2016/08/20 - 2016/08/25
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また行きたいさん
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2日目は、この旅一番緊張した強制収容所からスタートです。これは過去の話ではないですよね。今だって世界のどこかで誰かが暴走したら…とぞっとします。人間は弱い生き物であることは、変わらないのだから。
大勢が言うから正しいなんてことはないのだと、しっかりと考えられる頭を持たないと。
何も考えず流されるまま行動し、あとからあの時はあれで仕方なかったんだ、なんてただの言い訳。
ちょっと真面目にそんなことを考えた日です。
【日程】
1日目:成田>>LH>>フランクフルト>>LH>>ベルリン(TXL)
http://4travel.jp/travelogue/11163795
☆2日目:ザクセンハウゼン強制収容所→ユダヤ教会→ベルリンウォールメモリアル
3日目:DDR博物館→遊覧船→オットー・バイト博物館→シュタージ博物館→イーストサイドギャラリー→アレクサンダープラッツ
http://4travel.jp/travelogue/11163865
4日目:ヴァンゼー会議場→ポツダム(サイクリング)→グリーニッカー橋→ツェツィーリエンホーフ宮殿
http://4travel.jp/travelogue/11163874
5日目:ブランデンブルク門→ライヒシュターク→動物園前→チェックポイントチャーリー→フリードリッヒシュトラッセ散策
ベルリン(TXL)>>ブリュッセル航空>>ブリュッセル>>ANA>>成田
http://4travel.jp/travelogue/11163879
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 5.0
- グルメ
- 5.0
- ショッピング
- 5.0
- 交通
- 5.0
- 同行者
- 家族旅行
- 交通手段
- 鉄道 高速・路線バス 船 自転車 徒歩
- 航空会社
- ルフトハンザドイツ航空 ANA ブリュッセル航空
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
昨晩近くの「BIO COMPANY」で購入しておいた食材。せっかくオーガニック大国に来たからには、オールオーガニックで♪
・木の実とシンプルなパン。甥っ子は木の実の代わりにブドウのパン。
シンプルなパンが予想以上に硬くてびっくり、去年買ったパンは美味しかったから、冒険しなければ良かったな。
・BIOのヨーグルト
・ゆで卵
・オレンジジュース
・フェアトレードの緑茶→これ買っておいてよかったです。
これだけだったけど、お腹いっぱいになってしまいました。 -
リピーターだったので、ホテルからスリッパをいただきました。
手持ちのがだいぶ擦り切れていたので、とてもありがたかったです。 -
S7→S1に乗り換えて、1時間ほどで終点のオラニエンブルグ駅到着。
朝の内は曇りだったけど、晴れてきました。
日曜日の10時過ぎ。観光客や住人らしき方々がたくさん降りていきます。オラニエンブルク駅 駅
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バスはしばらく来ないみたい。半数以上が時刻表を見てからすぐに歩き出します。
私たちもそれに続いて歩くことにしました。
数分歩くと看板があり、まずは右折。遠くの方に団体客が歩いていくし、すぐ目の前にもおそらく同じ目的地の方たちがぽつぽつと。
すると、南欧系の黒髪できれい目女子に「この道で良いのかしら」と質問を受けます。
「私たちもよくわからないけれど、角の看板にそう書いてあったと思うわ」
「向こうに団体客もいるものね」
「そうそう、ついていけばいいと思う」なんてことをひとしきり話してそれぞれのペースで歩き、20分〜30分位。普通の住宅街を歩いていると、突然そこに到着します。ザクセンハウゼン ゲデンクシュテッテ (記念所) 博物館・美術館・ギャラリー
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案内所を抜けると、数十名のグループがガイドさんの話を熱心に聞き入っています。
先ほどの南欧系の美人さんもいらっしゃいました。
かなりたくさんの来場者がいて、正直、少し安心しました。 -
ここはまだいわゆる内部ではありません。
何の説明もない建物ですが、バラックだったのかしら。 -
辛い写真パネルが並んでいますが、最後の方には解放された人々の安堵の顔も展示されていて、思わずここだけ撮影。
あとは辛くてとてもカメラを向ける心境にはなりませんでした。 -
こんな感じでナチの猛威が始まったころから解放に至るまでの写真パネルが並んでいます。
-
実は、到着した時からずーっとお念仏を唱えながら歩いてきました。
正式なものはもちろん知らないのですが、知っている部分だけでも気持ちが届けばいいなと思って。 -
あの文字が…。
-
中は広大に見えます。
でも、稼働していた当時は、ここにぎっちりとバラックや恐ろしい施設が所狭しと立ち並んでいたのですよね。今残るのは、一部のバラックと恐ろしい実験棟や施設の跡。ここは絶滅収容所ではないのでガス室はありません。
ほとんどの人はバラックの中は見て回るも、実験棟の跡には入って行きませんでしたが、甥っ子は勇気を出して見るというので、私もずっとずっと手を合わせてお念仏を唱えながら見て回りました。ほの暗い地下室が何に使われていたのかはすぐに想像できます。地下室の通風孔からさっと冷たい空気が流れてきたとき、叫び声をあげそうになってしまいました。心が折れそうで、内部の写真も何もかも撮影することが私には出来ませんでした。ダメですね。トイレも借りましたが、ドキドキが止まりませんでした。
ただ、この広大な敷地を歩きながら、杉原千畝さんを知らない甥っ子に、在リトアニア大使館で数千人のユダヤの人を助けた立派な日本人もいたんだよ、と話しているとどんどん雲が晴れて行って、とてもまぶしい良いお天気になっていったんですよ。杉原さんに対する感謝の念かな?
日曜日の午前中で家族連れも多く、小鳥のさえずりも聞こえてきて、知らなければまるでピクニック場の様な錯覚に陥りそうでした。 -
私たちは12:30過ぎに施設を出てきました。駅に向かうバスが来るのは…と時刻表を見ようとしていたら、今度はヒスパニック系の恰幅の良い年配のご夫婦に「バスはいつ来るんだい?」と質問されます。
「日曜日なので、30分後位みたいですね」と伝えると「信じられない!タクシーだ!」と目の前に偶然来たタクシーを止めて嵐の様に過ぎ去りました。
私たちは沈んだ気持ちを払しょくするべく、お散歩して帰ることにしました。
とてもあの施設から徒歩2分の場所にある家とは思えない… -
このお家はサンタさんが入りやすいねー、広いねー
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このお家は猫の置物をかわいくアレンジ
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駅までの道も、日曜日なのでほとんどお店が開いてません。
少し疲れたので、途中でジェラートを買ってひと休み。ちょっとピンボケですが(汗)
ここから15分ほど歩いてようやく駅へ。自分の希望で歩いたとは言え、さすがに歩き通しで甥っ子は疲れてしまった模様。
駅で電車がキャンセルになってホームをいくつも移動したので、さらにぐったりしてしまいました。ごめんね。コーラを買って許してもらいます。
乗り換えのフリードリッヒシュトラッセまで甥っ子は爆睡していましたが、実は発車直前から視界が真っ白になるほど突然の豪雨と雷が発生。30分位だったかと思いますが、私たちが帰る時にもたくさんの人たちが施設に向かっていたので、心配せずにはいられませんでした。 -
ベルリン市内に近づくにつれて日差しが戻ってきました。
いったんホテルに戻って荷物を入れ替えます。もう15時ですが、トラムに乗ってお昼へ。どうしても、シラーバーガーのサツマイモのフレンチフライを食べたかったのです!!
ベルリン市内に数店あるチェーン店ですが、とっても美味しいです〜。別料金で付けたケチャップも美味しかった! -
なんと、このお店にはお手拭きまで用意されているのです。日本か!(笑)
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シラーバーガーから徒歩圏内のユダヤ教会へ。
本当は日曜日はここに登れるはずなのですが、時間が遅かったせいか案内が出ていなかったので諦めました。
ここでまたトイレを借りたのですが、地下にあるトイレそのものは立派でしたが、そこに入る階段が狭くて急で、ご年配の方は無理なんじゃないかしら… -
さらに歩いてBerlin Wall Memorialへ向かいます。
甥っ子の目的の1つ、ベルリンの壁と初対面。
遠くにテレビ塔が見えますが、当時ここは分断されていたので見えていたのかいないのか。ベルリンの壁記念センター 博物館・美術館・ギャラリー
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写真に小さく写る赤い丸が、まさに今立っているところ。
1968年の写真で見ると、ちょうど壁が斜めに切り込んでいる部分ですね。 -
確かに切り込んでいます。リアル…
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Berlin Wall Memorialに着きました。
ベルリンの壁の緩衝地帯については、監視塔があること位しか知りませんでしたが、こんな鉄条網が地面に張り巡らされていたとは…
隠そう、隠そうとすると、こんなことになって行ってしまうのでしょうね。ベルリンの壁記念センター 博物館・美術館・ギャラリー
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一番上まで上がってみました。落書きのない壁です。ここだけに限って言えば、分断当時の人と同じ景色が見えてるのかな。
ベルリンの壁記念センター 博物館・美術館・ギャラリー
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壁の反対側に行ってみます。
間から見る景色。そこにあるのにもどかしい。 -
鉄線が埋め込まれてます。なんだかなー…
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ランチが遅かったこともあり、二人ともあまりお腹がすいていません。
どうしようか、ケーキを買ってお部屋で食べてみようかということで「Princess Cheesecake」へ。
混んでます。カフェは現地の方、旅行者で満席でした。
持ち帰りで2種類、3スライスをお願いし、待っている間撮影の許可をいただきます。が、ガラスがきれいすぎて映り込みが…ざんねん。
それにしても、スタッフの方は皆さん美男美女で、しかも親切! -
道を間違えて、倍以上の時間をかけて戻りました…。甥っ子の機転で無事に帰れましたが、疲れる1日でした。甥っ子よ、ありがとう♪
緑茶の気分だったので、早速お湯を沸かして煎れます。 -
選んだのは、ストロベリーチーズケーキとキャラメルチーズケーキ。
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私にはちょっと甘いかな?位だったのですが、甥っ子は「ちょー甘い!食べきれない!(>O<)」とのたうち回ってました。スポンジに浸みこんだシロップが甘かったようで、お店で食べなくて良かったね、と。
まだ20:30だったので、お財布を握りしめてお口直し用のプリングルスを求めて出かけます。本人は、ちょっと休んだら食べられるかも、ということでベッドで一寝入り。
ハッケシャーマルクトのキオスクに行くと、甘くないものはホットチリポテチしかないということだったので、電車に乗ってアレキサンダープラッツまで行って無事購入。1日券を買っておいて良かったです。
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