その他の都市旅行記(ブログ) 一覧に戻る
チェコの世界遺産をぐるっと車で巡る旅、その6。<br /><br />訪問世界遺産:<今回の訪問順><br />1.クトナー・ホラの聖バルボラ教会のある歴史地区とセドレツの聖母マリア大聖堂<br />2.リトミシュル城<br />3.オロモウツの聖三位一体柱<br />4.クロムニェジーシュの庭園と城<br />5.レドニツェとヴァルティツェの文化的景観<br />6.トシェビーチのユダヤ人地区と聖プロコピウスのバシリカ<br />7.テルチ歴史地区<br /><br />旅程:<br />1日目 →プルゼニュ泊<br /> http://4travel.jp/travelogue/11203551<br />2日目 →クトナー・ホラ→リトミシェル→オロモウツ泊<br /> http://4travel.jp/travelogue/11203552(クトナー・ホラ)<br /> http://4travel.jp/travelogue/11203553(リトミシェル)<br /> http://4travel.jp/travelogue/11203554(オロモウツ)<br />3日目 →クロムニェジーシュ→モラヴィアの平原→レドニツェ→ブルノ<br /> http://4travel.jp/travelogue/11203555(クロムニェジーシュ)<br />4日目 →トシェビーチ→テルチ→チェスケー・ブディヨヴィチェ<br />5日目 →フルボカー城<br /><br />表紙写真:<br />レドニツェ城

チェコの世界遺産をぐるっと車で巡る旅 その6 レドニツェ

6いいね!

2016/10/28 - 2016/11/01

129位(同エリア273件中)

じん

じんさん

チェコの世界遺産をぐるっと車で巡る旅、その6。

訪問世界遺産:<今回の訪問順>
1.クトナー・ホラの聖バルボラ教会のある歴史地区とセドレツの聖母マリア大聖堂
2.リトミシュル城
3.オロモウツの聖三位一体柱
4.クロムニェジーシュの庭園と城
5.レドニツェとヴァルティツェの文化的景観
6.トシェビーチのユダヤ人地区と聖プロコピウスのバシリカ
7.テルチ歴史地区

旅程:
1日目 →プルゼニュ泊
 http://4travel.jp/travelogue/11203551
2日目 →クトナー・ホラ→リトミシェル→オロモウツ泊
 http://4travel.jp/travelogue/11203552(クトナー・ホラ)
 http://4travel.jp/travelogue/11203553(リトミシェル)
 http://4travel.jp/travelogue/11203554(オロモウツ)
3日目 →クロムニェジーシュ→モラヴィアの平原→レドニツェ→ブルノ
 http://4travel.jp/travelogue/11203555(クロムニェジーシュ)
4日目 →トシェビーチ→テルチ→チェスケー・ブディヨヴィチェ
5日目 →フルボカー城

表紙写真:
レドニツェ城

旅行の満足度
2.5
観光
4.0
交通
1.0
同行者
カップル・夫婦
交通手段
徒歩
旅行の手配内容
個別手配

PR

  • オロモウツから出発し、クロムニェジーシュに寄った後、続いて向かうはレドニツェ。<br /><br />クロムニェジーシュからレドニツェまでは、少し遠回りになってもブルノ経由で高速道路を走った方が早そうだった。ただ、ネットで下調べしているうちに、クロムニェジーシュからレドニツェの間にある丘陵地帯が「モラヴィアの平原」と呼ばれる地域で人気が高まってきているということを知る。「モラヴィアの平原」は別に世界遺産ではないけれど、せっかくなので「モラヴィアの平原」を走る一般道を直線的に走ってレドニツェに向かってみることにした。<br />

    オロモウツから出発し、クロムニェジーシュに寄った後、続いて向かうはレドニツェ。

    クロムニェジーシュからレドニツェまでは、少し遠回りになってもブルノ経由で高速道路を走った方が早そうだった。ただ、ネットで下調べしているうちに、クロムニェジーシュからレドニツェの間にある丘陵地帯が「モラヴィアの平原」と呼ばれる地域で人気が高まってきているということを知る。「モラヴィアの平原」は別に世界遺産ではないけれど、せっかくなので「モラヴィアの平原」を走る一般道を直線的に走ってレドニツェに向かってみることにした。

  • 途中で見かけた丘の上の小さな教会。<br /><br />道中は丘陵地帯を抜けるアップダウンのある緩やかなワインディングロードが繰り返し続く。これよりも景色の良いところを走り抜けたが、通行の邪魔にならないように車を停めて写真を撮れるような駐車スペースが極めて少なく、車窓からの景色を楽しむのがやっと。この時期、それほどカラフルでは無かったけれど、季節やルートによってはもっと楽しめそうだった。

    途中で見かけた丘の上の小さな教会。

    道中は丘陵地帯を抜けるアップダウンのある緩やかなワインディングロードが繰り返し続く。これよりも景色の良いところを走り抜けたが、通行の邪魔にならないように車を停めて写真を撮れるような駐車スペースが極めて少なく、車窓からの景色を楽しむのがやっと。この時期、それほどカラフルでは無かったけれど、季節やルートによってはもっと楽しめそうだった。

  • ミロティツエ城(Milotice Castle)。<br /><br />道中、ふらっと立ち寄ったお城。キヨフという町でガソリンを入れた後、道を誤って少しスロヴェニア寄りのルートを選んでしまったところ、このお城の前を通りかかる。<br /><br />「お城」と言うよりは「お館」といった感じの大きさの建物だが、城の中にはワインショップや中世の恰好して写真が撮れるコスプレショップなどがあった。

    ミロティツエ城(Milotice Castle)。

    道中、ふらっと立ち寄ったお城。キヨフという町でガソリンを入れた後、道を誤って少しスロヴェニア寄りのルートを選んでしまったところ、このお城の前を通りかかる。

    「お城」と言うよりは「お館」といった感じの大きさの建物だが、城の中にはワインショップや中世の恰好して写真が撮れるコスプレショップなどがあった。

  • ミロティツエ城の庭。試飲して購入したモラヴィア産の白ワインと共に。<br />お城の庭ではワイン用の葡萄を育てている感じ。<br /><br />ワイン屋のおばちゃんがチェコ語しか話せないのだけれど、妻がなんとかコミュニケーションを取ってわかったこととしては「購入した白ワインは保存料が含まれていないので日持ちがしない」とのこと?<br /><br />家に帰ってからたんまりと堪能したが、フルーティーでブランデーのような味わいのワインでとても美味しかった。チェコはビールだけでなく、このモラヴィア産ワインもお勧め。

    ミロティツエ城の庭。試飲して購入したモラヴィア産の白ワインと共に。
    お城の庭ではワイン用の葡萄を育てている感じ。

    ワイン屋のおばちゃんがチェコ語しか話せないのだけれど、妻がなんとかコミュニケーションを取ってわかったこととしては「購入した白ワインは保存料が含まれていないので日持ちがしない」とのこと?

    家に帰ってからたんまりと堪能したが、フルーティーでブランデーのような味わいのワインでとても美味しかった。チェコはビールだけでなく、このモラヴィア産ワインもお勧め。

  • 途中通りかかったチェイコヴィツェという村の郊外にて。丘陵地帯にワイン畑が広がる。

    途中通りかかったチェイコヴィツェという村の郊外にて。丘陵地帯にワイン畑が広がる。

  • チェイコヴィツェ郊外のワイン畑からの風景①

    チェイコヴィツェ郊外のワイン畑からの風景①

  • チェイコヴィツェ郊外のワイン畑からの風景②

    チェイコヴィツェ郊外のワイン畑からの風景②

  • チェイコヴィツェ郊外のワイン畑からの風景③<br /><br />問題が起きたのはこの後。ブルノーブラチスラバ間を結ぶ高速道路を横切り、ポディヴィーンという村を抜け、あと数分でレドニツェに到着できるといったところでパトカーに呼び止められた。なんでも通行止めになってる区間を通過しようとしてしまっていたらしい。確かにその手前で通行止めの道路標識は出ていたが、その標識の下に何やらチェコ語の注釈があったのと、仮設の信号機があったので躊躇しつつも進入してしまった。その区間を走行中も対向車が来ていたし、自車の後からも追いかけてくる車もいたので問題ないと思っていたが、みんな停められて罰金を支払わされている様子。<br /><br />この道はブルノから来るにしても、ブラチスラバから来るにしてもレドニツェに向かうには絶対ナビが案内するであろう道。ここを通らなければ20~30分ぐらいは迂回しないとならない。通行止めの理由は工事らしかったが、この道を平然と路線バスは走っていたし、道路の状態としても走行するのに何も問題無さそうだった。正直、チェコの田舎警察の小遣い稼ぎにつき合わされてしまったとしか思えない。(当初はニセ警官かとも思った)罰金は500チェココルナ(約2300円)。その場で警官に支払うこともできたが、生憎持ち合わせが足らず、後で振り込むことに。途中で立ち寄った警察署にも警官から渡された請求書を見てもらったが本物だと判明。やはりニセ警官でも無かったようだ。翌日ブルノの郵便局で現金払いして処理が完了。この辺りは警官も郵便局員も英語が話せない人が多いので、こういうことがあると結構苦労する。<br />いずれにしても、この件で楽しかった旅行がいっきにブルーな気持ちになってしまった。

    チェイコヴィツェ郊外のワイン畑からの風景③

    問題が起きたのはこの後。ブルノーブラチスラバ間を結ぶ高速道路を横切り、ポディヴィーンという村を抜け、あと数分でレドニツェに到着できるといったところでパトカーに呼び止められた。なんでも通行止めになってる区間を通過しようとしてしまっていたらしい。確かにその手前で通行止めの道路標識は出ていたが、その標識の下に何やらチェコ語の注釈があったのと、仮設の信号機があったので躊躇しつつも進入してしまった。その区間を走行中も対向車が来ていたし、自車の後からも追いかけてくる車もいたので問題ないと思っていたが、みんな停められて罰金を支払わされている様子。

    この道はブルノから来るにしても、ブラチスラバから来るにしてもレドニツェに向かうには絶対ナビが案内するであろう道。ここを通らなければ20~30分ぐらいは迂回しないとならない。通行止めの理由は工事らしかったが、この道を平然と路線バスは走っていたし、道路の状態としても走行するのに何も問題無さそうだった。正直、チェコの田舎警察の小遣い稼ぎにつき合わされてしまったとしか思えない。(当初はニセ警官かとも思った)罰金は500チェココルナ(約2300円)。その場で警官に支払うこともできたが、生憎持ち合わせが足らず、後で振り込むことに。途中で立ち寄った警察署にも警官から渡された請求書を見てもらったが本物だと判明。やはりニセ警官でも無かったようだ。翌日ブルノの郵便局で現金払いして処理が完了。この辺りは警官も郵便局員も英語が話せない人が多いので、こういうことがあると結構苦労する。
    いずれにしても、この件で楽しかった旅行がいっきにブルーな気持ちになってしまった。

  • ブルーな気分のまま、レドニツェ城に到着。<br /><br />「レドニツェとヴァルティツェの文化的景観」としてユネスコの世界文化遺産に登録されている。モラヴィア地方のレドニツェとヴァルティツェのそれぞれにお城があり、初代リヒテンシュタイン公がヴァルテツェ城を居城とし、レドニツェ城を夏の離宮とした。この2つの城を軸に、その風景的に整備された庭園内などにある狩猟小屋などの建築物が世界遺産の構成資産になっている。

    ブルーな気分のまま、レドニツェ城に到着。

    「レドニツェとヴァルティツェの文化的景観」としてユネスコの世界文化遺産に登録されている。モラヴィア地方のレドニツェとヴァルティツェのそれぞれにお城があり、初代リヒテンシュタイン公がヴァルテツェ城を居城とし、レドニツェ城を夏の離宮とした。この2つの城を軸に、その風景的に整備された庭園内などにある狩猟小屋などの建築物が世界遺産の構成資産になっている。

  • このお城の庭園も広大。泊まりで来ているなら散歩して周ってみたいところ。

    このお城の庭園も広大。泊まりで来ているなら散歩して周ってみたいところ。

  • レドニツェ城の外観①

    レドニツェ城の外観①

  • レドニツェ城の外観②

    レドニツェ城の外観②

  • レドニツェ城の外観③<br /><br />外壁はどこもかしこもクリーム色で統一。

    レドニツェ城の外観③

    外壁はどこもかしこもクリーム色で統一。

  • 大きな鹿の角が飾られている。

    大きな鹿の角が飾られている。

  • 鹿の角はこれだけでなく、城内にももっとたくさんの鹿の角が飾られていた。<br /><br />このお城も内部見学はガイドツアーのみ。<br />時間的に余裕はあったので入っても良かったが、ガイドツアーの方のタイミングが悪く、だいぶ待たないとならなさそうだった。ということで、このお城も内部は見学はしないことに。

    鹿の角はこれだけでなく、城内にももっとたくさんの鹿の角が飾られていた。

    このお城も内部見学はガイドツアーのみ。
    時間的に余裕はあったので入っても良かったが、ガイドツアーの方のタイミングが悪く、だいぶ待たないとならなさそうだった。ということで、このお城も内部は見学はしないことに。

  • お城の温室。<br /><br />今も植物が育てられている。中に人が歩いているが見えたので、城内のガイドツアー客なら見学できる模様。

    お城の温室。

    今も植物が育てられている。中に人が歩いているが見えたので、城内のガイドツアー客なら見学できる模様。

  • レドニツェ城の外観④

    レドニツェ城の外観④

  • レドニツェ城の外観⑤

    レドニツェ城の外観⑤

  • レドニツェ城の温室の終端。

    レドニツェ城の温室の終端。

  • 温室の中を覗き込む。こういった感じで外からも見られなくはない。

    温室の中を覗き込む。こういった感じで外からも見られなくはない。

  • レドニツェ城の外観⑥<br /><br />造形は細かいが、この色がなんとなく馴染めない…。

    レドニツェ城の外観⑥

    造形は細かいが、この色がなんとなく馴染めない…。

  • レドニツェ城の外観⑦

    レドニツェ城の外観⑦

  • レドニツェ城の庭園。遠くに見える塔はミナレット。世界遺産構成資産の一つ。<br /><br />この後は予約してあったホテルのあるブルノへ。<br />ナビは当然のように通行止めとなっていた道を通るようにと案内したが、もちろんもう一度罰金を払うようなことはしたくない。なんとか迂回路を見つけてレドニツェから脱出。しかし、悪いことは続き、このあとブルノへと向かう高速道路に乗った途端に大渋滞にはまり、たかだか数kmを抜けるのに2時間弱かかってしまう。事故が原因ではなかったので、日常的に夕方の時間帯で発生している渋滞っぽかったが、わかっていたら下道で行ってたのに…。

    レドニツェ城の庭園。遠くに見える塔はミナレット。世界遺産構成資産の一つ。

    この後は予約してあったホテルのあるブルノへ。
    ナビは当然のように通行止めとなっていた道を通るようにと案内したが、もちろんもう一度罰金を払うようなことはしたくない。なんとか迂回路を見つけてレドニツェから脱出。しかし、悪いことは続き、このあとブルノへと向かう高速道路に乗った途端に大渋滞にはまり、たかだか数kmを抜けるのに2時間弱かかってしまう。事故が原因ではなかったので、日常的に夕方の時間帯で発生している渋滞っぽかったが、わかっていたら下道で行ってたのに…。

6いいね!

利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。 問題のある投稿を連絡する

コメントを投稿する前に

十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?

サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)

報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。

旅の計画・記録

マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?

チェコで使うWi-Fiはレンタルしましたか?

フォートラベル GLOBAL WiFiなら
チェコ最安 437円/日~

  • 空港で受取・返却可能
  • お得なポイントがたまる

チェコの料金プランを見る

フォートラベル公式LINE@

おすすめの旅行記や旬な旅行情報、お得なキャンペーン情報をお届けします!
QRコードが読み取れない場合はID「@4travel」で検索してください。

\その他の公式SNSはこちら/

タグから海外旅行記(ブログ)を探す

PAGE TOP