奄美は優しい島だった＜2016＞ また来るね

2016/09/02 - 2016/09/06

奄美3日目の夜はイタリアンでスタートです。

楽しい加計呂麻島へのデイトリップの余韻を残しながら今日の夕食を楽しみにしてました。

でも連日豪華な食事とお酒で少々胃袋が悲鳴を上げてきていました。

もともと胃腸が強くないからしょうがないんだけどあと二日もってくれ〜

エリア 奄美大島(鹿児島)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• ホテル: 4.0
• グルメ: 5.0

• 同行者: 友人
• 交通手段: 自家用車 バニラエア
• 旅行の手配内容: 個別手配

『fiore』というこの店は島の野菜を使っているイタリアンのお店だそうで、期待大の店でした。
メニューは手書きでお勧めを出してくれるという事でした。

とにかくおしゃれな盛り付けで、味も良くて前菜は最高でした。

スープは里芋のヴィシソワーズという事でしたが、温かいスープでした。ちょっとアクがあったな・・・地元の先輩は美味しいって喜んで飲んでましたが。

サラダもピザもすべてがおいしいんだけど、残念だったのは食材がどのメニューもかぶっている事。

自家栽培の物で賄っているからなのかもしれないけれど、子供のころに料理のメニューに同じ食材を使って作るのはご法度と習ってきたから、どれもこれも同じ野菜の味がするのは少々残念な評価です。

使うものをを分けて作れば、よかったのになぁと思いました。

お腹が一杯になり、ホテルに送ってもらって解散。

そのあと、部屋でダラダラとTVを観たりして就寝。　ふと、物音で目が覚めて、壁が薄いのか？？と時計を見ると朝の4時過ぎ・・・

ベッドを観ると地元の先輩いない！　あれ？　と居間のドアを開けるとなんと！！
ミニカップうどんをTV観ながらすすってるし〜

うっそー　　どうしたのぉ？　に「お腹がすいちゃって」って。　昨日あれだけ食べたのにと思い驚いてると、お菓子まで物色した形跡が！　

まぁ元気でいいけれど・・・物音は　先輩の生活音でした。

私は寝るよ・・・ともう一度爆睡

朝8時頃起床。　ゆっくりのんびりできて本当にうれしい。　朝、何時に起きても何を言われることもないし、最近じゃ自宅でもそうだけど、犬の世話とか諸々あるしね・・・

さぁ私が今度はお腹がすいた！　という事で朝食会場に。

初日に夕食を頂いたアマネシアが会場です。　ビュッフェタイプの朝食です。

AMAネシア グルメ・レストラン

でもねぇ・・・ちょっと品数が微妙・・・でも納豆とここでも生卵があって卵かけごはんが食べられたからそれはOK　しっかり食べました。

その後ホテル内を散策しようとビーチまで行く事に。

ビーチはほぼプライベートビーチでホテル側に売店などがあります。

ホテルと提携している海のアクティビティの会社がある様で、そこがバナナボートやいろんな海の遊びを提供してくれます。

海の色は綺麗な透き通る波打ち際でいつまでも足をつけていたくなる感じでした。奄美の海は沖縄の海よりきれいだなと思いましたよ。

海から眺めたばしゃ山ホテル

しばらく散歩をしてから部屋でくつろいでいると奄美の友人から早速「おはよ〜」のモーニングコールが。

部屋に行くから。　とまたまた午前9時過ぎにはお部屋に来訪。　土産物を発送したいという地元の先輩の依頼で段ボール箱二個持参で来てくれました。

手伝うという奄美の先輩がどんどんパッキングの為に洋服を割れ物との間に詰めていきます。

お菓子を大量に持ってきたのをばれまいと、底のほうに詰めてすぐに洋服で隠したと言っていましたが、気付いたらスーツケースはほぼ空っぽに。

おかげで最終日、雨に濡れて着替えようと部屋に戻ってからはたと気付く。　

着替えがない・・・送っちゃった・・・・と。　もう、何やってるの！！と笑うしかない。

最終日だったからよかったけれど、パジャマで部屋でゴロゴロするしかなかったので本当の意味で最終日だけはのんびりしました。笑

さて、今日は何をしようか・・・

笠利から少し距離はあるものの私はやってみたいと言っていたマングローブの森でカヌー体験をしたいと言っていたから、さっそく行ってみようと連れて行ってくれることに。

黒潮の森マングローブパーク 公園・植物園

上から見るとうっそうと茂ったマングローブの森が続いています。

ちょっと出発が遅かったものだから、最初の出発のツアーが間に合わず、次が13時過ぎという事で、それじゃあ待ち時間が長すぎると諦めようとしたら、受け付けのお姉さんが少し先にお茶屋さんがあってそこでもカヌー体験やってくれるから行ってみてくださいと教えてくれました。

マングローブ茶屋という店にカヌーやりたいというと一時間1500円でやれるという。

受付するとこの先の橋を曲がったところに船着き場があるから行ってみて〜と軽いノリで案内される。

そして送迎を奄美の先輩がしてくれて私と地元の先輩は体験してみることに。

送迎した後、奄美の先輩はお茶屋さんに戻ってしばらく待機

ライフジャケットをつけたらまずはオールの使い方を。

私は過去に何度かやったことがあるのでわかっていましたが、地元の先輩は最初、私もやらないで待ってるというので、一人で行くほどつまらないことはない！と抗議。

なんでも経験でしょ！とたきつけて半ば強制でやらせたんだけど・・・

最初に地元の先輩が水に降りて乗船　ちょっと待っててねっていうのにどんどん漕いで行ってしまう・・・

途中、何度も声をかけるのにどんどん漕いで行ってしまってとうとう見えなくなってしまった。。。　聞くところによると、怖いからさっさと漕いでUターンして帰ってくればいいのかと一心不乱に漕ぎだしたとか。

だけどこの時は引き潮だったから水の底も見えるほどで端のほうは浅くて漕ぐことができないほど水がない状態でした。

しかも地元の先輩、うまく漕げてあちこち移動できたから楽しくてしょうがなかったようで、先でUターンじゃなくて案内人が待っていて説明を受ける形だったので、私が到着するのを待って他の家族と5人でマングローブの説明を受けてからトンネルになった木の間を漕いで通って帰ってくるというツアーだったので帰りはゆっくり戻ってきました。　

普段介護をしている地元の先輩、ものすごいパワーで帰りはヘロヘロになっている私を横目にやっぱり自分で漕いで戻っていきます。
私はへたれなのでガイドさんにロープで括り付けてもらって漕がずに戻るというずるを！笑

よっぽど楽しかったのか、今回の旅で一番楽しかったと夜、部屋で話をしているときに言ってました。　しかも気付くとオールを漕ぐポーズをしているのでどうしたの？と聞くと、またやりたいなぁ・・・と。笑

経験してよかったね。

お昼は龍郷町に戻ってきて豚豚亭（トントンテイ）に。

豚豚亭 グルメ・レストラン

九州黒豚のロース定食を！　サクサクでうまうまです。

だけどお腹が一杯になり過ぎて・・・苦しい〜　という事でお腹を軽くするために初日に暗転の雲の中見に来た笠利崎灯台に。

笠利崎灯台 名所・史跡

そばの海は引き潮で降りて遊びたい位、気持ちのいい天気でした。

歩いて上がっておいでというので、せっかくだけど絶景を観に歩き出しました。

この景色は太平洋側で　灯台から見える景色は左側、西の方は東シナ海という事でそれを楽しみに上がってみることに。

昇りだしは階段になっていてここまで上がった時に奄美の先輩が、そうそう・・・傘を持っていきなさいと車からゴルフ用の傘を貸してくれました。

「ハブが出るから、傘で草が多そうなところはトントンしてハブが出てこないように音を立てて歩きなさい」と怖いことを言うのですっかりテンションダダ落ち・・・。

というのもカヌーを上がったところで細長い盾に縞の入った青っぽい色の蛇がいきなり私の前に出てきて大騒ぎしたばかりだったのです。「ハブー！」って騒いだけど、カヌーのお兄さん「これはハブじゃないよ！」と大きな石を蛇めがけて投げると反動で私のほうにするすると来たのでギャーギャー騒いだ後でした。

とにかく爬虫類はだめだぁ・・・しかもハブのいる場所なんて言われると・・・

でも最近はハブに遭遇するのなんてほとんどないよ、という奄美の先輩。
恐る恐る昇っていきました。

途中湧き水があると聞いていたけれどこれか！と眺めていると上から一人、男性が下りてきて絶景だから行った方が良いですよ！頑張ってと声をかけられました。

観光客だったようです。

途中、背後を気にしながら傘でとんとん・・・

地元の先輩はトイレに行きたいと公衆便所をめがけて先に行ってという事で1人で上がってきましたが、しばらくすると戻ってきたのでトイレできた？と聞くと、観なきゃよかった状態・・・と。

やっぱり・・・と想像どおりの答えでした。

途中から階段がなくなりなだらかな坂道に！　おっこれなら楽！　と杖代わりに傘を使って上がってみると・・・

灯台に着きました〜

笠利崎灯台 名所・史跡

こちら側の暗い海の色が東シナ海

そしてさっき下で見た海が太平洋側

やっぱり太平洋側のほうが青くて綺麗でちょっと嬉しかった！

ゆっくり下山しながら地元の先輩と今回の旅について話しながら「いい旅だったよねぇ」と。

明日で帰るなんて・・・とあっという間の滞在でしたが、毎日内容の濃い素敵な思い出ができた旅でした。

そして、車に乗ったとたん、土砂降りの雨がまた！！！

なんと、台風13号が発生しているという事。
「ほんと、あんたたちはついてるねぇ〜」と奄美の先輩

雨がすごかったからホテルに戻って解散にするか・・・と言っていたのですが、途中でまた雨がやみ始めて。
夕方だったけど、まだ美術館が空いているという事で、田中一村の絵を観に行く事に。

奄美パークは色々とイベントをやったり展示物などがあるようですが今回はパスして・・・

鹿児島県奄美パーク テーマパーク

奄美パーク内にあります。

田中一村記念美術館 美術館・博物館

彼の絵を最初に観たのは地元の先輩が前回ご主人の仕事の同伴で奄美に来た時に、土産に買って来てくれた黒糖焼酎のラベル。

とても素敵な絵だなと思っていたらなんとこの人の作品だというので美術館に来ました。

絵が好きで自分の絵を客の要望に合わせて書かないという信念のもと書きたいものを書くために、絵で生計は立てずに働いて労働で得た賃金で生活と画材を購入して書いたという絵は自分の体の一部というすごい日本画家がいたものだと、感心して美術館をゆっくり回りました。

ホテルに戻って一休みしたら最後のディナーはまたばしゃ山のアマネシアでお別れ会です。

プールは小雨降る中でも遊んでいる親子がいました。

子供向けのプールの様で親子連ればかりでした。

喉が渇いて水を買いに行ったら販売機の水はすべて売り切れ

仕方がないので売店で売っていた最後の一本を購入　だけどこれ、軟水なんだけど
鉱水って書いてありました。　そして甘味があって美味しい感じだったんだけどなんだかお腹がゴロゴロ…

普段飲んでる水のPHと違うからかなぁ？？？

でも、これが最後の一本であとは水がなくて他の客がフロントで薬を飲みたいから水が買えないかと言っているのをたまたま聞いて、フロントを観ると奥から２Lのペットボトルをもってきて客に渡していました。　恐縮しながら受け取ってるお客さんはうれしそうでした。

台風で船が着かないから物資が届かないという事でした。　

客への対応はこの時の事を見てちょっと見直しました。だけどそういう客が沢山いたら同じ対応できるのかなぁ？　ちょっとそこが浅はか？と思ったけど誠意は感じました。

予約時間にレストランに行くとこんなメッセージがありました。

地元の先輩大喜び！

そうそう、フロント前のPCでは航空会社のチェックインした後プリントアウトができない事が判明・・・　バニラエアを利用していたので事前チェックインして航空券をプリントアウトしたかったのでフロントスタッフに言うと、事務所の中のPCを使わせてくれました。

親切だなぁと思った一面です。

奄美の友人が食べたいものを頼みなさい、と言ってくれたのでまたまた甘えて夜光貝のお刺身を♪

地元の先輩はなんとなんと本マグロの握り寿司を！

車エビのフライを頼んだら・・・車エビは小さかった・・・けど美味しい美味しい海老でした。

パパイヤのサラダはカリカリフライのサラダに温玉入り！

美味しいサラダでした。

お腹が一杯になったところで、今回の旅の最後の夜という事で奄美の友人も明日には自分の家がある中部に戻る事になっているので今日でお別れです。

台風13号が近づいてきているので予定がある奄美の友人は絶対に9日までに帰宅しないといけないという事だったのです。よく付き合ってくださったなぁと本当にありがたいですね。

なんと！！部屋に帰ると地元の先輩が私にサプライズでアロママッサージを予約してくれていました。

今回の旅の企画の御礼と言われたんですが、何にも私はしてないし・・・地元の先輩や奄美の先輩に私はただついて行っただけの旅だったのに・・・。

でもいいじゃないと二人で交代で受けました。75分も♪　至福の時間でした。

先輩の旅の疲れを落として帰ろう♪という粋な配慮でした。ゴチになりまーす！

ぐっすりアロマで癒されて寝た朝はごはんがモリモリ！お腹が空いてたくさん食べました。

だけどちょっとばかり。。。品数がねぇ・・・。

でも、サバもおいしかったし生卵もあったしごちそうさまでした！

奄美の先輩が送迎も頼んでおいてくれたおかげで雨の降ってきた最終日も心配なく空港に向かう事が出来ました。

空港に着いたときは土砂降りでJALは遅延していました。

バニラエアは・・・？　おおさすが！　遅延なし、定刻通りという〜

事前チェックインを済ませていたので荷物を預けたら出発までしばらく空港内の店などを見て時間をつぶすことに。

そういえば今回はコミコミプランで購入したチケットだったので私たちは心配なく預けられたのですが、若い子が小さなスーツケースに入りきらずに手で持っていた荷物を預けるためには別料金がかかると言われ、その金額が結構な値段みたいで困っているのをみて、やっぱりLCCを使うのはよく考えないとと勉強になりました。

空港を事前にネットで見ていた時に、鶏飯ラーメンというのを見つけました。
どうしても鶏飯の味が忘れられなくて、ひさ倉で食べたときにこのスープに麺を入れたらおいしいだろうねぇ。。。って話をしたんだけどまさかそれを実現していた店があったんだ・・・！！と興味津々

カウンター席の奥にはちゃんと座れるテーブル席があり、家族連れでもゆっくり食べられるのでおすすめです。

味は。。。なんとなんと！！　油が浮いてはいるものの、さらっと美味しい味で麺がもちもちして何とも美味しいじゃありませんか♪

いいお昼を最後に食べたねぇ〜って先輩と堪能しました。

二階の出国ゲート付近の土産物屋さんは結構な賑わいを見せていました。

もう買うものはないね！って言いながら最後まで店をうろうろしたのは言うまでもありません（笑）

そこで買ったものと言ったら・・・

これはいただけません。おいしくなかった〜　味がないし微妙すぎました。

ゲート前でなんと里の曙のミニボトルを奄美のおもいでにと配っていました。バニラエア利用者だけの特典みたいでした♪

購入したお土産は気付いたら色々と買ったつもりだったけど、気付いたら黒糖とか塩とかそんなものばかりで主婦っぽいものばかりですっかり職場に持っていける様なものがない！！！！

と思って仕方なくかりんとうや黒糖をもっていったら美味しい美味しいって皆が大喜び！

家には黒糖焼酎を！

今日も一杯やりながら旅行記を仕上げてのは言うまでもありません。

楽しい旅はあっという間だったけれど、それでも毎日が充実していて気づいたら帰りの飛行機に乗っていた、というような感じでした。

素敵な旅をありがとう。　

そして素敵な思い出を大事にまた次の出会いを楽しみにして旅の計画を立てよっと。