2015/06/14 - 2015/06/14
13位(同エリア34件中)
クッキーさん
アントワープの街並みに心を残しながら、列車で20分程のメッヘレンに向かいました。
メッヘレンは今でこそ、人口8万人程の小さな地方都市に過ぎませんが、中世には毛織物業で大いに栄えた町です。
16世紀初めには オーストリア出身の王妃マルガリータが、ネーデルランド(現在のオランダとベルギー)の首都を、ここメッヘレンに置きました。
首都として政治、経済、文化の中心を担い、華やぎの時を過ごしたメッヘレンは、今もカリヨンの音色が響く、静かな絵のように美しい町として残されています。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 鉄道
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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アントワープ14:17発、メッヘレン14:35着。
チケットは3.9ユーロ。
駅から右斜め前方に延びる通りを真っすぐ歩くと、グローテマルクトに到着するのですが、途中の運河に沿った遊歩道を見つけていたので、寄り道をしてみます。 -
市内を流れるダイル川(Dijle)には、結構長い範囲で、川面近くを散策できる遊歩道が設置されています。
遊歩道の途中の壁際に 巣作りをしている鳥の番い? -
日曜日の3時からロンバウツ大聖堂でカリヨンの演奏が行われると、「歩き方」で見ていたので、まずは大聖堂に駆け込みました。
内陣最奥部です。 -
ズーム。
聖ロンバウツはメッヘレンの守護聖人で、その人生についてはあまり確かな資料が残っていないそうですが、アイルランド人ともスコットランド人とも言われており、キリスト教布教のため、この地を踏み、6世紀か7世紀頃殉教、後に聖人に列せられた人だそうです。 -
パイプオルガン。
必見と云われるアンソニー・ヴァン・ダイクの祭壇画「十字架のキリスト」は見逃したよう。 -
身廊にある説教壇。
白い堂内によく映えています。 -
ステンドグラス。
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堂内は 全長118m、天井高28mと、かなりの規模。1200年代初めに着工し、1312年には献堂され、その後ブラバント・ゴシック様式で建設が進み、内陣が完成したのが、1451年、その翌年から鐘楼の建設が始まり、1520年に 今の高さになったそうです。
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見上げるほどの高い位置にあるステンドグラス。
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多用された緑が印象的なステンドグラス。
カリヨンの演奏が、どういった形で行われるのかわかりませんでしたが、この瞬間にも堂内にはカリヨンの音色が 心地よく鳴り響いています。 -
聖母子像。
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塔へ上るには8ユーロかかります。
カリヨンの音色を追い求めるように、塔の上へ。 -
塔の途中から見下ろしたメッヘレンの街並。
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Skywalkから。
この塔は、頂上まで登れる珍しい塔で、平坦であるという特徴を生かした「スカイ・ウォーク」という名前が付いています。 -
緑豊かな大地。
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多分 北東方面。この左奥がアントワープのようです。
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南の方向。
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Skywalkへの出口。
538段の階段だそうです。 -
New Carillon Chamber。
鐘楼の中に配置されているカリヨン。
ヨーロッパで最も有名な49個から成るカリヨンが塔の中に置かれています。カリヨンとは、鐘楼内に設置された演奏用の鐘のことで、単に時を刻む鐘とは区別されるそうです。 -
カリヨンの演奏というからには、演奏者がいるはず。でも人影はどこにも見当たりませんよ。
ベルギー及び北部フランスには、このカリヨンを有する鐘楼が数多くあり、同地域にある56の鐘楼が、「ベルギーとフランスの鐘楼群」として、ユネスコの世界遺産に登録されています。 -
中でも、聖ロンバウツ大聖堂の鐘楼は最も有名で、メッヘレンには、国立のカリヨン学校まであり、生徒達は大聖堂のカリヨンで練習することが出来るそうです。
うまくタイミングが合えば、彼らの奏でる美しいカリヨンの音色を聞くことが出来る・・・今回聴けたのは 本当にカリヨンの音色で間違いないのかしら?
特に意味もなく 鐘楼内の模式図を撮ってみる・・ -
かなり急な石段で、下りる時の方が怖い位。
下向きのマークは 下りの印だったかな。 -
Clock Chamber。
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Clock Chamber。
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最後まで カリヨンの音色が響いていました。
ステンドグラスを見下ろしながら聴く音色は 神々しささえ感じます。 -
大聖堂を出て、鐘楼の全景を。天に聳える巨大な鐘楼は、なかなか一枚に収めきれません。
建築様式はブラバント・ゴシック様式と呼ばれています。
ゴシック様式は、フランスのイル・ド・フランスを発祥の地とし、時代の変遷と共に各地に伝播しながらその様式を発展、変化させていったもので、ブラバント・ゴシックもこの流れの中で生まれた様式で、当時、今のベルギーを中心とした地方を治めていたブラバント公国の治世下に発展した建築様式を指します。 -
イル・ド・フランスのゴシックに比べ、垂直性が強調されているものの、華麗さ・繊細さも備え、ノルマン・ゴシック程簡素でなく、また、フランボワイアン程華美ではない、と言ったところ・・・だそう。
アントワープ大聖堂も 同じく、ブラバント・ゴシック様式なのだとか。
聖ロンバウツ大聖堂と鐘楼。 -
聖ロンバウツ大聖堂。
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大聖堂のすぐ隣、グローテマルクトに面して立つこの建物は14世紀の市庁舎です。
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正面から。現在は郵便局になっています。
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グローテマルクトの入口辺りにある こちらの建物は、13世紀の市庁舎で、現在は宗教絵画などを展示する博物館Scheperhuisになっています。
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グローテマルクトには「オーストリアのマルガレータ」の像が優美な姿で立っています。
通りがかった とても気さくなおじさんに話しかけられたのですが、心のどこかで警戒心を抱いておいた方がいいかなあ、と思ってしまう時世なのが悲しいですね。
頼んでいないのに 写真を撮ってあげようと、何枚もシャッターを押して下さいました。 -
グローテマルクト。
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グローテマルクトには大勢の人が集まり、何かのお祭りのよう。
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グローテマルクトで建物ウォッチング。
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建物ウォッチング。
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建物ウォッチング。
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建物ウォッチング。
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グローテマルクトの右奥にあるのが 現在の市庁舎です。
ゴシック様式なのが良く分かります。 -
まるでおとぎの国の宮殿みたいです。目が釘付け。
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市庁舎の回廊。
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3つの館がつながった形になっていますが、それぞれ造られた年代が違うそうです。
中央は1370年建築、 -
左の下半分は16世紀、上は20世紀になってから完成したものだとか。
繊細な造りのテラスに 花と国旗が彩りを添えています。 -
グローテマルクト。
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グローテマルクトから見る聖ロンバウツ大聖堂。
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マルシェは土曜日の朝に開かれるということなので、マルシェではなさそうですが、お祭りのような賑わいを見せています。
木で作られた色とりどりの珠は、何に使われるのでしょうか?一瞬、手を出しそうになりましたが・・・ -
綺麗な鉱物の結晶や、たぶんそれから作られたアクセサリーの数々。
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竹籠や腕輪。
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美味しそう。
よっぽど買おうかと思いましたが・・ -
代わりにこちらでワインの試飲。
地産地消です。 -
グローテマルクト。
花の寄せ植えのスタンドが素敵。 -
グローテマルクト。
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グローテマルクトの賑わい。
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本当は、 世界遺産に登録されているベギン会院のひとつである大ベギン会院・小ベギン会院を訪れるつもりで来たメッヘレン。
グローテマルクトから歩いて数分の所にあるマルガレータ宮殿、王立カリヨン学校も、時間切れでアウト。
半日以上かけるつもりで訪れるべきでした。
グローテマルクトでお祭りを楽しめたので、良しとしましょう。 -
メッヘレンの歴史的背景からか、街中には立派は建築物が立ち並びます。
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大戦の傷跡から修復によって甦った建物。
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エイゼレンレーン。
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バロック風の建物が並びます。
この通りもかつては運河であり、魚や物資が積み降ろしされた、賑やかな界隈だったようです。 -
アムステルダムのミニチュア版といったところ。
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建物ウォッチングばかりで、
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なかなか前に進めません。
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ダイル川に架かる石橋を渡った先の左側の川沿いが塩の埠頭Zoutwerfは中世の頃に 港として繁栄した場所。
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右側が大麦埠頭Haverwerf。
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塩の埠頭に立ち並ぶ 風格のある建物。
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それぞれに謂れがあるそうですが、
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詳細は不明。
ドアの上には お魚の彫刻が。 -
建物の一部をズーム。
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これも謂れのある建造物?
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建物ウォッチング。
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建物ウォッチング。
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立派な建物。
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ズーム。
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大回りをしてまで見たかったメッヘレンの入り口の市門「ブリュッセル門」は メッヘレンに唯一残る市門です。
門の名は、その門がどの町の方向を向いているか、つまりその門から続く道がどの町へつながっているかで、名前が付けられるそうです。。
例えば有名なベルリンのブランデンブルク門は、ブランデンブルク市へ向いているということなのだとか。
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1300年に築かれた城壁の一部だそうで、現在は、この門の部分だけが残っています。
鎧兜をまとった中世の騎士が出てきそうな雰囲気を醸しています。 -
交通量の多い大通りの真ん中に建っていますから、正面から撮るのも一苦労です。
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観光で訪れるにはうれしい門ですが、地元の方にとっては邪魔な存在かしら?
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駅へ戻る途中に見かけたのは聖母教会。
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時間もないのでファサードの一部をズームしただけ。
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駅へ戻ります。
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楽しい思い出をくれたメッヘレン。
駅舎は 最近建て替えられたもののようです。
メッヘレン17:58発、アントワープ18:20着。
1時間に4~6本と頻発しているので、無理をしてでも もう少し長く滞在したらよかったかなあ。 -
帰りはナミュールで買ったレイルパスを利用。
翌日のリール往復のチケットも一緒に。
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