２０１６年タイの旅（３）～サムイ島その２

2016/07/27 - 2016/07/28

ダラダラすると意気込んでいた割には、アクティブになってきたような気もするサムイ島後半戦。

エリア サムイ島(タイ)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.0
• ホテル: 4.5
• グルメ: 5.0

• 同行者: 乳幼児連れ家族旅行
• 一人あたり費用: 15万円 - 20万円
• 交通手段: タクシー 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

ツアー翌日はサムイ島5日目。午前中はホテルのプールでのんびりし、午後からチャウエンの中心部へ出かけた。

タイの国技といえばムエタイ。ここサムイ島にもムエタイの競技場が2つあり、街中ではタイトルマッチの広告をあちこちで見ることができる。
右端中段、イングランドからの刺客、パトリックが気になる。こんな小さな子が「全世界最凶猛的武術」の試合で戦えるのか。健闘を祈りたい。

母親の買い物待ちの2児。2人揃って、何とまあ退屈そうな表情を見せることか。直後、彼らにより「買い物禁止令」が出された。

ホテルから15分ほど歩くと、2014年にオープンした巨大ショッピングモール「セントラルフェスティバル」が見えてきた。
ユニクロややよい軒など、おなじみのテナントも入っている。

セントラル フェスティバル サムイ ショッピングセンター

駐車場ではナイトマーケットが開かれていた。

雑貨や衣類から食べ物までいろいろある。ゆっくり見たかったが、買い物禁止令発令中のため、ざーっと見て終わり。無念。

子どものご機嫌取りに、施設内のゲームセンターへ。長男は謎のロシア製3D映像ボックスにはまった。床の立体映像にあわせて内部が揺れ、実際に動いているように感じられる仕組み。

こちらは機関車トーマスアトラクション。車輪部分が上下するだけなのだが、けっこう楽しそう。

夕食はホテル近くまで戻り、「グリーンバード」へ。

メニューはオーソドックスなタイ料理が中心。わかりやすい味だ。

オムライスのごときパッタイ。
この近辺のレストランは結構値段が高いが、ここは4人で500バーツ程度とお値打ち価格だった。

この日でサムイ島6日目。タクシーを半日チャーターし、島内の観光名所をめぐることにした。
前夜のナイトマーケットで購入したミニオンTシャツを着てご機嫌の長男。なぜかロシア語。キリル文字のHはローマ字のNだから、「バナーン」とでも読めばよいのだろうか。

まずは島北部の「ビッグ・ブッダ」を訪れる。

ビッグブッダ寺院 寺院・教会

入り口で構える恐ろしげな何かに対し…。

ご本尊はなかなか愛嬌のあるやさしい表情。高さは約12mで、鎌倉の大仏とほぼ同じ。

海に突き出た丘にあり、なかなか景色がよい。

続いてパイレム寺へ。布袋様のようにも見えるが、トレードマークともいえる袋は持っていないので、何か別の仏様なのかもしれない。とにかく福々しい。「世界平和」などの崇高なお願いごとより、お金儲け関係の懇請専門な気がする。

建物に安置されたご本尊。

こちらは打って変わって厳かな千手観音。以上3体が池の水面上に並んでいる。

【閲覧注意】境内には魚の餌の自動販売機があった。餌を池に投げ入れると、このとおり。ナマズか？　実に気持ち悪い。

寺院2か所を見学した後は一気に南下し、ラマイの南にある「ヒンタ（おじいさん岩）・ヒンヤイ（おばあさん岩）」へ。海に続く道には土産店が軒を連ね、江の島的雰囲気。

サムイ島が世界に誇る一大観光名所・おじいさん岩。その名の由来は説明不要。ご高齢の割になかなかの勢いで（以下自粛）。

おばあさん岩はこの奥。岩の割れ目が…当サイトの品位を保つため、この先は多く語るまい。
ふざけているが、おもしろいことはおもしろい。おじいさん岩をかたどったキーホルダーがお土産として売られていたが、さすがに日本では使いづらい。おばあさん岩の写真は猥褻図画に相当しそうだ。

次に訪れたのは、高僧のミイラが安置されるクナラム寺。サングラスをかけているのは、目の乾燥を防ぐためだとか。お供えものとして、大量のサングラスが置いてあった。

ワット クナラム (ミイラ寺) 寺院・教会

そのまま島中心部のジャングルに入り、エレファントトレッキングを体験。歩く度にグワーン、グワーンと大きく揺れるが、乗り心地はそれほど悪くない。渓流のなかでのんびりと30分ほど、象との散歩を楽しんだ。

乗り場近くにいた子象もかわいい。

すぐ近くにあるナムアンの滝。滝壺で泳ぐことも可能。

ナ ムアンの滝 滝・河川・湖

お昼ご飯はラマイの「サビアンレー」で。結論から言おう。今回サムイ島で訪れたレストランのなかで、ここが一番気に入った。

サビアンレー レストラン シーフード

海辺の席で、海岸を眺めながらの気分のよいランチ。

看板メニュー・えびのタマリンドソース揚げ。タマリンドの甘酸っぱいソースを、香ばしく揚がったえびにからめた絶品。

新鮮ないかは、にんにく入りのスープでさっぱりと。

他の店には意外とないスープ麺のメニュー。

炒飯も醤油系のうま味たっぷりで、島内一だと思う。
ホテルの近くにあったら毎日通いたいレベルだが、車で30分以上かかるのでこの一回しか来られなかった。残念。