ラオス一人旅+α(2/8)寄り道ハロン湾

2016/08/28 - 2016/08/28

★概要
2016年8月28日(日)
折角のハノイ経由なので郊外の世界遺産ハロン湾への日帰りツアーに参加。
基本的に旅は自力で遂行したいがハロン湾に関してはスケジュールや予算を考えたらツアー参加が最も無難だとの事前情報。
現地ツアーを利用するのは海外旅行初期以来なので10数年ぶり。
果たしてその結果は…

★全体概要
旅先を決定する要素の1つとなるのが本屋。
海外旅行ガイドブックコーナーの背表紙を眺めて検討することが多い。
今回は旅行コーナーではなく、文芸コーナーの平積みを見て決定。
村上春樹の新作紀行文「ラオスにいったい何があるというんですか?」
本屋で平積みされているのを見た瞬間に次の旅先が決まった。
私の旅歴の中でも最も地味な国かもしれない。
本文中の金額レートは旅行当時のもの。

エリア ハロン湾周辺(ベトナム)

• 旅行の満足度: 3.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 10万円 - 15万円
• 旅行の手配内容: 個別手配

朝8時30分、迎えに来たバス内で外は雨。
マイクを持って英語で説明したツアコン(ベトナム人の20代くらいに見える若い兄ちゃん)によると参加者はベトナム人、韓国人、日本人、インド人、イタリア人の総勢28人だとか。
ベトナム最大手の旅行代理店であるシンツーリストで日本からネット予約して諸手数料込で68万5,897ドン=3,166円(予約時のクレジットカード請求レート)。

10時30分過ぎにサービスエリアのような所に止まって休憩。
日本のサービスエリアと違うのは明らかに外国人観光客しか相手にしていなさそうな点。
彫刻、絵画、装飾品、飲食物の様々な土産物からレストランまであり、店の内外は同じようなバスと同じような観光客が沢山。
結局4～50分ほど待たされてから再度出発。

12時30分過ぎにハロン湾の港に到着。
待合室みたいな所。

船着き場

待合室の建物、外はやはり雨。

乗り込んだ船内、この辺りで客層を察する。
日本人は40代以上女性2人組、OL風20代後半くらいの女性2人組、OLか学生風の20代前半女性2人組、学生風女性1人で私を含めた計8人で最大勢力。
それ以外の客層は韓国人4人家族2組の計8人が最大勢力タイ。
ベトナム人ファミリー、ベトナム人個人旅行者風、インド人ファミリー、西洋人カップルといったところ(推測)。

出港しても雨。

ツアーに含まれている船内の昼飯。
揚げ春巻き、茹でエビ、サラダ、肉野菜炒め、貝のスープ、でかい焼き魚、米など。
6人掛けのテーブルで初対面の人たちと一緒に食事、しかも大皿に載った料理をシェアする居酒屋方式。
料理は女子率高めのテーブルでは食べ切れないくらい出てきた。
特別美味くも不味くもない、こういう見た目の料理ならこういう味がするよね、と思うそのまま。
ビールは別料金で1本2ドル(≒205円)。

食事中も刻一刻と変わる景観は確かに見応えはあるのだが、いかんせんの雨。

晴れの観光地はガイドブックや旅行番組などで見られるが、雨の観光地というのは行った人でないと味わえない…というのは観光地で雨が降った時に自分に言い聞かせる言葉。
…それでもやっぱり晴れが良いよな。

ただ海は全く荒れておらず、それほど大きくない船なのに揺れることもなく快調。
ハロン湾は大小さまざまな島が入り組んでいる地形から波は穏やかなのだろうか。

一通り食事を終えた14時過ぎ、海上にある簡易的な港に到着。

ここからカヤックかボートに乗り換えてハロン湾の奇岩間近まで近づける。
とりあえず皆が船を降りたので私も行ってみたが別料金だし、外は相変わらずの雨なので船内に戻る。

ハロン湾ツアーの次の目的地は洞窟。

洞窟へ向かうために下船。

洞窟のある島に上陸、やはり雨。

洞窟はツアー代金に含まれている。

狭い入口から。

洞窟内は雨が降っていないので良い。

洞窟内は色付きの光でライトアップされ、なんだか演出がすぎる雰囲気。

ツアコンが所々でこれはライオンの形、これは象の形、これはマッシュルームと、随分無理がありそうな喩えを持ち出して説明していた。

しばしカラフルな洞窟を…

鍾乳洞なのか洞窟なのか。

チョット人の手が入りすぎている感。

思ったよりも中は広かった。

泉が沸いていて水が噴き出していたが、吹き出し口が巧妙に見えなくなっており、人工的なものなんじゃないかと疑った。

外へ出てもやはり雨。

港へ戻る船内。
どこか疲れた雰囲気が漂う。

相変わらずの雨。

帰港、結局ずっと雨だった。
これまで私の旅天気運はかなり良い方で、観光地で突発的なスコール以外の雨に降られたことは殆ど無かった。
それが今回はまさかの全工程で雨。
普段は使用しないツアーで楽しようとした罰か。

ハノイに到着したのは20時30分すぎ、丁度12時間の日帰り旅行だった。
そして帰路で雨が上がるという皮肉。

バスは基本的に好きな所で降ろしてもらえるので、私はナイトマーケットの辺りで降りる。

日曜夜の賑わい。

ストリートライブ。

旧市街中心部、どの店もかなり賑わっていた。
翌日にはラオスへ向かうのでこれがハノイ最後の夜。