オロモウツ、トゥシェビーチ、テルチ（東欧周遊ドライブ　その４）

2012/09/05 - 2012/09/05

今日は、一気にチェコのボヘミア地域まで大移動。朝食を手際よくとって7:20に出発。クラクフの街を出て高速道路に乗る。料金は、ズロティでもユーロでもコルナでも払えるようだ。カトヴィツェの手前で高速道路を一旦おり、南下。断続的に工事渋滞にあい、結構時間がかかってしまう。再び高速道路に乗ると、そこからは比較的スイスイと進み、チェコの国境を越え、オロモウツに辿り着く。クラクフ3時間半程度。
オロモウツでは、適当な駐車場に車を入れ損ね、成り行きで旧市街のど真ん中の聖モジツ教会のそばに路駐。早速ホルニー広場に行き、世界遺産の聖三位一体の碑や市庁舎を見学。市庁舎の壁面の仕掛け時計が見事。丁度11時に仕掛けが動くのを見たが、案外あっさりしていて拍子抜け。広場をいったん離れ、聖モジツ教会の塔に登る。塔は高く、周囲を広く見まわすことができた。ホルニー広場に戻り、広場に面する銀行でチェコ通貨のコルナに両替。この時点でまだ12時前だったので、思いきってトゥシェビーチにも寄っていくことにする。
ブルーノ経由で13時半頃にトゥシェビーチに到着。カレル広場に車を停め、早速街を散策。イフラヴァ川にかかる橋を渡り、まずは世界遺産の聖プロコピウス教会へ。教会の中にはガイドツアーでしか入れないようだ。14時からのツアーがあったようだが、時間もないことから教会を後にする。坂を下り、ユダヤ人街へ。ユダヤ人街といっても普通の住居が並んでいるだけなので何か特別ということもないが、家の外壁の彩りがきれい。新シナゴーグにも入ってみた。
14時半頃にトゥシェビーチを出発し、テルチへ。30-40分、のどかな田舎道を走って到着。テルチは、本当にこじんまりとした町。公営駐車場に車を停め、数分歩くと、ザハリアーシュ広場に着く。道が開けて、両側に色とりどりのかわいらしいファサージュの家が一列に並んでいる。まるで絵本で書かれたような町並みは、本当に印象的。天気も青空でとてもきれい。城の隣にある聖ヤコブ教会の塔に登るつもりだったのが、残念ながら閉まっていた。16時過ぎにテルチを出発。チェスキー・ブディェヨヴィツェまではやはりのどかな田舎道。チェスキー・ブディェヨヴィツェの市街を通り過ぎて、丘をいくつも越えるように走り、チェスキー・クルムロフへ。結局、今日は585km走った。
チェスキー・クルムロフの宿泊場所はホテル・ルジェ。元は修道院だったらしいが、外壁がスグラフィット装飾で飾られており、大きくて立派な建物。夕食は、エッゲンベルグ醸造所の付設レストランへ。大きなビアホールなのだけど、客が少なく、閑散としている感じ。ビールは美味しいうえにとても安い。念願のチェコビールだ。ピルスナータイプとボックタイプの２つをジョッキで飲み、満足。

エリア その他の都市(チェコ)

• 旅行の満足度: 4.0

• 同行者: カップル・夫婦
• 交通手段: レンタカー
• 航空会社: フィンランド航空
• 旅行の手配内容: 個別手配

「東欧周遊ドライブ　その３」からの続き　（http://4travel.jp/traveler/earth/album/10708173/）

一般道は何かと渋滞していたが、高速道路は空いていてスイスイと進めた。

世界遺産の聖三位一体の碑。想像していたより大きい。

市庁舎の仕掛け時計。とても立派で美しい。からくりの動きは、プラハの仕掛け時計などと比べると、やや大人しめ！？

聖モジツ教会の塔からホルニー広場（市庁舎、聖三位一体の碑）を見下ろす。

トゥシェビーチ。イフラヴァ川にかかる橋からユダヤ人街を眺める。

聖プロコピウス教会。中に入りたかったが、時間の関係で断念。

聖プロコピウス教会

ユダヤ人街。ＴＢＳの世界遺産でトゥシェビーチの回を見た時は、どんよりした曇り空の映像だったが、今日は快晴の青空で、事前の印象とはだいぶ異なった。

新シナゴーグ

新シナゴーグの中。燭台のかたちがユダヤ教独特。

テルチに到着。旧市街の入り口、ホルニー門。

テルチのザハリアーシュ広場。広場の両側に色とりどりのかわいらしいファサージュの家が一列に並んでいる。

まるで絵本で書かれたような町並み。

スグラフィット装飾のされた家

広場の先にあるのがテルチ城。

ウリツキー池にかかる橋からテルチ城の方を眺める。

チェスキー・クルムロフに到着。クラクフから585km走った。

宿泊場所のホテル・ルジェ

ボックタイプのビール。美味しい！

豚膝肉のロースト

牛肉のグヤーシュ。添えてあるクネドリーキがボリューム大。

「東欧周遊ドライブ その５」（http://4travel.jp/traveler/earth/album/10726604/）に続く