スイス旅行記　その６　－チューリッヒ編－

2016/08/10 - 2016/08/19

数年来、久しぶりに訪れてみたいと思いながら、物価の高さから2の足を踏んでいたスイス。
昨年来の原油価格の値下がりのおかげで、燃油サーチャージが下がり、チューリッヒまでの航空券が10万円ほどで手に入ったので、これなら我が家の予算でもなんとかなりそうということで、今年の夏はスイスを旅行することになりました。ホテルと登山電車は、高いのは高かったのですが、早め早めの予約が功を奏し、費用もなんとか予算の範囲内に。天気と運にも恵まれ、素晴らしい旅ができました。

エリア チューリッヒ(スイス)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0
• ホテル: 5.0
• グルメ: 4.5

• 同行者: カップル・夫婦
• 一人あたり費用: 20万円 - 25万円
• 交通手段: 鉄道 徒歩
• 航空会社: キャセイパシフィック航空
• 旅行の手配内容: 個別手配

チューリッヒには到着時と帰国時に１泊ずつしました。
今回の旅行記の最後が、このチューリッヒ編になります。

チューリッヒ中央駅。
私たちは空港から地下のプラットホームに到着したため、方向感覚がつかみにくく、駅を出るまでに少し迷ってしまいました。

チューリッヒ駅 駅

私たちが宿泊したホテルはHotel Continental Zurich。
チューリッヒ中央駅からは、まず地上階に出て、プラットホームの終端を背にして構内を進み、駅の正面から出るとわかり易いです。
目の前にトラムの駅があり、そのすぐ向こうにリマ川が流れていて、駅の左側と右側に２つの橋が架かっています。左の橋を渡れば、後は道なりに左（北）に曲がり、しばらく進んでいけばホテルが見えてきます。坂道ではありますが、緩やかな登りで、距離もたいした事がないので、徒歩で十分です。

イビススタイルズチューリッヒシティセンター ホテル

ホテルのカテゴリーはデザイナーズホテルで、スイスの山小屋をイメージした装飾をしているそうです。
大型ホテルにはない落ち着いた雰囲気が良かったと思います。

こちらは１階のロビーのテーブルに置いてあった小物。

部屋はベッドルームとリビングが別になっていました。
それぞれの部屋は特別広い訳ではありませんが、木製の家具が使われていて落ち着いた雰囲気です。

こちらがリビングルーム

こちらがバスルーム

アメニティはこんな感じです

ホテルからのウエルカムギフト。
もらうとうれしいです。

マイエンフェルドに行って帰ってきたので、時間はそろそろ夕暮れ時、晩御飯を食べるところを探しにちょっと街歩き。

チューリッヒ湖畔にあるソーセージの名店　Sternen Grillに到着。
バスやトラムの駅（Bellevueplatz）の前に店があるのに看板がとても小さくて見つけるのに結構苦労しました。
よく見れば、お客で一体だったんですけど。

シュテルネン グリル 地元の料理

2人でソーセージ2種類（SchweinsbratwurstとCurrywurst )と500mlの缶ビール（Sternen Bier）２缶を注文して２９スイスフラン。ソーセージを買えばパンは無料です。クレジットカードは使えません。

夕食の後はホテルに戻って２階のラウンジでウエルカムドリンクをいただきます。
スイス産の白ワインを頼みました。

イビススタイルズチューリッヒシティセンター ホテル

スイス到着一日目はこれでおしまい。
おやすみなさい。

Hotel Continental Zurichの一番よかったのは朝食です。

種類が豊富でどれもおいかったです。

唯一残念だったのはすべての種類を食べるには何日もかかりそうなこと。
フランス系のホテルチェーンだけあって、パンもとてもおいしかったです。

写真ではわかりにくいですが、生オレンジの絞り器もあり、毎日、といっても2泊しただけですが搾りたてのオレンジジュースをいただきました。

とても豪華な朝食で大満足でした。

この後は、ルツェルン、インターラーケン、ツェルマットを旅行してきました。
詳しくはスイス旅行記　その２ から その５をお読みください。

ルツェルンのライオン記念碑

ライオン記念碑 モニュメント・記念碑

インターラーケンで３泊

インターラーケンオスト駅 駅

ツェルマットで２泊(写真はスネガから見たマッタホルン）

ツェルマット駅 駅

再びチューリッヒへ

ホテルに荷物を置いて、再びチューリッヒ中央駅へ。
こちらは駅前広場に立つスイスの鉄道王エッシャーの銅像です。

チューリッヒ駅 駅

バーンホフ通りを通ってチューリッヒ湖方面へぶらぶらと街歩きしました。

向こうに見えるのは、ヨーロッパ最大の時計塔を持つペーター教会です。

リンデンホフの丘から見たチューリッヒの街並み

リンデンホフの丘 散歩・街歩き

リンデンホフの丘を下るとすぐにペーター教会まではすぐそこです。

聖ペーター教会 （チューリッヒ） 寺院・教会

中には自由に入れます

カラフルなチョコレート屋さん

キッチン用品を売るお店。
ぬいぐるみなので、あんまりグロくないですね。
ちょっとはグロいですけれど・・・

こちらは聖母聖堂。
中に入るとシャガールのステンドグラスを見ることができます。
残念なことに写真撮影は禁止です。
あと、入るときにパンフレット代を強制ではなさそうですが、買わないと入りにくい雰囲気です。
（それでも入る価値はあると思います）

フラウミュンスター聖母聖堂 寺院・教会

左から大聖堂、ヴァッサー教会、ハンス・ヴァルトマン像。

チューリッヒ湖に到着です。

チューリッヒ湖 滝・河川・湖

そろそろ晩御飯の時間。
お腹が空いてきたので、近くに手頃な値段のレストランはないかとトリップアドバイザーのアプリで検索して見つけたのがこのビアレストラン、Zeughauskellerです。後から気が付いたのですが、地球の歩き方にも紹介されていて、日本語のメニューも用意されています。

ツォイクハウスケラー 地元の料理

レストランの外にもかなりの数のテーブルが出ていたのですが、中はさらに広くかなりの席数がありました。かつて兵器庫として使われていた500年の歴史がある建物を改装してレストランとして使っているそうで、高級感はありませんが、なかなかおしゃれな雰囲気でした。私たちは18時過ぎくらいの早めの時間に行きましたが、かなりのテーブルが埋まっており、空いている席もすべて予約席でした。ただ、割と遅い時間からの予約も多く、20時30分から予約が入っている席に案内してもらって、席に着くことができました。

ハウスビール3dl と4dlを１杯ずつ注文。

この店の名物のチューリッヒ風ゲシュネッツェルス36.5CHF。
下からキャンドルで温められていて、適量を付け合わせ出てきたレシュティの皿に取り分けていただきます。

こちらがレシュティ（右半分）。
ゲシュネッツェルスは、仔牛肉たっぷりのクリーシチューです。スイスの料理は基本的に少し味が濃い目で、この店の料理も例外ではありませんでしたが、十分に満足できる内容でした。

ソーセージ（Kalbsbratwurst）18.5CHF。
しめて、本日の夕食代は66.5スイスフランでした。

この後は、Hotel Continental Zurichへ戻って、ゆっくり休んで翌日空港に向かうだけ。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。