2015/06/13 - 2015/06/14
19位(同エリア172件中)
クッキーさん
17世紀のオランダ黄金時代に繁栄を築いた古都デルフト。画家ヨハネス・フェルメールが生まれ育ち、絵を描いた町としても知られています。
当時の風情が残っている運河沿いやマルクト広場周辺の小路を辿り、東門まで散策しました。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 鉄道 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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ライデンからデルフトへ。
途中駅だったかしら? -
デルフト駅構内。天井の模様が前衛的。眩暈がしそうです。
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こちらは旧駅舎。
前の広場は工事中です。この駅舎を なんらかの形で残してほしいな。 -
新しい駅舎は駅構内、外観ともに最先端のデザインですね。
駅前にあるバスターミナル辺りは 以前は船着き寄場だったそうです。 -
運河沿いに立つ ホテル・ロイヤル・ブリッジズ。
時折小雨がぱらつく中、付近を歩く人も少なく、住宅街に紛れて なかなか見つけられませんでした。
ホテルの入口は こんな感じ。 -
3時頃 ハーグから戻って、一旦チェックインを済ませておきます。
部屋が乱れないうちに、室内の様子を。 -
シャワールーム。
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お部屋の窓から。
ご近所の屋根が見えています。 -
エレベーターもありました。
廊下の様子です。 -
ホテルを出て、いよいよ街歩き開始です。
3時過ぎから夕刻まで どの位歩けるかな。 -
マルクト広場に通じる運河沿いの街路は 観光客であふれています。
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運河沿いの対岸の建物は階段状の破風。
建物に隣接して ボートの上にカフェテーブルが。
手摺に架けられた花がレンガの壁面に映えています。 -
運河に架かる橋から 運河を眺めます。
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マルクト広場に近いせいか 街並みの1階部分はショップになっているところがほとんど。
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マルクト広場に立つ市庁舎。
赤い窓枠が印象的です。
Het Steenと名付けられた塔は、かつては牢獄だったそうです。 -
マルクト広場の向こうに立つのは新教会。
14世紀に建造されたゴシック様式。 -
マルクト広場から。
この周辺にオープンカフェやレストランが集中しています。 -
火事で焼失した古い市庁舎の跡地に、17世紀初め、デルフトお抱えの設計者ヘンドリック・ デ・カイゼルによって17世紀に建てられたルネサンス様式の市庁舎。
かつてデルフトの街が繁栄を極めていた黄金時代の歴史を物語っています。なお、建造から現在に至るまで市役所と機能しているため内部の見学はできません。 -
背後の塔は 唯一焼け残った部分で、14世紀の建物だそうです。
曇り空のもと、中世感たっぷり。 -
マルクト広場に立つ像は、国際法の父と呼ばれる「グロティウスの像」。
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「小さな町で見所もそんなに多いというわけではないので、半日もあれば十分。
フェルメールファン以外なら中心部のマルクト広場と旧教会でOK。
フェルメール詣でに来た方は、いっそ脚を伸ばして東門までどうぞ。」というブログも見かけましたが・・・ -
新教会。
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鐘楼に上ります。
木の階段は 足をかける部分がすり減っています。
379段の階段だそうです。 -
鐘楼から。
遠くに見える都会風の街は ハーグかロッテルダムでしょうか。 -
鐘楼から。
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鐘楼から。
運河沿いに並ぶ緑の並木に 赤い屋根の家並みがジオラマみたい。
まるで童話の世界のようです。 -
鐘楼から。
デルフトでは 19世紀以降、産業革命や開発の波に押され 町を囲む城壁や多くの門、それらを取り巻く運河が取り壊されたり埋め立てられました。
まだこんなに運河が残っているというのに、それ以上の運河があったんですね。 -
鐘楼から。
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鐘楼から。
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マルクト広場が真下に見えています。
画家フェルメールは新教会で洗礼を受け、この市庁舎で結婚しました。 -
鐘楼から。
ネーデルランドだけあって、遠景を遮るものは何もありません。 -
鐘楼から。
それぞれの家は間口が狭く 奥に深い造りのようです。 -
旧教会をズーム。
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鐘楼から。
赤と白のテントは 蚤の市。
絶景に見惚れて あきれるほどの枚数を撮ってしまいました。 -
カリヨンの音色を響かせる仕掛け?
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新教会の内部。
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新教会の内部。
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ステンドグラス。
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床の上には墓碑銘がいくつも。
その上を歩いていくのは 心理的に抵抗があります。
歴代の女王・王をはじめとするロイヤルファミリーのお墓もここにあるそうです。 -
教会内部には、オランダ独立達成を目前に、敵の放った刺客の手に倒れたオラニエ公ウィレム1世の棺が格納されています。
大理石と黒い石でできた棺は、市庁舎の建築も手がけたヘンドリック・ケイゼルによるものだとか。
これがその棺でしょうか。 -
ステンドグラス。
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教会内部。
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パイプオルガン。
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ステンドグラス。
宗教画のようではないみたい。 -
左奥に見える建物が、フェルメールセンターです。
ここには、画家フェルメールがデルフトで生まれその生涯を過ごしたフェルメールの人生が詰まっています。
本物の絵画はここに展示されていませんが、フェルメールの43年間の生涯における37作品すべての本物サイズのレプリカが展示されています。
なんていいながら入っていません。とにかく街歩きのことで頭がいっぱい。 -
マルクト広場から。
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マルクト広場から旧教会へ向かう途中で。
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蚤の市が開かれているようで、地面に直置きの方もいらっしゃいます。
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この日は土曜日。
4~9月の土曜日には、運河沿いで蚤の市が開かれるそうです。 -
こちらの男性が扱っているのは絵画や古書の類。
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生活雑貨や陶器。
街路の片側にはテーブルが置かれ、立ち飲みの方達が語らっています。 -
デルフト焼?を扱っている女性は お店の方でしょうか。
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ティーカップのセットの色合いが素敵ですが 見るだけ。
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街角のカフェ。
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その並びにもカフェが続きます。
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運河の向こうに旧教会が 見えてきました。
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旧教会の一面のステンドグラス。
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旧教会内部。
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パイプオルガン。
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ステンドグラス。
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紋章が多く描かれたステンドグラスを見るのは初めてです。
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ステンドグラス。
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とても明るい教会です。
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ステンドグラス。
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これは絵画だったかな。
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ここでも墓碑銘が床に刻まれています。
結婚を機にカトリックに改宗したフェルメールが埋葬されています。
フェルメール家の墓石はありませんが、没後300周年を記念して埋め込まれた記念碑があるそうです。 -
運河沿いに傾いて立つ旧教会と そのたもとにあるプリンセンホフ博物館のコラボが素敵・・・と何かのブログで読んだのは帰国後のこと。
えっ、私のカメラには そんな姿は写っていませんよ。 -
この建物の入口にはプリンセンホフとありますが、ここがそうなのか?はっきりとはわからないままです。
元々は修道院で、1572年からオラニエ公ウィレム一世が執務兼住居として使っていた歴史を持つ建物で、今は博物館として公開されており 17世紀の重要な絵画やデルフト焼きなどと共に当時の歴史を伝えています。
当時オランダを支配していたスペインとの戦いに挑んだ彼は、1584年 この場所で暗殺され、その時に2発撃たれた銃弾の1つの痕跡が、今もそのまま残っているのだとか。 -
このウィレム一世は、オランダ独立の立役者で、現在のオランダ王室はウィレム家の一族なんですって。
プリンセンホフ博物館?の向かいにある建物。姿かたちが歴史ある建物みたい。 -
全く読めませんが、こんな表示がありました。
旧教会の傾きも見損なったし、プリンセンホフ博物館も確認できないし・・
こんな時にはツアーガイドさんがいればなあ、と思ってしまいますね。 -
この建物も ずいぶん風格があります。
威風堂々とは こんな建物を形容するのに相応しい言葉のようです。 -
紋章がいくつも掲げられていますし、壁面の彫刻も手が込んだもののようです。
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旧教会のある通りから ホテルのあるコールンマルクトへ。
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ドア周辺の白い彫刻が素敵です。
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左に見えている屋根付きのカフェは 運河に浮かぶボートカフェです。
建物沿いにもカフェが並びます。ほとんど歩行者天国ですね。
街の中心街は交通規制が敷かれており、許可された車以外が入って来ないような工夫がされているそう。これはWoonerf(生活の庭)という画期的な仕組を導入していている結果なのだとか。 -
5時半です。一休みのビール。
もうすぐ夕食時間ですが、それまで待ちきれません。 -
夕刻の運河。
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さすがに歩き疲れました。
一旦ホテルの部屋で休憩します。
フロントの奥は朝食ダイニングみたい。 -
1時間ほど休憩した後、夕食を求めて街へ出ます。
フロントで お勧めのレストランを訊ねたような かすかな記憶が。
席があるかどうか訊ねたら、8時までなら大丈夫だということで案内されました。 -
店内です。
まだ食事時にはなっていないはずなのに、けっこう席が埋まっています。 -
夕食。
注文した状況の記憶はもう薄れているので、写真を見て、食べたものを確認するだけ。もちろん味の記憶は全くないのですが、悪くはなかったはず。 -
ビール込みで15ユーロでした。
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少し肌寒かったせいか、珍しく外のテーブルにはほとんど人がいません。
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まだ7時です。
もう少し街をぶらついてみることに。
運河沿いの通りは 人通りがめっきり少なくなっています。
「デルフトの小路」は、デルフトのどこを描いたものなのか特定されていませんが、この辺りがフェルメールも歩いた小路だと思うと感慨深いものがあります。 -
泊まる人は少ないのかなあ、と少し侘しい気持ちでマルクト広場の近くまで歩いてくると・・・
賑やかな音楽が鳴り響いてきました。 -
市庁舎をバックに熱演。
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聴いているこちらまでテンションが上がります。
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演奏を後ろに聴きながら街歩き再開。
新教会のとなりには、ブルーのハート形モニュメント「デルフトの心臓」があり、デルフトの中心部分であることを表しているそうです。
撮り方が悪いので ハートには見えないですが。 -
ここら辺りは住宅街のせいか 観光客の姿は見えず 家路を急ぐ子供たち。
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新教会裏手からオーストエインデOosteindeを歩いているはず。
橋にこそ手すりがありますが、運河沿いにはフェンスなどはあまり設置されていないようです。 -
運河沿いに見かけた石畳の小路。
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運河に浮かんでいるのは蓮。
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Ostpoort東門です。わー、素敵な雰囲気。
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とんがり屋根が二つの東門です。
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これで空がもう少し青ければ 最高なんですが。
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門をくぐった先に跳ね橋が架かっています。
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跳ね橋の向こうから。
かつて 城壁と7つの門に囲まれていたデルフトですが、現在では この門だけが歴史建造物として残されています。 -
ラインスキー運河Rijn-Schiekanaal。
「デルフトの眺望」は この辺りからの光景と云われているそう。
何枚も撮ってしまいたくなる風景です。 -
運河側から見る東門の上には彫像が。
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東門を間近に。
どなたかが暮らしているのでしょうか、窓辺に花が飾られています。 -
帰り際に通りかかった緑が豊かなスクエア広場。
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広場の一角ではこんな演奏。
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学校?
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教会。
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このお家にも 立派な紋章。
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初め泊まる予定だったホテル・ホテル ブリッジズハウス デルフト。
ヤン・ステーンの旧カナルハウスを利用したホテルだそうで、デルフト最古の運河を眺められるラウンジがあります。 -
石段で上がっていく橋もあります。
運河ツアーもありますからね。 -
夕刻の運河沿いの街並み。
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ホテル グランドキャナルは 一度は宿泊を検討したところ。
かつての倉庫を改装したホテルだそう。 -
橋の手すりに架けられたフラワーボックスに寄り添うように止められた自転車。
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自転車もオブジェのようです。
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もう8時を回っています。
夏の旅行のメリットは日が長いこと、で、デメリットもまた日が長いこと。
今夜も夜景は見られそうもありません。明日の出立も早いですから。 -
フロント脇のダイニングルームです。
朝食付きでしたが、朝早いので 朝食は食べられませんでした。 -
ダイニングルームの奥にある中庭で しばしの寛ぎ。8時過ぎです。
この日の歩数は 23.858歩。 -
二階の左端が泊まったお部屋です。
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朝食を取り損ねたので、せめてお部屋だけでもと。
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コーヒーメーカーもあります。
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冷蔵庫が空っぽなのは便利ですね。
残念ながら 入れるものは何もありませんでした。 -
買い求めた果物の残り。
軽い朝食代わりです。 -
翌朝のデルフト駅、7:35の列車を待ちます。
オランダ周遊を終えて、この日はベルギーへの国境越えです。
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