信越秋山郷の紅葉・・栄村のとねんぼと天池、のよさの里、夫婦滝、布岩をめぐります。

2016/10/30 - 2016/10/30

苗場山と鳥甲山に狭まれた、全長20kmにおよぶ中津川渓谷に点在する集落を、総称して「秋山郷」と呼びます。平家の落人伝説の秘境「秋山郷」には、独特な生活様式や文化がいまに息づき、「日本の秘境100選」に選ばれています。江戸時代の文人・鈴木牧之が、「秋山紀行」を著して初めて世に紹介されました。

日本百名山の苗場山（なえばやま）は、標高2,145mあり、山頂付近の600haに及ぶ広大な湿地には、大小様々な地塘と高山植物が咲き誇ります。日本二百名山の鳥甲山（とりかぶとやま）は、標高2,037mあり、第２の谷川岳とも呼ばれ、中津川渓谷の西側に荒々しい岩肌を広げています。

長野県栄村側の秋山郷では、秋山郷総合センター「とねんぼ」と水面に鳥甲山が映り込む「天池」、江戸時代の本家を再現した「のよさの里」、白い二筋の滝「夫婦滝」、川原の露店風呂「切明温泉」、迫力の柱状節理「布岩」に立ち寄りました。

エリア 飯山・栄村(長野)

• 旅行の満足度: 4.5

秋山郷総合センター「とねんぼ」です。
栄村役場秋山支所と小赤沢簡易郵便局、秋山郷観光協会が併設されています。

「とねんぼ」内の民族資料室を見学です。

苗場山（なえばさん）の説明文です。
標高2,145mで日本百名山の苗場山は、山頂の広大な平原に、無数の地塘（ちとう）がある高山植物の宝庫です。

鳥甲山（とりかぶとやま）の説明文です。
標高2,037mで日本二百名山の鳥甲山は、第２の谷川岳とも呼ばれ、中津川渓谷の西側に荒々しく岩肌を広げています。

ニホンカモシカのはく製です。

秋山郷のマタギの紹介です。
冬は熊、鹿、猪を追い、春から秋はサケ、マス、イワナなどの漁で生活していました。

民家の生活の様子を再現しています。

臼と杵の展示です。

木の実の利用の説明文です。

ブナの実です。
そばの実に似ており、それより大きい実です。

天池の案内板です。

天池の全景です。

水面に周囲の紅葉と鳥甲山の山容が写りこむ天池です。

シラカバです。

ダケカンバです。

鳥甲山の案内板です。

「のよさの里」からの鳥甲連山です。
左から白倉山、剃刀岩、鳥甲山、赤倉山、布岩山です。

公共の宿「のよさの里」です。
宿泊、温泉、食事、キャンプが出来ます。

入口です。
鈴木牧之の時代（江戸時代末期）の本家を再現した、「秋山郷牧之の宿」です。

お食事処です。
秘境セット（新そば；1,200円）を頂きました。

露天風呂からは、鳥甲山の雄大な景色が眺められます。
日帰り入浴（500円）で、絶景露天風呂独り占めでした。

マタギ小屋を再現しています。

ハウチワカエデなどの紅葉です。

イタヤカエデやヤマモミジなどの紅葉です。

鳥甲連山に雪が、ズームで確認すると。

前夜の雨に今朝の冷え込みで、鳥甲山付近に霧氷が、写真は白倉山頂上です。

霧氷の花が咲いています。

温泉が湧く川原（切明）の案内板です。

切明橋です。
切明温泉は、中津川渓谷の最上流の温泉です。

切明橋からの中津川渓谷です。（下流側の眺望）

夫婦滝が見えます。

夫婦滝です。
紅葉のグラデーションの中に、白い二筋の滝が溶け込んでいます。

温泉が湧く川原は魚野川側で、吊り橋を渡っていきます。

クヌギです。

川原に温泉が湧いていて、手作りの露天風呂が楽しめます。時々サルもやって来るとか。

秋山林道経由で帰路に着きます。

秋山林道の２段の堰堤です。

２段の堰堤越しに、鳥甲山を見ています。

鳥甲山（白倉山）は、一面霧氷です。

霧氷の花が咲いています。

秋山林道の２段の滝です。

２段の滝越しに、布岩山が頭を出しています。。

布岩山の案内板です。

布岩山の「柱状節理」です。
反物を幾重にも垂らしたように見えることから「布岩山」と呼ばれています。

柱状節理をロッククライミング中です。

大迫力の柱状節理の絶壁です。

苗場山です。
600ヘクタールに及ぶ広大な湿原が広がり、高山植物が咲き乱れます。

苗場山にも霧氷が。

霧氷の花が咲いています。