2016/11/15 - 2016/11/16
216位(同エリア424件中)
HANAさん
和歌山の友人と古座川、白浜に行って来ました。和歌山駅で友人と合流し友人の車で古座川まで行き、その後温泉や景勝地をめぐりました。
古座川はガイドブックなどではあまり取り上げられていませんし、公共交通機関でのアクセスが悪いところで、大型バスが入れないような道も多くて観光客はそれほど多くいませんでしたが、平日で紅葉にはちょっと早かったためか渋滞もなく快適なドライブでした。
白浜温泉に一泊しましたが、山の中の秘湯にも入浴しました。
最初に行き先を決めていたのは滝の拝と美女湯温泉だけでしたが、途中で地図を見て、スマホで検索して行き先を決めてうろうろしてきました。
有田川町ではミカンで真っ黄色になった山もあってミカン、柿の和歌山を実感しました。
こんなところ車で行って大丈夫か?と思う道もありましたが、何とか無事帰って来れました。
まだまだ見どころの多い和歌山。また来てみたいです。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.0
- ホテル
- 3.5
- 同行者
- 友人
- 一人あたり費用
- 1万円 - 3万円
- 交通手段
- 自家用車
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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和歌山の友人と合流するためにJRで和歌山まで行きました。友人は東口で待っているとのことでそちらに急いでいると途中でこんな看板が。
和歌山駅 駅
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和歌山駅の中にある和歌山電鐵貴志川線への階段。可愛い駅長には前会いました。
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友人の車で高速に乗って古座川の滝の拝をまずは見に行きます。高速道路がすさみ町までつながっていて思いのほか早く到着。和歌山インターからすさみ南までは高速。その後国道42号も371号もほとんど渋滞なし。2時間半ぐらいでした。
ここは滝の拝まで100mのところにある駐車場で道の駅がありますが、土日祝日のみの営業です。向こうに見える建物は地元の人のための建物で診療所もありました。道の駅 瀧之拝太郎 道の駅
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道の駅のお店の隣の無人の案内所に展示してあったこのあたりの魚。
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メダカもあります。
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駐車場から滝の拝に行く途中の道にあった石仏。
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道の駅の駐車場から少し歩くと滝の拝と書いた橋があってその上から滝の拝が眺められます。
滝の拝 自然・景勝地
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橋の上から滝になっている部分を見ますが、ちょうど日陰になっていてうまく写真には写りませんが、お天気が良い分、そのほかの岩に光が当たって見た目の迫力が伝わりませんが、岩に無数の穴が開いていて間を水が流れ落ちています。川底の窪みに落ちた石が削って無数の穴を形成するとのことで甌穴、ポットホールというらしい。
調べてみると先日行った耶馬渓の猿飛にもあったらしいがそこまでいかなかったので見逃しました。残念。滝の拝 自然・景勝地
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橋の下流のほうを見ると川底が見えるほど水はきれいです。
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滝の拝の横にあった滝の主を祀った金毘羅様。
村に伝わる民話では滝の拝太郎という侍が川底の岩に刀で穴をあけていたところちょうど千個目の穴を掘っているときに刀を滝つぼに落としてしまい拾いに潜ったまま帰ってこなかった。そのため死んだと思って7日目の法事をしていたら太郎が帰ってきた。滝つぼのそこには宮殿があって歓待されたけど、地上のことが気になって戻ってきたとのこと。その時に刀と土産に丸い石をもらってきたとのことで、その石がこの滝のすぐそばの金毘羅様に祭られているとのこと。 -
川の幅は広いですが水が流れているところは狭く、結構深いです。
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上を歩けそうにも見えますが危険です。
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アユがたくさんいるそうです。
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橋の欄干には滝の拝と書いてありました。駐車場とは反対方向に民家やお店もありますがどこも開いてませんでした。
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橋の横から降りていくことができます。が、ちょっと行くと滑りそうだったので戻ってきました。
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こんな川底が1kmぐらい続いているようです。
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元々は全部が川底だったようですが、今は一部だけが水の下、無数の穴に今は水がたまってます。
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滝つぼに鮎が密集するから囮も餌もつけないでも針だけで引っ掛けてアユがとれるそうで、トントン漁といわれる漁が地元では行われているそうです。鮎食べたかった。
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トントン漁は危険なため地元の人にしか許可されてません。歩いて近くによるのも怖いです。
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昨夜雨が降ったからか、高低差mの滝も水量が豊富で迫力ある音がして横の穴からも水が勢いよく流れて迫力あり特異な景色が印象的でした。
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紅葉はまだ少しでしたが、私たちのほかには観光客が誰もおらず、どうしてこんな絶景をみんな見に来ないのでしょうか?
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鮎の姿は見えませんでしたが、この滝を見ていると飽きませんでした。
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岩がごつごつしていて、落ちるととても危なそうでした。
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紅葉はまだ、というところですが、この辺りは桜の季節も良いようです。
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滝の拝を後にして次に車ですこしいったところにある一枚岩にやってきました。
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古座川の一枚岩は国指定の天然記念物です。
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大きすぎて写真に入らないですが、高さ約150m・幅約800mの大きさは日本最大級だそうです。
年に2回影が犬の形になるときがあり言い伝えの守り犬が出現するとのことと、雨の後には岩の間から滝が出現するということでしたがどちらも出てません。一枚岩 自然・景勝地
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一枚岩の横にレストランがあったのでここで昼食。
一枚岩鹿鳴館 グルメ・レストラン
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うずみ膳をいただきました。ごはんを出汁にうずめて具を隠すそうでこの地方の郷土料理だとか。中から豆腐などの具がうずめられていたのが食べるうちに出てきます。
鮎が甘露煮だったのがちょっと残念。もう鮎の季節は終わったのね。 -
古座川に一枚岩が写って鏡のようになってました。
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一枚岩からさらに奥に車を走らせやってきたのが美女湯温泉。
友人が前から一度来たかったという山の中の温泉です。美女湯温泉 温泉
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ここは月水金がお休みでやっている日も14時から20時まで。地元の人が当番で管理されているようで、入浴料は300円。男女別のお風呂は3人も入ればいっぱいで家庭のお風呂のようなタイルのお風呂ですがきれいに維持されていてお湯は透明でとても良い湯でした。
駐車場には自販機がありますが、入浴後、中の座敷でお茶をいただきました。
入浴客は平日で10人ほどだそうで、土日は30人ぐらい来る日もあるとのことでした。
地域で大切にされている温泉との印象を受けました。 -
美女湯温泉から帰る途中分かれ道に光泉寺の大銀杏、とあったので、やってきました。紅葉の美しいところとして雑誌にも紹介されてます。矢印に従って進んできましたが本当にこの道で良いのだろうか?と思っていたら村人と遭遇して教えてもらいました。
駐車場から見上げると大きな銀杏が見えます。でも全然紅葉していない(:_;) -
枝から無数のこぶが垂れ下がっていてそれが乳房を思わせるから子授け銀杏といわれているそうです。
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紅葉した時の写真がありましたが、あと1,2週間はかかるでしょうか。
今日の宿は白浜温泉にとってあります。古座川や串本町にはまだ虫喰い岩とか橋杭岩などいろいろと見どころはありますが、全部回ってると白浜到着が暗くなってしまうので次回のお楽しみにしました。 -
すさみ町の道の駅から見た江須崎。
道の駅すさみ 道の駅
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すさみ町立エビとカニの水族館。昨年ここ道の駅すさみ横に移転。ここ1週間ぐらいの間に2回もテレビで取り上げられていました。和歌山の海でとれる甲殻類を中心に展示しているようです。
エビとカニの水族館 動物園・水族館
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いろいろなエビやカニがいましたが、ちいさなエビとウツボが印象的でした。
猛毒のあるスベスベマンジュウガニや珍しいカニやヤドカリが面白かったです。ガラスの貝殻に住むヤドカリが透明で面白かった。 -
串本の海に沈められているポストの紹介がありました。海の中にあるポストに郵便を出してもちゃんと届くのです。自分でポストに投函に行きたいけど、しばらく潜ってないからたどり着く自信がありません。もちろん頼んで出してもらえるそうです。
建物の出口のところにウミガメとゴマフアザラシもいましたが、アザラシは1匹で狭くてなんだか寂しそうでした。 -
白浜の宿で宿泊。公共の宿だったけど温泉はかけ流しで料金もリーズナブルでした。朝食は普段の自分の朝食から見ると品数多かった。和歌山なので茶粥も出ました。
白浜温泉 KKR白浜 美浜荘 宿・ホテル
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朝宿から海岸まで2分ほどだったので歩いて行ってみました。朝寒いですがお天気は良い。結婚式の写真撮影しているカップルがいました。花嫁さんのドレス姿は奇麗ですがとても寒そう。
浜にはライトアップされるのかオブジェがありました。白良浜海水浴場 ビーチ
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砂浜の横に温泉があって露天風呂にお湯がはられているところでした。
白良湯 温泉
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白浜温泉の海沿いを走って円月島が見えるところに行きました。海は青い。
円月島 自然・景勝地
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白浜を後にして北上し、田辺町の会津川の上流にある渓谷の奇絶峡にやってきました。ここも桜や紅葉で有名なところですが来たことがありませんでした。
奇絶峡 自然・景勝地
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道路わきの駐車場に車を停めて橋を渡ります。
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川にはごろごろと大きな石があります。
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橋を渡ったところに滝がありました。不動滝。
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横の階段を上がっていくと延命地蔵
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さらに上がると妙見大菩薩
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一番上には建物があり「奇絶峡のお不動さん」となっていました。
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窓の外には滝が流れ落ちていくのが見えます。
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下から見上げたところです。降りていくと途中から高尾山登山道と磨崖三尊大石仏への道がありました。
磨崖仏までは200mとありましたが、結構な上り道だったので友人は行きましたが私は途中でやめました。 -
橋を渡って道路に戻ります。
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奇絶峡の磨崖三尊大石仏に関する説明文。戦前から奇絶峡の岩に石仏造立の計画を立て、昭和41年に完成。原画はなんとあの堂本印象画伯だとのこと。
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石仏のある山は午後でないと光が当たりません。逆光なのでよく見えない。
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かろうじて山の中に岩肌があって下のほうに3体の仏像が見えます。近くまで行った友人によると見上げるような感じでそれほど大変ではなかったとのことでした。この岩には午後からでないと光は当たらないようです。
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仏像とは対岸の山の上にも岩が。
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大人かと思いきや、「おおびと」の足跡ということらしい。巨人でしょうか。
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道路の上のほうに足跡らしい岩が見えます。
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どう見ても足跡には見えませんが。
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歩道の一部が切れていて、河原に降りていけます。でも、階段はないので自己責任で岩の上を歩ければ、ということですけど私には無理。
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河原には様々な岩がゴロゴロと転がっています。
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岩の合間から流れる水は結構澄んでます。
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崖の上にも大きな岩が落ちそうになってますけど固定されてました。
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奇絶峡は少しだけしか紅葉していませんでしたが、散策などもできるところでした。
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奇絶峡を後にしてさらに北上します。日高川町に入ったところの道の駅で休憩。
道の駅 水の郷日高川 龍游 道の駅
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道の駅の裏側では紅葉していました。
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山の中に入ってくると紅葉が盛りになっているところもありました。
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美山に入り、温泉療養施設を見つけたので日帰り入浴します。美山温泉には宿泊施設やレストランなどがついている別の施設のほうが有名ですが、こちらは美山療養温泉館。空いていてのんびり入浴できました。
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赤い吊り橋がいくつか続いてあり、そのうちの一つに日本一のヤッホーポイント、と書いてあったので橋を渡ってみることにしました。橋の手前には説明が聞けるというボタンがあったのですが、押しても反応なしでした。
吊橋椿山レイクブリッジ 名所・史跡
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渡り終わると橋の反対側には鯉?のモチーフがありました。
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日本一のヤッホーはこの先のようです。ゲートの奥にはトイレがありました。
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ここからさらに上に上っていかないとヤッホーできないようだし、説明板などもないので時間がかかりそうで行くのをあきらめました。
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そして次に行ったのがススキで有名な生石高原です。
生石高原 自然・景勝地
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一面ススキに覆われています。
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ススキの中を歩いていくこともできます。
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どこまでも山が続いているのが見えます。
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すぐ下には私たちが走ってきた道路も見えました。
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神社がありました。
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お参りします。
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ここには小さなカレーなどが食べられる食堂もあります。駐車場とそこの間にヤギが飼われてました。おとなしそうです。
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和歌山に戻る途中に山の上にあるパン屋さんに立ち寄ることにしました。山の上にあるのに車が何台も停まっていていつもは行列があるのだとか。
ベーカリーテラスドーシェル グルメ・レストラン
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お昼を過ぎていたのでパンはもうないかと思いきや、パンもあり、レストランもテーブルが空いたので軽く食べて帰ることにしました。出来上がる前にちょっとだけパンも購入。友人が言うにはわざわざ来るほどのパンでもないとのこと。
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テーブル横の窓からの眺め。山の中にあって下のほうに畑がありそうです。
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サンドイッチセットは3種類のサンドイッチと飲み物です。パンはちょっとパサついていました。
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ベーコンピザを頼んだら20分ぐらいかかる、とのことでした。ベーコンと玉ねぎはたっぷりですが、ピザの台は焼き過ぎで固くなってました。
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和歌山の山の中のパン屋さんとして有名なお店ですが、ひところより人気がなくなっているのは他にもこんなお店がたくさんできたことと、肝心のパンの味がそれほど魅力的ではないからでしょうか。
ここから和歌山駅まで友人に送ってもらい和歌山駅で別れました。
紀伊半島は広くて山あり谷あり海ありで紅葉にはちょっと早かったけど輝く一面のススキも見られたし、ミカン畑で真っ黄色になった山も見ました。道路も混雑せずお天気も良く温泉もたくさんあって楽しめました。
いろいろな楽しみ方がある紀伊半島、また来たいです。
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