2016/09/04 - 2016/09/10
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maremmamaさん
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2日目 : 車でお隣東側のアンテルセルヴァの谷( Antholzertal )へドライヴ
スタッレ峠( Staller Sattel )を越えてオーストリアの地を踏みに行きました
- 旅行の満足度
- 5.0
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9月5日(月) 曇り時々雨
アパート隣のホテルのバールで朝ごはんを済ませて今日行こうと考えているアールン谷最奥の Kasern 方面のお天気を見てみると・・
予報も期待出来そうも無いものでしたがとりあえず行ってみよう!と車で向かいました。 -
アールン谷の始まる Luttach 辺りは曇り空でも雨にはなりそうもないお天気だったのに Kasern(1595m)に着いてみると雲はいっそう低く今にも雨が降りそうです。
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Kasern 村のインフォ兼リース-アールン自然公園案内所にある駐車場に車を停めたとたんに雨が強くなり始めました。
今日は出来ればこの向かいに見える滝の脇を登って Rottal を歩いてみたかったのですが・・予定変更です(泣)。 -
ここの自然公園案内所は2階建てで雨宿りのつもりで入ってみただけでしたが、地下の部分にはミニシアターが二つもありその他展示物など見ごたえがあって結構な時間を過ごしてしまいました。
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この後行き先予定変更にて向かったのはアールン谷から東側に位置するアンテルセルヴァ谷( Antholzertal )。
アールン谷からはリース-アールン自然公園を越えた向こう側です。 -
アンテルセルヴァ谷入り口へ向かうためにプステリア谷( Pustertal )へ下りてみるとこんなに良いお天気!
そのまま南下してどこかドロミテを歩いても良かったのですが・・ -
プルテリア谷を東へ進みながら見えた大好きなファネス-セネス-ブライエス( Fanes-Sennes-Braies )の山々♪
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アンテルセルヴァ谷の入り口です。
ここヴァルダオーラ( Olang:1047m )から北上してオーストリアとの国境スタッレ峠( Staller Sattel:2052m )まで約24kmに延びるアンテルセルヴァの谷。 -
谷中は入り口から Anterselva di Sotto → Mezzo → Sopra (下→中→上)と三つの村が転々とあるだけのとっても素朴な谷です。
夏場はおろか冬場用のスキーリフトなどもありません。
冬場はクロススキーが盛んになるようです。 -
アンテルセルヴァの上の村も通り過ぎると後はもう村落など無くなってリース-アールン自然公園の山々が迫って見えてきます。
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この時点でお昼の1時近く。
アンテルセルヴァ湖( Antholzersee:1638m )近くの山小屋にてご飯です♪ -
Tiroler Hutte。
少し寒いくらいだったので中の席で食事しました。中はテーブル3席のとっても小さな山小屋です。
この日のメニューのキノコの手打ちパスタ、とっても美味しかったです♪ -
アンテルセルヴァ湖からは自然公園内に入ります。
湖畔一周のハイキングコースもありますが、我が家はちょっとだけ歩きました。 -
ここから国境のスタッレ峠まで1時間40分のハイキングらしいです。
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湖からスタッレ峠方面を見ます。
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東側のクローダロッサ( Rote Wand )。
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湖畔にはいくつかホテルもあります。
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そしていよいよスタッレ峠へと向かいますがこの道路は制限があります。
料金は掛かりませんがオーストリアへ向かう登りは毎時30分〜45分までの15分間だけ通行可となっています。
反対側から戻ってくる場合は毎時00分〜15分までの15分間が通行可です。 -
スタッレ峠に到着。
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初オーストリアです!
子供達にとっては以前行ったスイスに次いでヨーロッパ2カ国目。
毎度国境辺りをうろうろしているだけなので地を踏んだ、としか言えませんが(笑)。 -
アールン谷から山々を越えたこちら側はまずまずのお天気。
この辺りの景色、ベルニナ鉄道で通ったオスピツィオベルニナの辺りと良く似ています。 -
峠の一番高い所が国境になっています。
何の小屋かは分かりませんがこんな小屋や小さなバール小屋が一軒あるだけです。 -
ここからアンテルセルヴァ湖まで下って50分とあります。
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あっちがイタリア!
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どこの峠も看板はシールでいっぱいですね〜。
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こちらが先述の小さなバール小屋。
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AVS の標識は南チロル山岳協会 Alpenverein Sudtirol のもの。
ここからもいろいろなコースがあるようです。 -
信仰が深い山の人々。
厳しい環境の中で生き抜いていくのには健康・幸運・神様とこの三つを信じる事が基本とされていたとどこかで読みました。 -
この反対側はイタリアのIが刻まれています。
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オーストリア側を望むと Obersee が見えます。
こっちは青空が見えていても・・ -
イタリア側アールン谷方面には低い雲が一日かかっていました。
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オールとリアをちょっとだけドライヴしてみます♪
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国境を越えた近くにもこんな山小屋があってこっちでご飯食べても良かったかな〜、なんて。
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しばらく車を進めてから、オーストリア内を外国人が車で通行するのには切符が必要な事に気づき(今まで知りませんでした)、すぐに引き返す事にしました。
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出来れば Defereggental の Sankt Jakob in Defereggen の街辺りまで行ってみたかったのですが、どこかで罰金に会う前にと引き返します。
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せっかくなので Obersee 湖畔にある山小屋レストランにて午後のお茶タイム♪
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Oberseehutte。
観光バスが何台も停まっていて結構な賑わいでした。
イタリア語もしっかり通じて良かったです、ちょっと心配していました(笑)。 -
アンテルセルヴァ谷を後にします。
ここも緑の深い美しい谷でした。
アールン谷と違いがあるか分かりませんが(笑)、宿泊できるアグリトゥリーズモもいくつかありそうです。 -
主要道路を外れてちょっと村の中を通ってみます。
ここは“中”の村の教会。 -
下・中・上と三つある村の中ではこの“中”の Antholz Mittertal の村が一番大きいようでした。
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もっと下ってこちらは“下”の村の教会。
下ってくるほどお天気もさらに良いようです。 -
ドライヴしただけのアンテルセルヴァの村。
あまり商業地化されていなくて素朴さが残る美しい谷でした。
また今日も歩き足らずでちっとも合宿とは言えない合宿二日目終了です。 -
※ サイトからお借りしています
この日の夕食は Weissenbach の村の Mosenhofへ。
アパートのある S.Johann から Luttach を通って約8km。
ここも兼宿泊施設になっていて旅行計画当初候補にあがっていましたがアールン谷から外れた不便な場所と考え却下。
とても可愛らしいホテルでレストランの食事も評判が良いみたいです。
美味しい野菜スープをいただきました♪
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この旅行記へのコメント (7)
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- sienamamaさん 2016/10/03 16:41:29
- アンテルセルヴァ谷
- コンニチワ〜。
maremmamaさんの旅行記の中にあって、気になっていたアンテルセルヴァ谷を見ることが出来て、ホント、良かったです♪
すぐ隣の谷なのに、お天気が、こうも違うのには驚きです。
アールン谷も、車があっても、不便を感じるのなら、車無しの身には、絶対、交通の便がいい場所に、宿泊しなくてはですね、、、。
夏合宿たびに、息子さんたちの大きな成長ぶりが、目に見えて分かります。
特にお兄さん、見違えました。
急に大きくなる時期でもあり、つい、お兄ちゃんだからと、上に厳しく、下に甘くなってしまいがち。私の反省点なんですが、思い出してしまいました。
maremmamaさんには不要なひと言かもですが、、、(^^♪
それでは、又、お伺いいたしま〜す。
sienamama
- maremmamaさん からの返信 2016/10/04 22:24:39
- RE: アンテルセルヴァ谷
- sienamama さん こんにちわ!
いつも見てくださってありがとうございます♪
アンテルセルヴァ谷は、もうちっとも参考にならない位サッと素通りした程度の訪問に終わってちょっと残念に思っています・・
朝の出発が遅かったために予定していた Anterselva di Mezzo からのアルム小屋を目指すハイキングも見送りしました。
ここは私もちゃんと長く滞在してじっくりと谷を満喫するのはまた何年か後でもいいかな〜、というのが正直な印象でした。
その分、是非行けた時には2週間とか長くアパートにでも滞在して毎日せっせと移動しながら歩き回るよりも、アパートから直接歩きに出かけられるようなのんびりとした休暇を過ごしてみたいです!
sienamama さんも旅行計画当初、アールン谷最奥の Kasern に宿を予約していたとおっしゃってましたよね。
Kaserun からのコースだけに絞った旅行ならOKでしょうけど、アールン谷って結構長いんですよね〜。
Kasern から Sand in Tanfers の移動も車でも30位かかったような記憶です。
私は是非また次回行けたとしたら Sand in Taufers にきっと宿を取ると思います。
でも今回行った時期が9月という事もあるのか、きっとシーズンオフに近いんでしょう、お店が6時半にはもう閉まってしまうんですよね〜。
食料品スーパーでも7時で閉店していました。
夕食前にちょっと街中を散歩・・というのは少し寂しかったです。
レストランもこのアールン谷の特徴なんでしょうけど、夜8時予約が遅い位なんです。
9時にはほぼ閉店という感じでした。
この夏、14歳の長男は良く寝るし食べるようになったな〜と思ってたら気づかぬうちになんだか体だけすごく成長していました(笑)。
もともと次男の方がよく食べるタイプなのですが、彼はまだ横へと伸びる時期のようです・・
そうなんですよね〜、sienamama さんも私と同じ男の子達を育てた経験で良く分かってらっしゃると思いますが、やっぱりどうしても原因はどうあれ長男の方をしかってしまう事が多くなってしまいます・・
少し大人の長男に理解を求めて要求する事が多くなってしまうのですが、あの位の男の子の頭の中は2歳の年の差などほとんど無いのが現状なんでしょうけど・・(笑)。
ではまた!
マレンママ
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- 旅するうさぎさん 2016/10/02 00:22:30
- こんにちは。
- maremmamaさん、こんにちは。
今年の夏合宿は、南チロルのAhrntalなのですね。
この日は南チロルと東チロルの境にある
Staller Sattel、そして東チロルのOberseeまで行かれて。
息子さん達の初オーストリアは、東チロルとなったのですね。
私、最近、東チロルのことを少しづつ勉強していまして
Osttirolの地図を見ながら拝見しています。
イタリアからだと切符がないと罰金になってしまうのですか。
昨年のpoodle714 さんの旅行記もそうでしたが、
今年のmaremmamaさんの旅行記で、
Zillertaler Alpenを越えて南チロルに行ったら、
どんな風景があるのか…
が拝見できて良かったです。
昨年、北チロルのZillertaler Alpenを旅してみて、
とても風光明媚ないいところだなぁと思いました。
それで、この山々越えたら、どんなかなぁ〜
と思っていたのです。
南チロルの、のんびりとした風景、いいですね〜。
旅するうさぎ
- maremmamaさん からの返信 2016/10/03 00:04:18
- RE: こんにちは。
- 旅するうさぎさん、こんにちわ!
お便りありがとうございました。
今年は家族皆で初オーストリアとなるイタリア最北のアールン谷へ行って来ました。
私もうさぎさんと同じように、こちらイタリア側から Zillertaler Alpen を越えた向こう側がとっても気になります。
おかげさまでうさぎさんの旅行記で詳しく見ることが出来ますのでいっそう興味をそそられて大変!です(笑)。
中でも特にボーデンアルムの美しい風景が忘れられません。
こんなに素朴で美しい場所がツィラタールにはあるんですね〜。
ちょっとこの位心打たれた美しい風景は初めてかも知れません、是非行ってみたいものです。
ツィラタールは北チロルでデフェレゲンタールは東チロルになるのですね。
うさぎさんはこの東チロルに興味があるとの事ですね。
Osttirol、Hohe Tauern国立公園が広がり雄大な風景が見られるのでしょう。
この辺りオーストリアの山々はドロミテと違ってとても男らしく雄大に思えました。
山の形の特徴に欠けるためか山の名前は何一つ覚えられませんでしたが(恥)、全体的の山並みがとても勇敢な印象を受けました。
そしてその下に広がる緑深いアルムと美しい村々・・・毎日うっとりと眺めていました。
また訪れてみたい谷の一つです♪
ではまた。
マレンママ
- 旅するうさぎさん からの返信 2016/10/03 20:35:56
- RE: RE: こんにちは。
- マレンママさん
> 中でも特にボーデンアルムの美しい風景が忘れられません。
> こんなに素朴で美しい場所がツィラタールにはあるんですね〜。
> ちょっとこの位心打たれた美しい風景は初めてかも知れません、是非行ってみたいものです。
私もボーデンアルムには感動しました。
もう一度、行きたい・・・。
私の写真はイマイチなのですが、
実際はもっと美しい、清らかなところでした。
ほんと、もう一度行きたい・・・。
心からそう思います。
昔、「チロルは天上から吊り下げられた楽園」と
どこかで聞いたことがありましたが、
まさにそんな場所でした。
目の前に見えるアルプスの山の形も美しくて、
緑のアルムと調和して
しみじみとした美しさがありました。
きっと秋も、木々の葉が黄色くなって
美しいのだろうと思います。
昨年参考にしたZillertalの山のガイドブックが
改訂されたので、今年また買ってみたのですが、
かなり大幅に改定されていて、前回とは違う山や
コースが沢山紹介されていたのですが、
そんな中でも、ボーデンアルムはしっかり残っていました。
一般の登山道とは違うし、お手洗いもないので、
歩いている人はとてもとても少なかったですが、
青空の日に行ったら、さらにアルムが光に満ちて
川も光り、美しいのではないかと思います。
私達でも登れたので、マレンママさんご家族なら
楽しんで登れるのではないでしょうか。
着いたら美味しいミルクが待っているかと思えば、
それもまた楽しです(^-^)
> この辺りオーストリアの山々はドロミテと違ってとても男らしく雄大に思えました。
> 山の形の特徴に欠けるためか山の名前は何一つ覚えられませんでしたが(恥)、全体的の山並みがとても勇敢な印象を受けました。
> そしてその下に広がる緑深いアルムと美しい村々・・・毎日うっとりと眺めていました。
> また訪れてみたい谷の一つです♪
緑のアルム、うっとりと眺めていたのですね。
私も緑のアルムを見るのが好きです。
山の斜面の木を、一本一本切り倒して作り上げた緑、
そこにはチロルの人達の苦労のあとが見え、
これほどアルプスの自然と調和した人のつくり上げた緑が
この世の中にあるのかと思うほどです。
アルムにはポツン、ポツンと小さな小屋が建っていて、
村の教会の塔も見える・・・
塔は玉ねぎ型だったり、尖っていたり・・・。
このなんとも牧歌的な風景がいいですね。
旅するうさぎ
-
- batfishさん 2016/09/30 19:39:04
- 谷ドライブ♪
- maremmamaさん こんばんは!
お天気が今一つの朝でしたが、車利用の利点を生かして
素敵な谷を下見されましたね〜♪
私も国境ウロウロが好きなので、こういった国境の峠が
どうなっているのかを見せていただいて嬉しいです(^^)
標高2000mとはPasso di Stalle,ハイキングの起点として
もよさそうですね。
Anterselvaの谷、自然いっぱいで(まだ開発されていなくて)
よいですね。道路の通行制限も面白いですね。
オーストリア側は観光バスが来ているなんて、ビックリです。
Defereggental はオーストリア側からも結構アクセスが長そう
に思うのですが、日本では知られていなくても
氷河を抱いた山に囲まれたリゾート地があるのでしょうね。
夕食に訪れたWeissbachも素朴な谷にあってよいですね〜
こんなところに滞在してみたいですが、やはり不便かな…?
公共交通機関だけで動く私どもは、やはりCampo Turesに
宿を取ってしまいそうです。
また続きも楽しみにしています〜♪
batfish
- maremmamaさん からの返信 2016/10/02 23:29:26
- RE: 谷ドライブ♪
- batfish さん こんばんは!
いつも見てくださってありがとうございます〜♪
そうです!こういったお天気で歩けない時は少し遠出して気になっていた場所など下見するのにちょうどいいかなと思ってアールン谷から出てみました。
もうひとつ東隣の Gsiesertal の行き止まりになってる Sankt Magdalena の辺りも気になっていたのですが、とりあえず初オーストリア♪が勝ちました(笑)。
国境付近はいろいろとコースがありそうでしたが難易度や距離などどうなんでしょう、想像しかねます。
ただ国境を越えたすぐのオーストリア側は道路沿いは本当に何もなくて荒涼とした感じでした。
景色もかなり寂しいものがあります。
この辺りはたどり着くまでのアクセスがちょっと不便そうですよね。
Innsbruck からだったらイタリアに南下してから Lienz 経由が一番便利そう?ですよね。
Defereggental やその北に平行してある Virgental など一見地味そうなエリアですけど、batfish さんの言うように北奥には氷河を抱いた素晴らしい景色が広がっているんだろうな〜♪と勝手に想像しています。
個人的にはアールン谷の Weissenbach はとっても好みの可愛らしい村でした。
日当たりも良くて小さな可愛らしい村の様子が本当におとぎ話の世界♪
でもやっぱりどう考えても不便すぎ・・・で却下となったのです。
アールン谷は是非もう一度!と強く思った谷なのですが、やっぱり次に行くとしても私も batfish さんと同じように Sand in Taufers の便利な場所に宿を取りたいです。
街の中心に大きなバスステーションがあっていろいろな方面へ向かうのにとても便利そうでした。
でまた〜♪
マレンママ
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