数枚の作品に残しています。 -
Lepn Jules Lemaitre
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Robert Antoine Pinchon
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シスレー?
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Joseph Delattre
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シスレーの作品。生涯を通じてパリ周辺の風景画を描き続けた画家。
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シスレー。
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シスレー
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シスレー
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シスレー
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シスレー
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Camille Pissarro
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モネ「サンドニ通り 1878年6月30日の祝日」。
はためくフランス国旗が通りを埋め尽くして、祝祭の華やかな雰囲気がうかがわれます。この祝日とは、普仏戦争のダメージを乗り越えて開催したパリ万博の開幕に伴う熱気を描いた作品だそうです。 -
モネ
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小作品3点。
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モネ?
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シスレー
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Jean-Bartiste Camille Corot
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J-B.A. Guillemet
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Leon-Jules Lemaitre
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シスレー。
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William Parrott
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ルーアン点描。
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ルーアン点描・大時計。
この後に見た 街の様子そのもの。 -
ルーアン点描・大聖堂。
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1時間ほどの滞在では 満喫とまではいきませんが、たくさんのモネとシスレーに出会えたので良しとしましょう。
16:45。 -
木組みの家が立ち並ぶ通りを進みます。
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どの通りもこんな雰囲気で、歩いているだけで心躍ります。
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狭い通りですから、正面から撮りたくてもこれが限界です。
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ホテル近くの裁判所のはず。
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木組みの家のそれぞれの1階部分はショップになっています。
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右が美術館、左が大時計の入場チケット。
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最近はチケット類も処分してしまいますから、裏面も残しておきます。
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5時です。
大時計のアーチの向こうに見える旧市街が とてもいい雰囲気。
入場時間に十分間に合いました。
大時計は14世紀後半にゴシック様式の鐘楼として建築され、1409年に古代ローマ様式の壁の門のアーチの中に時計がはめ込まれました。現在の時計とアーチは、16世紀に再建されたものです。 -
入場して階段を上がっていくと、いろいろな展示物が見られます。
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先程見上げていた大時計はすぐ視線の先に。
時計は14世紀のルネサンス様式のもの。 -
時計の下の窓には,曜日が神話の神々で表現されています。今日の曜日である日曜日はアポロン,といった具合。
こちらはMercredi マーキュリー。 -
Jendi ジュピター。
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Vendredi ヴィーナス。
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Samedi サターン。
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Dimanche アポロン。
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Lundi ダイアナ。
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Mardi マース。
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時計を動かす?鐘を鳴らす?装置
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内部の構成。
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大時計からの眺望。
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大時計通り。
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時計を動かしたり、時計の誤差を調整する必要があったため、時計台内部には部屋があり、時計職人あるいは管理人が常駐していたといいます。
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大時計通り。
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ノートルダム大聖堂をズームで。
すぐそこに見えているかのようです。 -
ノートルダム大聖堂。
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大時計も眼下に。
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かつての大時計通り。
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パンフレットから。
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ルーアンの紋章。
これは神の子羊であると当時に,羊毛業で栄えたルーアンのしるしでもあるそうです。 -
こちらはもう現役ではないのでしょう。
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時を告げる鐘。
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展示物。
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さらに細い螺旋階段を登っていくと、塔のてっぺんに着きます。
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ノートルダム大聖堂西正面。
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おそらく裁判所だと思います。
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ルーアン眺望。
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ルーアン眺望。
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ルーアン眺望。
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この眺望を見られただけで 入場した甲斐がありました。
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撮ってみたものの意味がなかったかも・・・
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ジャンヌ・ダルク教会。
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下り際に最後の一枚。
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大時計からの眺望をじっくり楽しんで 50分程の滞在でした。
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時計の下の窓の意味は分かりましたが、ここからでは全く判別できませんね。
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アーチの内側に彫刻が施されています。羊がいっぱい。
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アーチの真上にある人物の彫刻の周りにも羊が群れていますね。
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ついでに反対側も撮っておきましょう。
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読めませんが 記念に一枚。
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夕刻6時前です。ノートルダム大聖堂の入場時間を気にしつつ 少し休憩。
この日のランチタイムはいったいどこへ?
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