20161108 香港 お宿、美荷楼の歴史 → 李鄭屋漢墓 → 蛇王善の蛇羹 → 劉森記麺家の蝦子麺

2016/11/08 - 2016/11/08

あまり出かける気は無いのですが…せっかく初めての深水(土歩)、ちょっとくらいは。と、泊まってるお宿自体が、見所の一つなのですね。前日は、展示がお休みでしたんで、気がつかず。

その後は、漢代のお墓を見学に。お宿と意外な接点が…

お昼と晩は、駅の方の気になったお店に入ってみます。

エリア 香港(香港)

宿泊費に、朝食が入ってるってんで、いそいそと奥の餐廳に。洋食と中華が二種類ずつ。普通に頼むと、30HKDするんやねぇ。ちょっと得した気分なのは…予約時に確認してなかったから、おまけをもらった気分？

中で注文して、受け取ったら中庭でもいただけます。

ちう事で、中華を。蓮の葉包ご飯やね。飲み物は、コーヒーをお願いしたんですが…茶餐廳風、ミルク入り…

包みの蓮の葉の中には、ごはんと、具材が何やら顔出してます

ソーセージとか、肉味噌？っぽいのとか、

鳥手羽…お味は良いのですが、野菜欲しいね。包みの葉っぱは…食えそうに無いか

中庭含めて、敷地内禁煙につき、一度外へ…おや、昨日は閉じてた扉が開いてますね。何かなと…たくさんの子供達と目が合い…

どうやら、こちらのお宿の歴史のようで、先ほどの子供達は、昔お住まいだった方々。の、写真やね

1950年代、戦後に移民して住んでた人達が、一帯の大火事で焼け出され、その住居として、こちらの美荷楼が誕生したみたい。

けっこ、新しい建物と思ってましたが、盛大にリフォームされたようで。

展示室には、往時の写真がたくさん

昔を懐かしむ品々？って、Love novels？

ゲーム盤かしらね？

集合住宅らしさ漂う、当時の模型

出来た頃の居室、ちうか、ここは台所やね

かなり狭い寝室？居室？に、何人もの方が暮らしていたとか

食料庫？共用なの？

水場も共同っぽいですね

1970年代リフォーム後の居室。これなら、あまり不満は無いかな？

ガキどもの遊び場も。日本の団地も、そんな感じでしたでしょうか？

んで、集合住宅としての役目を終えたこちらの建物を、ユースホステルとして活用しているそうです。

思いもよらぬ歴史的建造物に泊まらせていただいてた、ちう訳やね。

なお、こちらの展示は、月曜日はお休みだそうです。昨日は開いてなかった訳ですな。

一服して、ちょいとお出かけ。目的地は、近所と思って適当に歩いていたら、目の前の大埔道、高速道路みたいな感じで渡れず…けっこ、回り道、ちうか、戻る事になったんやけど。

ようやく目的地、李鄭屋漢墓です。

小さな博物館やね。右側の方は、お墓の解説。左側、私のいる方は、深水(土歩)の歴史。

お宿、美荷楼が建てられるきっかけとなった大火で見つかった墓だそうな

保存されてる現物は、ガラス越しに少しだけ

発掘された埋葬品とかの展示。一部は、歴史博物館に出張しているそうです

土器が多いですかね？

これも副葬品？あの世での住処？

博物館出て、隣の公園へ。お墓の外観が、チラッと

それ以外は、のどかに地元の方々が寛ぐ公園ね

建物の遺構？と思ったら、蹴鞠台らしい

枯れた池のお庭？

なんだか素朴な石像

漢花園ちう公園ね。ま、観光に来るようなとこでは無いかな？

さて、お昼ごはん。昨夜の店の向かいの店です。蛇屋さんですね。

お店の名前の下、秋風は蛇を肥やす、って事？多分、旬なのでしょう。

おいさんと相席ですが、入れそうです。

セットメニュー有りますね。それ、お願いです。

店頭の鍋から、すぐに蛇羹、やって来ました。

小で十分かな？向かいのおいさんのお碗、もっとデカイけど。主役は蛇肉。椎茸と木耳が入った、トロミのスープです。

セットの糯米ごはん。ピーナッツ、砕いてからかけていただいた方が良いと思ふ…

店内は、蛇写真やら、蛇酒やら乾物やら。

そりゃ、もう、蛇さんをいただいてる事、意識せずにはいられませんね。ごちそうさんでした。体力、回復するかな？

宿に帰って、時間あるんで、コーヒー頂こうかと。

ブラックが良かったんですが…甘くないクリームに、シナモン？ま、悪くは無いのですが…

さて、しばらく部屋で横になってますかね。

気がつくと、日が暮れてますね。も一軒、行きたい店あります。蛇屋さんの、二軒駅側かな？劉森記麺家。

ネットで見た時は、行列店との事でしたが、幸い、半分くらいの客入りですね。

名物？蝦子撈麺と、野菜欲しいな

ちう事で、菜心の牡蠣油がけ

やはり、けっこうな量ですが、青いのは食べられる時に食べとかんとね

しばらくして、蝦子撈麺、やって来ました。スープ付きね

たっぷりの蝦子から、少し乾物っぽい香り？

あら、青いのが下敷きに

ごちそうさまでした。蔡さんもいらした店なのですね。随分写真が古いけどね

後は、ビールを買って帰りましょう。二本で9.9元、本土北京からの輸入ビール。やっぱ、尖沙咀辺りとだいぶ物価が違う…