憧れの中欧１☆ブダペストは難民問題で大問題

2015/09/12 - 2015/09/12

今年の旅行は憧れの中欧に行くことになりました。
皇妃エリザベートや画家ミュシャに焦がれている私にとって、中欧はいつかいつかと想いを馳せる憧れの地でした。

当初、ブダペスト2泊、プラハ2泊、ウィーン4泊の鉄道旅の予定でしたが、出発1週間前の2015年9月3日にシリア難民が大量にハンガリーに入国したため、ブダペストの西欧行き国際列車の運行が停止されたことをニュースで知りました。難民の流入数は15万人、私たちが当初泊まる予定のホテル前は難民キャンプと化していて、治安面も衛生状態も超最悪の状態。そもそも西欧行きの列車がストップしてしまったので、私たちの鉄道旅はどうなってしまうの？

外務省からも渡航注意喚起が発表されて、ホテルと鉄道切符を手配した旅行会社とも何度も話し合い、急遽、ブダペストは空中通過してプラハで2泊延泊するという代替案にて出発することになりました。

そもそも、深刻化している国に入国するリスクを背負ってまで私たちはバカンスに行っていいものだろうか、楽しめるだろうか、社会に反していないだろうか、すごく悩みました。最新の同行を確認すると、ドイツで難民受入の表明をしたことで、事態は最悪期からは脱した様子だったので、悩んだ結果、旅行を決行することにしました。
国際問題化されている舞台に足を踏み入れるということで、とても緊張感のある旅の幕開けです。

エリア ブダペスト(ハンガリー)

• 旅行の満足度: 1.5
• 交通: 3.0

• 同行者: 友人
• 一人あたり費用: 20万円 - 25万円
• 交通手段: 高速・路線バス タクシー 徒歩
• 航空会社: エミレーツ航空 チェコ航空
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行なし）

今回の中欧への旅は いつもお馴染みのｴﾐﾚｰﾂ航空にて。今年はいつも苦しめられている燃油ｻｰﾁｬｰｼﾞはなんと無料。
羽田空港からの深夜便にてまずはﾄﾞﾊﾞｲまで。

ﾄﾞﾊﾞｲからﾌﾞﾀﾞﾍﾟｽﾄへ。

その先 ﾌﾞﾀﾞﾍﾟｽﾄからﾌﾟﾗﾊへ飛びます。ﾌﾞﾀﾞﾍﾟｽﾄの国際列車が運行停止されているから空中で移動するの。

ﾌﾞﾀﾞﾍﾟｽﾄ国際空港
夜のﾄﾞﾅｳ川ｸﾙｰｽﾞ、ﾌｫｱｸﾞﾗ料理…心残りはたくさんあるけれど、ここまで来れたことに感謝して、ﾊﾝｶﾞﾘｰの空気だけでも吸っておこう。

一応 ここでもご当地ﾏｸﾞﾈｯﾄのﾁｪｯｸは欠かさない。

ﾊﾝｶﾞﾘｰと言ったら…。

さようなら ﾌﾞﾀﾞﾍﾟｽﾄ…
また来ます。

急遽、手配されたﾁｹｯﾄはﾁｪｺ航空。なんとﾌﾟﾛﾍﾟﾗ機。
ﾌﾟﾛﾍﾟﾗの音がﾌﾞﾝﾌﾞﾝ煩くて話もできないよ。
のどかなﾊﾝｶﾞﾘｰの景色を眺めつつ、国際平和を祈ります。

ﾄﾞﾙ箱路線って聞いていたんだけどな。私たちの座席がA3 A4だったので ﾋﾞｼﾞﾈｽｼｰﾄかも！と浮かれていたけれど、全て同座席の小さなﾌﾟﾛﾍﾟﾗ機よ。

ﾌﾟﾗﾊ到着
憧れのﾌﾟﾗﾊは遠かった…。着陸後、機内から流れるはｽﾒﾀﾅのﾓﾙﾀﾞｳ。ついに憧れ続けたﾌﾟﾗﾊへ来ちゃった。

空港からﾎﾃﾙ近郊の駅までは公共ﾊﾞｽにて。

車窓からのｳﾞﾙﾀｳﾞｧ川
ｷﾗｷﾗ Welcomeしてくれている。

ﾊﾞｽは鉄道駅のﾌﾟﾗﾊ本駅で下車。
ここからﾎﾃﾙまではﾀｸｼｰを利用したいところだけれど、ﾌﾟﾗﾊはぼったくりﾀｸｼｰで有名。交渉しても ふっかけてくる。日本人だからって負けないから。4台目でやっと希望の金額(ﾒｰﾀｰ制)でﾎﾃﾙまで行ってくれるﾀｸｼｰが現れて、ありがたくてﾁｯﾌﾟは多めにはずむ。

無事にﾎﾃﾙにﾁｪｯｸｲﾝ。
暗くなる前に近くを散策。
早速 素敵なｶﾗﾌﾙな色合いの建物たち。車は知らないﾒｰｶｰばかり。旧共産圏だからかな。日本車を見ない国なんて初めてかも。

ﾁｪｺ語は全く読めません、話せません！

ﾌﾟﾗﾊは愛犬家が多い街。
ｽｰﾊﾟｰに行くだけなのに、わんこがいちいちかわいくて進まない。

海外のｽｰﾊﾟｰ巡りは大好き。まずは、水とｳｪﾊｰｽなどのお菓子とﾏｽｶｯﾄを購入。

初日は ここまでの長旅が疲れたからね。
おやすみなさい。