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この日はプラハからの日帰り観光で、ドイツの古都・ドレスデンに向かった。<br /><br />行きはバス、帰りは何となく乗りたかったので電車を、それぞれ日本からネットで予約。万全を期して、隣国へのショートトリップを満喫。しかーし、さてプラハに帰ろうという時に、予想もしてなかったアクシデントが発生した…。

プラハを拠点に1週間の旅⑤ ~ドレスデン。行きはよいよい、帰りは…マジか!?~

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2015/04/29 - 2015/05/05

283位(同エリア917件中)

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この日はプラハからの日帰り観光で、ドイツの古都・ドレスデンに向かった。

行きはバス、帰りは何となく乗りたかったので電車を、それぞれ日本からネットで予約。万全を期して、隣国へのショートトリップを満喫。しかーし、さてプラハに帰ろうという時に、予想もしてなかったアクシデントが発生した…。

交通手段
鉄道 観光バス
航空会社
ANA チェコ航空
旅行の手配内容
個別手配
  • プラハで3ヵ所目の宿泊先となるグランディオール。キレイな5つ星ホテルで、今日から2泊お世話になる。<br /><br />この日は、朝からドレスデンに行くので、チェックインが夜になる旨を伝えて、それまでスーツケースをこのホテルで預かってもらうことにした。<br />

    プラハで3ヵ所目の宿泊先となるグランディオール。キレイな5つ星ホテルで、今日から2泊お世話になる。

    この日は、朝からドレスデンに行くので、チェックインが夜になる旨を伝えて、それまでスーツケースをこのホテルで預かってもらうことにした。

  • このホテルからは、フローレンツのバスターミナルが近く、そこまで歩いていく。

    このホテルからは、フローレンツのバスターミナルが近く、そこまで歩いていく。

  • そして、チェスキー・クルムロフに行ったときにも利用したSTUDENT AGENCYのバスで、ドレスデンへ向かう。<br /><br />チェスキー・クルムロフとは、出発するバスターミナルが違うこと、それとチェコ国外に出るため、乗る際にはパスポートが必要なので要注意なのだ。

    そして、チェスキー・クルムロフに行ったときにも利用したSTUDENT AGENCYのバスで、ドレスデンへ向かう。

    チェスキー・クルムロフとは、出発するバスターミナルが違うこと、それとチェコ国外に出るため、乗る際にはパスポートが必要なので要注意なのだ。

  • 約2時間でドレスデンに着いたよー。<br /><br />ドイツに入ってから、一度パスポートチェックがあったくらいで、あとは快適だった。<br /><br />バスは、ドレスデン中央駅の横の辺りで停車。

    約2時間でドレスデンに着いたよー。

    ドイツに入ってから、一度パスポートチェックがあったくらいで、あとは快適だった。

    バスは、ドレスデン中央駅の横の辺りで停車。

  • ドレスデン中央駅。やはりチェコとは建物の雰囲気が違う感じ。

    ドレスデン中央駅。やはりチェコとは建物の雰囲気が違う感じ。

  • そして、旧市街に向かって、大きな通りを歩く。

    そして、旧市街に向かって、大きな通りを歩く。

  • 周囲には、とにかく大きな四角い建物が並んでいた。<br /><br />そういえば、ドレスデンは、90年の東西統一までは東ドイツ、つまり社会主義国だった。今となっては、ちょっと信じられないような話しかも。

    周囲には、とにかく大きな四角い建物が並んでいた。

    そういえば、ドレスデンは、90年の東西統一までは東ドイツ、つまり社会主義国だった。今となっては、ちょっと信じられないような話しかも。

  • ドイツの歩行者用信号機は「アンペルマン」というキャラクターとなって、いろいろなグッズも発売されるほど人気者なのだ。<br /><br />確かに、なんか憎めないデザインだねっ。

    ドイツの歩行者用信号機は「アンペルマン」というキャラクターとなって、いろいろなグッズも発売されるほど人気者なのだ。

    確かに、なんか憎めないデザインだねっ。

  • ここアルトマルクト広場には、食べ物屋さんの屋台がたくさん。

    ここアルトマルクト広場には、食べ物屋さんの屋台がたくさん。

  • お腹がすいたので、ここでランチにする。

    お腹がすいたので、ここでランチにする。

  • いただきまーす。<br /><br />周囲の人は、当然のようにビールを飲んでいた。

    いただきまーす。

    周囲の人は、当然のようにビールを飲んでいた。

  • お腹も満たされたので、街歩きを再開。<br /><br />この広場の一角には、聖十字架教会があって、地上54メトールのところが展望台になっているので、早速、行ってみた。

    お腹も満たされたので、街歩きを再開。

    この広場の一角には、聖十字架教会があって、地上54メトールのところが展望台になっているので、早速、行ってみた。

  • 教会内には、第二次大戦で空襲を受けている様子の写真が展示してあった。<br /><br />それを見ていると、なぜだか爆弾が落ちてくるような音や、爆発音が耳の遠くから聞こえてくる気がして、恐ろしくなる。<br /><br />黒くすすんだ外壁が、そんな錯覚を呼び起こさせたのだろうか…。

    教会内には、第二次大戦で空襲を受けている様子の写真が展示してあった。

    それを見ていると、なぜだか爆弾が落ちてくるような音や、爆発音が耳の遠くから聞こえてくる気がして、恐ろしくなる。

    黒くすすんだ外壁が、そんな錯覚を呼び起こさせたのだろうか…。

  • 展望台から、街を見渡す。<br /><br />無差別爆撃を受けたここは、計3900トンもの爆弾が投下され、多くの市民が犠牲になったそうだ。<br /><br />歴史的にも価値がある美しいこの街を、ドイツ人は空襲を受けることはないと信じていたそうで、また、ドイツから爆撃を受けていた英国内でも、ドレスデンでの爆撃には非難の声が上がったという…。<br /><br />そんな話しをどうやって理解してよいのか分からず、しばらく復興したこの街を眺めていた。

    展望台から、街を見渡す。

    無差別爆撃を受けたここは、計3900トンもの爆弾が投下され、多くの市民が犠牲になったそうだ。

    歴史的にも価値がある美しいこの街を、ドイツ人は空襲を受けることはないと信じていたそうで、また、ドイツから爆撃を受けていた英国内でも、ドレスデンでの爆撃には非難の声が上がったという…。

    そんな話しをどうやって理解してよいのか分からず、しばらく復興したこの街を眺めていた。

  • この旅行の始まりは、ナチス・ドイツが破壊したワルシャワだった。そして、いまは連合軍によって破壊されたドレスデンに居る。<br /><br />どちらもいまは、美しい街へと再建された。戦争って一体何だろうか。気が付けば今回の旅は、そんなことを改めて考える機会が幾度もあった。

    この旅行の始まりは、ナチス・ドイツが破壊したワルシャワだった。そして、いまは連合軍によって破壊されたドレスデンに居る。

    どちらもいまは、美しい街へと再建された。戦争って一体何だろうか。気が付けば今回の旅は、そんなことを改めて考える機会が幾度もあった。

  • さて、もう降りよう。<br /><br />いろいろなことを考えながら、ゆっくりと下へ向かった。

    さて、もう降りよう。

    いろいろなことを考えながら、ゆっくりと下へ向かった。

  • 教会前にはオブジェがあった。<br /><br />一人だけ色付きの少年に、一瞬、ドキっとする。

    教会前にはオブジェがあった。

    一人だけ色付きの少年に、一瞬、ドキっとする。

  • 日本でも、もはや懐かしいものになった電話ボックス。<br /><br />ちなみに、上の黄色と黒はドレスデンの紋章だ。

    日本でも、もはや懐かしいものになった電話ボックス。

    ちなみに、上の黄色と黒はドレスデンの紋章だ。

  • 今度はフラウエン教会が見えてきた。<br /><br />大きなドームがとっても印象的。

    今度はフラウエン教会が見えてきた。

    大きなドームがとっても印象的。

  • この銅像はどなた様?と近づいてみたら、世界史の教科書に出てくるマルティン・ルターだった。

    この銅像はどなた様?と近づいてみたら、世界史の教科書に出てくるマルティン・ルターだった。

  • このフラウエン教会も空襲で崩壊。なんと50年ほど瓦礫の山のままになっていて、再生工事に着手したのは、東西ドイツ統一後という。<br /><br />その際、資材はオリジナルを可能な限り活用したため、近くでみると、白と黒のつぎはぎだらけになっている。<br /><br />ワルシャワの旧市街地もそうだったけど、これって、考えただけでも気の遠くなる作業だ。でも、そういう形で再生しようという発想が何よりスゴい。

    このフラウエン教会も空襲で崩壊。なんと50年ほど瓦礫の山のままになっていて、再生工事に着手したのは、東西ドイツ統一後という。

    その際、資材はオリジナルを可能な限り活用したため、近くでみると、白と黒のつぎはぎだらけになっている。

    ワルシャワの旧市街地もそうだったけど、これって、考えただけでも気の遠くなる作業だ。でも、そういう形で再生しようという発想が何よりスゴい。

  • この石碑は、当時の教会の一部。

    この石碑は、当時の教会の一部。

  • もう一度、教会の全景を目に焼き付けて、次のスポットへ。<br /><br />ん~、なんというか、もの凄い存在感だったなぁ。

    もう一度、教会の全景を目に焼き付けて、次のスポットへ。

    ん~、なんというか、もの凄い存在感だったなぁ。

  • フラウエン教会の周囲にある美術館、アルベルティヌム。

    フラウエン教会の周囲にある美術館、アルベルティヌム。

  • そういえば、ドレスデンに来るにあたっては、ガイドブック等を持ってこなかったので、この辺りのお店で観光マップを購入した。<br /><br /><br />

    そういえば、ドレスデンに来るにあたっては、ガイドブック等を持ってこなかったので、この辺りのお店で観光マップを購入した。


  • そして、いきなり現れた外壁「君主の行列」。<br /><br />地図をよく見てなかったせいもあるが、心の準備もなくこの光景に出くわしたので、インパクトがかなり大きかった。

    そして、いきなり現れた外壁「君主の行列」。

    地図をよく見てなかったせいもあるが、心の準備もなくこの光景に出くわしたので、インパクトがかなり大きかった。

  • 奇跡的に空襲の被害を受けなかったというこの外壁。辺りは火の海だったはずなのに…<br /><br />もう見事としか言いようがなく、同時に、無事であったことが喜ばしくも思えるほどだ。

    奇跡的に空襲の被害を受けなかったというこの外壁。辺りは火の海だったはずなのに…

    もう見事としか言いようがなく、同時に、無事であったことが喜ばしくも思えるほどだ。

  • 歴代のザクセン君主が描かれていて、スタートはここから。

    歴代のザクセン君主が描かれていて、スタートはここから。

  • この外壁にはマイセン磁器のタイルが2万4千枚以上、使われているそうだ。<br /><br />それが全長100メートルにわたって描かれているのだから、もうスゴイっ。<br /><br />

    この外壁にはマイセン磁器のタイルが2万4千枚以上、使われているそうだ。

    それが全長100メートルにわたって描かれているのだから、もうスゴイっ。

  • ちなみに、壁画の裏はこうなっていた。ちょっと興奮気味だったため、ここでクールダウン。<br /><br />ガイドブックや観光案内を見すぎてしまうと、実際のものを目にしたときに、その確認作業となってしまうことがある。しかし、ドレスデンの観光に際しては、さほどの下調べ等もしなかったので、見るものがとても新鮮だった。

    ちなみに、壁画の裏はこうなっていた。ちょっと興奮気味だったため、ここでクールダウン。

    ガイドブックや観光案内を見すぎてしまうと、実際のものを目にしたときに、その確認作業となってしまうことがある。しかし、ドレスデンの観光に際しては、さほどの下調べ等もしなかったので、見るものがとても新鮮だった。

  • エルベ川の先は新市街。<br /><br />新市街には世界一美しい牛乳屋さんがある。どんなものか、ちょっと気になって行ってみようとも思ったけど、このまま旧市街の雰囲気に触れていたい、という欲求が勝った。

    エルベ川の先は新市街。

    新市街には世界一美しい牛乳屋さんがある。どんなものか、ちょっと気になって行ってみようとも思ったけど、このまま旧市街の雰囲気に触れていたい、という欲求が勝った。

  • アウグストゥス橋とエルベ川をみながら、ここでアイスクリーム休憩。<br /><br />そういえば、ドレスデンって、新しい橋を架けたことによって、世界遺産を抹消された唯一のところなんだって。

    アウグストゥス橋とエルベ川をみながら、ここでアイスクリーム休憩。

    そういえば、ドレスデンって、新しい橋を架けたことによって、世界遺産を抹消された唯一のところなんだって。

  • アイスを食べ終えて、観光を再開。<br /><br />右側の宮廷教会の横が広場のようになっていて、そこの周囲の景色がまたステキなのだ。

    アイスを食べ終えて、観光を再開。

    右側の宮廷教会の横が広場のようになっていて、そこの周囲の景色がまたステキなのだ。

  • ここもそうだけど、ドレスデンの歴史的な建物は、ほとんどの外壁が黒くなっている。<br /><br />これはもともと、黒色砂岩を使用しているからだそう。<br />それに加えて、戦争で焼けたことも要因。

    ここもそうだけど、ドレスデンの歴史的な建物は、ほとんどの外壁が黒くなっている。

    これはもともと、黒色砂岩を使用しているからだそう。
    それに加えて、戦争で焼けたことも要因。

  • 宮廷教会。

    宮廷教会。

  • 歌劇場、ゼンパーオーパー。<br /><br />つまるところ、ゼンパーさんが設計したオーパー(オペラ、歌劇場)の意味。

    歌劇場、ゼンパーオーパー。

    つまるところ、ゼンパーさんが設計したオーパー(オペラ、歌劇場)の意味。

  • ゼンパーオーパーは違った角度でみても、これまた素晴らしいのだ。

    ゼンパーオーパーは違った角度でみても、これまた素晴らしいのだ。

  • 宮廷教会とドレスデン城(右)。

    宮廷教会とドレスデン城(右)。

  • そして、ゼンパーオーパーの横というか、すぐ近くにアルテマイスター絵画館がある。

    そして、ゼンパーオーパーの横というか、すぐ近くにアルテマイスター絵画館がある。

  • アルテマイスター絵画館には、ラファエロが描いたあの「システィーナのマドンナ」がある。<br /><br />ちなみに、館内は撮影不可。

    アルテマイスター絵画館には、ラファエロが描いたあの「システィーナのマドンナ」がある。

    ちなみに、館内は撮影不可。

  • これがシスティーナのマドンナ(の顔)。<br /><br />絵画の下に描かれている天使をみれば、あぁ、この絵ねってなると思うんだけど…。

    これがシスティーナのマドンナ(の顔)。

    絵画の下に描かれている天使をみれば、あぁ、この絵ねってなると思うんだけど…。

  • アルテマイスター絵画館は、フェルメールの「手紙を読む女」と「取り持ち女」の2点も所有しているし、結構、良かったなぁ。満足、満足。<br /><br />ということで、これはツヴィンガー宮殿の中庭からみた美術館の全景。

    アルテマイスター絵画館は、フェルメールの「手紙を読む女」と「取り持ち女」の2点も所有しているし、結構、良かったなぁ。満足、満足。

    ということで、これはツヴィンガー宮殿の中庭からみた美術館の全景。

  • ツヴィンガー宮殿は、フリードリヒ・アウグスト1世が建築したもので、当時、木造建築が主体だったドレスデンに石造の宮殿を、ということで1711年から建設が開始されたそうな。

    ツヴィンガー宮殿は、フリードリヒ・アウグスト1世が建築したもので、当時、木造建築が主体だったドレスデンに石造の宮殿を、ということで1711年から建設が開始されたそうな。

  • たくさんの彫刻で飾られたバロック建築の傑作。ごもっとも。

    たくさんの彫刻で飾られたバロック建築の傑作。ごもっとも。

  • ここの中庭は、そんなに広いわけではないんだけど、周りを囲っている建造物に思わずうっとり。<br /><br />すごいなぁ~と辺りを眺めながら、しばらく見入っていた。

    ここの中庭は、そんなに広いわけではないんだけど、周りを囲っている建造物に思わずうっとり。

    すごいなぁ~と辺りを眺めながら、しばらく見入っていた。

  • さて、ツヴィンガー宮殿を出よう。<br /><br />外堀もキレイなのだ。

    さて、ツヴィンガー宮殿を出よう。

    外堀もキレイなのだ。

  • 勇ましく宮殿を後にした割には、このすぐ近くにある「カフェ・シンケルヴァッヘ」で、再び休憩をとる(笑)。

    勇ましく宮殿を後にした割には、このすぐ近くにある「カフェ・シンケルヴァッヘ」で、再び休憩をとる(笑)。

  • ここで名物ケーキのアイアシェッケを注文してみた。<br /><br />甘さ控えめのチーズケーキで、たまらず秒殺。おいし~。

    ここで名物ケーキのアイアシェッケを注文してみた。

    甘さ控えめのチーズケーキで、たまらず秒殺。おいし~。

  • そろそろ駅に戻ろう、とカフェを出て再び歩き始めた。

    そろそろ駅に戻ろう、とカフェを出て再び歩き始めた。

  • トラムも走ってるんだけど、乗り方も、どこに行くのかもサッパリ分からないので、ただ通りすぎるのを眺めるのみ。<br /><br />そして、19時7分発のプラハに帰る電車をネットで予約しておいたため、余裕をもってドレスデン中央駅に向かった。

    トラムも走ってるんだけど、乗り方も、どこに行くのかもサッパリ分からないので、ただ通りすぎるのを眺めるのみ。

    そして、19時7分発のプラハに帰る電車をネットで予約しておいたため、余裕をもってドレスデン中央駅に向かった。

  • さて、事件はここから。<br />19時7分発は確かに停車している。しかし、よく見ると逆方向のベルリンと表示されていたので、チケットを駅員さんに見せて確認したら、確かにこの列車でOKという。<br /><br />しかし、予約した車両に乗ると、避けたはずのコンパートメント。「ん?変だなぁ」と首をかしげながらも、今度は、乗車していた人に聞いたら、「この電車じゃないわよ」と言うではないか。マジでー…(汗)<br /><br />そして、さっきの駅員さんに、もう一度チケットを見せたら、「OH!プラ~ハっ」と驚き、すぐにインフォメーションに行けと言う。<br /><br />あのねぇ…。<br /><br />この時はかなり焦っていたものの、駅員さんがちょっと巻き舌気味に「プラ~ハ」と発したのが妙にカッコいいなぁという、どうでも良いことを考えながら、インフォメーションに向かってダッシュした。

    さて、事件はここから。
    19時7分発は確かに停車している。しかし、よく見ると逆方向のベルリンと表示されていたので、チケットを駅員さんに見せて確認したら、確かにこの列車でOKという。

    しかし、予約した車両に乗ると、避けたはずのコンパートメント。「ん?変だなぁ」と首をかしげながらも、今度は、乗車していた人に聞いたら、「この電車じゃないわよ」と言うではないか。マジでー…(汗)

    そして、さっきの駅員さんに、もう一度チケットを見せたら、「OH!プラ~ハっ」と驚き、すぐにインフォメーションに行けと言う。

    あのねぇ…。

    この時はかなり焦っていたものの、駅員さんがちょっと巻き舌気味に「プラ~ハ」と発したのが妙にカッコいいなぁという、どうでも良いことを考えながら、インフォメーションに向かってダッシュした。

  • 聞けば、この日ドレスデンからプラハに行く電車は、運休になったとのこと。<br />見知らぬ土地で、夜に電車が運休になったと言われてもねぇ…。<br /><br />最悪はドレスデンで宿を探すしかないのかもしれない。とはいえ、プラハでは大枚をはたいた5つ星ホテルが待っている。しかも荷物を預けただけで、まだチェックインもしてないのに…。なんで帰りは電車にしたんだろう…。<br /><br />えーん、プラハに帰りたいよぉ(泣)

    聞けば、この日ドレスデンからプラハに行く電車は、運休になったとのこと。
    見知らぬ土地で、夜に電車が運休になったと言われてもねぇ…。

    最悪はドレスデンで宿を探すしかないのかもしれない。とはいえ、プラハでは大枚をはたいた5つ星ホテルが待っている。しかも荷物を預けただけで、まだチェックインもしてないのに…。なんで帰りは電車にしたんだろう…。

    えーん、プラハに帰りたいよぉ(泣)

  • インフォメーションで、じゃあどうするの?と聞くと、途中駅までバスに乗って、そこからならプラハまでの列車があるので、それに乗って欲しいとのことだった。<br /><br />しかも、バスは「そこを曲がってずっと先のところ辺りに後ほど迎えにくるから、そこらへんに行って待ってて」、と超アバウトな答え。<br /><br />皆、どこで待ってていいのかよく分からないまま、しかも長い間待つ。こんなんで本当にプラハに戻れるのだろうか、と不安もピークに。そして、バスが到着したのはもう夜の9時近かった…。<br /><br />本当にね、トホホなのだ…。

    インフォメーションで、じゃあどうするの?と聞くと、途中駅までバスに乗って、そこからならプラハまでの列車があるので、それに乗って欲しいとのことだった。

    しかも、バスは「そこを曲がってずっと先のところ辺りに後ほど迎えにくるから、そこらへんに行って待ってて」、と超アバウトな答え。

    皆、どこで待ってていいのかよく分からないまま、しかも長い間待つ。こんなんで本当にプラハに戻れるのだろうか、と不安もピークに。そして、バスが到着したのはもう夜の9時近かった…。

    本当にね、トホホなのだ…。

  • バスはわりと長く走って、名前もろくに読めない駅に到着。ここで駅員さんに、プラハ行き列車の発車するホームを聞いて、再び待つ。<br /><br />この時、すでに夜の10時近く…。さすがに疲労困憊で、思考回路がうまく働かないっす。<br /><br />

    バスはわりと長く走って、名前もろくに読めない駅に到着。ここで駅員さんに、プラハ行き列車の発車するホームを聞いて、再び待つ。

    この時、すでに夜の10時近く…。さすがに疲労困憊で、思考回路がうまく働かないっす。

  • 列車がキターっ!<br /><br />

    列車がキターっ!

  • ということで、プラハの駅に着いたのは22時45分。何はともあれ、帰ってこれて良かった、良かった。<br /><br />しかし、治安は悪くないとはいえ、見知らぬ土地でウロウロする時間じゃあ、ありません。<br /><br />

    ということで、プラハの駅に着いたのは22時45分。何はともあれ、帰ってこれて良かった、良かった。

    しかし、治安は悪くないとはいえ、見知らぬ土地でウロウロする時間じゃあ、ありません。

  • プラハ駅から地下鉄を乗り継いで、やっとホテルに到着。<br /><br />随分と遅くなっちゃったけど、朝に預けた荷物を受け取って、チェックインした。

    プラハ駅から地下鉄を乗り継いで、やっとホテルに到着。

    随分と遅くなっちゃったけど、朝に預けた荷物を受け取って、チェックインした。

  • やっぱりニッポン人にはバスタブだよね~。<br /><br />そんな感じでプラハに帰ってこれて良かった、という安堵の気持ち一杯に、この日も爆睡した。<br /><br />つづく…。

    やっぱりニッポン人にはバスタブだよね~。

    そんな感じでプラハに帰ってこれて良かった、という安堵の気持ち一杯に、この日も爆睡した。

    つづく…。

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  • yamt2525さん 2016/12/16 18:22:55
    いがいにアバウトなドイツ人
    大変でしたね。
    日本人と同じでドイツ人は几帳面でしっかりしてるなんては、
    過去の話か、電車に限ってはアバウトさを僕も実感しました。

    nh

    nhさん からの返信 2016/12/17 22:29:55
    RE: いがいにアバウトなドイツ人
    yamt2525さま

    はじめまして。
    投票と書き込み、ありがとうございました。

    以前、ドイツの鉄道を乗った時に、時間に正確でスゴいなぁと思ったのですが…。
    今回、ドレスデン駅のインフォメーションでも長蛇の列に並んで、
    やっと私の番と思った矢先、「英語がわからないから、隣の窓口に並んで」と言われて、
    あ然となったことも付け加えておきます(笑)。

    yamt2525さんの旅行記のアザム教会も素敵ですね。
    今年のGWはミュンヘンに行ったのですが、
    こんな美しい教会のことをいま知って、あ然としております…。

    今後ともどうぞ宜しくお願いします。

    nh
  • sanaboさん 2016/10/29 19:18:27
    こんばんは☆
    nhさん、

    お久しぶりです(←掲示板では、という意味ですけど)

    ラハを拠点の旅行記、拝見しては読み逃げばかりでゴメンナサイ!

    本当にnhさんのコメントは軽妙でお上手なので、
    毎回楽しく拝見させていただいてます♪

    ドレスデンではどうなることかと思いましたが、
    無事荷物を預けた5つ星ホテルにお戻りになれて良かったです(ホッ!)

    プラハはずっと昔に行きましたが、是非とも再訪したい街で
    チェスキークルムロフやドレスデンも行ってみたい街♪

    また楽しみにお邪魔させていただきますね。
    これからもよろしくお願いいたします^^

    sanabo





    sanabo

    sanaboさん からの返信 2016/10/29 19:22:43
    ラハ→プラハです(汗)
    なぜか、プラハのプが抜けてました。
    失礼しました!     sanabo

    nh

    nhさん からの返信 2016/10/30 20:38:06
    ありがとうございました
    sanaboさま

    ご無沙汰しております。
    おぼえて頂いていて、とても光栄です。

    再び訪問して頂きまして、ありがとうございます。
    そして、こちらこそ、読み逃げばかりで大変申し訳ありません…(汗)

    プラハも街並みが綺麗ですが、ドレスデンもいいところでした。
    そんなことをふと思い出したある日、
    「やっぱり、この旅行は記録に残しておこう」と、いま慌てて記載している次第です(汗)

    しかし、sanaboの旅行記も、いつみても素敵ですね〜。
    とくに「どうやったら、あんな構図で、こんな綺麗な写真が撮れるんだろう?」と、
    常に羨望の眼差したっぷりで、見させて頂いてます。

    そういえば、チェスキー・クルムロフは世界一美しい町と言われていますが、
    先日、sanaboさんの旅行記をみて、「むむむ、サン・シュリアックの方が世界一かも…」
    と思ってしまいました…(笑)。

    ということで、私もまたお邪魔させて頂きます。
    今後とも、どうぞ宜しくお願いします

    nh

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