2015/09/16 - 2015/09/26
346位(同エリア976件中)
hakkouさん
- hakkouさんTOP
- 旅行記56冊
- クチコミ32件
- Q&A回答0件
- 74,145アクセス
- フォロワー8人
シルバーウィークに会社の休暇制度を重ねて11日間、旧ユーゴスラビアの4か国(クロアチア、モンテネグロ、ボスニア・ヘルツェゴビナ、スロベニア)とイタリア(ベローナ、ベネチア)に行ってきました。
バスや徒歩で計6回の国境越えをしましたが、クロアチアからスロベニアへの国境越えでは、ドイツを目指す難民の人々がルート変更したことで同じルートになり、思わぬトラブルに見舞われました。
②は予定のバスがなくて少ししか観光できなかったモスタルと、スプリット、ザグレブの滞在記です。
そして最後に、スロベニアへの国境越えのトラブルのことを詳しく書きました。
【全行程】
9/16:成田→イスタンブール
9/17:イスタンブール→ザグレブ→ドブロブニク
9/18:モンテネグロ日帰り現地ツアー
●9/19:ドブロブニク→モスタル→スプリット
●9/20:スプリット→ザグレブ
●9/21:ザグレブ→リュブリャナ
9/22:リュブリャナ→ノヴァ・ゴリツァ→ベローナ
9/23:ベローナ→ベネチア
9/24:ベネチア
9/25:ベネチア→イスタンブール
9/26:イスタンブール→関空→羽田
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.0
- ホテル
- 5.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 10万円 - 15万円
- 交通手段
- 高速・路線バス 徒歩
- 航空会社
- ターキッシュ エアラインズ
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
9月19日、長距離バスターミナルへ向かう市バスに乗る前に、青空市場に寄ったものの、6:30頃なので準備中でした。
昨日、今日と、早朝にプラッツァ通りを歩き、清掃車がごみ掃除をしているのを見て、さすが世界遺産と感心しました。 -
8時発のバスで、ボスニア・ヘルツェゴビナのモスタルを目指します。
料金は118クーナで、バスはサラエボ行だということが分かります。
昨日のモンテネグロとの国境が、田舎の道沿いの小屋であったのとは一変し、高速道路の料金所の様でした。
出国・入国審査方法も違い、係員がバスに乗ってきて、顔写真を見てその場でスタンプを押しました。 -
国境が混雑していた影響なのか、20分遅れで12時にモスタル到着。
すぐに、スプリット行のチケットを買うため、カウンターで事前に調べた16:30発を頼むと、13時発と23時発しかないと言います。
正に、Really?という感じでしたが、ないと言われたらしょうがなく、13時発を買ったところ、実際には13:20発でした。
4時間もかけて到着したモスタルに、たった1時間20分しか滞在できないことになりましたが、とにかくスターリー・モストだけは見ておこうとリュックを背負ったまま、急ぎ足で向かいました。 -
バスターミナルからスターリー・モストはほぼ一本道で、一度だけ道を尋ねてみやげ物街に入り、ほどなく到着。
-
こうして、楽しみにしていたモスタルは、スターリー・モストを渡ることだけが目的となってしまい、河原から眺めることもできず、みやげ物街も歩いただけでした。
これでは、とても印象を語ることはできないですね。 -
モスタルからのバスは、行きに比べてローカル色が強く、18時スプリット着。
予約していたアパートメンツはクーナでしか受け付けず、想定外のことが多い1日でした。
結果論ですが、ここでホテル代の270クーナ使ったことで、ATMで引き出した900クーナを見事にぴったり使い切りました。 -
9月20日、ホテルは部屋も共同バス・トイレも狭く、満足できませんでしたが、中心部からのアクセスと、すぐ近くに大きなスーパーマーケットがあることが良かったです。
そのスーパーマーケットで、パンと牛乳を買って朝食にし、7:45にホテルを出てまっすぐ鐘楼に向かいました。 -
鐘楼入口の案内に15クーナと書かれていますが、ユーロとドルも使えました。
上から2つ目に英語で注意書きがあり、AT YOUR OWN RISKと書かれています。 -
その意味するところは、この仮設のような階段を登らなければならないためと思われ、下が丸見えなので、結構怖かったです。
また、横の鉄製の手すりを持って登るのですが、上に着いた時には手が見事に汚れていました。
ウェットティッシュは絶対に必要です。 -
眺め自体は素晴らしいの一言。
鉄道駅、バスターミナル、フェリーターミナルが本当に近いです。 -
市街地側の眺めより、アドリア海側の眺めが良かったです。
-
9:30チェックアウトのためホテルに戻り、荷物を預かってくれないので、12:30のザグレブ行のバスの時間まで、市立博物館でゆっくり過ごしました。
-
展示品を見るよりも、椅子に座る、暑さをしのぐ、時間をつぶすのが目的で、1時間15分ぐらい滞在しました。
館内はガラガラで、きっと博物館の職員は、この日本人は熱心に見てくれたなぁと思ったことでしょう。
窓から鐘楼も見えました。 -
クロアチア滞在中、何度も利用したスーパーマーケット・コンズムは、旧市街の街並みに見事に溶け込んでいます。
ミネラルウォーター500mlの値段は、ドブロブニクで7.99ユーロだったのが、4.99ユーロになりました。
スプリットも観光地ですが、ドブロブニクの物価はバカ高かった。 -
コンズムでパンと牛乳を買い、宮殿南側にあるプロムナードのベンチに座って食べました。
-
途中休憩した高速道路のサービスエリアで写したザグレブ行のバス。
このサービスエリアに20分ほど休憩し、軽食メニューの充実ぶりは、完全に日本のサービスエリア以上でした。
バスの外装はかっこいいのですが、内装は今一つで、シートは汚かったです。 -
ザグレブで予約していたホテルは、この旅で宿泊した6つのホテルの中で断トツの素晴らしさでした。
アパートメンツ形式のため、建物入口のブザーで到着を告げ、4Fまで階段を上がるとオーナーの女性が握手で出迎えてくれました。
このホテルだけ名前を書きます。Apartments ABA Zagreb、1泊32ユーロ。 -
部屋に備え付けのキッチンは、何でも調理可能なように揃っていました。
もちろん、バス、トイレ付で、ドアを入って左右に独立していました。 -
そして、ウェルカム・ドリンクということで、地元の赤ワインをいただきました。
テイスティングということだったのですが、ボトルに半分ぐらい入っており、夕食時に全部いただきました。 -
ワインに合う食材を近所のスーパーマーケットで買ってきた夕食の写真。
スーパーマーケットの場所を教えてもらうのに、僕の部屋の窓からは見えないので、向きが違うオーナーの部屋まで連れて行ってくれて教えてくれました。
僕の部屋自体が、昨晩のスプリットの部屋の10倍ぐらいあったのですが、オーナー夫妻の部屋は、それに輪をかけて広く、家具も一流品ばかりとお見受けしました。 -
9月21日、夕食と同時に買っておいたパン、牛乳、ヨーグルトの朝食。
テレビ付きのホテルは初めてで、昨晩、難民に関するニュースを見るには見ました。
国境と思われるところに多くの難民の人たちがいる映像でしたが、クロアチア語のため理解できず、難民に関するニュースばかりというわけでもなかったので、あまり緊迫感は感じませんでした。 -
チェックアウト前にイェラチッチ総督広場方面を散策。
クロアチアといえば、サッカー・ワールドカップで日本が2度も対戦した国であり、国際試合の映像を流していました。
延々と見ていれば、日本との試合の映像も流れたかもしれませんが、待ちきれないので離れました。 -
ザグレブのシンボル、聖母被昇天大聖堂は巨大で美しかった。
-
大聖堂からすぐの青果市場。
イェラチッチ総督広場、聖母被昇天大聖堂と三角形のような位置関係にあり、この周辺が最も歩いて楽しいエリアでした。 -
青果市場を訪れるには、品ぞろえの多い朝がいいですね。
-
予備知識を持たずに散策したラディチェヴァ通りは、オープンテラスのカフェやレストランが並ぶ、とても雰囲気の良いエリアでした。
-
中には、こんなおしゃれなディスプレイをしているお店もありました。
-
持参していた、地球の歩き方2014~15年版の表紙にもなっている聖マルコ教会にも行きましたが、こんなもんかなという感想でした。
-
ふもとの駅がはっきり見えるぐらい短いケーブルカー。
車体番号は1と2しかないようです。 -
所持金が25クーナしかなかったので、ランチをどうするか考え、青果市場近くのパン屋が大繁盛しており、ハムとゆで卵をはさんだパンを10クーナで買いました。
そして、コンズムで缶ビールを買い、聖母被昇天大聖堂前に座って食べました。 -
写真はリュブリャナのホテルで、写真と関係ありませんが、スロベニアへの国境越えのトラブルのことを書きます。
ザグレブを13:45に出発したバスは、リュブリャナに16:10到着予定でした。
ほどなく高速道路上の国境に到着したものの、ゲートの200mほど手前にたくさんの乗用車やバスが停車しています。
僕の席は真ん中なので、よく見えなかったのですが、ゲートに難民の人達が押し寄せているのが、なんとなく分かりました。
少し待機した後、警察官の誘導もあって、ザグレブ方向に戻り始めましたが、運転手からはクロアチア語での説明しかありませんでした。
すると、乗客の一人が運転手に歩み寄って会話し、Another Borderに向かうと英語で説明してくれました。
高速道路の案内板から、スロベニアのマリボルに向かっているのが分かりましたが、むしろ難民が多くいるハンガリーに近いので、より危険ではと思いました。
この時は、下手に時間を使うよりも、むしろザグレブに戻って昨晩のホテルに宿泊し、アドリア海沿いのルートで国境越えするのが確実ではと、頭をフル回転させていました。 -
かなり走った後、マリボル手前の国境に到着し、乗客全員がパスポートを持って降ろされ、ブースに並んで審査しました。
全員の審査が終わるまでバスに戻れないやり方で、待機している時に、バスに乗ったときは気付かなかった、日本人女性二人組と会話しました。
まだ、完全に安心しなかったのですが、リュブリャナに2時間遅れの18時に到着しました。
彼女たちとも、何はともあれ、無事の到着を喜び合いました。
僕は常に一人旅しているので、多少のトラブルはむしろ歓迎し、それを自力で解決するのを楽しむ気持ちがあるのですが、今回は特別でした。
最後に書いておきたいことがあります。
運転手が英語の説明をしなかったことや、バス会社として当初の国境が危ない情報を持っていなかったのかと、不満がなくはありませんでした。
しかし、このバスはイタリアのトリエステ行で、運転手2人は休む間もなく、トリエステに向かう乗客を乗せ、もくもくと出発準備をしています。
僕はホテルでゆっくり休めますが、彼らの仕事はまだ続き、そのプロ意識の高い姿を見て感動しました。
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
ザグレブ(クロアチア) の旅行記
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
ザグレブ(クロアチア) の人気ホテル
クロアチアで使うWi-Fiはレンタルしましたか?
フォートラベル GLOBAL WiFiなら
クロアチア最安
567円/日~
- 空港で受取・返却可能
- お得なポイントがたまる
旅行記グループ 旧ユーゴスラビア4か国とイタリア11日間一人旅
0
32