≪　母娘で行く中欧ヨーロッパ　素敵な景色に囲まれて　Voｌ.7　≫　～　５日目後半　ウィーンの街を徒歩で観光とコンサート　～

2016/11/14 - 2016/11/23

母が行きたいと言いだして、予定を組んだ中欧ヨーロッパ。
興味のなかった行先でしたが、調べるととても景色のきれいな街。
行ってみると写真より美しい風景に出会えました。
素敵なツアーのメンバーに恵まれ、最後にとっておきのサプライズがあったりととても良い旅行となりました。

11/14　1日目　前泊の為、伊丹-羽田　スカイツリーを見学　成田泊
11/15　2日目　成田-ヘルシンキ-ブダペスト　ブダぺスト泊
11/16　3日目　ブタペスト市内観光　ブダペスト泊
11/17　4日目　ブタペスト－ウィーンへ観光しながら移動　ウィーン泊
11/18　5日目　ウィーン市内観光　　ウィーン泊
11/19　6日目　ウィーン-チェスキークルムロフ　チェスキークルムロフ泊
11/20　7日目　チェスキークルムロフ-プラハ　プラハ泊
11/21　8日目　プラハ市内観光　プラハ泊
11/22　9日目　プラハ-ヘルシンキ-成田　機内泊
11/23　10日目　成田着　日帰り温泉後、伊丹帰着

昼からは自由行動。夜にディナー付きのコンサートを入れてしまったので、短い時間でしたがそれなりに回れたかな～
コンサートも観光客用で見どころが凝縮されていて楽しめました♪

エリア ウィーン(オーストリア)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• ホテル: 5.0
• グルメ: 3.5

• 同行者: 家族旅行
• 一人あたり費用: 30万円 - 50万円
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行あり）
• 利用旅行会社: ジャルパック

13：00　自由行動開始です。
全て徒歩で回れる場所のみ行きます。
17：45ディナーの予約を入れているので、実質4時間ほどです。
朝食べ過ぎてお腹が空いていないので、昼食は状況を見て取ることにします。

この信号「ゲイの信号」です。同性愛者のカップルたちが、仲良く信号を待ったり、道路を横断している姿が表現してあります。

13：15　まず行ったのは「国立図書館」です。
王宮の一角にあります。
10分かからずに行けるはずだったのですが、庭園から行くと少し迷ってしまいました。
ヨーゼフ2世像の立つ広場に入口があります。
1人７ユーロです。

「世界で最も美しいバロック様式の図書館」と言われています。

天井のフレスコ画がとてもきれいです☆＾▽＾☆
天使が降りて来てるように見えます。

ここには16世紀から19世紀までの、約20万冊の本が収められています。
図書館と言っても本を見たり貸し出したりはできないようです。

カール6世の像が中心にそびえ立っています。
この、壮大な雰囲気に圧倒されます。

大理石の壁や柱、たくさんの彫刻が飾られています。
本当に美しい図書館です。

広い場所ではないので、時間はかからずに見ることができます。
この図書館、個人的にとてもお勧めの場所です。

13：40　次の場所へ移動します。
スマホのグーグルマップがほんと役に立ちます。

かつての巨大な城壁は、現在はリング通りとなって市を環状に取り巻いています。
トラムが走っていて線路があるので、徒歩で廻ってる限り間違って遠くに行くことも無いので安心して街歩きができます。

途中でストリートパフォーマンスを見たり、お土産屋さんをのぞいたりしながらケルントナー通りを北に上がります。

14：10　シュテファン寺院からすぐの場所の「モーッツアルトハウス」に到着です。
モーツァルトが1784年から1787年にかけて住んだ家で、ウィーンでモーツァルトが居住し、現存する唯一の家です。
現在は博物館となっています。

ただ、今回の目的は入場ではないんです。
姪っ子たちのお土産を買いに来ました。
入ってすぐ左の階段を上がるとショップに行けます。

２階に上がることがわからなくて、スマホの写真を見せてこれを買いたいと伝えて教えてもらいました。

買いたかったのはこの子です。
モーッツアルトベア(*≧∀≦*)
後姿を取るの忘れましたが、モーッツアルトのように毛がモジャモジャになっています。
大きさは１０㎝程と小さく手のひらサイズです。
１匹　11.69ユーロです。

14：20　次の目的地は「シュテファン寺院」の塔に上ることです。
体力に自信のある方は南塔がおすすめです。
343段のらせん階段で137mの塔に上れます。

時間と体力もない私たち親子はエレベーターのある北塔です。
68.3mと半分ほどの高さになってしまいます。

バロック様式の荘厳な大聖堂内部です。
ここで、モーッツアルトの結婚式、葬儀が行われたそうです。

エレベーターの入口は左前の方にあります。
とても小さな古めかしいエレベーターでびっくりしました。
１人　5.5ユーロ

天気も良くなってウィーンの街並みを見ることができます。
真ん中の塔は「ハイデン塔」です。

オーストリアの国章（左）ウィーン市の紋章（右）です。
「よく４トラで見た眺めだ～」と嬉しくなりました。

外部の細かいゴシック様式の装飾がよくわかります。

下を見ると客待ちの馬車がいます。
そんなに広い場所ではないので１周ぐるっと回って降ります。
人が多いときは１周するのも大変そうです。

降りてくるとすっかり快晴になっていました。
やはり天気がいいと嬉しいものです。

シュテファン寺院の周りもクリスマスマーケットが開かれています。
ろうそくを立てるリース。
とっても可愛いくて欲しかったのですが、重いのと植物が入っているので無理かなとあきらめました。

壁に掛けるタイプのリースです。
いろいろな形があって素敵です。

グラーベン通りにある、「レオポルドの泉」です。

「ペスト記念柱」です。
記念柱の最上部に見られるのは、神様、イエス・キリスト、鳩の3つでこれは父・子・精霊の三位一体です。

1679年ペストが猛威を振るい、その終息を記念して、マリア・テレジアの祖父である当時の皇帝レオポルド1世によって建てられました。

14：50　「ペーター教会」にやってきました。
ウィーンで最も美しいともいわれるバロック様式の教会です。
少し奥まったところにあり、通り過ぎてしまいそうな外観です。

左の錨を持つ女性は『信仰』を、右の子供と共にいる女性は『愛』を象徴している。これらの像の上方に置かれている像は聖杯と共にあるが、この像は『希望』を意味しているそうです。

シンプルな外観とは打って変わって内部はバロック様式が豪華で美しく、天井画や祭壇は見ごたえがあります。

平日の15：00～オルガンコンサートが開かれます。
数曲聞かせて頂きました。

休憩としてもちょうどよかったです。
無料ですが、出る時に気持ちだけ寄付をしました。
（出口に募金箱を持って立ってらっしゃいました）

15：20　休憩がてら「デメル」でザッハトルテを食べようと思ったのですが、すごい人であきらめました・・・
ウィーン２大ザッハトルテを食べたかったのですが、残念ですo(ＴｏＴ)o

「ホーフブルク王宮」です。
中を見たかったのですが、それだけで自由時間が終わってしまいそうで今回はあきらめました。

王宮の周りもクリスマスマーケットが並んでいます。
馬車（フィアカー）がたくさん止まっています。
これに乗って優雅に観光してみたいです。

フォルクス庭園内です。
もう少し早ければ紅葉が綺麗だったでしょうね～

バラ園としても有名で、数千本のバラが咲き誇る季節は美しいとのことです。
その時期に来なければφ(.. )　メモメモ

ブルグ劇場の近くにひっそりとエリザベート（シシィ）像があります。

フオルクス公園内には公衆トイレがあります。
５０セント硬貨を入れることで鍵が開きます。

15：45　今日の最終目的地、市庁舎前のクリスマスマーケットに行きます。
色々な場所で行われていますが、ここが一番盛大なようです。

屋台は150以上あるそうです。
クリスマスツリーの装飾品などが売っています。

スパイス入りクッキー「レープクーヘン」
割らずに持って帰るのは大変そう・・・

フランドル風ゴシック建築の美しい市庁舎、内部はガイドツアーで見学できるようです。

キャンドルやスノードームついつい欲しくなります。

チョコレートフォンデュのお店でしょうか？

16：40　後ろ髪をひかれつつ後にします。
ホテルまではトラムに乗れば近くまで行くのですが、お土産を買うために徒歩で移動します。

１５分ほど歩いて「ザッハー」に到着です。
留守番してくれている甘いもの好きの旦那さんと姪っ子宅にお土産です。

「ザッハトルテはずっしり重いので観光の最後に買う方がいいよ。」とツアーの方にアドバイスを受けていたのですが、ホント重いです。
ホテルに直行するときに買うのをおすすめします。

色々なサイズがありますが、丸いのは切り分けたりするのが不便なので、
４cmのサイコロ型のタイプが８個入っているのを購入です。28.9ユーロ

定員さんがアルコール入りか無しかを必死に聞いてくれていたのですが、その時はよくわからず、適当に答えて購入しました。
後からよく考えると、分かったのですが、「アルコール」の発音が素晴らしすぎて…
～～withoutしかわからなくて…　手間のかかるお客でしたよね。きっと・・・
それでもきちんと接客してくれましたよ～

17：10　ホテルに帰ってきました。
コンサートのある「クアサロン」はホテルのすぐ近くなので便利です。
３０分ほど休憩します。

17：45　ホテルの斜め前にある「クアサロン」に行きます。
ディナー付きコンサートを事前に予約してます。
１人120.65ユーロです。

予約表を窓口に出すだけでＯＫです。
１ドリンク引換券、パンフレット、ＣＤ、クローク券（コート預かり無料券）を頂きます。

ディナーは同じ建物内で頂きます。
中から行けるのに、なぜか説明を聞き違えて外から回ってしまいました(#-∀-)

３コースディナーです。
２パターンあり選択するのですが、よくわからないので母と１品ずつ頼みます。

ドリンクは別料金です。
ワインとスパークリングウォーターで15ユーロ（チップ込）支払います。

「ビーフコンソメスープ」
中欧の定番料理スープなんでしょうか？
この旅行中よく出会いました。

メインは「ローストビーフ」
しっとり柔らかくて美味しかったです。

デザートは「フランボワーズのムース」
甘すぎず、食べやすいお味でした。

かなりゆっくりとサーブされるので、コンサートの開始時間ぎりぎりになってしまいました。

20：00　コンサートの始まりです。
時間ぎりぎりの為、最前列ですが端の方の席になってしまいました。

座席はフラットなので前方の方が見やすいですが、音楽を聴くだけで十分で後ろの席でもよければ、食事無しで４０ユーロほどです。

演奏中は写真撮影不可なので写真はありません、

コンサートはオーケストラ、バレエ、ソプラノ、テノールと盛りだくさんでした。
ヨハンシュトラウスが多めで、ラデツキーマーチや美しく青きドナウなどクラシックに興味がない人でも聞いたことのある曲誰でも楽しめる親しみやす曲ばかりでした。
本格的な音楽が聴きたい人には不向きですが、せっかくウィーンに来たんだから～何か聞きたいな～という私たち親子みたいな観光客にはぴったりです。

22：15　コンサート終了です。
ホテルまで５分かからずに帰れるのはホント便利です。

23：30頃就寝です。少しずつ眠れていますが、やはり０３：００過ぎには目が覚めてしまいます(・・；)
明日は次の街へ移動です。どんな景色に出会えるか楽しみです。