福岡訪問の楽しみは福岡空港着陸と博多グルメ

2016/11/03 - 2016/11/04

この旅行記では福岡観光をまとめています。
身内で行く西日本周遊３泊４日の旅。2016年１月から計画を進め、７月にＡＮＡ旅作で申込み。当初６名だった参加人数は８月に７名へ変更。
打ち合わせを３度行い参加者全員に希望地を挙げて貰いました。その中から「福岡市」「厳島神社」「姫路城」の３つを採用。ここから先は僕が予算内に収まる様に独断で行程を作成しました。
移動で利用した交通機関は「飛行機」「地下鉄」「新幹線」「レンタカー」「宮島フェリー」「広電」「タクシー」。陸海空＆地下の交通機関をほぼ網羅しております。

【１日目　福岡県観光・福岡泊】
　２日目　山口県観光・岩国泊
　３日目　広島県観光・広島泊
　４日目　兵庫県観光

エリア 博多(福岡)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.0
• ホテル: 5.0
• グルメ: 5.0
• ショッピング: 4.0
• 交通: 5.0

• 同行者: 家族旅行
• 一人あたり費用: 5万円 - 10万円
• 交通手段: ANAグループ 新幹線 私鉄 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配
• 利用旅行会社: ANAセールス

当日札幌は最高気温５℃。千歳３℃、東京19℃、福岡17℃。
7時30分発 ANA50便新千歳→羽田
9時45分発 ANA247便羽田→福岡
11時45分に福岡空港到着。

今回初めて「ＡＮＡの快速宅空便」を利用しました。午前中に到着する便限定のサービスで、手荷物１つあたり1000円で宅配してくれます。手荷物カウンターで宅空便利用の旨を伝えるとヤマト運輸の伝票を渡されます。ご利用を検討している方は伝票記入の時間を考慮の上、空港へ行くことをお勧めします。
（快速宅空便）https://www.ana.co.jp/domestic/prepare/baggage/delivery/index.html

北海道は曇りの天気でしたが、青森県三沢市あたりから雲は少なくなり「松島」「霞ヶ浦」が見えました。
福岡行は快晴のなか飛行し、
横浜市→富士山→名古屋市→京都御所→大阪市・神戸市→姫路城→小豆島→瀬戸大橋→広島市→関門橋の順に眺めることが出来ました。僕は福岡空港への着陸が好きで、これを参加者にも楽しんで貰おうと初日に福岡を選択しました。
（羽田発福岡行の機窓）https://www.youtube.com/watch?v=rOU6oDt-ITE
（福岡空港着陸の機窓）https://www.youtube.com/watch?v=hZt_I8rdluk

飛行機は定刻通り福岡空港に着陸。手荷物受取所を通過して、空港の真下にある地下鉄駅へ。地下鉄空港線で博多空港駅から天神駅まで乗車時間12分、260円。

改札口を抜け、天神地下街を歩き、やって来たのは「因幡うどんソラリアステージ店」。「地下街西６出口」の利用が便利。地下街に一番近い位置に店舗があります。10分ほどの待ち時間を経て店内に入れました。
（12：25）

因幡うどん ソラリアステージ店 グルメ・レストラン

僕は「梅あおさうどん」と「かしわおにぎり」を注文。他の人達は「具うどん」「丸天うどん」「ごぼう天うどん」「いなり寿司」を注文。
Mさんは「麺が柔らかいと聞いて侮っていたけど、かなり美味しかった」と、喜んでいました。
「梅あおさうどん」は海藻と梅干がマッチしてさっぱりとした味わい。非常に美味しかったです。
（12：35）

注文後、写真の様にテーブルにネギを用意してくれます。ネギの量は個人のお好みで載せることが可能です。

ソラリアステージ内のエスカレーターを利用して地上に出ました。西鉄福岡駅の大階段から徒歩１分の場所にある「照和」にやって来ました。
（12：56）

照和 グルメ・レストラン

こちらは「石橋凌」「井上陽水」「甲斐バンド」「海援隊」「陣内孝則」「長渕剛」などスターを輩出した全国的に有名なライブハウスです。地下へと降りる階段の壁に、ここから全国へ羽ばたいた歌手達のポスターが貼られています。

電車の出発時刻まで余裕があるので天神の街を散策しました。大きく写っている建物は岩田屋。天神に本店を構える三越伊勢丹ホールディングス傘下の百貨店です。
（12：59）

岩田屋 本店 百貨店・デパート

天神界隈を散策後、西鉄福岡駅へ。太宰府散策へ向かいます。
「太宰府散策きっぷ 大人1,000円」
窓口でお得な切符を購入。「西鉄福岡～太宰府駅間の往復きっぷ」と「梅が枝餅引換券」がセットになっています。（梅が枝餅の引換は引換券１枚につき３個）

13時30分発の大牟田行特急に乗車。約14分で二日市駅に到着。
（13：04）

西鉄福岡(天神)駅 駅

太宰府駅に行くには二日市駅で乗換えが必要。二日市駅ホームにはエスカレーターが設置されています。
入線してきたのは観光列車「旅人(たびと)」。
（13：46）

先頭車両に乗車。
終点の太宰府駅は頭端式ホームですので、先頭車両が最も改札口に近くなります。
（13：47）

先頭車両からの眺め。道産子の我々はどうしても軒先ギリギリに線路が敷かれていることに注目します。
（13：53）

二日市駅から５分で太宰府駅に到着。
七五三の時期と重なり参道は多くの人々で賑わっていました。東南アジア系外国人観光客が多いのは意外でした。
（14：00）

鳥居をくぐると正面に１つ目の「御神牛」。そこの前を左折すると「太鼓橋」「楼門」「本殿」へ続く参道です。
（14：05）

太宰府天満宮 寺・神社・教会

心字池に架かる３つの橋はそれぞれ現在・過去・未来を表しており、この橋を渡ると心が清められると言われています。
（14：09）

お参り前に手水舎へ。ご丁寧に屋根の下に手水の作法が掲示されています。
僕の横でＫさんがひしゃくに口をつけています。なるほど！こういった方や外国人の為に親切に絵付きで説明しているのか。
（14：13）

本殿のお賽銭箱前は人でごった返していました。並びつつ写真右横の「飛梅」を眺めます。

【飛梅】京を追われた菅原道真の後を追い太宰府まで飛んできた。と言い伝えがある梅の木。旅行と交通安全にご利益があるそうです。
（14：16）

参拝後、楼門のそばにある御神牛へ。

【御神牛】この像は、撫でた部分の病気が治ると言われています。
腹痛になりやすい僕はお腹を撫でました。
（14：32）

太宰府天満宮から光明禅寺へ向かう途中、道路に太宰府らしいマンホールがあったので撮影しました。梅の模様です。
（14：39）

光明禅寺に到着。こちらは菅原家ゆかりの和尚が鎌倉時代に創建したお寺です。
（14：40）

光明禅寺 寺・神社・教会

枯山水の庭園と石庭のバランスが絶妙で、紅葉の時期に訪問すればもっと綺麗に見えるだろう、と感じました。
２０代と思しき若者も本堂の回廊に腰を下ろし、この静寂した空間を楽しんでおりました。
（14：42）

庭園内には苔が点在しており、光明禅寺は通称「苔寺」と呼ばれています。
（14：51）

続いて光明禅寺にほど近い「照の恵」にやって来ました。７名分の引換券（梅が枝餅21個分）のうち３名分（９個）をこちらで利用。Ｔさんは表面がパリパリしていて美味しかったそうです。
（14：56）

照の恵 専門店

次に訪れたのは「中村屋」。こちらのお店は列が並が出来ていました。
（15：02）

漁師の店 中村屋 グルメ・レストラン

こちらで残り４名分（12個）を引換。
（15：03）

太宰府駅から再び福岡市内を目指します。15時23分発の二日市行に乗車。二日市駅で福岡行の特急に乗換え、15時53分西鉄福岡駅に到着。
（15：20）

太宰府駅 駅

西鉄福岡駅到着後、渡辺通りの横断歩道を渡り大丸百貨店前のバス停・天神大丸前(A4のりば)へ移動。こちらから「100円循環バス」で中州方面へ向かいました。
（15：59）

（100円循環バス）http://www.nishitetsu.jp/bus/rosen/100.html
博多駅、天神、薬院駅を結ぶエリアは全路線バスが１回100円で利用できます。

２つ先の「南新地」のバス停で下車。徒歩移動でやって来たのは「櫛田神社」。博多祇園山笠のフィナーレを飾る追い山笠のスタート地として有名な神社です。
（16：11）

境内の上川端商店街側に飾り山笠が展示されています。高さ10ｍ前後の山笠は博多人形師による絢爛豪華な人形が飾られ、「表」には武者物、「見送り」には童話やテレビアニメが題材になることが多いそうです。
（16：19）

飾り山笠の横には力石が置かれています。現在は力士が力石を奉納する習慣があるようで、先日亡くなられた千代の富士、白鵬などの有名力士が櫛田神社に力石を奉納しています。
（16：22）

上川端商店街側の出口から中州方面へ。
（16：26）

上川端商店街 市場・商店街

「福博であい橋」から定番の街並みを撮影。ここからの眺めを札幌で例えるとすすきのの「ニッカおじさん」でしょうか？ 有名スポットなので観光コースに取り入れました。
（16：37）

福博であい橋 名所・史跡

中洲川端駅から地下鉄で博多駅へ移動。女性達を「博多デイトス みやげもん市場」へ案内した後、ＨさんＫさん僕の３名は一足先にホテルへチェックイン。駅からホテルまで徒歩５分弱。
「快速宅空便」で預けた荷物がフロントに届いていました。
（17：28）

ＡＮＡクラウンプラザホテル福岡 宿・ホテル

部屋はスタンダードツインで、住吉通り側に面していました。
男性３名は18時半まで各々の部屋で休憩。
（17：35）

18時半に買い物終えた女性陣がホテル到着。全員で今晩の夕食会場へ徒歩移動。
ホテルから徒歩約７～８分で「九州郷土料理わらび」に到着。２階へ案内をされました。席は掘りごたつ式。
（ＨＰ）http://hakata-warabi.com/
（18：55）

わらび グルメ・レストラン

Ｋさん、Ｔさん、Ｍさん、僕の４名が「スーパードライ プレミアム（中）580円」。Ｅさんは「スーパードライ プレミアム（小）450円」。Ｈさんは日本酒「繁桝 450円」。飲めないＳさんは「ジンジャーエール 300円」を注文。

繁桝は福岡県筑後の地酒。メニューに（使用米山田錦100％）（精米歩合50％）（果実のような香りとすっきりとした喉越しのお酒。不動の人気酒！）と書いています。

「お刺身盛り合わせ 3,240円」
左上から順に「あおな」「カツオのたたき」「やひろ」「あなご」。上が「かます」下が「さば」。一番奥が「やがら」。

「九州珍味盛り合わせ 1,500円」
辛子れんこんが美味しかった。

「ごまさば胡麻だれ 900円」
福岡に来ると必ず注文します。胡麻だれ風味が絶品。

「わらび風きまぐれサラダ 780円」

「きびなごの唐揚げ 480円」
これはみんなからの評価が高かった。レモンを掛けるとより美味しい。

左「おきゅうと 400円」 右「とんこつ 600円」
とんこつは柔らかくトロッとしていて美味しかった。

「漬け物盛り合わせ 500円」

「もつ鍋２色鍋×２人前 5,520円」
個人的には醤油味が好みでした。味の好みは半々に分かれました。

「赤霧島 水割り 500円」
他にも焼酎「三岳 水割り 500円」「佐藤（黒）500円」や日本酒「鷹来屋 400円」を堪能。

「馬刺し３種盛り 1,500円」
左から赤身、霜降り、ふたえば(皮とあばらの間の肉)

「いそぎんちゃくの唐揚げ 700円」
こちらはＥさんの希望で注文しましたが思ってたほど・・ということでした。

鍋の締めに「ちゃんぽん麺 200円」と「リゾットセット400円」
最後にちゃんぽんとリゾットを食べてお勘定。７名で合計29,310円。

お会計は1人あたり4,000円で、満腹になるほど食べたので７名全員が大満足。
（20：58）

ホテルへの帰り道、博多駅前通のセブンイレブンで買い物。Ｍさんに高菜おにぎり等、九州らしい商品を説明していたら店員さんが親切に他の九州限定商品を教えてくれました。
その１つがCalbeeポテトチップス「九州しょうゆ」。
（21：11）

この写真を撮った約100時間後、こちらのセブンイレブン前の交差点が陥落してしまいました。たった４～５日前に歩いた歩道があんな状態になって驚いたのと、セブンイレブンの店員さんの顔が真っ先に思い浮かびました。

「博多一幸舎 博多本店」
Ｈさん、Ｓさん、Ｍさん、僕の４名で訪問し、各々ラーメン700円を注文。
（21：20）

博多一幸舎 総本店 グルメ・レストラン

スープはすっきりとした味で、飲んだ後にぴったり。４名とも大満足でホテルに戻りました。
僕は２日目に約300Km運転をする予定。早めに就寝し翌日に備えました。

11月４日、２日目の朝。福岡の最高気温は19℃、札幌４℃、東京14℃。
ホテル一階の「クラウンカフェ」で朝食ブッフェを戴きます。チェックイン時に朝食券は配布されず、部屋のカードキーを提示して受付するシステム。
（クラウンカフェ）http://www.anacrowneplaza-fukuoka.jp/restaurant/crownecafe.html
（6：27）

部屋から電話でフロントに７名一緒のテーブルをリクエスト。２名席のテーブルを繋げてくれました。

九州らしい食材を味わいたい人には明太子、高菜あたりがお勧め。左端の「うまかですたい」を口にしなかったのは大失敗。どんな味だったのだろう？

「水炊き」もあります。

ＡＮＡクラウンブラザホテル定番のシェフ特製ふわふわのオムレツ。博多はプレーン、チーズ、ハム、明太子、ミックスベジタブル、きのこソテーから好きな具材を選択できます。
僕はチーズと明太子。Ｈさんはチーズ、ハム、きのこソテーを選択。

およそ１時間かけて朝食を摂り、ロビーで記念写真を撮影。
今年４月にオープンした「ＫＩＴＴＥ博多」前を歩いて博多駅へ向かいます。博多駅まで徒歩約３分の距離。
（7：30）

当日は金曜日。通勤通学の人々で溢れるなか駅ビルをバックに全員で記念撮影。
駅員さんに豪華列車「ななつぼし」のことを尋ねてみた。博多に戻るのは当日夕方の予定。時間が合えば是非観たかった。
（7：34）

博多駅 駅

「新幹線回数券６枚つづり 2,880円×６枚」と「大人１人分の普通車自由席 3,220円」を前日に購入していたので、そのまま新幹線中央改札口を通りホームへ。
（博多駅構内図）https://www.jr-odekake.net/eki/premises.php?id=0910127
（7：46）

発車５分前。博多南駅側から13番線にＮ700系８両編成が入線。博多始発の岡山行こだま734号の最後尾車両に乗車して次なる目的地山口県下関を目指します。
（7：55）
（Ｎ７００系新幹線）https://www.jr-odekake.net/shinkansen/comfort/nozomi/

九州に何度も足を運んでいるＫさんは意外にも初めて福岡の街を観光したそうです。普段、飛行機に搭乗してもあまり外の景色を観ないＨさんも、いつも飛行機で寝ることが多いＥさんも飛行機から見る富士山や福岡上空の景色を楽しんでいました。
24時間に満たない福岡滞在でしたが参加者全員１日目を楽しんでくれた様です。

山口県観光編→http://4travel.jp/travelogue/11187247