2016/07/17 - 2016/07/23
45位(同エリア119件中)
ミズ旅撮る人さん
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13年ぶりにインドへ行くことになりました。15日間という長い行程なので、前半はヒマラヤの西端、インドの北端に当たるラダックへ、後半は西の砂漠ラジャスタン地方へ向かいます。
後半、ラジャスタン編1回目は、デリーからジョードプルへ飛び、ホテルにチェックインした後、一息ついてから見学したジョードプルの駅とメヘランガール砦です。
「荘厳な砦」という意味を持つ、この砦は、正にジョードプルの象徴。砦は巨大な岩山の上にあり、中にはいくつもの宮殿があり、寺院があり、ここだけで半日掛かりです。
「レース編みのような」という形容こそがふさわしい、緻密な彫刻の宮殿にため息です。また、ブルーシティの街並みは不思議な気分にさせてくれます。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- 航空会社
- エアインディア
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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デリー空港第3ターミナルから、9:05発のエアウェイズでジョードプルに向けて飛び立ちます。
モンスーンのため、朝から土砂降りでした。ご覧のようにボーディングブリッジもない搭乗では、辛いことになったと思いますが、天の助け。この時には止んでいました。
双発機で、しかもタラップが機体自体のものという、昨今では珍しいシチュエーション。
こんなに巨大な空港で、歩いて飛行機に乗るとは思ってもみませんでした。インディラ ガンディー国際空港 (DEL) 空港
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10:50ジョードプルに到着しました。当然、歩いて空港施設に向かいます。
荷物も係員が手動で運びます。だから、預け荷物が15kgまでなの?ジョドプル空港 (JDH) 空港
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可愛らしい2階建てのジョードプル空港。
屋上に太陽光パネルが並んでいます。砂漠地帯のラジャスタンです。当然? -
旧市街手前ですが、既に水色の家がありました。ブルーシティへの期待が高まります。
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旧市街のメインロードです。混沌のオールドデリーから来ると、この整然と並んだバイクや、小ざっぱりとした街並みに意外な心持がします。
もっと、雑然とした町かなと思っていたので、ちょっと安心。 -
サダル・バザールです。ごちゃごちゃと建物が建ち、狭い道がうねうねと続く旧市街の真ん中に、十字型の広場があります。
ここにはずらっと露店が広がっています。日用品から衣料品、野菜などが売られています。 -
広場の四隅には、こうした塔?が建っています。
サダル・バザールを突っ切って、ホテルに向かいます。 -
クリシュナ・プラカッシュ・ヘリテージ・ハヴェリ・ホテルです。
空港から真っすぐホテルにチェックインしました。まだ正午前ですが、チェックイン時間の制限はないようです。
ラジャスタン地方には、貴族の屋敷であるハヴェーリーが多くあり、その中にはホテルになっているものがあります。
今回の旅行の目的の一つは、このハヴェーリーに泊まること。
ハヴェーリーホテルには、いろいろあって、全面改装して近代的になっているものから、最小限の設備だけを入れ替えて、ほぼ当時のままにしているものまで、様々です。
このホテルは、かなり、内装に力を入れているようです。旧市街にあるハヴェーリーホテル。メヘランガール砦の眺めは最高。食事は最低。 by ミズ旅撮る人さんクリシュナ プラカシュ ヘリテージ ハヴェリ ホテル ホテル
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バスルームも、壁や床は綺麗です。洗面台が狭いのが残念。アメニティもありません。
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左側のタイルで囲まれた部分がシャワーブースです。
ラダックで見慣れた大きなバケツが、ここにもありました。バケツにお湯を貯めて、手桶で体にかけます。 -
ホテルの部屋で、少し休んでから、昼食に出掛けます。旧市街を出たら、交通警官がいました。
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旧市街は、全長10kmもの城壁に囲まれています。前方には、城門があります。
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バイクの後ろに乗った女性は、目だけを出して頭を全部ストールで覆っています。
ラジャスタンの女性は、結婚すると顔を覆う習慣があります。 -
なかなか素敵な建物が並んでいます。これが、一般住宅なんですから、もったいない。
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ジョードプルの駅です。なんと駅前にSLがありました。
観光の予定に駅は入っていませんでしたが、これは行かなければ。ジョドプール駅 駅
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説明文がヒンディー語なので、読めませんでした。普通プレートのある場所に、金ぴかの太陽のような飾りが取り付けられています。インドらしいといえば、そうらしい。
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駅の外れには跨線橋があり、ちゃんとエスカレーターが付いていました。意外に思う私は、偏見の塊なんでしょうか。
ジョドプール駅 駅
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駅の一角に、内装の素晴らしくきれいな一室がありました。
おそらく特急などの高価な列車の乗客用なのでしょう。ここでも、荷物検査があります。 -
ジョドプール駅 駅
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一般の乗客用待合室は、床に寝る人が当たり前のインドらしい光景が見られます。
ジョドプール駅 駅
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駅の前には、客待ちのオートリキシャがいっぱいです。
向かいの建物には、屋上にレストラン、1階には旅行会社があるようです。 -
駅前のチャイ屋さん。インドに来たらチャイ。早く飲みたいなあ。
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この交差点にも、交通警官がいました。
1475年にラージプート族のマールワール王国の首都として建設されたジョードプルは、現在でも大都市です。
タール砂漠の入り口に位置して、人口は約130万人。マハラジャの住む町です。 -
昼食のレストラン。ガイドのJ・Kさんがお勧めの南インド料理屋さん。
ガイドの名前は、長いのでJ・Kと呼んでくださいと初めから教えてくれませんでした。本名で呼ばれるのが嫌だったのかな?アルファベットで呼ぶ方が嫌だったけどな。
1週間、一緒に旅をして、彼が南インド料理が好物なのだとよくわかりました。ふたこと目には「南インド料理もあります」だったから。とうとうラジャスタンの料理らしきものを食べることはありませんでした。
よほど、日本人には勧められない料理なんでしょうか。プリヤ 地元の料理
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ガイドお勧めのマサラ・ドーサです。南インドのクレープのような料理で、中にジャガイモを香辛料と炒めて似たものを入れてあります。
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手前の白い液体は、水で伸ばしたヨーグルトのような酸っぱいスープで、向こう側はカレー味です。
ドーサをちぎって、どちらかに浸けて食べます。 -
街なかには、真っ白なヒンドゥー寺院もあります。
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街角で建設中の建物を見ました。細い木を何本もつっかえ棒にしています。
建設資材を入れたざるを頭に乗せて歩く男たち。何より人件費が一番安いのでしょう。 -
大八車にヤシの実を乗せて、売っています。
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旧市街の外れまで行って、坂道を登ります。
いよいよ2013年に「ラジャスタンの丘陵城塞」として、世界遺産に登録された6つの城塞の一つ、メヘランガール砦に行きます。 -
この高さ、わかりますか?130mの岩山の上に、高さ36mの城壁が聳え立っています。
1459年に、マールワール国のラーオ・ジョーダ王が都ジョードプル(ジョーダの町)の象徴として建設した「メヘランガール砦(荘厳な砦)」です。メヘラーンガル砦 城・宮殿
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ジャイ・ポール(勝利の門)。1806年にマン・スィンが戦いに勝ったことを記念して建設しました。
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ジャイ・ポールの手前は、堀と駐車場だけです。
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城壁の上には、船のようなものが張り付いています。かつての荷物を吊り上げる装置です。
下の白い玉ねぎ屋根の中には、銀色のガネーシャの像が見えます。 -
ジャイ・ポールの前の地面で、何かが走りました。リスです。こんな所にもいるんですねえ。すばしっこいので、撮るのはたいへん。
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マン・スィンの凱旋の様子でしょう。
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マハラジャとマハラニです。この絵柄、インド独特ですね。
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ジャイ・ポールをくぐって、すぐ左にチケット売り場があります。オーディオガイドを借りるのもここです。
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入場料の他に、カメラ使用料が必要です。100Rです。カメラにビデオ機能が付いていると、200Rになります。
料金を支払うと、このタグを渡されるので、目立つところに着けます。 -
頭の上は、ものすごい高さです。チケット売り場のそばには、上に行かれるエレベーターも密かにあるそうです。でも、それを使ってしまうと、途中の宮殿が見られなくなるので、地道に歩きましょう。
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おっ、ここにもリスがいました。きっと餌をたくさんもらえるのでしょう。
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少し行くと、左側の城壁に小さな祠がありました。ここは女性に人気の祠なのだとか。
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突っ張り兄ちゃんのような、3人組がこっちを見ていますが、無視して先に進みます。自分たちが写っていると思って、ポーズを決め込んでいるんです。
インドの、特に若いあんちゃんは特にこの反応が顕著です。モデル料をせびるわけでもなく、勝手にポーズを取ってご満悦なんです。
害はないけれど、はた迷惑な反応です。 -
壁面に大砲の跡が見られます。
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第2の門をくぐりました。メヘランガール砦に入るには4つの門を通ります。
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自撮り禁止の看板です。落下事故などが起きたのかもしれません。
とにかく、インド人は写真に写るのが好きです。自撮りなんてお手の物。 -
砦らしく、大砲が置かれています。
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ブルーシティの街並みが少し見えて来ました。
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壁にアトラクションの宣伝が貼られていました。6つのワイヤーを滑車で滑り降りて、メヘランガール砦を渡り歩くというものです。
おもしろそうではあるけれど、高そうだなあ。所要時間1時間と書いてあります。 -
3つ目の門を通ります。この辺から、かなりの急坂になります。
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これだけ急な角度で登って行っても、城壁はさらに高くそびえています。
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ラオ・ジョーダ王がこの砦を建設したことを示すプレートです。
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見上げると、すごく細かい彫刻に埋め尽くされたテラスと無数の窓がびっしり。
あそこで暮らす人々は、まさに殿上人ですね。 -
真っ赤なストールが目に鮮やかな女性たちと、晴れ着を着た男の子。
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ラジャスタンの女性たちは、とにかく鮮やかな衣装が特徴的です。年齢に関係ない所がご立派。
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第4の門ローハー・ポール(鉄の門)には、奇妙な手形があります。これは、サティーという殉死の習慣で、王が死んだ際に、妃たちは生きたまま火葬の火の中に身を投じるのです。
手形は殉死した妃たちの数を表します。どうしたら、そんなむごい真似が出来るのか信じられません。 -
メヘランガール砦の一番の見どころが見えて来ました。クリーム色の基壇の上に荘厳な宮殿が乗っかっています。
手前の細く突き出した部分がジャーンキー・マハル(宮殿)、その向こうの大きな建物は1階の一部が博物館として利用されていますが、上部は非公開。
メヘランガール砦は、年々拡張され続け大きくなりました。
1678年にジャスワント・シンが亡くなると、翌年に城はムガル帝国に接取されましたが、1707年にアウラングゼーブ帝の死によって返還されました。
その後、1818年に王国がイギリスの保護下に入ったのち、1947年までマハラジャの居城でした。おそらく、この部分が最後まで使われたのでしょう。 -
ローハー・ポール(第4の門)の方を振り返ると、その上にはシレー・ハーンと呼ばれる武器の博物館(左)があります。
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先ほどの大きな建物の下で、入場券を見せて階段を上がります。この先がマハラジャの世界です。
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上がったところがシンガル・チョウクという広場です。
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ジャーンキー・マハルが見えます。壁という壁がすべて細密な透かし模様で埋め尽くされています。
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「空間恐怖症」と、どこかで読みましたが、確かにまったく平面がありません。彫刻のない空間を恐れるように。
まるで「耳なし法一」の身体全体に書かれた魔除けの呪文のようです。
暑い地方なので、少しでも風を取り入れたかったのでしょうが、一種異様ですね。 -
右の階段を登って来ました。左下の坂道を手前側から歩いて来ました。
メヘランガール砦は巨大すぎて、どこにいるのかわからなくなります。 -
さあ、博物館に入りましょう。
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ライオンのついた輿(こし)が一番手です。
オーディオガイドがあるので、日本語の説明を聞けるのですが、あまりに暑くて説明に耳を傾ける余裕がありません。 -
輿は、このように縦に並んで陳列されています。この部屋は、この周りをぐるっと回って終わりです。
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シンガル・チョウクに戻りました。どうしても、このすごい彫刻に目が行ってしまいます。本当に石で出来ているのかしら・・・触ってみたい。
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別の部屋に入ります。クジャクの形の輿です。
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こんな籠(かご)だったら、中は蒸し風呂になって暑そう。
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各展示室は、一度シンガル・チョウク(広場)に出て移動するようになっています。
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ここもまた彫刻でいっぱいの門をくぐり、ジャーンキー・マハルの下を通って、その向こうの中庭に行きます。
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正面がシレー・ハーン(武器博物館)、左の通路の奥にフール・マハル(花の宮殿)があります。
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3階の通路に人影が見えます。まだ先は長そうです。あそこに行ったら、少しは涼しいかなあ。
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扉の左側に、まるでスズランのように垂れ下がった彫刻があります。本当にこれ石なんでしょうか?比較的柔らかい砂岩とはいえ、折れそうで怖い。
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よくもこんな精巧なものが、野ざらしで放って置かれるものです。最高の贅沢こそ「無頓着」。
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城壁の高さは最高で36m、厚さは24mにもなります。
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ローハー・ポールの外側の建物は、だいぶ傷みが激しいようで、立ち入り禁止です。
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こちらは全面立ち入り禁止。寂れた様子が、年月を感じさせます。いい風情だなあ。
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ようやく、張り出し窓と同じ高さに来ました。
眼下にブルーシティの街並みが見えて、すごい景観でしょうね。 -
かつて、家を青く塗ってもいいのは、カーストの上位にいるクシャトリアに限られていましたが、それが撤廃されるや、他の住民がこぞって青く塗ったのだそうです。
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ピンクシティとして有名なジャイプールは、実際にはサーモンピンクと言い募る砂岩の赤茶色の町で、少なからずがっかりしますが、このジョードプルのブルーシティは本物でした。
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旧市街を囲む城壁が見えます。
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こちらは、メヘランガール砦の城壁。随分と複雑な構造になっています。
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化粧漆喰がとれて、砂岩がむき出しになりつつある張り出し窓。優美な姿が痛ましい。
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砦の足元は切り立った崖のようです。そこから、町まではまだ高低差があります。
真下から見ると、どれだけ威圧感があることでしょう。 -
城壁と城壁の間には、お堀もあったのでしょうか。
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遠くにジャスワント・タダが見えます。メヘランガール砦の最後の王ジャスワントのお墓です。明日の朝、ここを訪れます。
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真ん中に茶色い傘状の屋根があって、隣が中庭になっているのが今夜のホテル、クリシュナ・プラカッシュ・ヘリテージ・ハヴェリ・ホテルです。
この位置にあるので、屋上のレストランからはメヘランガール砦が目の前に見えます。今夜のライトアップが楽しみ。 -
サダル・バザールと中心にある時計塔です。先ほどは、この中を車で通り抜けました。
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時計塔から少し東に行くと、大きな貯水池があります。昔は文字通り、市民の水がめでした。
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レンズを引いて町の全体を見ます。地平線の辺りに大きな建物が見えます。
あれが、超高級ホテル、ウメイドバワン・パレスです。ダブルの部屋で6万円以上〜です。 -
ウメイドバワン・パレスは現在もマハラジャが住む宮殿で、一部博物館として公開しています。明日、ここも見学します。
今回は、ここまで。次回は、この先のメヘランガール砦の見学を続けます。花の宮殿・真珠の宮殿と呼ばれる美しい部屋を見学します。
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